X(旧Twitter)の投稿を古い順に見る方法!自分・他人の初投稿を見る方法まとめ

ビジネス調査や採用リサーチで「このアカウントの一番古い投稿が知りたい」と思うこと、ありますよね。ところがXには「古い順で並べ替え」のボタンが見当たりません。本記事では、自分・他人の投稿を実質的に古い順で追う具体的手順を、検索コマンド、期間指定、X Pro(旧TweetDeck)、データアーカイブの活用まで網羅して解説します。初投稿の特定や「Twitterツイートを古い順で見る方法|初投稿まで一気に遡る完全ガイド」を探している方にも役立つ内容ですよ。


目次

古い順で見るために知っておくべきXの仕様と限界

並び替えの基本と「古い順」未提供の理由を押さえる

Xの検索画面には、トップ、最新、ユーザー、メディア、リストという表示カテゴリーがあります。最新は新しい順で並び替えられますが、古い順の公式切り替えは提供されていません。したがって、日付範囲の指定やコマンドを組み合わせて事実上「古い順」に近づけるのが現実解です。

近道の考え方は「期間を狭める」こと

古い順ボタンがない代わりに、期間を絞って最初期の投稿を探し当てるアプローチが有効です。たとえば「2009年まで」「2010年1月まで」と上限日を少しずつ過去に寄せて検索し、ヒットが出たらさらに狭める、という二分探索の発想で攻めると、初投稿に最短で到達できます。X公式の高度な検索(Advanced Search)でも期間指定が可能です。

3,200件の表示上限という壁を理解する

タイムライン上で連続スクロールしていく方法には実質的な表示件数の上限があると言われます。最古を確実に特定したい場合は、後述するデータアーカイブ(全投稿の書き出し)を検討しましょう。


自分の投稿を古い順で見る方法

高度な検索で期間を指定して絞り込む

基本の手順は次の通りです。

  1. Xの検索画面で「from:あなたのユーザー名」を入力する
  2. 画面のフィルターから高度な検索を開き、開始日・終了日を古い時期に設定する
  3. 表示タブを最新に切り替えつつ、期間を再調整して最古付近を探す
    高度な検索は公式に提供されており、日付やアカウント条件での絞り込みが可能です。

検索コマンドでスピード操作

検索バーに直接「from:username since:2008-01-01 until:2010-01-01」のように打ち込み、期間をずらしながら再検索します。ニュースキーワードの調査でも有効で、日付コマンドは業務リサーチの精度を一段上げてくれます。

データアーカイブで全投稿を取得する

最古の投稿を正確に突き止めたい場合は、アカウントのデータアーカイブをリクエストし、HTMLまたはJSONで全投稿を入手するのが堅実です。手順は「設定とプライバシー」から「あなたのアカウント」→「データのダウンロード」。準備に時間がかかる点だけ注意しましょう。


他人の投稿を古い順で見る方法

高度な検索で「from:相手のユーザー名」+期間指定

他人の初投稿も、基本は同じ作法です。相手のアカウント作成年より少し後の開始日を設定し、「from:相手のユーザー名」で期間を徐々に詰めれば、最古に近い投稿を特定できます。

実務で使える二分探索のやり方

・最初は広めの期間(例:2006年〜2015年)でヒットの有無を確認
・ヒットしたら期間前半に寄せ、さらに半分に切って検索
・「ヒットしなくなる直前の終了日」を見つけたうえで、そこから月→週→日と細かく詰める
この反復で初投稿付近を高速に割り出せます。期間指定は高度な検索のUIからでも、コマンドでもOKです。

X Pro(旧TweetDeck)のカラム検索を活用

X Proの検索カラムにはキーワードや期間フィルターが備わっており、複数条件を並行で監視できます。古い順の直接ソートはできなくても、期間ごとにカラムを分ける設計にすると、社内の調査作業がぐっと効率化します。


仕事で効く「twitter 古い順 コマンド」実例集

よく使う基本構文

・from:username
・since:YYYY-MM-DD
・until:YYYY-MM-DD
・min_faves:数値(いいねが多い古い投稿を探しやすい)
・filter:replies / -filter:replies(返信を含めるか除外するか)
高度な検索のUIと併用すると、覚えきれていないオプションも迷わず指定できます。

