アイティル(ITIL)とは?意味・資格・バージョンの違いまでわかりやすく解説

「ITIL(アイティル)って聞いたことあるけど、実際何に使うの?資格を取る意味ある?」そんな疑問を持っている方に向けて、本記事ではITILの基本的な意味から、ファンデーション資格、バージョンごとの違い、ゲームとの関係、受験料まで幅広く解説します。IT業界だけでなく、ビジネス全体のITサービス管理に関心がある方にも役立つ内容になっています。

目次

ITIL(アイティル)とは?意味をわかりやすく解説

ITILの定義と成り立ち

  • ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、ITサービスマネジメント(ITSM)のベストプラクティスをまとめたフレームワーク
  • 1980年代に英国政府によって策定され、現在はAXELOS社が管理
  • 世界中のIT企業・公共機関で採用されている

ITILの目的と活用シーン

  • ITサービスの品質向上、標準化、業務効率化
  • サービスデスク、インシデント管理、変更管理などに活用

ITILは「意味ない」と言われることも?(itil 意味ない)

  • 理由①:現場での実装が難しい/形骸化しやすい
  • 理由②:形式的に導入しても効果が出にくい
  • ただし「意味がない」のではなく、運用設計と社内浸透が鍵

ITIL資格の種類と一覧(itil資格 一覧)

ITIL資格とは?

  • ITILの理解度を証明するためのグローバル認定資格
  • AXELOS社が認定、PeopleCertが運営

ITIL資格の種類

  1. ITIL Foundation(アイティル ファンデーション)
    • 初級レベル、ITIL 4の基本概念を網羅
    • 受験料:約3~4万円(プロバイダによって変動)
  2. ITIL Managing Professional(MP)
    • 実務レベルでのサービス管理スキル
  3. ITIL Strategic Leader(SL)
    • 組織戦略とITの融合を重視
  4. ITIL Master(上級)
    • 実務経験をベースにした試験(難易度高)

ITIL資格は意味ある?

  • グローバルで認知されており、外資系やSIer、コンサル業界では評価対象
  • 特にファンデーションはIT業界未経験でも取得しやすい入門資格

ITILファンデーションとは?(アイティル ファンデーション)

基本情報

  • 初学者向けの資格で、ITILの基本用語・概念・原則を学べる
  • 試験時間:約60分/40問(選択式)
  • 合格基準:65%以上(26問以上正解)

ファンデーション取得のメリット

  • IT部門やプロジェクトマネジメント職の基礎力に
  • ITサービスに関わる全職種にとって汎用性が高い

ITILバージョンの違いを整理(itil v2 とは/アイティル4)

ITIL V2とは?

  • 2000年代初頭に普及した初期の実務向けモデル
  • サービスサポート・サービスデリバリの2体系で構成

ITIL V3(2007~2019)

  • ライフサイクル管理を中心とした構造に進化
  • 5つのステージ(サービス戦略/設計/移行/運用/改善)

ITIL 4(2019年~現在)

  • アジャイル、DevOps、クラウドを意識した最新モデル
  • サービスバリューシステム(SVS)という新フレームワーク導入
  • より柔軟でビジネス統合性の高い設計が特長

ITILの受験料と学習方法(アイティル 受験料)

受験料の目安

  • ITILファンデーション:約33,000〜44,000円(試験プロバイダにより異なる)
  • MPやSLは1科目あたり5~7万円が相場

学習方法

  • 書籍:「ITILファンデーション試験対策テキスト」など
  • オンライン講座:Udemy/Ping-t/グロービス学び放題など
  • 模擬問題・公式ドキュメントの反復が効果的

ITILとゲームの関係性とは?(アイティル ゲーム)

ITILを学ぶための“ゲーミフィケーション”とは

  • 企業研修やトレーニングで、ゲーム形式でITILを体験する方法が増えている

代表的なITILゲーム例

  • Apollo 13:NASAのトラブル対応を模擬し、インシデント管理を学習
  • Grab@Pizza:ITとビジネス成果の連動を体感

ゲーム導入のメリット

  • 座学よりも理解が深まりやすい
  • チームビルディングにもつながる

ITILはどんな企業・人におすすめか?

ITILを活かせる職種

  • サービスデスク、システム運用、IT監査、IT企画
  • ITプロジェクトマネージャー、インフラ系エンジニア

ITILが役立つ企業特性

  • ユーザー数・部署数の多い大手企業
  • SLAやITガバナンスが重要視される業界

ITILを導入・学習する上での注意点

落とし穴1:形式だけ導入し“使えない”仕組みになる

  • 実務プロセスに即したカスタマイズが重要

落とし穴2:学んだだけで満足し、業務に落とし込まれない

  • 実際のプロジェクトでどう活かすかを考えるのがポイント

落とし穴3:バージョン混在による混乱

  • ITIL 4ベースで整理し直す必要がある企業も多い

まとめ|ITILの本質は“実務への橋渡し”

ITILは、単なる資格や理論ではなく、**ITサービスを効率的・安定的に提供するための「実践知」**です。ファンデーション資格はその第一歩として広く支持されており、IT業界未経験でも学びやすい構成になっています。

資格取得だけで終わらず、実際に「ITILをどう使って問題を解決するか?」まで意識することで、初めて本当の意味で“使える知識”になります。


この記事は、WEBマーケティングとSEOを専門とする「ロロント株式会社」が執筆しました。

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