嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メール例文!心を動かすコツを紹介

「もしかして、さっきの言い方まずかったかもしれない」。送信済みのメールを見返した瞬間、胸のあたりがザワッとすることがあります。取引先への返信が冷たく見えた、社内チャットで相手を責めるような言い方になった、顧客対応で説明が足りず不快にさせてしまった。こういうとき、時間が経つほど謝りづらくなります。

謝罪メールで大事なのは、きれいな敬語を並べることではありません。相手が嫌な思いをした事実を受け止め、自分の何がよくなかったのかを明確にし、次にどうするかまで伝えることです。「不快にさせたならすみません」のような逃げた謝り方では、相手の気持ちは動きません。

ロロメディア編集部でも、文章のやり取りで一番こわいのは、こちらに悪気がないまま相手を傷つけてしまう場面です。悪気がないからこそ、謝り方を間違えると「わかっていない」と受け取られます。謝罪メールは、早さと誠実さ、そして具体性で印象が変わります。

目次

嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メールは最初に謝る

嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メールは最初に謝る

謝罪メールで最初に書くべきなのは、事情説明ではありません。まず謝罪です。

相手が不快になっている状態で、こちらの事情から始めると「言い訳をされている」と感じられます。たとえば「忙しくて確認が不足しており」と始めるより、「このたびは不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません」と先に書くほうが、相手は受け取りやすくなります。

「嫌な思いをさせたこと」そのものに謝る

謝罪でよくある失敗が、ミスの事実だけに謝って、相手の感情に触れないことです。

たとえば、メールの言い方がきつく見えて相手が傷ついた場合、「表現が不適切でした」だけだと少し足りません。相手が嫌な思いをしたこと、配慮が足りなかったことまで認める必要があります。

使いやすい文面は次の形です。

このたびは、私の配慮に欠ける対応により、ご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。

先ほどの私の発言により、嫌な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。

こちらの説明が不足しており、不安なお気持ちにさせてしまいました。申し訳ございません。

ここで大事なのは、「相手が嫌な思いをした」という部分を曖昧にしないことです。自分では大したことではないと思っていても、相手にとっては傷つく言葉だったかもしれません。謝罪では、自分の意図より相手の受け取りを先に扱います。

「もし不快にさせたなら」は避ける

謝罪メールでかなり印象が悪くなるのが、「もし不快にさせてしまったなら申し訳ありません」という表現です。

一見丁寧に見えますが、相手からすると「不快になったあなた側の問題かもしれませんね」と聞こえることがあります。謝っているようで、少し距離を取っている言い方なんですよね。

特に相手がすでに怒っている場合、この表現は危険です。

避けたい表現と言い換えは、次の通りです。

避けたい表現伝わりやすい表現
もし不快にさせたならすみませんご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません
そのような意図はありませんでした私の伝え方に配慮が不足しておりました
誤解を与えてしまったなら説明が不足しており、誤解を招いてしまいました
悪気はなかったのですが結果としてご迷惑をおかけしました

もちろん、本当に事実確認が必要な場合もあります。ただし、相手が嫌な思いをしたことが明らかなときは、条件付きの謝罪にしないほうがいいです。

心を動かす謝罪メールに必要な3つの要素

心を動かす謝罪メールに必要な3つの要素

謝罪メールで相手の心が動くかどうかは、文章の長さでは決まりません。

むしろ長すぎる謝罪は、読んでいて重くなります。大切なのは、相手が知りたいことに答えているかどうかです。相手が知りたいのは、「本当に悪いと思っているのか」「何が悪かったと理解しているのか」「次はどうするのか」です。

謝罪、原因、再発防止を一つの流れで書く

謝罪メールには、最低限この3つを入れます。

・何に対して謝るのか
・なぜそうなったのか
・今後どう改善するのか

ただ並べるだけでは足りません。謝罪から原因、再発防止まで自然につなげる必要があります。

たとえば、取引先に冷たい言い方をしてしまった場合はこうです。

このたびは、私のメールの表現が一方的で、ご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。
本来であれば、先に状況を確認したうえでご連絡すべきところ、こちらの確認不足のまま強い表現でお伝えしてしまいました。
今後は、事実確認を行ったうえで、相手のご状況に配慮した文面でご連絡いたします。

