インスタグラムを利用していると、ふと「この人、最近見かけないな」「検索しても出てこない」などと感じることがあります。もしかしてブロックされた?と疑問に思った経験がある人は意外と多いかもしれません。本記事では、ブロックされているかどうかを見分けるための具体的な方法を、DMや検索機能、外部アプリの活用まで多角的に解説します。専門用語を使わず、初心者の方にもわかりやすく丁寧に説明していきます。
ブロックされたときに起こる変化とは?
インスタグラムでブロックされると、相手に通知が行くことはありません。しかし、以下のような目に見える変化が起こります。
- 相手のアカウントが検索で出てこない
- 相手の投稿やストーリーが一切見られなくなる
- DM(ダイレクトメッセージ)が送れなくなる、既読にならない
- 相手のプロフィールにアクセスできない
- 相手のフォロワーやフォローの数が「0」と表示されることがある
これらの変化は1つだけでは断定できませんが、複数が重なるとブロックされている可能性が高まります。特に「検索に出ない」「投稿が見られない」「DMが届かない」という3つの要素は、最も判断材料になりやすいポイントです。
DM(ダイレクトメッセージ)で確認する方法
DMは相手との直接のやりとりなので、ブロックされたときの影響がはっきり出やすいです。たとえば、以前にやりとりしていたDMの履歴が残っている場合でも、相手のアイコンが灰色になったり、ユーザー名が「Instagramユーザー」と表示されたりすることがあります。
さらに、メッセージを送っても既読にならない、あるいは一切返信が来ないといった場合も、ブロックの可能性を考えてよいでしょう。ただし、これらは相手が単にアカウントを削除したケースや、Instagramを使っていないだけということもあるので、慎重に見極める必要があります。
1つの裏ワザとして、自分の別アカウント(サブアカウント)から相手にDMを送ってみる方法があります。メインアカウントでは既読にならないのに、サブアカでは既読になる場合、ブロックされている可能性が濃厚です。
検索機能での見分け方
検索欄に相手のユーザー名を入力しても出てこない場合、ブロックされているか、相手がアカウントを削除した可能性があります。ただし、アカウント名のスペルミスや変更にも注意が必要です。正確なユーザー名を知っている場合は、ブラウザで直接アクセスして確認する方法もあります。
例えば、InstagramのURLに直接「https://www.instagram.com/ユーザー名」と入力してみて、「このページは利用できません」と表示される場合は、ブロックか削除が原因と考えられます。ここでも、自分のサブアカウントや友人のアカウントから確認すると、よりはっきりします。
アプリや外部サイトを使った確認方法
App StoreやGoogle Playには、インスタのフォローチェックやブロック確認ができるとされるアプリが複数存在します。たとえば「Reports+」「Followers Tracker」などがありますが、無料で使える機能には限りがあり、正確性も100%ではありません。
また、インスタのブロックチェックができるという外部サイトもありますが、これらはInstagramの公式サービスではないため、個人情報の取り扱いに注意が必要です。アカウント情報を求めるタイプのサービスは特に警戒しましょう。信頼できる情報源を使い、安易にログイン情報を入力しないことが大切です。
iPhoneユーザー向けの確認ポイント
iPhoneでインスタを使っている場合でも、確認方法は基本的に他のデバイスと変わりませんが、よりスムーズに確認するためのポイントがあります。
たとえば、SafariやChromeなどのブラウザを使って、直接URLを打ち込んでアクセスしてみる方法があります。アプリ上で検索できなかった場合でも、ブラウザでアクセスすると「アカウントが存在しない」と表示されることがあり、そこからブロックか削除かを判断するヒントになります。
また、家族や友人のスマホを借りて同じユーザー名を検索することで、比較的簡単に自分がブロックされているかどうかを確かめることができます。
鍵アカウントにブロックされたときのサイン
相手が非公開アカウント(いわゆる鍵アカ)の場合、ブロックされるとさらに確認が難しくなります。鍵アカでは、もともとフォローしていないと投稿が見られない仕組みなので、単にフォローしていないだけなのか、ブロックされたのかの区別がつきにくくなります。
ただし、次のような状況であれば、ブロックされている可能性が高いです。
- 検索しても相手が出てこない
- プロフィールにアクセスすると「投稿がありません」と表示される
- 以前は見られた投稿がすべて非表示になっている
こうした変化に気づいた場合、他の確認方法と合わせて総合的に判断するのが確実です。
ブロックされている人を探す方法
Instagramでは、誰にブロックされているかを一覧で見るような機能はありません。しかし、以下の方法である程度推測することは可能です。
- 共通の友人のアカウントから、該当ユーザーが見えるか確認する
- タグ付けされていた投稿が消えているか確認する
- ストーリーやリールの表示に違和感がないか確認する
たとえば、以前はストーリーを見てくれていた人が突然表示されなくなった場合、ブロックやミュートの可能性があります。もちろん、単に見ていないだけという可能性もあるため、他の要素と組み合わせて慎重に判断しましょう。
知恵袋などで話題の“裏ワザ”とは?
ネット上では「ブロックされているかどうかを確認する裏ワザ」がいくつか紹介されていますが、あくまで参考程度に留めておくべきです。
- URL直打ちでの確認(ブラウザからアクセス)
- サブアカウントを使ったアクセス比較
- ハッシュタグ検索での表示チェック
これらは確実な方法とは言えませんが、複数の方法を組み合わせることで、精度を高めることができます。焦らず、冷静に状況を見極める姿勢が大切です。
まとめ
インスタグラムでブロックされているかどうかは、通知が来るわけでもなく、明確なサインがあるわけでもありません。そのため、自分の行動履歴や相手の表示状況などから推測するしかありません。本記事で紹介したように、DM、検索、アプリ、外部サイト、iPhoneでの確認、さらには鍵アカウントや知恵袋で話題の裏ワザ的手法などを使って、総合的に判断してみてください。
大切なのは、過度に不安になることなく、冷静に状況を受け止めること。人間関係の距離感やマナーにも配慮しながら、必要な対応をしていきましょう。