「引き続きよろしくお願いいたします」の正しい使い方|ビジネスメール例文・目上への敬語対応も解説

「引き続きよろしくお願いいたします」の正しい使い方|ビジネスメール例文・目上への敬語対応も解説

ビジネスメールで頻繁に使われる「引き続きよろしくお願いいたします」というフレーズ。一見シンプルですが、正しく使えているか不安に思ったことはありませんか?特に上司や目上の方、取引先への対応では言葉選びひとつで印象が変わります。本記事では、この言葉の意味や使い方、シーンに応じた敬語表現、適切な言い換え、英語での表現方法までを初心者にもわかりやすく解説します。具体的な例文を交えながら、自然で人間らしい使いこなし方を徹底的にご紹介します。


目次

「引き続きよろしくお願いいたします」の意味とは?

「引き続きよろしくお願いいたします」とは、「これまでのご協力に感謝し、今後も変わらず支援や関係をお願いする」という意味を持つ、日本語の丁寧な依頼・感謝表現のひとつです。

この言葉には以下のようなニュアンスが込められています:

  • 過去の関係に対する感謝
  • 今後も継続した関係や協力をお願いしたい気持ち
  • 礼儀正しく、相手に敬意を持って接する姿勢

特にビジネスメールにおいては、依頼や報告、確認の最後にこの言葉を添えることで、文面に柔らかさや丁寧さを加えることができます。

たとえば、新しい業務に取り組む相手へ使う場合:

「今後とも変わらぬご協力を賜りますよう、引き続きよろしくお願いいたします。」

相手との関係をより良く築いていくうえでも、非常に便利なフレーズです。ただし万能に見えるからこそ、使い方には注意が必要です。


ビジネスメールでの使い方と例文

(関連KW:引き続きよろしくお願いいたします ビジネスメール)

主な使いどころは3つ:

  1. 案件やプロジェクトが継続しているとき
  2. 業務の一区切りがついたタイミング
  3. 継続的なやりとりを想定している場合

例文① 資料送付の際

添付資料をご確認の上、ご不明な点がございましたらご連絡ください。
引き続きよろしくお願いいたします。

例文② ご対応のお礼として

このたびは迅速にご対応いただき、誠にありがとうございました。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。

例文③ 案件継続時

今後の工程については別途ご案内いたします。
引き続きご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

ただし、毎回使い回すと機械的に見えるため、バリエーションを持たせることも重要です。


上司や目上の人に使ってもいいの?敬語の観点から解説

(関連KW:引き続きよろしくお願いいたします 上司/目上)

「引き続きよろしくお願いいたします」は、丁寧語として広く使われていますが、目上の方や上司に対して使う際には配慮が必要です。

丁寧さを強めた敬語表現に言い換える

  • 引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます
  • 今後ともご高配を賜りますようお願い申し上げます
  • 引き続きのご厚情を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます

これらは社外文書や挨拶メールで特に好印象を与えるフレーズです。


言い換え表現|丁寧・カジュアル・フォーマル別に解説

(関連KW:引き続きよろしくお願いいたします 言い換え)

同じ言葉の繰り返しを避けたいときには、ニュアンスを変えた言い換え表現が役立ちます。

丁寧な言い換え

  • 今後ともよろしくお願いいたします
  • 引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます
  • 今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます

カジュアルな言い換え

  • 今後ともよろしくお願いします!
  • また引き続きお願いしますね
  • これからもどうぞよろしくです

フォーマルな言い換え

  • 引き続きご厚情を賜りますようお願い申し上げます
  • 今後とも末永くお付き合い賜りますようお願い申し上げます

返信する時のベストな対応とは?

(関連KW:引き続きよろしくお願いいたします 返信)

相手から「引き続きよろしくお願いいたします」とメールをもらった際の返信例も覚えておくと便利です。

シンプルな返信例

  • こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。
  • ご丁寧にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

取引先や目上の方向け

  • 今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。
  • 引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

「引き続きよろしくお願いいたします」は失礼?注意点とNG例

(関連KW:引き続きよろしくお願いいたします 失礼)

基本的には失礼ではないものの、場面によっては「軽い」「誠意が足りない」と受け取られることも。

NG例

  • ×「このたびは大変失礼いたしました。引き続きよろしくお願いします」
    → 謝罪メールでは避けたほうが無難です。

適切な言い換え

  • 「引き続きのご指導をお願い申し上げます」
  • 「今後このようなことがないよう、努めてまいります」

英語での表現方法

(関連KW:引き続きよろしくお願いいたします 英語)

直訳はできませんが、意味を伝える定番フレーズがあります。

よく使われる表現

  • I appreciate your continued support.
  • I look forward to working with you again.
  • Thank you for your continued cooperation.

英文例

Thank you again for your support. I look forward to continuing our collaboration.


メール文例集|そのまま使えるテンプレート

(関連KW:引き続きよろしくお願いいたします メール)

例1:日常的な連絡

お世話になっております。
今後とも変わらぬご支援のほど、引き続きよろしくお願いいたします。

例2:納品後のメール

このたびはご確認いただきありがとうございました。
今後も変わらぬお付き合いを、何卒よろしくお願いいたします。

例3:初回対応後

ご協力いただき誠にありがとうございます。
引き続きのご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。


まとめ|「引き続きよろしくお願いいたします」は信頼のフレーズ

「引き続きよろしくお願いいたします」は、誰もが一度は使う表現ですが、状況や相手に応じて正しく使い分けることで、より大きな信頼につながります。

  • 上司や目上の人には敬意ある言い換えを
  • 英語では「感謝+今後」のセットで対応
  • 言葉の“マンネリ”を避けて印象アップを意識

日常的なメールの中でも、丁寧な言葉遣いはあなたの評価を高めるチャンスです。使い方をマスターして、伝わるビジネスメールを目指しましょう。

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