この流れなら、相手は「何が悪かったと理解しているか」を読み取れます。

謝罪は、反省の気持ちだけでは伝わりません。原因と今後の行動まで言葉にして、初めて相手は少し安心できます。

相手の不快感を軽く扱わない

謝罪で一番やってはいけないのは、相手の感情を小さく扱うことです。

「そこまで気にされるとは思わず」
「大した意味はありませんでした」
「冗談のつもりでした」

こういう言葉は、書いた本人は説明のつもりでも、相手には二次被害のように届くことがあります。最初の失言や対応より、その後の謝罪でさらに嫌な思いをさせてしまうパターンです。

たとえば社内会議で相手の案を軽く否定してしまったとします。会議後、その人が明らかに沈んでいる。そこで「冗談のつもりでした」と送ると、相手は「自分が冗談を受け取れない人みたいにされた」と感じるかもしれません。

この場合は、

先ほどの会議で、〇〇さんのご提案に対する私の返答が配慮を欠いたものになってしまいました。
せっかくご提案いただいた内容を十分に受け止めず、不快なお気持ちにさせてしまい申し訳ありません。

と書くほうが誠実です。

取引先に嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メール例文

取引先に嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メール例文

取引先への謝罪では、相手の感情だけでなく、今後の取引への不安もケアする必要があります。

相手は「この会社に任せて大丈夫か」「また同じことが起きないか」と見ています。だから、謝罪メールでは、丁寧さと再発防止をセットで伝えることが大切です。

メールの言い方がきつくなった場合の例文

送信したあとに「少し強く書きすぎたかもしれない」と気づくことがあります。納期確認や修正依頼で、こちらは急いでいただけなのに、相手には責めているように見える。提出前のバタバタした時間帯ほど起きやすいです。

例文です。

件名:先ほどのメール表現についてのお詫び

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
ロロント株式会社の〇〇です。

先ほどお送りしたメールにつきまして、こちらの表現が一方的で、〇〇様にご不快な思いをさせてしまったことをお詫び申し上げます。

本来であれば、まず貴社のご状況を確認したうえでご相談すべきところ、こちらの都合を優先した伝え方になっておりました。
配慮に欠ける文面となってしまい、誠に申し訳ございません。

今後は、確認事項や依頼内容をお伝えする際にも、貴社のご状況を踏まえたうえで、より丁寧な表現を心がけてまいります。
このたびは大変失礼いたしました。

何卒よろしくお願いいたします。

このメールのポイントは、「自分の表現が一方的だった」と明確に書いていることです。相手の受け取り方の問題にせず、自分の伝え方の問題として扱っています。

説明不足で不安にさせた場合の例文

説明が足りず、相手に不安や不信感を与えてしまうケースもあります。

たとえば、納期変更をさらっと伝えたら相手から強い反応が来た。こちらは「少し遅れます」と軽く書いたつもりでも、相手は社内調整や顧客対応を抱えていた。こういうとき、謝罪では相手の実務への影響に触れたほうがいいです。

件名:説明不足に関するお詫び

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
ロロント株式会社の〇〇です。

先ほどのご連絡につきまして、こちらの説明が不足しており、ご不安なお気持ちにさせてしまいましたこと、誠に申し訳ございません。

納期変更の背景や今後の対応について、十分にご説明しないままご連絡してしまい、貴社内でのご調整にもご負担をおかけしたかと存じます。
本来であれば、変更理由、影響範囲、対応予定を整理したうえでお伝えすべきでした。

改めて、現在の状況と今後の対応について以下に整理いたします。
まず〇〇については、本日中に確認を完了し、明日午前中までに改めてご報告いたします。

このたびは、配慮と説明が不足しており申し訳ございませんでした。
引き続き、状況が変わり次第すぐに共有いたします。

何卒よろしくお願いいたします。

説明不足の謝罪では、謝るだけでは不十分です。相手が不安になった原因は、情報が足りなかったことです。つまり、謝罪メールの中で不足情報を補う必要があります。

顧客に嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メール例文

顧客に嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メール例文

顧客への謝罪は、取引先以上に慎重です。

相手は会社の事情を知りません。担当者の忙しさも、社内の確認フローも関係ありません。見えているのは、自分が受けた対応だけです。だから、顧客対応の謝罪では、まず相手の不快感と不便を受け止めます。