初投稿特定のテンプレート

・from:account until:2011-01-01
ヒットしたら until をさらに過去へ、ヒットしなくなったら少し未来へと動かし、境界線を詰めていくのがコツです。


外部サービスの活用可否と注意点

フリカエッターや類似サービスの現状

「フリカエッター(Frikaetter)」のように古い順表示に対応するサービスは過去に人気でしたが、XのAPIポリシー変更以降、使えない・制限されるケースが増えています。使える場合でも最大3,200件までの制約が一般的です。業務用途では依存し過ぎない体制が安全です。

代替策は「データアーカイブ」

確実性を求めるなら公式のデータアーカイブです。全投稿をダウンロードでき、最古から確認できます。準備に時間はかかりますが、網羅性と正確さの面で最も信頼できます。


「twitter 古い順 アプリ」より確実なワークフロー設計

調査手順を標準化して時間短縮

・対象アカウントの作成年をプロフィールで確認
・高度な検索で年単位→月単位→日単位に刻んで再検索
・ヒットの境界線をメモしながら、初投稿候補を保存
この3ステップをテンプレ化しておくと、担当者が変わっても同じ品質で再現できます。

X Proで「期間別カラム」を用意

「2009年」「2010年」「2011年」とカラムを分けておけば、視覚的に時系列を追いやすく、レビューの抜け漏れも防げます。


x 並び替え 新しい順と古い順の使い分け

新しい順(最新タブ)が強い場面

最新タブは時系列の新→旧で流れるため、速報性が重要なキーワード監視に向いています。トレンド調査や炎上状況の把握など、現在地の確認に最適です。

古い順に近づけるには期間で制御

古い順ボタンがないため、古い期間にフォーカスした検索結果を作るアプローチが基本。期間指定を駆使し、上端を古い日に合わせることで、実質的に「古い順で見る」状態に持っていきます。


他人の一番古いツイートを特定するチェックリスト

事前に用意する情報

・ユーザー名(@から始まるID)
・想定されるアカウント作成年(プロフィールや外部情報から推定)

実行ステップ

・from:username until:YYYY-12-31 でまず年単位
・ヒットしたら月単位→日単位へと刻む
・ヒットが出た期間の最初の投稿を開き、時刻表記を確認して初投稿か検証
この繰り返しで、ほとんどのアカウントで初投稿の特定が可能です。


企業アカウントの監査・採用リサーチに応用する

ステートメントと実行の整合性検証

古い順で遡ると、ブランドの初期メッセージや当時のトーンが見えます。採用広報では、応募者の公開発信の経年変化を正しく読み解く補助材料になります(私的領域への過干渉は避け、公開情報に限定すること)。

調査ログの作り方

・検索期間・コマンド・スクリーンショットを記録
・初投稿候補のURLを時系列で保存
社内レビューや法務確認に備え、誰が見ても追跡できる記録にしておくと安心です。


よくある失敗と回避策

検索対象が「トップ」になっている

トップは関連性重視の並び替えで、古い投稿が浮かびにくいです。最新タブに切り替えて再検索しましょう。

期間指定が現在寄りで最古がヒットしない

until を思い切って過去に寄せるか、since を古い年に下げて、範囲自体を古い時期へ移動します。

外部ツール前提で詰まる

API方針の変更で外部ツールは不安定になることがあります。公式の高度な検索とデータアーカイブを主軸にしましょう。


どうしても見つからない時の最終手段

データのダウンロードで網羅確認

自分の投稿ならアーカイブが最終解。HTMLの一覧やJSONデータから、最初のタイムスタンプを探せます。

X Proで条件を分割して監視

年やキーワードごとにカラムを分け、重複を避けつつ機械的に拾う運用にすれば、人手の検索漏れを抑えられます。


まとめ

古い順ボタンがなくても、期間指定と検索コマンドを使えば「x 古い順 他人」や「twitter 古い順に並べる」のニーズに応えられます。まずは高度な検索で期間を大胆に絞り、二分探索で初投稿へ近づく。業務で確実性が必要なら、公式のデータアーカイブで全投稿を取得。さらにX Proのカラム運用でチームの再現性とスピードを底上げする。この3本柱を押さえれば、「Twitterツイートを古い順で見る方法|初投稿まで一気に遡る完全ガイド」と呼べるレベルの調査が誰でも実行できます。今日から社内の標準手順に組み込んで、SNSリサーチの質と速さを一段引き上げていきましょう。

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