パソコンを使おうとしたら、カーソルが表示されない・タッチパッドが動かないというトラブルに遭遇したことはありませんか?特にノートパソコンを使用している場合、マウスなしでは操作ができず、困ることも多いでしょう。
本記事では、Windows11/10でタッチパッドが反応しない原因と対処法を詳しく解説します。ショートカットキーでの解決方法やタッチパッドのロック解除、設定の見直しなど、初心者でも簡単に試せる対策を紹介します。ノートPCのカーソルが動かなくなった際に役立つ情報をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
タッチパッドが動かない原因と基本的なチェックポイント
1. パソコンの再起動を試す
パソコンの不具合の多くは、一度再起動することで解決することがあります。カーソルが出ない場合は、まず以下の方法でパソコンを再起動してみましょう。
再起動の方法(マウスなし)
- 「Ctrl + Alt + Delete」キーを同時に押す
- 「電源」ボタンを選択(「Tab」キーを使って操作可能)
- 「再起動」を選択してEnterキーを押す
再起動後にカーソルが表示されるか確認してください。
補足: 長時間使用していると、メモリの負荷で一時的にタッチパッドが反応しなくなることもあります。定期的にパソコンを再起動することで、こうした問題を予防できます。
タッチパッドが無効になっていないか確認する
2. ショートカットキーでタッチパッドを有効化する
ノートパソコンには、タッチパッドの有効/無効を切り替えるショートカットキーが搭載されていることがあります。
ショートカットキーでタッチパッドを有効にする方法
- 「Fn」キーを押しながら、Fキーのいずれか(F5、F6、F7など)を押す
- タッチパッドのアイコンがついたキーを確認(メーカーによって異なる)
- キーを押した後、カーソルが復活するか確認
補足: Lenovo、HP、Dell、ASUSなどのメーカーごとにタッチパッドの有効化キーが異なるため、取扱説明書を確認するのも一つの手です。
3. Windowsの設定でタッチパッドが無効になっていないか確認
Windowsの設定でタッチパッドがオフになっていると、カーソルが動かなくなることがあります。
タッチパッドを有効にする手順(Windows11/10)
- 「Windows + I」キーを押して「設定」画面を開く
- 「デバイス」→「タッチパッド」を選択
- 「タッチパッド」がオフになっている場合は、スイッチをオンにする
- 「マウスを接続したときにタッチパッドを無効にする」設定がオンになっている場合はオフに変更
補足: 会社のパソコンなどでは、IT管理者がタッチパッドを無効にしている場合があるため、システム管理者に確認するとよいでしょう。
タッチパッドのドライバーを確認する
4. タッチパッドのドライバーを更新する
タッチパッドのドライバーが古い、または正しくインストールされていない場合、カーソルが表示されない原因となることがあります。
ドライバーを更新する手順
- 「Windows + X」キーを押し、「デバイスマネージャー」を開く
- 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開する
- 「HID準拠マウス」または「タッチパッドドライバー」を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択して更新
- 更新が完了したらパソコンを再起動し、カーソルが復活するか確認
補足: メーカーの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードし、手動で更新する方法もあります。
まとめ
パソコンのカーソルが出ない、タッチパッドが動かない原因と対処法をまとめました。
✅ まずはパソコンを再起動する(一時的な不具合の可能性を排除)
✅ ショートカットキー(Fn + Fキー)でタッチパッドを有効化する
✅ Windowsの設定でタッチパッドが無効になっていないか確認
✅ ドライバーを更新して最新の状態にする(自動更新または手動でメーカーサイトからダウンロード)
✅ タッチパッドがロックされていないかチェックする
✅ USBマウスを外して、タッチパッドが有効になるか試す
✅ PCの管理者設定を確認し、制限がないかチェック
以上の方法を試しても改善しない場合は、ハードウェアの故障の可能性も考えられます。その場合は、メーカーのサポートに問い合わせることをおすすめします。
トラブルが起きても慌てず、今回紹介した方法を順番に試してみてください!