接客や対応で不快にさせた場合の例文

顧客から「対応が不快だった」と言われた場合、最初にやるべきことは反論ではありません。

たとえこちらに言い分があっても、謝罪メールでは先に受け止めます。事実確認が必要な場合でも、相手が嫌な思いをしたことには謝れます。

件名:弊社対応に関するお詫び

〇〇様

このたびは、弊社対応によりご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。

お問い合わせいただいた際、本来であれば〇〇様のお話を丁寧に伺い、状況に応じたご案内をすべきところ、配慮に欠ける対応となってしまいました。
貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、不快なお気持ちにさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。

今回いただいたご指摘は、担当内で共有し、今後のご案内方法を見直してまいります。
改めまして、このたびは大変申し訳ございませんでした。

このメールでは、顧客の「嫌だった」という感情を軽く扱っていません。対応の何が不足していたかを具体化し、社内共有と改善まで書いています。

商品やサービスで嫌な思いをさせた場合の例文

商品やサービスが原因で不快な思いをさせた場合は、謝罪と対応策を同時に示します。

件名:〇〇に関するお詫びと今後の対応について

〇〇様

このたびは、弊社サービスのご利用にあたり、ご不快な思いとご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。

本来であれば、安心してご利用いただける状態でご案内すべきところ、〇〇の点でご期待に沿えず、結果として〇〇様にご負担をおかけしてしまいました。
ご指摘いただいた内容を確認し、現在、原因と対応方法を社内で確認しております。

現時点では、〇月〇日までに改めて対応方針をご連絡いたします。
お待たせしてしまい恐縮ですが、確認が取れ次第、速やかにご報告いたします。

このたびは、誠に申し訳ございませんでした。

顧客対応では、「確認します」だけだと不安が残ります。いつまでに返すのかを書くだけで、相手の不安は少し減ります。

社内で嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メール例文

社内で嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メール例文

社内の謝罪は、社外より軽く見られがちです。

でも実際には、社内の謝罪のほうが難しいことがあります。翌日も顔を合わせますし、同じチームで仕事を続けるからです。ここで雑に謝ると、関係がじわじわ悪くなります。

上司に嫌な思いをさせた場合の例文

上司への謝罪では、言い訳よりも反省点と今後の行動を明確にします。

件名:先ほどの件についてのお詫び

〇〇部長

お疲れさまです。〇〇です。

先ほどの打ち合わせでの私の発言について、配慮に欠ける伝え方となり、ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。

ご指摘いただいた内容に対して、十分に受け止める前に自分の考えを強く述べてしまいました。
本来であれば、まずご意見の意図を確認したうえで発言すべきでした。

今後は、指摘を受けた際にすぐ反論するのではなく、内容を整理してから発言いたします。
このたびは大変失礼いたしました。

よろしくお願いいたします。

上司への謝罪では、「反省しています」だけだと弱いです。どの行動を改めるのかまで書くと、仕事上の信頼回復につながります。

同僚や部下に嫌な思いをさせた場合の例文

同僚や部下への謝罪では、上下関係に甘えないことが大切です。

特に部下に対しては、「悪かったね」くらいで済ませると、相手は本音を言いづらくなります。立場が上の人ほど、丁寧に謝ったほうがいいです。

件名:先ほどの伝え方について

〇〇さん

お疲れさまです。〇〇です。

先ほどのやり取りで、私の言い方が強くなってしまい、嫌な思いをさせてしまったと思います。
配慮が足りず、申し訳ありません。

本来であれば、まず状況を確認してから伝えるべきところ、急ぎの気持ちが先に出てしまいました。
〇〇さんの対応を責めるような言い方になってしまったことを反省しています。

今後は、依頼や確認をするときも、状況を確認したうえで伝えるようにします。
改めて、申し訳ありませんでした。

社内謝罪では、少し人間味があったほうが伝わります。過剰にかしこまりすぎるより、「何が悪かったか」を自分の言葉で書くほうが自然です。

謝罪メールで心を動かす書き方のコツ

謝罪メールで心を動かす書き方のコツ

「心を動かす」といっても、泣かせる文章を書く必要はありません。

謝罪メールで相手の心が動くのは、こちらが自分を守るためではなく、相手の受けた不快感を本当に見ていると伝わったときです。美しい文章より、逃げない文章のほうが強いです。

