企業イベントでお笑い芸人を呼ぶ方法|吉本・太田プロ・ものまね芸人の費用比較ガイド

企業イベントでお笑い芸人を呼ぶ方法|吉本・太田プロ・ものまね芸人の費用比較ガイド

企業イベントや地域のお祭りで「お笑い芸人を呼びたい」と思ったことはありませんか?
実は、人気芸人をイベントに呼ぶことは意外と現実的です。ただし、事前に費用の相場や依頼ルート、注意点を知らずに進めると、予算オーバーやトラブルの原因にもなります。

この記事では、吉本興業・太田プロ・ワタナベなどの大手事務所を中心に、お笑い芸人を呼ぶ際の費用相場、依頼の流れ、そしてコスパよく成功させるコツを解説します。
「初めての依頼で不安…」という担当者でも、読めば安心して準備を進められるはずですよ。


目次

お笑い芸人を呼ぶ費用の相場を知る|金額は人気とスケジュールで変動する

お笑い芸人をイベントに呼ぶ費用は、芸人の知名度・事務所・出演時間・イベント内容・会場の場所によって大きく変わります。
基本的な目安として、以下のような価格帯が一般的です。

芸人の出演費用(ギャラ)相場一覧(2025年最新版)

芸人の知名度出演費用の目安主な例
若手・新人(テレビ出演ほぼなし)3万〜10万円前後劇場芸人、事務所所属1〜3年目など
中堅芸人(テレビ・YouTube等で露出あり)20万〜50万円ものまね芸人、ネタ番組常連など
人気芸人・全国区レベル80万〜200万円吉本芸人、R-1・M-1出場経験者など
トップクラス芸人・全国的知名度あり300万〜1000万円以上サンドウィッチマン、EXIT、チョコプラなど

※上記は交通費・宿泊費を含まない概算。地方開催の場合は別途加算が発生します。

たとえば、「サンドウィッチマン 呼ぶ 金額」で検索されるように、テレビの第一線で活躍する芸人は数百万円単位になるのが一般的です。
一方、地方イベントや商業施設の集客イベントでは、中堅〜若手芸人を1〜2組ブッキングすることで、予算50万円程度でも十分盛り上がるケースがあります。


吉本・太田プロ・ワタナベなど主要事務所のギャラ相場と特徴

お笑い芸人を呼ぶには、基本的に所属事務所を通して依頼するのが原則です。
ここでは、依頼先として代表的な3つの大手事務所を紹介します。

吉本興業の芸人を呼ぶ場合の費用と特徴

吉本興業は日本最大級の芸能事務所で、所属芸人の数は約6,000人以上。
ギャラは幅広く、劇場所属の若手であれば10万円未満でも依頼可能なことがありますが、人気芸人になると200万円以上が一般的です。

  • 吉本芸人 呼ぶ 金額の例
     ・若手(劇場出演レベル):5〜15万円
     ・中堅(テレビ出演あり):30〜80万円
     ・人気(冠番組あり):100万円〜

吉本は営業専門の部署を設けており、企業イベントや商業施設の催事にも慣れています。
ただし、繁忙期(春・秋のイベントシーズン)やテレビ収録期間はスケジュールが取りづらいため、最低でも1〜2ヶ月前の問い合わせが望ましいです。

太田プロダクションの芸人を呼ぶ場合

太田プロはバラエティ・コント・漫才の実力派が多い事務所です。
有吉弘行、劇団ひとり、マシンガンズなどが所属しており、中堅クラスの芸人をイベントに呼びたい企業に人気です。

ギャラの目安は以下の通りです。

  • 若手芸人:10〜20万円
  • 中堅クラス:30〜60万円
  • 人気芸人(テレビ常連):100万円〜200万円

太田プロは企業イベントのブッキングにも積極的で、内容(ネタ披露/MC/トークショーなど)を柔軟に調整できる点が特徴です。

ワタナベエンターテインメント・松竹芸能など他事務所の傾向

  • ワタナベエンターテインメント:若手発掘に積極的で、比較的リーズナブルなブッキングが可能。20〜40万円で依頼できる芸人も多いです。
  • 松竹芸能:関西圏での営業が強く、地域密着イベントやショッピングモールとの相性が抜群。
  • ものまねタレント系(例:コロッケ門下、荒牧陽子など):ネタ構成がしっかりしており、1ステージ50〜100万円前後が多いです。

芸人をイベントに呼ぶ方法と依頼の流れ

お笑い芸人を呼ぶには、大きく分けて3つのルートがあります。
それぞれにメリット・注意点があるので、イベントの目的や予算に応じて選びましょう。

① 公式事務所に直接依頼する

最も安心なのが、所属事務所に直接問い合わせる方法です。
吉本・太田プロ・ホリプロ・ワタナベなどは、営業担当のフォームが公式サイトに設けられています。

手順:

