Instagram(インスタグラム)を使っていて、「ビジネスチャット」という言葉を見かけたことはありませんか?DMとは何が違うの?一般人でも使えるの?見られているって本当?など、さまざまな疑問や不安の声が増えています。本記事では、インスタのビジネスチャットの仕組みや使い方、DMとの違い、よくある誤解とその真実、さらには芸能人や一般人の利用ケースまで幅広く解説します。知っておくことで安心してインスタを活用できます。
インスタのビジネスチャットとは?
ビジネスチャット機能の概要
ビジネスチャットは、インスタグラム上で“ビジネスアカウント”が利用できるチャット機能です。顧客とのやり取りをスムーズにし、問い合わせ対応や商談に使いやすいように設計されています。
- 顧客対応や商品説明などを想定した設計
- 自動応答やラベル管理、テンプレート返信などが可能
- Metaビジネススイート(旧Facebookビジネスマネージャ)と連携も可能
DMとの違いについて
機能 | 通常DM | ビジネスチャット |
---|---|---|
自動返信 | なし | クイック返信・自動応答が可能 |
管理性 | 低い | ラベル分け、フォルダ管理が可能 |
チーム対応 | 不可 | Meta連携で可能 |
商用向け | △ | ◎ |
個人のやり取りに特化したDMに比べて、ビジネスチャットは業務で使うことを前提にした機能が整っています。
インスタグラムのビジネスチャットの魅力、メリットとは?
1. 完全無料で使える
Instagramのビジネスチャットは、一切の費用なしで導入可能。月額料金なども不要なので、スタートアップや個人事業主にも導入しやすいのが魅力です。
2. クイック返信で定型文が送れる
同じような問い合わせに何度も手入力で返信するのは非効率。ビジネスチャットには、テンプレート返信(クイック返信)機能があるため、「営業時間」や「予約方法」などの定型文をワンタップで送信できます。
3. 即時対応が可能=顧客満足度アップ
メールや電話では対応が遅れがちなケースでも、ビジネスチャットならリアルタイムで応答できます。緊急の問い合わせや予約確認もスピーディに対応可能。
4. セールスやプロモーションにも使える
DM機能と同様に、写真・動画付きのメッセージが送れるため、キャンペーン告知や商品紹介も直感的に伝えられます。
5. 顧客からのフィードバックを収集しやすい
チャット形式だからこそ、顧客も気軽に意見を送ってくれる。ユーザーの“生の声”を集めるツールとしても活用できます。
6. チームでの運用も可能
複数人でアカウントを管理している場合でも、Metaビジネススイート連携でチャット対応の分担ができ、業務効率化に繋がります。
気をつけたいデメリット
- 問い合わせが増えることで、対応が業務負荷になる場合も
- 完全自動化ではないため、ある程度の人手や時間が必要
- ビジネスチャットだけ停止する機能はなく、使わなくなっても非表示化できない
→ クイック返信やチャット運用ルールを設けることが対策のカギです。
ビジネスチャットの使い方(初心者向け)
アカウントをビジネス用に切り替える方法
- プロフィール画面右上の「≡」→「設定とプライバシー」
- 「アカウントタイプとツール」→「プロアカウントに切り替え」
- 「ビジネス」カテゴリを選択し、必要事項を入力
チャット機能を有効化
- Metaビジネススイートと連携(推奨)
- 自動応答やよくある質問の設定
- ラベル分け・既読未読管理を設定
よくある活用パターン
- 商品に関する問い合わせ対応
- 来店予約・日程調整
- キャンペーン参加・応募受付
一般人も使える?
結論、誰でも使えます。 アカウントを「プロアカウント(ビジネス)」に切り替えれば、法人・個人問わずビジネスチャットの機能を利用できます。
インスタのビジネスチャットは、法人や個人事業主でなくても利用可能です。副業クリエイターやインフルエンサー、個人で何かを販売している方にもおすすめです。
- ネイル・ハンドメイド作家など個人ビジネスで利用可能
- アカウントを“ビジネス”に切り替えればOK
※一方で、純粋な趣味アカウントや鍵垢運用が目的の人には不向きな場合もあります(後述)。
鍵垢では使えない?
プロアカウントに切り替えると、自動的にアカウントが“公開”設定になります。つまり、非公開(鍵付き)アカウントではビジネスチャットは使えません。
- プライバシー重視 → 鍵垢運用
- ビジネス活用 → 公開アカウントが必須
目的に応じて切り替えることが重要です。
インスタのビジネスチャットは怪しい?
「ビジネスチャットで送られてきたDMが怪しい」の正体
- 詐欺業者がビジネスチャットの形式を模倣してDMを送ることがある
- 正規のアカウントかどうかは「認証マーク」「URL」「フォロワー数」などを確認
見分けるポイント
- プロフィールが未整備(日本語が不自然、アイコンなし)
- 商品リンクが外部の怪しいURL
- ビジネスチャット風の誘導文「今すぐご確認ください」などが特徴
ビジネスチャットそのものが怪しいのではなく、「ビジネスチャット風に偽装した詐欺DM」が問題なのです。
本来は安全な機能
インスタの公式機能であるビジネスチャットは安全ですが、それを装った“詐欺DM”が横行しているため「怪しい」と感じる人も増えています。
見分け方
- プロフィールが空っぽ/日本語が不自然
- URLが外部サイトや短縮URL
- 誘導文「今すぐ確認して」など焦らせる表現
→ 不審なメッセージはクリックせず無視+報告が鉄則。
鍵垢(非公開アカウント)でも使える?
