「座談会を開いてみたものの、思ったより盛り上がらなかった…」「全体的に沈黙が多くて、進行に困った」――こんな経験をしたことはありませんか?実は、座談会を成功させるには“企画設計”と“進め方の工夫”が欠かせません。本記事では、社内・地域・イベント問わず活用できる「座談会を盛り上げるためのアイデアとテクニック」をご紹介します。ファシリテーター初心者の方でもすぐに使えるネタやクイズも豊富に掲載しています!
座談会を盛り上げるための基本構成と準備
目的を明確にする
まずは「この座談会を通じて何を得たいのか?」を明確にしましょう。例:
- 新入社員と既存社員の相互理解
- 部署間の垣根を越えたコミュニケーション
- 顧客との関係構築
参加メンバーの属性を把握する
年齢層・役職・社歴など、属性によって盛り上がるテーマや進行スタイルは異なります。
アイスブレイクを入れる
最初に軽いネタや自己紹介を入れることで、緊張が和らぎ、発言しやすい空気が生まれます。
座談会を活性化させる企画アイデア集
1. ブロック座談会ネタ
参加者を少人数のグループに分け、それぞれでテーマトークを行い、後で全体にシェアする形式。以下のようなテーマが人気です。
- 「この1年で一番嬉しかったこと」
- 「自分の強みを3語で表現すると?」
- 「最近の“ちょっとだけいい話”」
2. 座談会 楽しいクイズ
場を和ませるクイズ系もおすすめです。
- 「この中で一番朝が弱い人は?」(理由付きで発表)
- 「会社の設立年は?」(正解者にプチ景品)
- 「○○部長の趣味はどれ?」(プロフィール当て)
3. 座談会 一言発言ネタ・一言コーナー
会の最後に「一人一言コーナー」を設けると、全員が発言できます。以下のような一言ネタが使えます:
- 「今日話してみて印象に残ったこと」
- 「この座談会の評価(★~★★★★★)」
- 「次回やってみたいテーマ」
面白い座談会にする進め方のポイント
ファシリテーターが“空気をつくる”
盛り上がるかどうかは進行役次第。柔らかいトーンで話しやすい空気を演出しましょう。
発言しやすい順番を工夫する
年次が浅い人から順に発言を促すと、全体が話しやすくなります。
「沈黙が悪」ではないと理解する
話しすぎない間を作るのも大切です。余白があることで、思考が深まり、発言の質も上がります。
社内座談会におすすめの面白いテーマ例
カテゴリー | テーマ例 |
---|---|
雑談系 | 「理想の休日の過ごし方」「今ハマってるアプリ」 |
仕事系 | 「働く上で大切にしていること」「モチベーションが下がった時の対処法」 |
自己開示系 | 「ニックネームの由来」「小学生時代の夢」 |
未来系 | 「3年後にやっていたいこと」「会社がもっとよくなるには?」 |
座談会の進め方をステップごとに解説
ステップ1:導入(5分〜10分)
- 開催目的・流れの説明
- アイスブレイク(例:2分自己紹介+雑談)
ステップ2:トークセッション(30分前後)
- 少人数ブロックでのトーク or 全体での自由発言
- 質問カードやクイズを投入してもOK
ステップ3:全体共有・まとめ(15分)
- グループ発表
- ファシリテーターからのまとめ・コメント
ステップ4:クロージング・一言発言
- 感想・気づきの一言
- 次回案内やアンケート実施など
よくある質問(Q&A)
Q1:参加者が発言しません。どうすれば?
A:無理に促すのではなく、話しやすい「共通体験」や「選択肢型」のネタを振ってあげましょう。
Q2:座談会の空気が硬い…どう崩せば?
A:ファシリテーターが最初に「笑える失敗談」などを披露するのが効果的です。
Q3:オンラインでも使える企画は?
A:ブレイクアウトルームでのブロック座談会や、チャット投票クイズなどが活用できます。
まとめ|座談会は“仕込み”と“安心感”で盛り上がる
座談会を盛り上げるには、当日のトーク力よりも「どんなネタを仕込むか」「話しやすい空気をつくるか」がカギです。特に一言ネタやブロック分け、クイズ形式などは効果的で、参加者に“自分も話していいんだ”と思わせる仕掛けが重要になります。
社内のコミュニケーション活性化に、座談会は非常に有効な手段です。ぜひ今回ご紹介した企画と進め方を参考に、次回の座談会を楽しく、価値ある時間にしてみてください!
ロロント株式会社では、社内イベントの企画支援・コンテンツ設計のご相談も承っております。ご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。