08006000600はどこからの電話?無視していい?電話がくる理由について解説

突然「08006000600(0800-600-0600)」から着信があり、不安になった方も多いのではないでしょうか。この番号は株式会社バックスグループからの電話であり、日本年金機構から委託を受けて国民年金保険料の未納に関する連絡をしている可能性が高い番号です。放置してしまうと延滞金や差し押さえなど深刻な事態に発展することもあります。本記事では、この電話がかかってくる理由や内容、無視してはいけない理由、さらに電話を止める方法まで詳しく解説します。最後まで読むことで、安心して正しい対応ができるようになりますよ。

この記事では、

  • 0800-808-7000からの電話の正体
  • なぜ電話がかかってくるのか
  • 出ないまま放置するとどうなるか
  • 支払えないときの解決策

をわかりやすく解説していきます。


目次

08006000600からの電話はどこからの着信か

「どこからの着信?」と検索したくなる番号のひとつが08006000600です。実際にこの番号は、株式会社バックスグループという人材サービス会社からの発信と確認されています。バックスグループは日本年金機構から業務委託を受け、国民年金の未納者に対して督促の連絡を行う役割を担っています。

発信元は「株式会社バックスグループ」

0800-808-7000は、株式会社バックスグループの代表的な発信用電話番号です。
同社は人材サービス事業を手がけていますが、同時に 日本年金機構から業務委託を受けて、国民年金保険料の未納者に電話連絡を行う役割 も担っています。

つまり、いわゆる「詐欺電話」や「不審な営業」ではなく、正規の委託業務として行われている連絡です。

「0800」と「080」の違いに注意

携帯番号の「080」と似ているため、個人からの電話と勘違いする方も多いですが、 「0800」はフリーダイヤル番号 です。
「0120」と同じく、企業や団体が利用する公式の通話料無料番号なので安心してください。

バックスグループとはどんな会社なのか

バックスグループは求人や人材派遣業務だけでなく、国の機関から委託を受けて業務を行うことがあります。国民年金保険料の未納者に対する電話督促も、その一つです。つまり08006000600からの電話は単なる営業電話ではなく、国民年金に関わる重要な通知である場合が多いのです。

年金関連で電話がかかってくる理由

国民年金は20歳から60歳までのすべての国民に加入義務がある制度です。しかし、収入状況や支払いの遅れにより未納が発生することもあります。その場合、年金機構は催告状や督促状を送付し、それでも支払いが確認できない場合に委託先のバックスグループが電話で確認や督促を行います。

このため08006000600は、国民年金の滞納や支払い確認に関わる重要な連絡手段といえます。


08006000600から電話がくる理由を解説

実際にかかってくる電話の内容にはいくつかのパターンがあります。ここでは代表的なケースを紹介します。

国民年金の未納や支払い確認

もっとも多いのは「国民年金保険料の支払い状況の確認」です。未納がある場合は支払いを求められ、すでに支払い済みの場合でも入金確認のタイムラグで電話が来ることもあります。

  • 「〇月分の保険料が未納となっています」
  • 「納付書を送っていますが、確認いただけましたか」

といった内容が典型的です。

督促や延滞に関する案内

長期的に未納が続くと、延滞金が発生する可能性があり、その説明や支払いを促す電話が入ることもあります。放置すれば差し押さえに発展する可能性があるため、早めの対応が求められます。

行き違いによる確認連絡

実際に納付していても、コンビニや金融機関経由の支払いは反映に数週間から数か月かかることがあります。その間に督促の電話が入ることもあり、支払い済みなら領収書や控えを手元に用意して説明すれば問題ありません。


08006000600からの電話を放置してはいけない理由

電話を無視したくなる気持ちはわかりますが、放置するのは非常に危険です。ここでは放置すると起こり得るトラブルを整理します。

財産を差し押さえられる可能性がある

国民年金の滞納を長期間放置すると、最終的には財産の差し押さえにまで発展する可能性があります。銀行口座や給与が差し押さえられるケースもあり、生活に大きな影響を及ぼします。

延滞金が発生する

未納分をそのままにすると延滞金が上乗せされ、支払額が増えてしまいます。早めに対応すれば延滞金を最小限に抑えることができます。

年金を受け取れなくなるリスク

未納が続くと将来の年金受給額が減る、もしくは全く受け取れなくなる可能性があります。老後の生活に直結するため、軽視できない問題です。

家族にも影響が及ぶ

バックスグループの担当者が訪問する場合、同居家族に年金未納の件を話してしまう可能性も報告されています。プライバシー保護の観点からも、放置は避けるべきです。


08006000600からの電話を止める方法

「しつこく電話がかかってきて困っている」という人も多いでしょう。電話を止めるためには、根本的な解決が必要です。

未納分を支払う

もっとも確実な方法は、滞納している国民年金保険料を支払うことです。納付書や口座振替を利用し、すぐに支払いを済ませれば督促の電話は止まります。

免除や猶予の申請をする

失業や収入減少で支払いが難しい場合は、役所で「免除申請」や「猶予申請」ができます。承認されれば、一定期間の納付が免除・延期されるため、督促も止まります。

申請できる制度の例:

  • 全額免除/一部免除(4分の1~4分の3)
  • 納付猶予制度(20~50歳未満が対象)
  • 学生納付特例制度
  • 失業特例免除
  • 産前産後免除 など

弁護士や司法書士に相談する

もし年金以外にも借金があり、返済が苦しい場合は弁護士や司法書士への相談を検討しましょう。年金の保険料自体は債務整理の対象外ですが、その他の借金を減額できれば年金を払う余裕も生まれます。

任意整理や個人再生、自己破産といった手続きにより、返済計画を見直すことができます。特に任意整理は利息カットや返済額の軽減につながる可能性があり、生活再建の助けになります。


08006000600からの電話は早急に対応しよう

08006000600からの電話は「怪しい営業」ではなく、国民年金保険料に関わる重要な督促である場合が多いです。放置すれば延滞金や差し押さえ、将来の年金受給への悪影響といった大きなリスクを抱えることになります。

  • 未納があるなら早めに支払う
  • 支払いが難しいなら免除や猶予を申請する
  • 借金が原因なら専門家に相談する

こうした対応をとることで、不要なトラブルを避け、安心して生活を続けることができます。電話がかかってきたら決して無視せず、冷静に行動しましょう。

もし借金や支払いに不安を抱えているなら、信頼できる弁護士や司法書士に一度相談してみると気持ちも楽になりますよ。

もしどうしても払えない場合は?

「どうしても資金がなくて払えない」というケースもあるでしょう。

  • 免除や猶予の申請を最優先
  • それでも難しい場合は、一時的に短期バイトや副業で資金を確保
  • 借金など別の支払いで困っているなら、弁護士や司法書士に相談して債務整理を検討

国民年金保険料そのものは債務整理の対象外ですが、その他の借金を整理することで支払いの余力を生むことは可能です。

まとめ|0800-808-7000からの電話は放置せず、冷静に対応を

  • 0800-808-7000は 日本年金機構の委託先「株式会社バックスグループ」 からの電話
  • 主な理由は 国民年金保険料の未納・延滞確認
  • 無視すると延滞金や差し押さえ、将来の年金減額につながる
  • 電話に出なくても、年金事務所へ直接相談すればOK

「知らない番号だから怖い」と感じるかもしれませんが、実際は国の制度に関わる大切な連絡です。
一番避けるべきなのは「放置すること」。

すぐに支払うのが難しい場合でも、免除や猶予の制度を使えば負担を軽減できます。
まずは一度、年金事務所や役所に相談してみてください。

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