ビジネスチャットを活用するには、公開アカウント(プロアカウント)への切り替えが必須です。
- 鍵垢ではビジネス機能が使えません
- ビジネスチャットや広告機能も制限されます
個人で活動する場合は「公開+ビジネスモード」で信頼性と広がりを持たせるのがベストです。
芸能人やインフルエンサーのビジネスチャット活用事例
- タレントA:ファンからの質問を「よくある質問」に設定し、自動返信で対応
- モデルB:PR案件を効率よく管理するため、ラベルを使って企業ごとに分類
- 俳優C:出演情報やイベント参加申し込みを自動受付に
芸能人・有名人でも、ビジネスチャットをうまく活用しているケースは増えています。
ビジネスチャットは見られる?プライバシーは大丈夫?
基本的に、チャットの内容はアカウント運営者とメッセージを送った相手のみが見られます。Metaが会話内容を覗き見るようなことはありません。
ただし、アカウントを複数人で管理している場合は、関係者全員が内容を確認可能です。
→ 権限の割り当てや通知設定に注意し、情報漏洩が起きないようにしましょう。
ユーザー側から「ビジネスチャットの内容が見られる」のか?
→ 基本的に見られるのはアカウントの運用者とチャット相手だけです。
- Metaビジネススイートに連携しても、運営側が内容を見ることはありません
- ただし、複数人でアカウント運用する場合、他の管理者からは見える
個人情報を扱う場合は、権限設定や通知設定の見直しも重要です。
インスタのビジネスチャットを使った事例
飲食店の事例:予約・来店促進・リピーター獲得に
活用方法
- ストーリーズに「本日空きあります」+DMボタンを設置
- ビジネスチャットに自動返信で「◯名様でご予約ですね?ご希望の時間帯をお知らせください」
- クイック返信で「メニュー」「アレルギー対応」などの定型文を即返し
効果
- 電話予約を嫌う若年層の予約率が20%以上アップ
- 定期的な限定メニュー告知により、リピーターの予約が増加
美容室・サロンの事例:予約対応・スタイル提案・キャンセル対策
活用方法
- DMから「空いてる日を教えてください」という問い合わせに即自動応答
- よくある質問(「どの長さまでカット可能か」「トリートメントの時間」など)をクイック返信に登録
- スタイル希望がある場合、画像の送信とスタッフからの提案をチャットでやり取り
効果
- 予約対応の自動化により、1日2〜3時間分の事務作業を削減
- カウンセリング時間が短縮され、現場の回転率が向上
- 予約リマインドDMでキャンセル率が15%減少
アパレル・雑貨系ECの事例:購入導線の強化と離脱防止
活用方法
- ストーリーズで「どっちの色が人気?」アンケート → チャットで商品の詳細案内
- カートに入れた商品に関して、チャットで「在庫残りわずか」の通知
- 購入者にDMで「商品が届いたら感想を聞かせてください」とアフターフォロー
効果
- アンケート経由の購買率が30%以上に
- DMベースの問い合わせからの購入コンバージョンが2.8倍に
- フォロワーとの信頼関係構築により、月間リピーター比率が上昇
ハンドメイド作家・個人販売の事例:温度感ある接客とブランド構築
活用方法
- お問い合わせに対して、「丁寧・親身」なクイック返信テンプレートを用意
- 完全受注生産のため、納期や仕様の調整をビジネスチャットで柔軟に対応
- お届け後にお礼メッセージ+次回購入割引コードを送付
効果
- お客様からの「丁寧に対応してくれた」という声が増え、レビュー評価が上昇
- チャット上での会話がインスタ投稿にも活かされ、ファン化が進行
- 紹介経由での新規注文率が20%を超える
教室・講師・オンラインスクールの事例:受講前の不安解消&クロージング
活用方法
- 「◯月からの講座、まだ申し込めますか?」→ 自動応答で日程と申込リンクを案内
- 「子連れでも参加できますか?」「どんな方が多いですか?」などの個別質問に丁寧対応
- お試し参加者へのDMフォロー → 本申込へ誘導
効果
- 体験受講から本申し込みへの転換率が10→38%にアップ
- チャット対応の印象で「安心できる先生」と口コミ増加
- 自動化しつつ、温かみを失わない接客で差別化に成功
💡共通して言える成功の鍵
- 即時返信(少なくとも“早い”と感じられる速度)
- 相手に合わせた温度感ある返信テンプレートの整備
- プロアカウント×ストーリーズ×チャットの導線設計
- 対応履歴を見ながら関係性を築けるCRM的な運用
よくある質問
Q1:インスタのビジネスチャットは一般人でも登録できるの?
→ 可能です。プロアカウント(ビジネス)に切り替えれば使えます。
Q2:怪しいメッセージが届いたけど本物?
→ 不審な文面やリンクが含まれていれば詐欺の可能性が高いです。無視しましょう。
Q3:鍵垢でビジネスチャットを使いたいけど…
→ 鍵垢では利用できません。公開アカウントに切り替えましょう。
Q4:芸能人が使ってるのを見たけど、自分でもできる?
→ 誰でも利用可能です。規模に関係なく、情報管理・対応力向上に役立ちます。
まとめ:ビジネスチャットは“効率化×信頼感”の武器
インスタのビジネスチャットは、企業だけでなく個人でも活用できる“効率的で信頼性の高いコミュニケーションツール”です。怪しいと感じるのは一部の悪用例が原因であり、正しく理解し設定すれば大きな味方になります。
DMとの違いや活用事例を踏まえ、ビジネスチャットの活用をぜひ前向きに検討してみてください。
本記事は、Instagramを活用したSNS集客やLINE連携などを得意とするロロント株式会社が監修・執筆しています。マーケティング視点からのツール活用・顧客対応の最適化について、今後も発信していきます。