「タスクバーの位置、前は自由に動かせたのに…」
Windows11を使い始めて最初に「えっ？」と戸惑う人が多いのが、タスクバーの位置を上下左右に移動できなくなっていることです。
「設定どこ？」「なんで動かないの？」と悩む方も多いはず。この記事では、Windows11でタスクバーの位置が変えられない理由と、その解決方法を初心者向けにやさしく解説します。
「設定でできること」「できないこと」から、レジストリや無料ツールを使った裏技的な方法まで、誰でもわかるように画像なしでも理解できるレベルで丁寧にご紹介します。
なぜWindows11ではタスクバーの位置が変更できないの？
仕様がそもそも違うから。これはバグではありません
Windows10までは、タスクバーをマウスでドラッグしたり、設定画面から「上」「右」「左」など好きな場所に動かすことができましたよね。でも、Windows11ではその方法が完全に使えなくなっています。
「え？壊れてる？バグ？」と感じる方もいますが、実はこれ、Windows11の“仕様”です。
Microsoftは、Windows11を設計する際に見た目をスッキリさせ、スマホっぽく直感的に操作できるようにするという方針を取りました。その結果、「タスクバーの自由な位置変更」は削除されたんです。
ユーザーからも不満の声が多数…
- 「モニターを縦で使ってるから、右にタスクバー置きたかった…」
- 「マウスの動き的に上部のほうが作業しやすいのに…」
- 「昔のWindowsっぽくしたいのにできない！」
こうした声はSNSや掲示板、Yahoo!知恵袋にもたくさん投稿されています。
つまり、「windows11 タスクバー 位置 変更できない なぜ」というキーワードで検索する人が多いのは、当然の流れなんです。
設定画面や右クリックでは変更できない？試してみたけど…
右クリックでは“何もできない”
以前ならタスクバーを右クリックして「タスクバーの固定解除」→ドラッグで好きな位置に移動、という操作ができました。でも、Windows11で右クリックしても出てくるのは**「タスクバーの設定」だけ**。
「固定解除」も「移動」も、メニューから完全に消えています。
設定画面でも「配置の選択」はなし
「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」に進んでも、位置を変える選択肢は存在しません。できるのは以下のような操作だけ：
- タスクバーのアイコンを中央揃え or 左寄せに変更
- システムアイコン（検索、タスクビューなど）のオン・オフ
- 通知やウィジェットの表示切り替え
つまり、「タスクバーの位置を変える windows11」で設定からできることは限られているんです。
レジストリを使えば変更できる？その方法と注意点
まずレジストリってなに？
レジストリとは、Windowsの内部設定を管理しているファイルのようなもの。ここを直接編集すると、通常の設定画面からはできない操作も可能になります。
「上級者向け」とされる理由は、誤って別の部分を変更すると、パソコンの動作が不安定になったり最悪起動しなくなる可能性があるからです。
なので、「やってみたいけど不安…」という人は次のツールを使った方法へ進むのが安心です。
レジストリ操作の流れ（自己責任です）
- 「Win + R」キーを押して、「regedit」と入力し、Enter
- 以下の場所へ移動
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StuckRects3 - 「Settings」をダブルクリックし、5行目の「03」を「01」（上）、または「00」（左）などに変更
- エクスプローラーを再起動、またはPCを再起動
うまくいけば、タスクバーの位置が上や左に動くこともあります。ただし、バージョンによっては無効だったり、Windowsの更新で元に戻ることも。
ツールを使えばもっと簡単！「ExplorerPatcher」がおすすめ
レジストリは怖い。でも、「下以外にタスクバーを置きたい！」という人にぴったりなのが、**無料の「ExplorerPatcher」**というツールです。
このツールでできること
- タスクバーの位置を「上・右・左・下」に自由に移動
- Windows10風のスタートメニューに変更
- 通知領域・時計・音量アイコンの位置や表示もカスタマイズ可能
- 起動が速く、システムへの影響も最小限
導入手順（初心者でもOK）
- 公式GitHubからダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行
- 自動的にタスクバーが再起動され、設定が有効化
- 右クリック→「プロパティ」から位置設定を変更できる
設定画面は日本語対応ではありませんが、直感的に操作できます。なにより、数クリックでタスクバーを好きな位置に動かせるのは非常に快適です。
（※次メッセージで後半：【初心者にやさしい代替策／Q&A／まとめ】を続けます）
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どうしても位置を変えられない…そんな時に試したい代替策
「レジストリは怖いし、ツールも入れたくない…」という方も多いと思います。そこで、タスクバーの位置変更ができなくても、似たような効果を得られる工夫をいくつかご紹介します。
1. アイコンの位置を「左寄せ」にする
デフォルトではタスクバーのアイコンは中央に並んでいますが、「設定」→「個人用設定」→「タスクバーの動作」から左寄せに変更できます。これだけでも、「昔のWindows風」に近づき、使い慣れた操作感に。
特に、長年Windowsを使ってきた方にとっては、中央配置に違和感を感じるケースも多いので、これだけでもかなり快適になります。
2. よく使うアプリは「クイック起動風」に並べる
「左寄せ＋頻繁に使うアプリを並べる」ことで、かつてのクイック起動風に活用できます。
たとえば：
- Edge、Chrome、メーラーを左から順に並べる
- アイコン間の間隔を均等に保つように整理する
こうすることで、見た目のバランスと使いやすさを両立できます。
3. ランチャーソフトを併用する
タスクバーの代替として、ランチャーツールを使う方法もあります。
- CLaunch：画面端からすぐアプリを起動できる
- RocketDock：Mac風のアイコンランチャーで画面上部や左右にも配置可能
こうしたツールを導入することで、実質的に“動かせるタスクバー”を自作することができます。
よくある質問（初心者向けQ&A）
Q. なぜタスクバーが動かなくなったの？バグじゃないの？
→ バグではありません。Windows11の正式な仕様変更によるものです。UI（見た目と操作性）の統一のため、自由な位置変更がなくなっています。
Q. 通常の設定画面から位置は変えられないの？
→ はい。**Windows11の設定では位置変更の項目は削除されています。**できるのは、アイコンの中央 or 左寄せ程度です。
Q. ExplorerPatcherは安全ですか？
→ 現時点では多くのユーザーが使っており、安全性も高いと評価されています。ただし、非公式ツールなので自己責任での使用になります。必ず信頼できる公式GitHubから入手してください。
まとめ｜Windows11でタスクバーの位置が変えられない問題は「工夫」で乗り越えられる！
Windows11では、かつて当たり前だったタスクバーの位置変更が制限され、「設定ではできない」「右クリックでも動かない」などの不便が出てきました。
ただし、本記事でご紹介したように、
- 設定でできること（中央→左寄せ）
- レジストリで位置を変える裏技（上級者向け）
- ExplorerPatcherなどのツール活用（初心者にもおすすめ）
- アイコン配置やランチャーを活用した代替策
など、工夫次第で快適な操作環境を取り戻すことは十分に可能です。
「昔みたいにカスタマイズしたい！」という気持ちは、誰しも共感できること。この記事があなたの“ちょっとしたストレス”を解消するきっかけになれば幸いです。
