パソコンを会社と自宅で使い分けていると、「昨日まで使いやすかったマウスが急に使いづらい」と感じることはありませんか。
サイドボタンの割り当てが消えていたり、カーソル速度が初期設定に戻っていたりすると、地味ですが作業効率が落ちてしまいます。ロロメディア編集部でも、ノートPCとデスクトップを行き来しながら作業しているため、設定のやり直しで無駄な時間を使った経験が何度もありました。
そんなときに便利なのが「オンボードメモリ付きマウス」です。
一度設定を保存してしまえば、別のパソコンに接続しても自分好みの状態をそのまま使えるため、仕事の効率が大きく変わります。
オンボードメモリ付きマウスの仕組みとできること

オンボードメモリとは、マウス本体に設定情報を保存できる機能です。
通常のマウスは、専用ソフトで設定してもその情報はパソコン側に保存されます。そのため別のパソコンにつなぐと初期状態になってしまいます。
一方でオンボードメモリ搭載モデルなら、マウス本体に情報を記憶できます。
DPI設定やボタン割り当てを本体に保存できる
「会社のPCで設定したショートカットが自宅では使えない」と焦った経験はないでしょうか。
オンボードメモリ付きなら、以下のような設定をマウス本体に記録できます。
| 保存できる設定 | 内容 |
|---|---|
| DPI感度 | カーソル移動速度 |
| サイドボタン | コピー・貼り付けなどのショートカット |
| スクロール設定 | 速度や動作変更 |
| マクロ機能 | 複数操作の自動化 |
| プロファイル | 用途別設定の保存 |
例えばExcel作業用、動画編集用、デザイン用など複数の設定を作っておけば、ワンクリックで切り替えることも可能です。
パソコンを変えても設定が消えない
ロロメディア編集部でも会社PCと自宅PCを行き来していますが、以前は毎回Logicool Optionsを入れ直していました。
しかしオンボードメモリ対応モデルに変えてからは、USBレシーバーを挿すだけですぐに使えるようになりました。
特に会社支給PCのようにソフトを自由にインストールできない環境では、大きなメリットになります。
オンボードメモリ付きマウスを使うメリット

単純に便利というだけではありません。
仕事効率にも直結するメリットがあります。
複数のパソコンを使っても同じ操作感で作業できる
朝は会社、午後は自宅、夜はノートPCで作業という人は意外と多いものです。
そのたびにカーソル速度が変わると、細かなストレスが積み重なります。
オンボードメモリなら、どの環境でも同じ感覚で使えるため、余計な調整が不要になります。
慣れた操作感が維持されるので、集中力も途切れません。
ソフトがインストールできない環境でも使いやすい
会社PCでは管理者権限がなく、専用ソフトを導入できないケースがあります。
そうなると高性能マウスを買っても本来の機能を使えません。
オンボードメモリなら、自宅PCで設定して保存しておけば、そのまま会社PCでも利用できます。
テレワークと出社を繰り返す人ほど恩恵を感じやすいでしょう。
作業内容ごとに設定を切り替えられる
動画編集とExcel作業では、求められる操作が違います。
動画編集では感度を低くして細かな操作をしやすくし、Excel作業ではサイドボタンにコピーや貼り付けを割り当てる。
こうした設定を複数保存できるのも魅力です。
オンボードメモリ付きマウスのデメリット

便利な機能ですが、万能ではありません。
購入前に知っておきたい注意点もあります。
対応していない機能もある
「保存できると思っていたのに設定が反映されない」と困ることがあります。
これはメーカーによって仕様が異なるためです。
例えばRGBライティングや一部のマクロ機能は、本体に保存できないモデルもあります。
通常のマウスより価格が高い
1,000円前後のマウスと比較すると、オンボードメモリ搭載モデルは5,000円〜2万円ほどになります。
ただ、仕事で毎日使う道具と考えると投資価値は十分あります。
初期設定に少し手間がかかる
最初だけ専用ソフトを使う必要があります。
面倒に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえばその後はほぼ触る必要がありません。
オンボードメモリ付きマウスが向いている人の特徴

