育休中の上司や同僚へ送るメール例文集!失礼にならない伝え方

子育てや家庭の事情で育休を取得するのは今では珍しいことではありませんが、職場とのやりとりには気を遣いますよね。特に「育休中の上司や同僚へのメール」や「復帰の連絡」「保育園内定の報告」などは、伝え方を間違えると失礼に映ることもあります。この記事では、育休中や復職に関連するビジネスメールの書き方を網羅的に紹介します。状況別の例文を豊富にまとめたので、すぐに実務で使えますよ。


目次

育休中の上司へ送るメール例文と注意点

育休中の上司に連絡する場合は、まず「休暇中にも関わらずご対応いただき感謝しています」という一言を添えることが大切です。相手が本来業務から離れている状態であることを前提に、配慮ある言葉を選びましょう。

感謝と配慮を伝える表現

  • 「ご多用のところ恐れ入ります」よりも「育休中のところ失礼いたします」の方が状況に即して丁寧です。
  • 「ご確認いただけますと幸いです」といった柔らかい依頼文を使うことで、負担をかけすぎない印象になります。

実際の例文

件名:ご相談の件(育休中にて恐れ入ります)
本文:
〇〇部長

育休中のところ恐れ入ります。〇〇プロジェクトに関して確認させていただきたく、ご連絡差し上げました。ご負担にならない範囲で結構ですので、可能でしたらご確認をお願いいたします。


育休復帰メールの正しい書き方

復帰の際には、上司・同僚・取引先に向けてそれぞれ適切な表現を選ぶ必要があります。特に「復職日」と「感謝」をしっかり盛り込むことが信頼回復につながります。

上司・同僚への復帰メール例文

件名:復職のご報告
本文:
〇〇課長

お世話になっております。私事で長らく育休をいただいておりましたが、〇月〇日より職場に復帰することとなりました。休職中はご理解とご配慮を賜り、誠にありがとうございました。今後はより一層業務に励んでまいりますので、引き続きご指導のほどお願い申し上げます。

取引先への復帰メール例文

件名:復職のご報告(〇〇株式会社〇〇)
本文:
〇〇株式会社 〇〇様

平素より大変お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇でございます。私事で育休をいただいておりましたが、〇月〇日より業務に復帰いたしました。休職中はご迷惑をおかけいたしましたが、今後は従来通り対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


保育園内定を会社に報告するメール例文

育休後の復職スケジュールに大きく関わるのが保育園の入園です。会社にはなるべく早く報告し、復帰準備をスムーズに進められるようにしましょう。

報告メールの基本ポイント

  • 件名は「保育園内定のご報告」とシンプルにする
  • 「復帰予定日が確定したこと」を明記する
  • 「支援や配慮への感謝」を忘れない

例文

件名:保育園内定のご報告
本文:
〇〇部長

お世話になっております。〇〇です。
このたび子どもの保育園入園が決まりましたので、ご報告申し上げます。入園日は〇月〇日となり、復帰は〇月〇日を予定しております。これまでご配慮いただきましたことに心より感謝申し上げます。復帰後は業務に全力を尽くしてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。


育休中の人へのメールの書き方

育休中の同僚や部下へ連絡する場合は、「無理に返信を求めない」ことが第一です。業務連絡の場合でも、「お時間ある際にご確認いただければ結構です」といった緩やかな依頼文を使うと良いですよ。

挨拶を兼ねたメール例文

件名:近況のご報告
本文:
〇〇さん

お元気でお過ごしでしょうか。業務の件で一つご相談があり、ご連絡差し上げました。お忙しいところ恐縮ですが、お時間あるときにご確認いただけますと幸いです。どうぞご無理のないようお過ごしください。


育休中のメール挨拶と例文

挨拶メールには、育休に入る前の「休暇開始の挨拶」と、復帰直前の「復帰予定のご挨拶」の2種類があります。

休暇開始の挨拶例文

件名:育休取得のご挨拶
本文:
〇〇様

お世話になっております。〇月〇日より育児休業をいただくことになりました。在職中は多くのご指導をいただき、感謝申し上げます。しばらくご迷惑をおかけいたしますが、復帰後は一層尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

復帰予定の挨拶例文

件名:復職予定のご挨拶
本文:
〇〇課長

お世話になっております。〇〇です。
このたび〇月〇日より復帰することになりました。休職中はご理解を賜り誠にありがとうございました。復帰後は早く業務に慣れるよう努めますので、ご指導のほどお願い申し上げます。


育休中のメール返信で気をつけること

育休中にメールが届いた場合、すぐに返信する必要はありません。返信する際には「現在は育休中であること」を一言添えると安心感を与えられます。

返信例文

件名:ご連絡ありがとうございます
本文:
〇〇様

ご連絡ありがとうございます。現在は育休中のため迅速な対応が難しく、ご迷惑をおかけしております。可能な範囲で対応いたしますが、不在中は〇〇にご連絡いただけますと幸いです。


育休中のメールチェックは必要か

法律上、育休中にメール対応する義務はありません。ただし実務上は、重要案件の進捗確認や緊急対応のために最低限チェックする体制を整えておくと安心です。自動転送や不在通知を設定しておくと、無理なく対応できますよ。


育休中に会社へ行く場合の連絡メール

育休中でも「打ち合わせ」や「復帰準備」で一時的に出社するケースがあります。その際は事前に連絡し、出社目的と日時を明確に伝えることが大切です。

出社連絡の例文

件名:一時出社のご連絡
本文:
〇〇部長

お世話になっております。〇〇です。
〇月〇日に復職準備のため、短時間ですが出社させていただきたく存じます。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


まとめと実践ポイント

  • 育休中のメールは「相手の状況に配慮すること」が最重要
  • 復帰メールでは「復職日」と「感謝」を必ず伝える
  • 保育園内定など復職に関わる連絡は早めに共有する
  • 育休中の人へは「返信不要」と添えるだけで配慮が伝わる
  • メールチェックや出社の有無は会社規定に沿って柔軟に対応する

育休にまつわるメールは、相手に安心感を与えることが一番の目的です。この記事で紹介した例文を自分の状況に合わせてアレンジすれば、失礼なくスムーズなやり取りができますよ。

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