アプリとは?お年寄りにもわかるスマホの基本と使い方をやさしく解説

スマートフォンを使うときによく耳にする「アプリ」という言葉。でも、「アプリってそもそも何?」「どうやって使うの?」と疑問を感じているお年寄りの方も多いかもしれません。この記事では、アプリの意味や使い方、スマホとの関係、料金のことまでを、初心者の方にもわかりやすく、丁寧に解説します。家族や友人に説明するときにも役立つ内容なので、ぜひ最後までお読みください。

目次

アプリってそもそも何?

日常生活での「アプリ」の例え

「アプリ」というのは、「アプリケーションソフト」の略です。少し専門的な言い方になりますが、これはスマホの中で特定の機能やサービスを提供する“道具”や“仕組み”のことを指します。たとえば、テレビを観るためにはリモコンを使ってチャンネルを変えますよね。その「チャンネル」が、スマホの中では「アプリ」だと考えるとわかりやすいです。

つまり、アプリとは「スマホを便利にするための道具」であり、スマホの中には最初からいくつかのアプリ(電話、カメラ、メールなど)が入っていますし、自分で新しいアプリを追加することもできます。

アプリの種類と具体例

スマホにはたくさんの種類のアプリがあります。たとえば以下のようなものがあります:

  • 連絡用:LINE(ライン)、メール、電話アプリなど
  • 情報収集用:Yahoo!ニュース、NHKニュース、防災速報など
  • 趣味・娯楽用:YouTube(動画)、radiko(ラジオ)、ゲームなど
  • 生活支援用:乗り換え案内、家計簿アプリ、お薬管理アプリなど

お年寄りの方に人気のアプリとしては、ラジオアプリ、健康管理アプリ、料理レシピのアプリなどが挙げられます。たとえば「歩数計アプリ」は、毎日の散歩の記録ができて健康づくりに役立つのでおすすめです。

スマホでアプリを開くとはどういうこと?

「アプリを開く」の意味をやさしく解説

スマホを使っていると「アプリを開いてください」と言われることがあります。この「開く」というのは、アプリを使える状態にすることを意味します。テレビで言えば、スイッチを入れてチャンネルをつけるのと同じことです。

スマホの画面上には、四角いマークや丸いマークの「アイコン」が並んでいます。このアイコンがアプリの入り口です。たとえば「LINE」のアイコンをタップ(指で軽く押す)すれば、LINEアプリが開いて、メッセージのやりとりができるようになります。

実際の使い方の流れ

  1. スマホの電源を入れる
  2. ホーム画面に表示されているアプリのアイコンを見つける
  3. 使いたいアプリをタップする
  4. アプリが起動して、操作できる状態になる

これだけで「アプリを開く」ことができます。開いた後の使い方も、画面の指示にしたがって「次へ」「OK」などをタップするだけのものが多く、思ったより簡単です。

よくある失敗と対処法

「間違って他のところを押してしまった」「戻れなくなった」と不安に思う方もいますが、画面の左下にある「戻る」ボタンを使えば、1つ前の画面に戻ることができます。慣れるまでは家族と一緒に使ってみると安心です。

アプリの使い方がわからないときの対処法

初心者向けの練習法

スマホ初心者にとって、アプリをいきなり使いこなすのは難しく感じるかもしれません。そんなときは、以下のような方法で少しずつ慣れていくことがおすすめです。

  • よく使うアプリ1つだけを選んで、毎日5分でも触ってみる
  • わからないときは紙にメモしておく
  • 操作の手順をスクリーンショット(画面写真)で残す

たとえば「LINEで孫にメッセージを送る」と決めたら、その操作だけに集中して覚えるとよいでしょう。一度覚えたら自然に体が動くようになります。

YouTubeや知恵袋も活用しよう

操作方法がわからないときに便利なのが、YouTubeやYahoo!知恵袋などの情報サイトです。「LINE アプリ 使い方」「アプリ 開き方」などで検索すれば、丁寧な解説動画や体験談が見つかります。

