見積もりを断るメール例文集!印象を損ねないマナーについて

見積もりをいただいたものの、条件が合わなかったり他社に決めたりと、断らなければならない場面は日常的に発生します。とはいえ、断る際の伝え方次第で相手に悪印象を与えることもあれば、逆に丁寧な対応として信頼につながることもあります。この記事では、個人・法人を問わず、見積もりを断るメールを失礼なく送るための書き方と例文、ビジネスマナーを詳しく解説します。

目次

見積もりを断るときの基本マナー

1. 早めに返信する

  • 相手が手間と時間をかけて作成した見積もりには、できるだけ早く返答を

2. 理由は明かすかどうかの判断を

  • 無理に詳細を伝える必要はないが、「金額」「スケジュール」「他社との比較」など一般的な理由なら丁寧に伝えてもOK

3. 感謝と敬意を伝える

  • 見積もり作成への労力を労い、断っても好印象につながる配慮を

見積もり 断り方 例文(基本)

〇〇株式会社
〇〇様

このたびはお見積もりをご提出いただき、誠にありがとうございます。

社内にて検討を重ねた結果、今回は見送らせていただくこととなりました。
ご対応いただいたにもかかわらず申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

今後また機会がありましたら、ぜひご相談させていただければと存じます。

見積もり 断り方 個人 例文

〇〇様

お忙しい中、お見積もりをお送りいただきありがとうございます。
誠に恐縮ではございますが、予算の都合により今回は見送らせていただくことにいたしました。

せっかくご提案いただきましたのに、大変申し訳ございません。
またの機会がございましたら、よろしくお願いいたします。

相見積もりを断るメールの文例

〇〇株式会社
〇〇様

このたびは見積もりをご提出いただき、ありがとうございました。
数社からご提案をいただき、慎重に比較検討をさせていただいた結果、今回は他社にて進めさせていただく運びとなりました。

今後またご相談させていただく機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

見積もり 断りメール 返信文例(簡潔に)

〇〇様

お見積もりのご提出ありがとうございました。
今回は見送らせていただくこととなりました。
今後またご縁がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

見積もり 断りメール 個人用フレーズ例

  • 予算の都合上、今回は見送らせていただきます
  • 自身のスケジュールの関係で実施が難しくなってしまいました
  • 条件が整わず、残念ながらご依頼には至らない結果となりました

見積もり 断りメール 他社との比較の場合

〇〇様

このたびは迅速にお見積もりをご提出いただき、誠にありがとうございました。
他社様からの提案もあわせて検討いたしました結果、今回は別の業者様にお願いすることとなりました。

ご丁寧なご対応に深く感謝申し上げます。
今後のご活躍を心よりお祈りしております。

見積もり 断りメール 金額が理由の場合

〇〇様

お見積もりのご提示、誠にありがとうございました。
大変魅力的なご提案ではありましたが、弊社の予算都合により今回は見送らせていただく判断となりました。

恐縮ではございますが、何卒ご理解いただければと存じます。
またの機会がございましたら、改めてご相談させていただければ幸いです。

見積もりを断るときのNG対応

無視・未返信

  • 最も失礼な対応。返信しないことが信用を損なう原因に。

一方的で冷たい文面

  • 「不要です」や「他社にしました」のみで終わると、冷たく非礼な印象を与える。

クレームのような否定的内容

  • 「高すぎる」「他社のほうがまし」などは厳禁。

まとめ

見積もりを断るメールは、単に“断る”だけではなく、“関係を保つ”ためのコミュニケーションでもあります。 理由の有無にかかわらず、誠意ある返信と配慮のある言葉選びを心がけることで、次のチャンスにもつながります。

今回の例文をもとに、自社・個人のスタイルや相手の立場に合わせてアレンジし、印象を損ねない断り対応を実践してみてください。

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