面接メールの正しい書き方ガイド!日程確定・調整・お礼までのビジネスマナー

2025年6月10日

面接のやり取りにおけるメール対応は、採用側からの評価に直結する重要なポイントです。ビジネスマナーを守った適切なメールは、選考の通過率にも影響を与えます。本記事では、日程の確定・調整・お礼といった各フェーズにおける面接メールの正しい書き方を、例文を交えながら解説します。学生から社会人、アルバイト応募者まで幅広く参考にできる内容を網羅しているため、ぜひ最後までご覧ください。

面接メールで見られているポイントとは

面接メールは単なる連絡手段ではなく、あなたの「社会性」や「配慮力」を映し出すビジネス文書の一種です。採用担当者は、文面の丁寧さや言葉遣い、返信のスピードなどから、応募者の人柄やビジネススキルを評価することがあります。そのため、マナーを押さえた対応が選考通過において重要です。

誤字脱字が与える印象

誤字脱字のあるメールは注意力の欠如と受け取られがちです。特に面接日程を間違えると、トラブルの原因にもなりかねません。

返信のスピードも評価対象

24時間以内の返信が理想です。特に日程確定メールや調整依頼には迅速な対応が求められます。

面接日程の確定メールの書き方

企業から日程を提示された場合、確定の返信は簡潔かつ丁寧に行いましょう。内容が整っていれば、印象を損なうことはありません。

ビジネスメールの構成

宛名（担当者名）
挨拶と名乗り
日程承諾の旨
当日の確認事項
結びの言葉

面接日程確定メール返信の例文

件名：面接日程のご確認（〇〇大学 山田太郎）

株式会社◯◯
人事部　△△様

お世話になっております。
〇〇大学の山田太郎です。

このたびは面接日程のご案内、誠にありがとうございます。
ご提示いただきました下記日程にて、面接をお願いいたします。

日程：◯月◯日（◯）◯時〜
形式：オンライン（Zoom）

当日はどうぞよろしくお願い申し上げます。

山田太郎
メール：xxx@xxx.com
電話：090-xxxx-xxxx

面接日程の調整を依頼するメール

やむを得ず提示された日程が難しい場合は、早めに丁寧なメールで調整をお願いしましょう。

調整メールのポイント

お詫びを忘れない
第三希望まで伝えるとスムーズ
誠意が伝わる表現を心がける

調整メールの例文

件名：面接日程のご調整のお願い（山田太郎）

株式会社◯◯　人事部 △△様

お世話になっております。
〇〇大学の山田太郎です。

ご案内いただきました面接日程について、恐縮ですが当日は他の予定が入っており参加が難しい状況です。

大変恐縮ではございますが、以下の日程でご調整いただくことは可能でしょうか。
第一希望：◯月◯日（◯）午後
第二希望：◯月◯日（◯）午前
第三希望：◯月◯日（◯）終日可

ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

山田太郎

面接日程を承諾する場合のメール文例

提示された日程に問題がない場合は、丁寧かつ簡潔に承諾の旨を伝えましょう。

承諾メールのコツ

感謝の言葉を入れる
再確認の形式（オンライン・持ち物など）を入れる

面接のお礼メールを送るべきか？

結論から言えば、面接後のお礼メールは印象アップにつながる有効な手段です。

送るタイミング

理想は面接終了後24時間以内。夜遅くなら翌朝に送るのがベストです。

お礼メールの例文

件名：本日の面接のお礼（山田太郎）

株式会社◯◯　△△様

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
面接を通じて貴社の事業内容や業務の魅力をより深く理解でき、ますます貴社で働きたいという思いが強まりました。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

山田太郎

バイト応募の場合の面接メール返信のポイント

アルバイトの場合も、基本的なマナーは変わりませんが、ややカジュアルな表現でも問題ありません。とはいえ、社会的な礼儀は保ちましょう。

バイト応募メールの注意点

件名にバイト名や自分の名前を入れる
連絡手段を複数書いておくと親切

面接依頼・お願いをする場合のメール文例

企業側からではなく、自分から面接の依頼をするケースもあります。例えば、学校推薦やリファラル採用など。

面接お願いメールの基本構成

自己紹介
応募の背景や意欲
面接のお願い

面接お願いメールの例文

件名：面接のお願い（山田太郎／◯◯大学）

株式会社◯◯　人事ご担当者様

突然のご連絡を失礼いたします。
私、〇〇大学◯◯学部の山田太郎と申します。

貴社の求人を拝見し、大変魅力を感じたため、ぜひ面接の機会を頂戴したくご連絡差し上げました。

現在、履歴書および職務経歴書のご用意もございます。何卒ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

山田太郎

まとめ：正しい面接メールが選考通過の第一歩

面接メールの書き方は、たとえ小さなやり取りであっても採用側の印象に直結する重要な要素です。日程確定・調整・お礼・承諾・依頼、それぞれの場面に応じた正しい対応が、あなたの信頼感を高め、スムーズな選考につながります。ロロント株式会社が運営するロロメディアでは、こうしたビジネスシーンで役立つ実践的なメールマナーも多数解説しています。