Instagramのリールは短尺コンテンツとして人気ですが、近年では“90秒以上のリール”にも対応が進み、より表現力のある動画投稿が可能になっています。ビジネスで活用するなら、商品の魅力を丁寧に伝えられる“長尺リール”は大きな武器になります。
ただし、インスタ側の仕様やアカウント設定によって「90秒以上にできない」「音楽が使えない」といった声も多く、正しい投稿手順と条件を理解することが重要です。
本記事では、インスタでリールを90秒以上に伸ばす方法や、3分以上の長尺動画を効果的に活用する方法を詳しく解説します。
なぜリールが90秒以上にできない?基本仕様の整理
リールの投稿時間に関する現行仕様
- 以前:15秒/30秒/60秒の選択制
- 現在:最大90秒(標準)/一部ユーザーで3分対応あり
- 長尺(3分以上)は通常フィード動画扱い(リールとは別)
インスタ リール 90秒以上できなくなった?
「以前はできたのに今はできない」という声は、アカウント設定・アプリバージョン・対象ユーザーのA/Bテスト施策が影響していることが多いです。
インスタ リール 3分できないのはなぜ?
- リールの3分化は全ユーザー対象ではない(段階展開)
- Metaが一部アカウントにのみ拡張機能を先行リリース中
→ リール90秒超の対応は“条件付き機能”であり、全員が対象ではないのが現状です。
リールを90秒以上にする設定方法(投稿時の操作手順)
スマホアプリでの投稿操作(iPhone/Android共通)
- Instagramアプリを最新バージョンにアップデート
- 下部メニュー「+」をタップ →「リール」を選択
- 左側のツールバーから「長さ」をタップ
- 「90秒」または「3分」が表示されていれば選択可能
- 撮影 or ギャラリーから90秒以上の動画を追加 → 編集して投稿
リール 90秒以内なのに投稿できない場合の対処
- 動画が途中でカットされる → リール上限設定を再確認
- ギャラリー動画が正しく読み込まれない → フォーマットやサイズをチェック
インスタ リールで3分以上の動画を活用する方法
リールで直接投稿できない場合の代替策
- 通常の「フィード投稿」に3分超の動画を載せる(最長10分)
- IGTVは廃止されたため、リールかフィード投稿が選択肢
- プロフィールの「動画」タブで見やすく整理
長尺動画のビジネス活用例
- ストーリーテリング型のブランド紹介
- 商品比較・使用方法を段階的に見せるコンテンツ
- セミナー・プレゼン・講座系コンテンツの抜粋投稿
リールに音楽付きで90秒以上投稿する際の注意点
インスタ リール 90秒以上 音楽が使えない理由
- 商用ライセンス制限(ビジネスアカウントでは一部音源非対応)
- 音源の尺制限で自動カットされる
対策方法
- ビジネスアカウントでは「Metaオーディオライブラリ」から利用可能な音源を選択
- または、オリジナル音源(自作BGM/ナレーション)を事前に動画に埋め込む
インスタ 長い動画 載せる 方法の整理
リール以外での投稿形式
- 通常のフィード動画(1分〜10分まで)
- ライブ配信のアーカイブ(最大60分)
- ストーリーズ(分割投稿で最大60秒 × 複数)
リールとフィード動画の違い
項目 | リール | フィード動画 |
---|---|---|
最大時間 | 通常90秒(最大3分) | 最大10分(通常投稿) |
発見タブ露出 | 高い | 通常よりやや低め |
編集機能 | ステッカー/AR/音楽など豊富 | カット・キャプション中心 |
向いている投稿 | エンタメ/短編説明/バズ狙い | 詳細説明/長尺案内/教育系 |
よくある質問と注意点まとめ
Q. インスタ リール 3分以上にする裏技はある?
A. 一部のベータアカウントでは3分まで可能ですが、それ以上はフィード投稿がおすすめです。
Q. リール 90秒以内なのにアップできない原因は?
A. 編集途中で90秒を超えていたり、アプリのバグで正しく認識されていないことがあります。アップデート&再起動を試してください。
Q. 知恵袋で「音楽付きで90秒以上できない」とあったが本当?
A. 商用音楽ライセンスの制限によるもので、特にビジネスアカウントでは制限されやすいです。
まとめ|90秒以上のリールを活用してビジネス動画を差別化しよう
インスタのリールは短尺動画の印象が強いですが、現在は90秒以上、さらには3分に近い投稿も可能になりつつあります。とはいえ、この機能は一部のアカウントに限定されていたり、音楽の使用に制限があったりと注意点も多いのが現実です。
長尺コンテンツを使いたい場合は、「フィード投稿」や「分割ストーリー」なども視野に入れながら、ターゲットとするユーザーの視聴習慣に合わせて動画形式を選択することが重要です。
リールの尺を自在に扱えれば、単なる投稿ではなく、ブランドや商品理解を深める“体験型コンテンツ”としての役割を果たせます。ぜひ、仕様を理解して90秒以上のリールを業務に活かしてみてください。