08007770319はどこからの電話?電力会社を名乗る迷惑アンケートの正体と目的を解説

「08007770319」からの着信に心当たりがない場合、その正体や目的について不安を感じる方も多いでしょう。特にビジネスパーソンにとって、業務中の不要な着信は業務効率を損なうだけでなく、情報漏洩のリスクも伴います。本記事では、実際の口コミや報道をもとに、この番号の正体、電話の目的、情報漏洩の可能性、そして適切な対処法について詳しく解説します。また、ニセ電力会社を装ったアンケート調査の手口や、それに対する注意点についても取り上げます。不審な電話から自身と企業を守るための知識を身につけましょう。

目次

08007770319からの電話の正体

この番号からの着信は、中国電力の料金プラン見直しを装った自動音声アンケートであるとの報告が多数あります。実際の口コミでは、「電力安心サポートセンター」と名乗り、電気料金の見直しについてのアンケートを行うといった内容が確認されています。しかし、中国電力は公式に「自動音声によるアンケートは実施していない」と発表しており、これらの電話は偽装されたものである可能性が高いです。

08007770319に関する口コミ情報

実際に08007770319から電話を受けた人の口コミを確認すると、不信感が多数寄せられています。

  • 「自動音声がいきなり流れて驚いた。電力会社の名前を出していたが怪しい」
  • 「何度もかかってくる。留守電に何も残さないのが逆に不気味」
  • 「山口県、岡山県、広島県などの地域で同様の被害が多発」

このような口コミからも分かる通り、地域を問わず広範囲で同様の電話が確認されており、企業の事業所にもかかってきている事例が少なくありません。

1. 電力会社を名乗る自動音声アンケート

多くのユーザーが、「電力会社を名乗る自動音声アンケートの電話がかかってきた」と報告しています。具体的には、「電力安心サポート」と名乗り、電気料金の見直しについてのアンケートを行うといった内容です。しかし、これは実際の電力会社とは無関係であり、詐欺の可能性が高いとされています。

「電力安心サポート電話に出ると数秒の無音の後に、『こちらは電力安心サポートです。』と自動音声が。怪しすぎるので即切りました。」 テレナビ

2. 地域を問わず全国的に着信が確認されている

この番号からの着信は、特定の地域に限らず、全国各地で報告されています。山口県、島根県、岡山県、広島県など、中国地方を中心に多くの報告がありますが、他の地域でも同様の着信が確認されています。

「山口県です。もう何回もかかってきます。全部無視、出ません。」 JP Number

3. 着信拒否や無視を推奨する声が多数

多くのユーザーが、この番号からの着信に対して、着信拒否や無視を推奨しています。実際に出てしまった場合でも、すぐに切ることが推奨されています。

「高知です。着信拒否しました。」 JP Number

「岡山県です。今月3回目かかってきました。着信拒否に設定しました。」 JP Number

4. 個人情報の収集を目的とした詐欺の可能性

この番号からの電話は、個人情報の収集を目的とした詐欺の可能性が高いとされています。実際に、アンケートと称して、持ち家か賃貸か、電気料金の額、家族構成などの情報を引き出そうとする手口が報告されています。

「中国電力を名乗る自動音声で個人情報を聞き出す詐欺サイトです。すぐ切って着拒しました。」

なぜ電話がかかってくるのか?その背後にある情報収集の意図

この種の電話の目的は、単なるアンケートではありません。巧妙な質問を通して、受信者の居住形態(持ち家か賃貸か)、世帯人数、電力契約状況といった生活情報を収集しようとしています。これらの情報は後に営業や勧誘、最悪の場合は詐欺に活用される可能性があります。

ではなぜ、あなたやあなたの企業にかかってきたのでしょうか?

  • 過去に電力関連の資料請求や問い合わせをしたことがある
  • 引越しや契約変更時に登録した情報がリスト化され、第三者に流出した
  • 他社から購入された営業用の電話番号リストに載っていた

こうした背景から、情報がどこかで漏れている、あるいは本人の知らぬ間に営業ターゲットとされている可能性が高いのです。

ニセ電力会社のアンケートに騙されないためにできること

まず第一に、知らない0800番号には安易に出ないことが基本です。仮に業務で不在着信に出る必要がある場合も、番号を検索してから対応することで、無駄な時間やリスクを避けることができます。

次に、こうした電話に出てしまった場合も、個人情報を求められたら即座に通話を終了すること。そして、必要に応じて以下の対処を行いましょう。

対処法と社内でできるリスク管理

  • 該当番号をスマートフォンや社用携帯で着信拒否に設定する
  • 通話内容をメモして社内で情報共有する
  • 総務・情シス部門が社用端末における不審電話対応ガイドラインを作成する
  • 既に情報を渡してしまった場合は、速やかに個人情報保護委員会や消費者センターに報告

情報流出を防ぐ社内体制の見直しも重要

企業として重要なのは、「こうした電話が来ることを前提に体制を整えること」です。特に以下のような社内整備が求められます。

  • 業務用番号に対する着信管理ルールの徹底
  • 応対フローの明文化(誰が・どう対応するか)
  • 勧誘や詐欺を想定した定期研修の実施

まとめ:業務を守るために、出るべき電話と出ない電話を見極めよう

08007770319のような番号からの電話は、見過ごせないリスクをはらんでいます。一見無害なアンケートのふりをしながら、個人情報や企業の情報を巧みに引き出そうとするその手口は、もはや現代のビジネスリスクのひとつと言ってよいでしょう。

出るべき電話と、出てはいけない電話。その違いを正しく判断し、社内全体で情報リスク管理を高めていくことが、これからの企業に求められる「新しい常識」です。

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