相手の感情を一文で受け止める

謝罪の冒頭では、相手が感じたであろう不快感を一文で受け止めます。

たとえば、

ご不快な思いをさせてしまいました。

ご不安なお気持ちにさせてしまいました。

残念なお気持ちにさせてしまいました。

ご負担をおかけしてしまいました。

この一文があるかどうかで、謝罪の印象は大きく変わります。

ロロメディア編集部でも、謝罪文を添削するときに一番見るのはここです。謝罪しているようで、相手の感情に触れていない文章はかなり多いです。「対応が不十分でした」だけでは、相手の気持ちには届きにくいんですよね。

原因は短く、言い訳は長くしない

謝罪メールには原因説明が必要です。

ただし、原因説明が長くなると、言い訳に見えます。「担当者が不在で」「確認が重なっており」「社内で連携が取れておらず」と続けると、相手は「そちらの事情ですよね」と感じます。

原因は短く書きます。

こちらの確認不足により、誤った内容をご案内してしまいました。

私の配慮不足により、強い表現になってしまいました。

社内確認が不十分なままご連絡してしまいました。

このくらいで十分です。謝罪メールは、こちらの事情を理解してもらう文章ではなく、相手に誠意を伝える文章です。

再発防止は「気をつけます」で終わらせない

「今後気をつけます」は、謝罪メールでよく使われます。

でも、これだけだと弱いです。何をどう気をつけるのかが見えないからです。

たとえば、

今後は気をつけます。

よりも、

今後は送信前に内容を再確認し、相手のご状況に配慮した表現になっているかを確認いたします。

のほうが具体的です。

再発防止は、行動に落とし込みます。確認フローを作る、共有前に上長確認を入れる、返信前に事実確認を行う。ここまで書くと、相手は「同じことを繰り返さないつもりなんだな」と感じやすくなります。

謝罪メールで避けたいNG表現

謝罪メールで避けたいNG表現

謝罪メールは、たった一文で台無しになることがあります。

こちらは誠意を込めたつもりでも、相手には責任逃れに見える。謝罪の怖さはここです。だから、送信前にNG表現を確認しておきましょう。

「誤解させてしまい」は使い方に注意する

「誤解させてしまい申し訳ございません」は、便利に見えます。

ただし、相手によっては「誤解したあなたにも原因がある」と受け取られることがあります。こちらの説明不足が原因なら、「誤解させた」より「説明が不足していた」と書くほうが安全です。

たとえば、

私の説明が不足しており、誤解を招いてしまいました。

この表現なら、自分側に原因を置いています。

「誤解」という言葉を使うなら、その前に自分の不足を入れる。これだけで印象が変わります。

「悪気はありませんでした」は書かない

謝罪メールで「悪気はありませんでした」と書きたくなることがあります。

でも、相手が知りたいのは悪気の有無ではありません。嫌な思いをした事実に、あなたがどう向き合うかです。

「悪気はなかった」と書くと、相手は「悪気がなければ傷つけてもいいのか」と感じるかもしれません。

書くなら、

そのような意図はございませんでしたが、結果としてご不快な思いをさせてしまいました。
私の配慮が不足しておりました。

このように、意図の説明より結果への謝罪を先に出します。

「今後このようなことがないように」だけで終わらせない

謝罪文でよく見る締めですが、これだけでは抽象的です。

相手が怒っているときほど、「具体的に何をするの?」と見られます。

たとえば、

今後このようなことがないよう、社内で共有いたします。

だけでは少し弱いです。

今後は、同様のご案内を行う際に、送信前の確認項目を設け、担当者間で内容確認を行ってからご連絡いたします。

ここまで書くと、改善が見えます。

謝罪メールでは、抽象的な反省より具体的な行動が信用になります。

謝罪メールを送るタイミングとその後の対応

謝罪メールを送るタイミングとその後の対応

謝罪は早いほうがいいです。

ただし、事実確認が必要な場合は、確認中であることを先に伝えます。何も連絡せずに時間が過ぎると、相手の不信感は増えます。

気づいた時点でまず一報を入れる

相手に嫌な思いをさせたと気づいたら、できるだけ早く一報を入れます。

たとえば、会議後に相手の表情が明らかに曇っていた。メール返信が急に硬くなった。第三者から「さっきの言い方、少しきつかったかも」と言われた。こういうときは、翌日まで引っ張らないほうがいいです。

