Microsoft Wordで文字を装飾する際に、「文字を丸で囲みたい」と思ったことはありませんか?特に、見出しや強調したい文字を目立たせるために、丸囲みを使うことがあります。しかし、「ワードで文字を丸で囲む方法がわからない」「文字を囲んだらずれてしまう」「スマホ版ではできるの?」といった悩みを抱える方も多いようです。
本記事では、Wordで文字を丸で囲む方法を詳しく解説します。図形を使った方法、2文字・3文字の場合の対処法、Macやスマホ版での操作、ずれてしまう場合の調整方法など、実用的なテクニックを徹底解説!さらに、囲み飾りを活用したデザインのアイデアも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1. Wordで文字を丸で囲む基本的な方法
- 2. 2文字・3文字を丸で囲む方法
- 2.1 方法1:図形(円)を使う
- 3. Wordで丸囲みがずれる原因と対策
- 4. スマホで文字を丸で囲むには?
- 4.1 方法1:記号を使う
- 4.2 方法2:画像編集アプリを活用する
- 5. Mac版Wordで文字を丸で囲む方法
- 6. 囲み飾りを活用したデザイン例
- 6.1 デザインのコツ
- 7. まとめ
- 7.1 おすすめの方法
Wordで文字を丸で囲む基本的な方法
「囲み文字」機能を使う(最も簡単な方法)
Wordには、文字を囲むための「囲み文字」機能が搭載されています。最も手軽に使える方法なので、初心者にもおすすめです。
操作手順
- Wordを開き、囲みたい文字を選択する
- 「ホーム」タブをクリック
- 「フォント」グループの右下にある矢印(詳細設定)を開く
- 「囲み文字」を選択
- 「○」を選んでOKを押す
ポイント
- 1文字なら問題なく丸で囲める
- 2文字以上の場合、サイズが小さくなるため調整が必要
- 囲み文字はテキストとして扱われるため、位置のズレが起こりにくい
- デザインの統一感を出すため、フォントサイズのバランスを調整する
2文字・3文字を丸で囲む方法
「囲み文字」機能は1文字向けなので、2文字以上を囲みたい場合は工夫が必要です。
方法1:図形(円)を使う
手順
- 「挿入」タブをクリック
- 「図形」→「楕円」を選択
- Shiftキーを押しながらドラッグして正円を描く
- 円の中にテキストを挿入する(「テキストボックス」を使用)
- 文字のサイズや配置を調整する
ポイント
- 2文字以上でもバランスよく配置できる
- 図形の枠線や塗りつぶしの設定を調整可能
- サイズを変更しても形が崩れにくい
- 均等配置を設定すると、文字が中央に整列しやすくなる
Wordで丸囲みがずれる原因と対策
原因1:フォントサイズの違い
フォントサイズが異なると、丸の位置がずれることがあります。
対策:フォントサイズを統一し、中央揃えを適用する。
原因2:図形の位置がずれている
手動で円を描くと、位置が微妙にズレることがあります。
対策:配置オプションを「文字列の折り返し」で「前面」に設定し、均等配置を選択。
原因3:テキストボックスの枠が邪魔をしている
テキストボックスの余白が影響し、文字がずれることがあります。
対策:テキストボックスの「余白なし」に設定する。
原因4:行間の設定が影響している
行間が広すぎると、丸囲みがズレてしまうことがあります。
対策:段落設定で「行間を固定」にして適切な間隔を設定。
スマホで文字を丸で囲むには?
Wordのスマホ版では、PC版の「囲み文字」機能が使えません。そのため、代替手段が必要です。
方法1:記号を使う
- ○(まる)を手動で入力する → 例:「○テキスト」
方法2:画像編集アプリを活用する
- CanvaやPicsArtなどで文字を囲んだ画像を作成し、Wordに挿入する
Mac版Wordで文字を丸で囲む方法
Mac版でもWindowsとほぼ同様の操作が可能ですが、一部メニューが異なります。
手順
- 「挿入」→「図形」→「楕円」
- 「書式」タブで塗りつぶし・枠線の調整
- 「テキストボックス」を追加して、円の中に文字を入力
注意点
- Windows版とUIが違うため、メニュー配置を確認しながら操作する
- フォントサイズや文字の配置がWindows版と異なるため、プレビューを確認しながら調整する
囲み飾りを活用したデザイン例
囲み文字を使うと、以下のようなデザインが可能です。
✅ 見出しを強調する ✅ アイコン風に装飾する ✅ 重要なポイントを目立たせる
デザイン性を高めるために、色やフォントにもこだわるとよいでしょう。
デザインのコツ
- 丸の色やサイズを統一することで統一感を出す
- フォントの種類を変えてアクセントをつける
- 背景色を調整し、文字が見やすくなるようにする
まとめ
Wordで文字を丸で囲むには、用途に応じて「囲み文字」「図形」「テキストボックス」などの方法を使い分けることが大切です。
おすすめの方法
✅ 1文字の場合 → 「囲み文字」機能 ✅ 2文字以上の場合 → 「図形+テキストボックス」 ✅ デザイン性を高めたい場合 → 「装飾オプションを活用」
また、スマホやMac版では一部機能が異なるため、適宜代替策を活用しましょう。本記事を参考に、目的に合った丸囲みの方法を試してみてください!