SNSを通じた集客やブランディングが主流となる中、「インスタのプロフィールに直接投稿された」という表示に戸惑う方も少なくありません。
実はこの表示には、ビジネスアカウントの信頼性や認知拡大に活かせる活用術が隠れています。本記事では「プロフィールに直接投稿とは何か?」「どこにあるのか?」「やり方や注意点は?」といった基本から、非表示設定やビジネス活用のヒントまで、わかりやすく解説します。

インスタのプロフィールに直接投稿とは?
フィード投稿との違い
「プロフィールに直接投稿」とは、ユーザーのプロフィール画面に表示される、**その人に対して誰かが投稿した“タグ付き投稿”**のことを指します。これはフィードに表示される投稿とは異なり、該当ユーザーのプロフィールタブに関連投稿として掲載されるため、別枠で管理されます。
例としては以下のようなケースがあります:
- 商品やサービスを紹介する投稿で自社アカウントをタグ付けしたとき
- お客様がレビュー投稿をする際、自社アカウントを@メンションで紹介したとき
表示される場所(どこにあるのか)
プロフィール画面の中段あたりにある「タグ付けされた投稿(🏷️)」のタブに表示されます。
ここには「他ユーザーが自分のアカウントをタグ付けした投稿」が一覧化されており、自分で投稿していないにも関わらず、自分のアカウントページにコンテンツが増えていく形になります。
インスタでプロフィールに直接投稿する具体的な手順
初心者の方でも迷わないよう、順を追って操作方法を解説します。
ステップ1:インスタのプロフィール画面にアクセス
まず、インスタグラムのアプリを開き、右下の人型アイコンをタップして、自分のプロフィールページに移動します。
ステップ2:右上の「+」マークをタップ
プロフィールページの右上にある「+(作成)」ボタンをタップしましょう。
ステップ3:「プロフィールに直接投稿」を選択
表示される選択肢の中から「プロフィールに直接投稿」というオプションを探してタップします。
※この項目が表示されない場合は、アプリが最新でない可能性があります。App StoreまたはGoogle Playからアップデートを確認しましょう。
ステップ4:写真や動画を選択
通常の投稿と同じように、写真または動画を選びます。複数選択も可能です。
ステップ5:キャプションやタグを入力し「投稿」をタップ
最後に、必要に応じてキャプションやハッシュタグ、タグ付けを設定し、「投稿」ボタンをタップすると完了です。
フィードに流さずスマートに情報を伝える新機能
インスタグラムには通常の投稿とは異なり、プロフィールにだけ表示される投稿方法が存在します。それが「プロフィールに直接投稿」という新機能です。
この機能を活用すると、タイムライン(フィード)には表示せず、自分のプロフィール画面にのみ投稿を公開することができます。
特に次のような場面で効果的です:
- 商品カタログとして、プロフィールだけに残したい投稿
- フォロワーのタイムラインに流さず静かに更新したいとき
- 過去の投稿を再編集して再提示したいとき
ここではこの「プロフィールに直接投稿する方法」と、活用上の注意点、活かし方までを徹底的に解説します。
プロフィールに直接投稿を削除・編集したいときの注意点
一度投稿したら、フィード投稿に切り替えることはできない
「プロフィールに直接投稿」として公開した投稿は、あとからフィード投稿へ変更することはできません。表示範囲の切り替えは不可です。
編集・削除は通常の投稿と同じ操作で可能
- キャプションやタグなどの編集 → 投稿画面の右上「…」から「編集」
- 完全に削除 → 同じく「…」から「削除」
プロフィールに直接投稿を活かすビジネス的な活用法
商品カタログやサービス紹介ページとして活用
例えば:
- 美容クリニックが施術紹介のビフォーアフターを載せる
- コンサルティング会社が成功事例をまとめて掲載
- サロンやスクールがメニューごとの案内をプロフィール化
→ 投稿の順番を操作すれば、ランディングページ的な活用も可能です。
ポートフォリオや自己紹介の整理に最適
- 自己紹介/経歴
- 実績・受賞歴
- 代表的な活動や登壇資料
こうした投稿を「静かに」まとめておけることで、営業・面談・商談の際にもプロフィールリンク一つで全てを伝えられます。
よくある質問(FAQ)
Q:プロフィールに直接投稿すると通知は届きますか?
A:いいえ、通常の投稿とは異なり、フォロワーのタイムラインに流れないため、通知も届きません。
Q:プロフィールに直接投稿が表示されないときの対策は?
- アプリを最新にアップデート
- アカウントをビジネスまたはクリエイターに切り替える
- 一度ログアウト → 再ログイン
- 端末の再起動やキャッシュ削除も試してみる
Q:リールでもプロフィールに直接投稿できますか?