まずは短く送ります。

先ほどの私の発言について、配慮に欠ける部分があったと感じております。
ご不快な思いをさせてしまっていたら大変申し訳ありません。改めてお詫びさせてください。

ただし、すでに相手が不快感を表明している場合は「させてしまっていたら」ではなく、「させてしまい」と言い切ります。状況に合わせて使い分けましょう。

詳細確認が必要なら途中報告をする

顧客対応やトラブル対応では、すぐに原因がわからないことがあります。

その場合でも、謝罪を後回しにしないほうがいいです。

たとえば、

このたびはご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。
現在、事実関係を確認しております。〇月〇日〇時までに、確認結果と今後の対応について改めてご連絡いたします。

このように、謝罪と確認中であること、次の連絡時刻を伝えます。

「確認してから連絡しよう」と思っているうちに半日過ぎると、相手から見ると放置に見えます。途中報告は、信頼を保つための重要な一手です。

謝罪メールの件名と締め方

謝罪メールの件名と締め方

謝罪メールは、件名と締め方でも印象が変わります。

件名が軽すぎると、相手は「本当に謝る気があるのか」と感じます。逆に重すぎる件名にすると、社内転送されたときに過剰に見えることもあります。内容に合う落ち着いた件名を選びましょう。

件名は「お詫び」と対象を入れる

謝罪メールの件名には、「何についてのお詫びか」を入れます。

使いやすい件名は次の通りです。

・先ほどのメール表現についてのお詫び
・弊社対応に関するお詫び
・〇〇のご案内に関するお詫び
・本日の打ち合わせでの発言についてのお詫び
・説明不足に関するお詫び

「申し訳ございません」だけの件名は避けたほうがいいです。相手が後から見返したときに、何の件かわかりません。

締めは謝罪を繰り返しすぎない

謝罪メールの最後に、もう一度お詫びを入れるのは自然です。

ただし、何度も「申し訳ございません」を繰り返すと、重くなりすぎます。本文で十分謝っているなら、最後は簡潔で大丈夫です。

締め方の例です。

改めまして、このたびはご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

今後は同様のことがないよう、確認を徹底してまいります。
何卒よろしくお願いいたします。

社内向けなら、

改めて、配慮に欠ける伝え方となってしまい申し訳ありませんでした。
今後は伝え方に十分注意します。

このくらいが自然です。

まとめ:嫌な思いをさせてしまった謝罪メールは「言い訳を減らして具体的に謝る」

まとめ:嫌な思いをさせてしまった謝罪メールは「言い訳を減らして具体的に謝る」

嫌な思いをさせてしまったときの謝罪メールでは、まず相手の不快感に対して謝ります。最初に事情説明をしたり、「もし不快にさせたなら」と条件付きにしたりすると、誠意が伝わりにくくなります。

大事なのは、何に対して謝っているのかを明確にすることです。メールの表現が一方的だったのか、説明が不足していたのか、配慮が足りなかったのか。ここを具体的に書くと、相手は「こちらの気持ちをわかってくれている」と感じやすくなります。

そして、謝罪だけで終わらせないこと。今後どうするのか、どの行動を変えるのかまで書いてください。「気をつけます」より、「送信前に確認します」「事実確認をしてから連絡します」「担当内で共有します」のほうが信頼につながります。

謝罪メールは、負けを認める文章ではありません。関係を戻すための文章です。相手を動かすのは、上手な言い回しではなく、逃げずに向き合う姿勢です。だからこそ、短くても具体的に、相手の感情に届く言葉で伝えていきましょう。

参考記事

・参考記事:文化庁 敬語の指針

・参考記事:消費者庁 消費者庁のしごと

・参考記事:個人情報保護委員会 漏えい等の対応とお役立ち資料

・参考記事:国民生活センター 相談情報

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