Androidでフォントを変えようとして、設定アプリを開いたのに「フォントスタイル」が見つからない。検索して出てきた手順どおりに進んでも、自分のスマホだけ画面が違う。こういう場面、かなり焦りますよね。特に、LINEの文字をかわいくしたい、ホーム画面の雰囲気を変えたい、仕事用スマホを見やすくしたいと思って操作していると、「自分の機種が悪いのかな」と手が止まります。
先に結論を言うと、Androidはすべての機種で自由にフォント変更できるわけではありません。Galaxyや一部のAQUOSのようにフォントスタイル変更や追加フォントに対応している機種もあれば、Google PixelやXperiaのように、基本的にはフォントサイズや表示サイズの変更が中心で、システムフォントそのものを簡単に変えられない機種もあります。
Androidでフォント変更できない機種は「フォントスタイル」の項目がない

Androidでフォント変更できるかどうかは、まず設定画面に「フォントスタイル」「フォント切り替え」「文字フォント設定」のような項目があるかで判断します。ここがない機種は、基本的にシステム全体のフォント種類を標準機能だけで変えるのは難しいです。
Google公式のAndroidアクセシビリティヘルプでは、Androidの表示設定としてフォントサイズ、表示サイズ、太字、コントラストなどの調整が案内されています。一方で、すべてのAndroid端末でフォントの種類を自由に変更できるとは案内されていません。つまり、Android標準機能として保証されているのは主に「文字の大きさや見やすさの調整」であり、「フォントの種類変更」はメーカー独自機能に近い扱いです。
フォント変更できるかを最短で見分ける手順
設定画面のどこを見ればいいかわからず、何度も「ディスプレイ」「ユーザー補助」「壁紙とスタイル」を行き来してしまうことがあります。スマホを買ったばかりの夜に、検索記事を見ながら設定を探して、結局見つからずにアプリだけ増えてしまう。そうなると、次の日に通知の文字まで見づらくなっていて、戻し方でもう一度悩みます。
まずは、設定アプリ内の検索窓を使ってください。Androidはメーカーによってメニュー名が違うため、階層をたどるより検索したほうが早いです。
確認する言葉は次の順番です。
- フォント
- フォントスタイル
- 文字フォント
- 文字フォント設定
- フォントサイズ
- 表示サイズ
この検索で「フォントスタイル」や「文字フォント切り替え」が出るなら、フォント種類を変えられる可能性があります。出てくるのが「フォントサイズ」だけなら、文字の大きさは変えられても、フォント種類は変えられない機種と考えたほうが現実的です。
「フォントサイズ」と「フォント変更」は別物
ここはかなり大事です。「フォントサイズを変更できる」と「フォントを変更できる」は違います。
フォントサイズは、文字を大きくしたり小さくしたりする設定です。フォント変更は、文字のデザインそのものを変える設定になります。たとえば、丸ゴシック風、手書き風、明朝風のように雰囲気を変えるのがフォント変更です。
比較するとわかりやすいです。
| 項目 | できること | 例 |
|---|---|---|
| フォントサイズ | 文字の大きさを変える | 小・標準・大・特大 |
| 表示サイズ | アイコンや画面全体の表示を変える | アプリ名やボタンを大きくする |
| 太字 | 文字を太くして見やすくする | 標準文字をくっきり表示 |
| フォントスタイル | 文字の種類を変える | ゴシック、丸文字、手書き風など |
| ダウンロードフォント | 新しいフォントを追加する | メーカー公式ストアや対応フォント |
PixelやXperiaで「フォントを変えられない」と感じる人の多くは、設定に「フォントサイズ」はあるのに「フォントスタイル」がない状態です。これは設定の場所を見落としているのではなく、機能として提供されていないケースがあります。
Androidでフォント変更できない機種一覧とメーカー別の傾向

「一覧」と言っても、Androidは同じメーカーでもモデル、販売地域、OSバージョン、キャリア版によって設定が違うことがあります。そのため、ここでは「標準機能だけではフォント種類の変更が難しい傾向がある機種」と「変更できる傾向がある機種」に分けて整理します。