現時点ではこの機能は主に通常の写真投稿・動画投稿に限定されており、リールやストーリーズは対象外となっています。
自分の投稿を他人のプロフィールに表示させる方法
他人のプロフィールに自分の投稿を表示させたい(=相手の「タグ付け投稿欄」に載せたい)場合は、以下の手順で**「タグ付け」**を行います。
手順①:通常の投稿を作成する
- インスタで新規投稿を開始(写真・動画を選択)
- キャプションやフィルターを設定
手順②:「人をタグ付け」を選ぶ
- 「人をタグ付け(Tag people)」をタップ
- 写真の中の任意の場所をタップ
- 表示された検索窓に相手のアカウント名を入力
- 正しいアカウントを選択してタグ付け
※複数人タグ付けも可能です。
手順③:投稿を公開する
これで、タグ付けされた相手のプロフィール上にあなたの投稿が「タグ付けされた投稿」として表示されます。
自分のプロフィールに誰かの投稿を載せたいとき
もし、「誰かの投稿を自分のプロフィールに載せたい」という場合、自分からその人の投稿を無理やり「直接表示」させる機能はインスタには存在しません。
そのため、以下のいずれかの方法を取る必要があります。
方法①:その人に自分をタグ付けしてもらうよう依頼する
- DMやコメントなどで「タグ付けしていただけますか?」と依頼
- 特典やキャンペーンの一部として促す方法も有効(例:タグ付け投稿で割引)
方法②:自分がタグ付けされている投稿を承認する
自分のアカウントがタグ付け投稿を自動承認ではなく、手動承認に設定している場合、以下の手順でプロフィール表示させます:
- プロフィール画面 → 右上「≡」→「設定とプライバシー」
- 「タグとメンション」→「タグ付けされた投稿」
- 表示される投稿の一覧から、プロフィールに表示したいものを「承認」
補足:ビジネスアカウントでの注意点
- 自動タグ表示をONにしておくと、知らない投稿が勝手に表示されるリスクも
- 手動承認に切り替えておくと、ブランド管理がしやすくなる
インスタのプロフィールに直接投稿される仕組み
タグ付け機能との関係
「プロフィールに直接投稿される」とは、インスタグラムの“タグ付け機能”を使って第三者があなたを投稿内に指定した場合に発生します。
タグ付けの主なパターンは以下の2種類:
- 写真の中にユーザーアカウントを直接タグ付け(画像上に表示される)
- キャプション内で @アカウント名 をメンション(コメント文中にリンク)
このタグ付けが成功すると、該当の投稿は自動的にあなたのプロフィール「タグ付け投稿」欄に表示される仕組みです。
自動表示か手動表示かの設定も可能
デフォルトでは自動で表示される設定ですが、「タグ付けされても手動で確認してから掲載したい」というビジネス利用者に向けて、表示承認制に切り替えることも可能です。これについては後述します。
インスタでプロフィールに直接投稿されないようにする方法
手動承認に切り替える設定手順
タグ付けによる投稿が無断で表示されるのを防ぐには、「プロフィールに表示する前に確認する」設定をONにしましょう。
手順は以下の通りです:
- プロフィール右上の「≡」から「設定とプライバシー」へ
- 「タグとメンション」メニューを開く
- 「タグ付けされた投稿を確認」→「プロフィールに表示する前に確認する」をON
これで、他人からの投稿が自動的に表示されることはなくなります。
すでに表示されている投稿の非表示方法
- プロフィール上のタグ付け投稿タブを開く
- 非表示にしたい投稿を開く
- 投稿右上の「…」メニューから「プロフィールに表示しない」を選択
通知・足跡は残る?タグ付け投稿のビジネスマナー
タグ付けされると通知は届く?
はい、インスタはタグ付けされると通知が届く仕様です。
ただし、投稿を見るだけでは「足跡(誰が見たか)」は残りません。
ビジネス活用時のマナー
企業アカウントで顧客や提携先をタグ付けする際には、以下の点を意識しましょう:
- 無断タグ付けを避ける(事前確認・許可を取る)
- 個人アカウントへのタグ付けは慎重に(特に一般ユーザー)
- ハッシュタグではなくアカウントタグで紹介するのが効果的
プロフィールに直接投稿は削除できる?
削除=「自分のプロフィールから非表示にする」
プロフィールに表示される他人の投稿は、自分で削除はできません。
ただし、自分のプロフィールから非表示にすることは可能です。
やり方:
- タグ付けされた投稿を開く
- 「…」→「プロフィールに表示しない」
また、タグそのものを削除したい場合:
- 投稿右上「…」→「タグを削除」
- 完全にプロフィール非表示化
ビジネスでの活用方法|集客と信頼性を高める使い方
口コミ投稿の自動蓄積として活用する
顧客が自社をタグ付けした投稿がプロフィールに一覧化されることで、「第三者からの好意的な声」が見える状態になります。これは信頼構築に非常に有効です。
- 飲食店:来店写真をタグ付けしてもらう
- 美容クリニック:施術前後の投稿
- アパレルEC:購入者のコーデ写真
「タグ付けキャンペーン」などのプロモーション施策にも活用
- 「#〇〇をつけて投稿で割引」など、投稿誘導の仕組みを用意
- 投稿数が増える→エンゲージメントが増える→プロフィール充実
よくあるトラブルとその対処法
「勝手にタグ付けされて困る」
→ 設定で手動承認に変更/アカウントブロックも検討
「タグ付けしても表示されない」
→ 表示されるのは画像タグのみ/相手のアカウント設定や投稿ステータスを確認
「通知が来ない」
→ インスタの通知設定がOFFになっている可能性/スマホの通知設定も見直し
まとめ:プロフィールに直接投稿を“見せる資産”に変える
「インスタのプロフィールに直接投稿される」ことは、一見すると不安に感じるかもしれません。しかしその仕組みを理解し、うまく管理すれば、**信頼性の高い投稿コンテンツを自動で集められる“無料の広報資産”**になります。
ポイントは以下の3つ:
- どこに表示されるかを把握し、設定を管理すること
- ビジネスでは手動承認と非表示機能をうまく使うこと
- 口コミの見える化による信頼構築を狙うこと
インスタを使った集客をさらに効率化させるために、プロフィールの活用にも目を向けていきましょう。