  1. 公式サイトで依頼フォームにアクセス
  2. イベントの概要(日時・場所・目的・希望芸人・予算)を記載して送信
  3. 担当者から見積・スケジュール確認の連絡が来る
  4. 条件合意後、契約書の締結と入金
  5. 当日の出演・アテンド

直接依頼の利点は、ギャラの中間マージンが少なく、契約条件が明確なことです。
ただし人気芸人は抽選のようにスケジュールが詰まっており、返答までに数日〜1週間程度かかることもあります。

② イベント代理店を通してブッキングする

初めての依頼で不安がある場合は、イベント制作会社や芸能ブッキング代理店を利用する方法もあります。
代理店は、複数事務所と提携しており、希望条件に合う芸人をリストアップしてくれるのがメリットです。

ただし、手数料として10〜30%程度上乗せされるのが一般的。
「どの芸人が向いているかわからない」「司会や音響までまとめて頼みたい」という場合に適しています。

③ 個人経由・SNSなどでの依頼は避ける

最近では、SNSを通じて芸人本人にDMを送るケースも見られますが、原則NGです。
特に吉本・太田プロなど大手所属芸人はすべての営業を事務所経由で管理しており、非公式の依頼はトラブルにつながるリスクがあります。


芸人の出演形式別に見る費用の違い

出演内容によっても費用は変わります。
同じ芸人でも、「ネタ披露」と「トークショー」ではギャラが異なるのが一般的です。

出演内容相場の目安特徴
ネタ披露(漫才・コント)20〜100万円最も多い形式。持ち時間10〜20分前後。
トークショー・ゲスト出演30〜150万円司会との掛け合いやテーマトーク中心。
MC・司会進行15〜80万円経験値により差が出やすい。
PRイベント(企業コラボ)50〜200万円商品名や企業ロゴ使用で別途契約が必要。
学園祭・地域イベント10〜50万円若手・中堅のブッキングが主流。

「芸人 地方営業 ギャラ」で検索されるように、地方イベントでは交通費・宿泊費の負担が追加されることを忘れずに。
特に冬場の北海道・東北などは天候で交通手段が制限されるため、日程には余裕を持ちましょう。


有名芸人の営業ギャラ・事例一覧(実際の例)

実際の相場をよりイメージしやすいよう、公開情報やイベント関係者の証言をもとにした参考例を紹介します。

  • サンドウィッチマン:300〜500万円前後
     地方イベントや企業周年パーティーではトップクラスの人気。スケジュール確保が困難。
  • クールポコ:50〜70万円
     ものまねイベントや自治体主催の催事に多数出演。MC兼務も可能。
  • コロッケ(ものまね芸人):200〜400万円
     テレビクラスの知名度であり、企業パーティー需要が非常に高い。
  • ギャラの安い有名人(中堅芸人):20〜40万円前後
     ネタも安定しており、商業施設イベントで特に人気。

このように、**知名度だけでなく「場慣れ」「盛り上げ力」「観客層との相性」**がギャラに反映されます。
若手でもイベントに強い芸人を選ぶと、コスパよく満足度の高い結果になりますよ。


イベント成功のために知っておきたい注意点

  1. 契約書の内容を必ず確認する
     出演キャンセルや時間延長など、トラブル防止には書面確認が必須です。
  2. 当日の控室や音響準備を整える
     ネタに使用する音源やマイクなど、事前共有を忘れずに。
  3. 撮影・SNS投稿は事前許可が必要
     芸能人の肖像権・著作権は厳格に管理されています。

特に企業イベントでは、「宣伝用に写真を使いたい」という要望も多いですが、許可なしの使用は契約違反になることがあります。
PR目的がある場合は、依頼段階で必ず確認しましょう。


まとめ|お笑い芸人を呼ぶなら“情報力と段取り”がすべて

お笑い芸人を企業イベントに呼ぶことは、想像以上に現実的です。
ただし、成功のカギは「誰を」「どこから」「どんな目的で」呼ぶかを明確にすること。

  • 若手〜中堅芸人なら20〜50万円台で依頼可能
  • 人気芸人は数百万円規模になる
  • 所属事務所経由での正式依頼が最も安全
  • 撮影・宣伝利用などの権利関係は必ず確認

イベントの目的が「集客」か「社内交流」かでも、選ぶ芸人は変わります。
適切なマネジメントと明確な段取りで進めれば、笑いを通じて人の心を動かす最高のイベントを実現できますよ。

今週のベストバイ

おすすめ一覧

資料ダウンロード

弊社のサービスについて詳しく知りたい方はこちらより
サービスご紹介資料をダウンロードしてください