X(旧Twitter)を使っていて、タイムラインに頻繁に表示される広告にうんざりしたことはありませんか? 「なんでこんな広告が出てくるの?」「広告を消す方法はないの?」と感じる方も多いはず。
本記事では、X広告が「うざい」と言われる理由から、スマホ・PC別の広告ブロック設定、表示を減らす実践的な方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。 合わせて、広告出稿者向けに費用感や広告マネージャー、出し方、プレミアム会員との関係についても紹介します。
X広告が「うざい」と感じる理由とは?
まずは、なぜ多くのユーザーがX広告に不快感を覚えるのか、その理由を整理してみましょう。
広告の表示頻度が高い
Xでは1日に何度も広告が表示されます。スクロールしても広告、リプライ欄にも広告、とにかく数が多く、ユーザー体験を損ねる要因になっています。
興味のない広告が表示される
ターゲティングが合っていない広告や、不快な内容の広告が表示されることで、「自分に関係ないのに出てくる」感覚を抱きやすくなります。
動画やポップアップ広告のインパクトが強い
視覚的・聴覚的に強い広告が突然再生されると、不快感が増します。
X広告の種類と仕組み
X広告にはさまざまな種類があります。どのタイプの広告が表示されやすいかを知ることで、対策も立てやすくなります。
プロモツイート(タイムライン上の広告)
通常の投稿と同じ形式で表示される広告です。「プロモーション」と表記されています。
プロモアカウント
おすすめユーザーとして広告出稿されたアカウントが表示されます。
プロモトレンド
トレンド欄の上部に表示される広告です。話題性のあるテーマとともに表示されます。
X広告をブロック・非表示にする方法(スマホ・PC)
完全に広告を消すことはできませんが、「表示頻度を減らす」「特定広告を非表示にする」方法は用意されています。
スマホアプリの場合(iOS/Android共通)
- 広告投稿の右上にある「…」をタップ
- 「この広告に興味がない」を選択
- 広告が非表示になり、今後の表示頻度も下がる
PCブラウザの場合
- 広告ツイートの右上にある「…」をクリック
- 「この広告が表示される理由を見る」または「興味がない」を選ぶ
ポイント:何度か同様の操作を行うことで、ターゲティングの最適化が進み、不要な広告の表示が減る傾向があります。
X広告を完全にブロックすることはできる?
結論から言うと、公式には完全ブロック機能は存在しません。 ただし、以下の方法で“表示頻度を大幅に下げる”ことは可能です。
ブロック系拡張機能(PCのみ)
Chrome拡張機能やFirefoxのアドオンにより、タイムライン上の広告要素を非表示にすることが可能です。 ただし、非公式ツールには注意が必要であり、
- Twitterのレイアウト変更で使えなくなる
- セキュリティリスク なども考慮する必要があります。
Xプレミアムへの加入は広告除去につながる?
Xプレミアム(旧Twitter Blue)に加入すると、一部の広告非表示が適用されると発表されています。 ただし現時点(2025年)では完全非表示ではなく、「広告半減」が基本です。
X広告の出し方と広告マネージャーの使い方
ここからは広告を出したい側向けの情報です。
広告の出稿手順
- X広告マネージャーにログイン(https://ads.twitter.com)
- 広告アカウントを作成
- キャンペーン目的を設定(エンゲージメント/リード獲得など)
- ターゲティング条件・予算・配信期間を設定
- 広告クリエイティブを入稿して審査待ち
X広告マネージャーの特徴
- 配信結果をリアルタイムで確認できる
- オーディエンス設定の自由度が高い
- 広告ごとのパフォーマンス分析が可能
注意:アカウント凍結履歴や過去の広告内容により審査に通らないこともあります。
X広告の費用と課金方式
X広告の費用は完全に**オークション制(入札形式)**です。
最低出稿額
- 1日あたり約500〜1,000円からスタート可能
主な課金方式
課金方法 | 概要 |
---|---|
CPC | クリック時のみ費用発生(例:リンククリック) |
CPM | 表示回数1,000回ごとに課金(認知目的) |
CPE | いいね・リツイート・返信時に課金(エンゲージメント目的) |
競合状況やターゲット層によってCPCは変動しますが、目安は50円〜150円程度です。
まとめ|X広告は「完全非表示」はできないが、調整は可能
X広告に対して「うざい」と感じる理由は、表示頻度・内容・タイミングにあります。 しかし、スマホ・PCともに非表示操作を繰り返すことで、広告の精度は向上し、体感的なストレスは軽減されます。
一方、広告主としては、表示される広告が「嫌われない」ように、
- クリエイティブの質
- 表現のトーン
- ユーザーにとってのベネフィット を意識した設計がますます重要です。
ユーザー側・広告主側それぞれがX広告を上手く付き合うための第一歩として、ぜひ本記事の対処法を活用してみてください。