静音性と複数デバイス切替で人気を集めたLogicool M590。オフィスでの使用にも最適とされてきた名機ですが、最近では「生産終了しているのでは?」という声が増えています。さらに、後継機としてM750など新しいモデルが登場し、買い替えを検討する人も増えてきました。本記事では、M590の現状と後継モデル、選び方のポイントを詳しく解説します。
Logicool M590が生産終了といわれる理由
M590は長年支持されてきたモデルですが、現在は公式サイトのラインナップから姿を消しています。在庫限りで販売している店舗はまだありますが、安定供給は望めない状況です。
実際にユーザーの中には「家電量販店に行ったら偶然M590が残っていて再購入した」という声もあります。それだけ根強いファンが多い一方で、後継モデルに移行する動きが本格化しているのです。
Logicool M590の後継として注目されるM750
M750の特徴とM590との違い
M750はM590の後継候補として位置付けられる新モデルです。静音性を引き継ぎながら、よりモダンなデザインと滑らかなホイールスクロールを搭載しています。
- サイズ展開(S/Mサイズ):手の大きさに合わせて選べる
- 新しいセンサー精度:細かい作業にも対応できる
- 静音クリックの進化:会議やオフィスでも安心して使える
ただし、M590を長く愛用していた人からは「S/Mサイズでは手に合わず疲れる」「Lサイズがほしい」という声も聞かれます。特に長時間利用するビジネスパーソンにとって、サイズ感は快適性を大きく左右する要素です。
M750を選ぶときの注意点
- 価格はM590より高め
- サイズが合わない場合は疲労が増える
- 新しい機能性に慣れるまで時間がかかる場合もある
そのため、M750を検討する際は実際に店舗で触ってみることをおすすめします。
まだM590を探すか、それとも後継機に乗り換えるか
M590は中古市場や在庫処分で見つかる場合もあります。手に馴染んでいる人にとっては「同じものをもう一度買いたい」という気持ちも自然ですよね。一方で、今後のサポートや安定供給を考えると後継機に移行するメリットも大きいです。
- M590を再購入する場合:慣れた操作感を維持できる
- M750へ移行する場合:最新機能や長期的なサポートを得られる
どちらを選ぶかは、仕事での使い方や求める快適性によって変わります。
M590のドライバやボタン設定の活用法
Logicool Optionsで設定を最適化する
M590を最大限に活用するには、ロジクール公式の「Logicool Options」ソフトを導入することが欠かせません。これはマウスの各ボタンに役割を割り当てたり、スクロールの動きを細かく調整できるツールです。インストールは公式サイトから行い、最新バージョンにアップデートしておくと安定性が高まります。
ボタン設定のおすすめ活用例
M590は静音設計でありながらサイドボタンを含む複数のボタンを搭載しています。これを上手に活用することで、仕事のスピードが大きく変わります。
- サイドボタンに「戻る」「進む」を設定し、ウェブや資料閲覧をスムーズに
- コピーや貼り付けをワンタッチで行えるようにショートカット割り当て
- タスクビューを呼び出して複数ウィンドウを直感的に切り替える
こうした小さな工夫が積み重なると、一日の作業効率は驚くほど変わってきますよ。
M590のペアリングができないときの対処法
基本的な接続手順を確認する
M590はBluetoothとUnifyingレシーバーの両方に対応しています。ペアリングの基本手順は以下の通りです。
- マウスの電源をオンにする
- 「Easy-Switch」ボタンを長押ししてペアリングモードに入れる
- PCやタブレット側でBluetoothデバイス検索を行い、M590を選択する
この流れで接続できるのが理想ですが、うまくいかない場合もあります。
よくある原因と解決策
- 電池切れ:新品の単三電池に交換すると復旧することが多い
- デバイス登録の不具合:Bluetooth設定から一度削除して再登録する
- USBポートの問題:レシーバーを別のポートに差し替えて試す
- 企業PCの制限:セキュリティポリシーでBluetoothが無効化されている場合は管理者に確認が必要
特に法人環境ではセキュリティ制限が原因になるケースが多いため、レシーバー接続を利用する方が安定する場合があります。
ビジネス効率を上げるLogicoolおすすめマウス比較
M590を愛用してきた人におすすめのモデル
M590を基準に考えると、後継候補や代わりとして注目すべきモデルは次の通りです。
- Logicool M750(S/Mサイズ)
M590の実質的な後継機。静音性は進化し、最新のセンサーで精度も向上。ただしサイズが合わないと疲れやすい。 - Logicool M650
長時間の使用を想定した握りやすい形状。価格も比較的手頃で、オフィスワークとの相性が良い。 - Logicool M720 Triathlon
最大3台のデバイスをワンタッチで切り替え可能。リモートワークで複数PCを使う人に最適。 - Logicool MX Anywhere 3
コンパクトながら高性能。カフェや出張先でも快適に利用できるモバイル向け。
選び方のポイント
- 作業環境:自宅メインかオフィスメインか
- デバイス数:1台か複数PCを行き来するか
- 静音性:会議室や図書館など静かな場所で使う頻度があるか
- サイズ感:自分の手の大きさに合っているか
たとえば、外出先でも使うならMX Anywhere 3、自宅と会社を行き来するならM720、静かな環境での業務ならM750やM650が有力候補になります。
まとめ
Logicool M590はすでに生産終了しており、今後は後継機や代替モデルの検討が必須になっています。M750やM650などはM590の強みを引き継ぎつつ進化しており、用途に応じて最適な選択肢となるでしょう。
一方で、まだ在庫があるうちにM590を確保するのも手です。慣れた操作感をそのまま維持できるため、短期的にはメリットが大きいです。
いずれにしても大切なのは、自分の働き方に合ったマウスを選ぶこと。サイズ、静音性、デバイス対応数といった要素を比較しながら選ぶことで、日々の仕事のストレスが減り、効率が大きく変わってきますよ。