エクセルで文字に線を引く方法!取り消し線・二重線・ショートカットキーも解説

エクセルで文字に線を引く方法!取り消し線・二重線・ショートカットキーも解説

エクセルで作業をしていると、文字に線を引きたい場面がよくあります。例えば、

  • 「完了した項目を取り消し線で示したい」
  • 「特定の文字に二重線を追加したい」
  • 「真ん中に線を引くショートカットを知りたい」

しかし、「エクセルの取り消し線の設定方法がわからない」「取り消し線が消せない」「勝手に線が入ってしまう」といった問題で悩むこともあるでしょう。

この記事では、エクセルで文字に線を引く方法を基本から応用まで詳しく解説します。また、取り消し線のショートカットキーや、意図しない取り消し線の解除方法なども紹介するので、ぜひ参考にしてください!


目次

エクセルで文字に線を引く方法一覧

エクセルで文字に線を引く方法には、いくつかの種類があります。用途に応じて適切な方法を選びましょう。

方法用途ショートカット設定場所
取り消し線完了済みのタスクの表示などCtrl + 5「セルの書式設定」
二重取り消し線強調して消去したい場合なし「セルの書式設定」→フォント
図形を使った線文字の上に引く線を自由に調整なし「挿入」→「図形」
条件付き書式自動で取り消し線を追加なし「条件付き書式」設定

以下、それぞれの方法を詳しく解説します。


1. エクセルで取り消し線を引く方法

ショートカットキーで取り消し線を適用する

エクセルでは、ショートカットキーを使うと素早く取り消し線を適用できます。

取り消し線のショートカットキー

Ctrl + 5

手順

  1. 取り消し線を適用したいセルを選択
  2. Ctrl + 5 を押す
  3. 取り消し線が適用される

取り消し線を消す方法

  • 同じ Ctrl + 5 を押せば、取り消し線のオン/オフを切り替えできます。

セルの書式設定で取り消し線を適用する

ショートカットキーを覚えにくい場合は、「セルの書式設定」から適用する方法もあります。

  1. 取り消し線を追加したいセルを選択
  2. Ctrl + 1 を押す(または右クリック → 「セルの書式設定」)
  3. 「フォント」タブを開く
  4. 「取り消し線」にチェックを入れて「OK」をクリック

この方法なら、ショートカットキーを知らなくても取り消し線を適用できます。


2. 取り消し線を二重にする方法

エクセルでは、二重取り消し線を適用することも可能です。

手順

  1. 取り消し線を適用したいセルを選択
  2. Ctrl + 1 を押す(または右クリック → 「セルの書式設定」)
  3. 「フォント」タブを開く
  4. 「二重取り消し線」にチェックを入れて「OK」

二重取り消し線を使うと、より強調した取り消し表示が可能です。


3. 文字の上に線を引く方法(図形を使う)

エクセルで文字の上に線を引きたい場合、図形ツールを使うと自由に線を引けます。

手順

  1. 「挿入」→「図形」→「直線」を選択
  2. セル内の文字の上に線を描画
  3. 線の色や太さを調整

用途

  • 文字の上にラインを引きたいとき
  • 強調したい文字に装飾として線を追加

4. 取り消し線が勝手に入る原因と解除方法

「エクセルで取り消し線が勝手に入る」と感じる場合、以下の原因が考えられます。

原因と対処法

原因解決方法
条件付き書式の設定「ホーム」タブ → 「条件付き書式」 → ルールの管理で削除
マクロが動作しているAlt + F11 でVBAエディタを開き、不要なマクロを削除
スタイル設定の影響「ホーム」タブ → 「セルのスタイル」 → 「標準」に変更

このように、意図しない取り消し線は原因を特定して解除しましょう。


まとめ

本記事では、エクセルで文字に線を引く方法を詳しく解説しました。

重要ポイントまとめ

✅ 取り消し線をすぐ適用するなら Ctrl + 5 を使う ✅ 二重取り消し線を使いたい場合は「セルの書式設定」から設定 ✅ 文字の上に線を引くなら「図形ツール」を活用 ✅ 取り消し線が勝手に入る場合は「条件付き書式」や「マクロ」をチェック ✅ スタイル設定が影響することもあるので、不要ならリセット ✅ 作業効率を上げるためにショートカットキーを活用する ✅ より高度なカスタマイズにはVBAやマクロを活用すると便利

エクセルの取り消し線を活用して、作業をスムーズに進めましょう!

資料ダウンロード

弊社のサービスについて詳しく知りたい方はこちらより
サービスご紹介資料をダウンロードしてください