すべての人に必要というわけではありません。
特に恩恵を受けやすい人がいます。
複数のパソコンを使っている人
会社と自宅、WindowsとMacなど、環境が複数ある人には非常に便利です。
設定を引き継げるため、毎回違和感なく作業を始められます。
在宅ワーク中心の人ほど効果を実感しやすいでしょう。
Excelやデザイン作業が多い人
特に毎日数百回クリックしている人なら、その差はかなり大きくなります。
積み重なると数分ではなく数時間単位の効率化につながります。
動画編集やゲームも行う人
用途ごとにプロファイルを切り替えられるため、一台で仕事も趣味もこなせます。
デスク周りをシンプルにしたい人にも向いています。
仕事用におすすめのオンボードメモリ付きマウス

仕事で使いやすいモデルを比較してみましょう。
| 製品名 | 特徴 | 価格帯 |
| Logicool MX Master 3S | 静音・高精度・仕事向き | 15,000円前後 |
| Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 | 軽量で高性能 | 20,000円前後 |
| Razer DeathAdder V3 Pro | 握りやすさ重視 | 18,000円前後 |
| Logicool G304 | コスパ重視 | 5,000円前後 |
| SteelSeries Rival 3 Wireless | 電池持ちが長い | 7,000円前後 |
Logicool MX Master 3Sは仕事用として非常に完成度が高い
ロロメディア編集部でも利用者が多いモデルです。
複数PCを切り替えて使う人には特におすすめできます。
Logicool G304はコスパ重視なら優秀
価格を抑えながらオンボードメモリを使いたいならG304が有力です。
ゲーミングマウスですが仕事用途でも十分使えます。
G PRO X SUPERLIGHT 2は軽さを重視する人向け
長時間使うと、意外と手首の疲労が気になるものです。
価格は高めですが、仕事もゲームも本気で使う人なら満足度は高いでしょう。
オンボードメモリ付きマウスを選ぶときのポイント

単純に「オンボードメモリ搭載」だけで選ぶと失敗することがあります。
実際は使い方に合うかどうかが重要です。
保存できるプロファイル数を確認する
仕事とゲーム、動画編集など用途が多い人は複数プロファイル対応がおすすめです。
ボタン数を確認する
Excel中心なら5〜7ボタン程度で十分です。
動画編集やクリエイティブ作業なら、10ボタン以上あるモデルも便利になります。
重さや握りやすさも重要
スペックだけ見て購入すると失敗しやすい部分です。
毎日8時間以上使う道具なので、疲れにくさは非常に大切です。
オンボードメモリ付きマウスに関するよくある質問

普通のマウスとの違いは何ですか?
設定を本体に保存できる点が最大の違いです。
別のパソコンにつないでも同じ設定で使えます。
Macでも利用できますか?
多くのモデルが対応しています。
仕事用ならゲーミングマウスでも問題ありませんか?
問題ありません。
むしろオンボードメモリや高性能センサーを搭載しているため、仕事でも使いやすいモデルが増えています。
まとめ

オンボードメモリ付きマウスとは、設定をマウス本体に保存できる機能を持ったマウスです。
特に複数のパソコンを使う人や、Excel作業、動画編集などを効率化したい人にとっては大きな武器になります。
ロロメディア編集部でも、会社と自宅を行き来する環境で実際に利用していますが、一度慣れると設定を毎回やり直す生活には戻れませんでした。
価格は普通のマウスより高めですが、毎日使う道具だからこそ、作業効率への投資として十分価値があります。
これから仕事用マウスを買い替えるなら、オンボードメモリ対応モデルを選んでおくと後悔しにくいでしょう。
参考記事
・Logicool G304 LIGHTSPEED 製品情報















