Ubuntuのバージョン確認方法【WSL/Windowsユーザー向け】|PowerShell・ターミナル別に解説

Ubuntuのバージョン確認方法【WSL/Windowsユーザー向け】|PowerShell・ターミナル別に解説
目次

Ubuntu Version Check Guide

Ubuntuのバージョン確認方法【WSL/Windowsユーザー向け】|PowerShell・ターミナル別に解説

UbuntuをWSL(Windows Subsystem for Linux)上で利用している方や、Windows環境でUbuntuを扱っているユーザーにとって、「今使っているUbuntuのバージョンは何か?」を正確に把握することは重要です。特に、バージョンによって利用できるコマンドやパッケージの互換性が変わるため、開発や検証作業の安定性にも関わります。本記事では、ロロント株式会社がUbuntuのバージョン確認方法を、Windows/WSLユーザー向けに丁寧に解説します。PowerShellやWSLターミナルの実例も交えて紹介しているので、初心者の方も安心して確認できます。

Ubuntuのバージョンを確認する基本的な方法

バージョン確認に使える主なコマンド(ubuntu バージョン確認 コマンド)

1. lsb_release コマンド(推奨)

lsb_release -a

出力例:

Distributor ID: Ubuntu

Description: Ubuntu 22.04.3 LTS

Release: 22.04

Codename: jammy

2. /etc/os-release を参照

cat /etc/os-release

出力例:

NAME=”Ubuntu”

VERSION=”22.04.3 LTS (Jammy Jellyfish)”

ID=ubuntu

3. hostnamectl コマンド(systemdを使用している場合)

hostnamectl

バージョンとカーネル情報が一度に確認できます。

4. uname コマンドでカーネル確認(ubuntu カーネル バージョン確認)

uname -r

これはUbuntu自体のバージョンではなく、Linuxカーネルのバージョンを確認する際に使います。

WSL環境でUbuntuのバージョンを確認する方法(ubuntu バージョン確認 wsl)

WSL(特にWSL2)でUbuntuを使っている場合、基本的にはUbuntuと同様のコマンドが使えますが、PowerShell経由の確認方法もあります。

Ubuntuターミナルでの確認

以下のいずれかを実行:

lsb_release -a

cat /etc/os-release

PowerShellでバージョンを確認する方法(ubuntu バージョン確認 windows)

PowerShellからインストール済みWSLディストリビューションのバージョンを確認:

wsl -l -v

出力例:

NAME STATE VERSION

* Ubuntu Running 2

※これはWSLのバージョン(1または2)を示しています。OSのバージョンではない点に注意。

Ubuntuのバージョンをターミナルから調べるには

ターミナルを開いて以下を実行:

lsb_release -d

または

echo $(lsb_release -d | cut -f2)

Ubuntuのバージョン一覧とおすすめバージョン(Ubuntu バージョン 一覧 / Ubuntu バージョン おすすめ)

主なLTSバージョン一覧(2024年時点)

バージョンコードネームリリース年サポート終了
22.04 LTSJammy Jellyfish2022年4月2027年4月
20.04 LTSFocal Fossa2020年4月2025年4月
18.04 LTSBionic Beaver2018年4月2023年4月(ESM)

LTSと通常リリースの違い

  • LTS(Long Term Support): 5年間のサポートが保証されており、安定性が高い
  • 通常リリース: 約9ヶ月のサポート期間で、最新技術が試せるが安定性に欠けることも

おすすめバージョン(Ubuntu バージョン おすすめ)

  • 開発用途や企業利用 → 22.04 LTS
  • 検証・テスト用途で最新機能を使いたい → 最新の通常リリース(例:23.10)

Ubuntuの最新バージョンを確認するには(Ubuntu バージョン 最新)

公式サイト:https://ubuntu.com/download

またはターミナルから以下のコマンドで確認可能:

do-release-upgrade -c

このコマンドは現在のUbuntuからアップグレード可能なバージョンを確認します。

Ubuntu” VERSION という表記について(Ubuntu” VERSION)

時折見られる 'Ubuntu'' VERSION' という表記は、MarkdownやHTMLの出力エラーや、文字列の引用ミスが原因で表示されることがあります。 正しくは:

VERSION=”22.04.3 LTS (Jammy Jellyfish)”

ダブルクオートの閉じ忘れやエスケープ処理のミスが多いため、コピペする際には注意しましょう。

Ubuntuバージョン確認に関するQ&A

Q. WSLとUbuntuのバージョンは同じ意味?

A. 異なります。WSLのバージョン(1/2)とUbuntu OSのバージョン(例:22.04 LTS)は別物です。

Q. Ubuntuが古い気がするけど、自動でアップデートされる?

A. 基本的に自動ではアップグレードされません。do-release-upgradeで手動実行が必要です。

Q. Windows版Ubuntuでもカーネル確認できる?

A. 可能です。uname -rコマンドで確認できますが、これはWSL2が提供する仮想カーネルです。

まとめ

Ubuntuのバージョン確認は、目的や環境(WSL・Windows・通常のLinux環境)によって使うべきコマンドや手段が変わります。特にWSLユーザーの場合は、PowerShellとUbuntuターミナルの両方で確認方法を押さえておくと安心です。バージョンによって利用できるソフトウェアやサポート期間も異なるため、日頃から自分の環境を把握しておくことが重要です。


ロロント株式会社では、技術系SEOコンテンツの企画・制作を通じて、企業のWebマーケティング支援を行っています。開発者向けコンテンツやLinux関連記事の作成でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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