家族に聞くときのポイント

スマホ操作に慣れている家族がいれば、遠慮せずに聞いてみましょう。口頭で教えてもらうだけでなく、実際に一緒にやってみると理解が深まります。「聞いたけど忘れてしまった…」というときも、紙に書いてもらうだけで安心して使えます。

アプリには料金がかかる?無料との違いを解説

無料アプリと有料アプリのちがい

アプリには「無料」と「有料」の2種類があります。多くのアプリは無料で使えるものが多く、LINE、YouTube、天気アプリなどもすべて無料で利用できます。

一方で、有料アプリや課金が必要なサービスもあります。たとえば:

  • 広告を消したい場合に課金する
  • より便利な機能を使いたいときに有料になる
  • 雑誌・新聞アプリで記事を読むために月額料金が発生する

勝手に料金がかかることはある?

「使っているうちに知らないうちにお金がかかるのでは?」と心配される方も多いですが、基本的に自分で確認して購入しない限り、勝手に課金されることはありません

有料の場合は、必ず以下のような手続きが入ります:

  • 購入確認画面が出る
  • Apple IDやGoogleアカウントのパスワード入力が求められる
  • 最終的に「購入する」ボタンを押すまで支払いはされない

スマホの設定で「購入時にパスワードを必ず入力する」ようにしておくと、誤って支払いが発生するリスクも防げます。

スマートフォンとアプリの関係性

スマホは“本体”、アプリは“中身”

スマートフォンを家にたとえるなら、スマホは“家の建物そのもの”で、アプリは“家の中の家具や家電”のような存在です。

スマホ単体では何もできませんが、アプリがあることで初めて「電話をかける」「メッセージを送る」「写真を見る」などの機能が使えるようになります。

アプリを入れる場所はどこ?

アプリは「アプリストア」という専用の場所からダウンロードします。

  • Androidスマホ → Google Play(グーグルプレイ)
  • iPhone → App Store(アップストア)

ストアで「LINE」「天気」などと検索すれば、目的のアプリを見つけられます。初めての場合は、家族に一緒に選んでもらうと安心です。

ソフトウェアとアプリの違いをかんたんに説明

「アプリ」と似たような言葉に「ソフトウェア」があります。どちらもスマホの中で動く仕組みですが、違いは以下の通りです:

  • ソフトウェア:スマホやパソコン全体の動きを支える基本的な仕組み(例:iOS、Android)
  • アプリ:特定の目的のために使うプログラム(例:LINE、YouTube)

例えるなら、ソフトウェアは家の「電気や水道の配線」、アプリは「炊飯器やテレビ」と考えるとわかりやすいです。

お年寄りが安心してアプリを使うために

まずは1つのアプリから始めよう

いきなりいろんなアプリを使おうとすると混乱しやすいので、最初は1つだけ、興味のあるアプリを選んで始めてみましょう。

たとえば:

  • 家族と連絡したい → LINE
  • 写真を見たい → Googleフォト
  • 健康管理したい → 万歩計アプリ

このように“目的”をはっきりさせると、迷わず使えるようになります。

高齢者向けアプリも活用しよう

最近では、シニア向けに作られたアプリも多数あります。特徴として:

  • 文字が大きくて見やすい
  • 操作が少なくてわかりやすい
  • 音声での案内がある

たとえば「らくらくスマホ」シリーズには、使いやすい専用アプリが最初から入っていることも多く、安心してスタートできます。

まとめ:アプリを知ることがスマホの第一歩

「アプリって何?」という疑問を持つのは当然のこと。でも、一度その仕組みや使い方がわかれば、スマートフォンがもっと身近で便利なものになります。

アプリは“スマホの中の便利な道具”。必要なときに必要な機能を使えるようにするためのものです。最初は難しく感じるかもしれませんが、1つずつゆっくり覚えていけば、スマホ生活がぐっと楽しくなります。

ぜひ、身近な人と一緒に、少しずつスマホとアプリの世界に慣れていってください。

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