まずは全体像を見てください。
| メーカー・シリーズ | フォント種類変更の傾向 | 見分けるポイント |
|---|---|---|
| Google Pixel | 標準機能では種類変更が難しい傾向 | 設定にフォントサイズ・表示サイズ中心で、フォントスタイルがない |
| Xperia | 標準機能では種類変更が難しい傾向 | 公式ヘルプは主にフォントサイズ変更の案内 |
| Galaxy | フォントスタイル変更・追加に対応しやすい | 設定内に「フォントサイズとスタイル」がある |
| AQUOS | 機種により文字フォント設定に対応 | 「文字フォント設定」「文字フォント切り替え」があるか確認 |
| OPPO | テーマ・表示設定に依存しやすい | OSバージョンやColorOSの仕様で差がある |
| Xiaomi | テーマ機能に依存しやすい | 地域設定やテーマストアの対応で差がある |
| arrows | 機種ごとの差が大きい | 設定検索で「フォント」が出るか確認 |
| motorola | 標準機能では種類変更が難しい傾向 | 文字サイズ・表示サイズ中心のことが多い |
この表は、買う前や設定前の判断材料として使ってください。最終的には、自分の端末で設定検索をするのが最も確実です。
Google Pixelはフォントサイズ調整が中心
Google Pixelは、Androidの標準に近い操作感が特徴です。余計な独自機能が少なく、動作もシンプルですが、そのぶんメーカー独自のフォント追加機能は少なめです。
Google公式ヘルプでは、Androidで文字や表示を見やすくする方法として、フォントサイズ、表示サイズ、太字などが案内されています。Pixelでもこの流れに近く、設定から文字の大きさや表示の大きさは調整できますが、Galaxyのようにフォントストアから種類を追加する操作は基本的に用意されていません。
実務的に見るなら、Pixelで「かわいいフォントに変えたい」「手書き風にしたい」と思った場合、標準設定だけで実現するのは難しいです。代わりに、文字サイズ、表示サイズ、太字、ランチャーアプリ、キーボードアプリなどで見た目を調整する方向になります。
Xperiaはフォントサイズ変更が中心で種類変更は期待しすぎない
Xperiaも、標準設定ではフォントサイズ変更が中心です。Sonyの公式ヘルプでは、Xperiaのフォントサイズについて「設定」からユーザー補助へ進み、フォントサイズを調整する手順が案内されています。これは文字を読みやすくするための設定であり、フォント種類を変える操作とは別です。
Xperiaユーザーがつまずきやすいのは、「フォントサイズは変えられるから、フォント種類もどこかで変えられるはず」と考えてしまうことです。ですが、設定検索で「フォントスタイル」や「フォント切り替え」が出ない場合、標準機能では難しいと見たほうがいいでしょう。
無理に非公式なフォント変更アプリを探すより、まずは表示サイズや太字を調整したほうが安全です。フォント変更アプリの中には、システム全体ではなく一部のテキスト入力や画像加工だけに対応するものもあるため、期待と違う結果になりやすいです。
Galaxyはフォントスタイルと追加フォントに対応しやすい
Galaxyは、Androidの中でもフォント変更に強い機種です。Samsung公式サポートでは、設定アプリから「ディスプレイ」へ進み、「フォントサイズとスタイル」からフォントスタイルを変更したり、新しいフォントをダウンロードしたりできると案内されています。
Galaxyでフォント変更したい場合は、まず次の順番で確認します。設定を開き、ディスプレイをタップし、フォントサイズとスタイルを開きます。そこに「フォントスタイル」があれば、端末内のフォントを選んだり、対応する追加フォントを探したりできます。
Galaxyで注意したいのは、追加フォントがすべて無料ではない点です。有料フォントが含まれる場合もあります。また、フォントを変えても一部アプリでは反映されないことがあります。これはアプリ側が独自フォントを使っている場合があるためです。
AQUOSは文字フォント設定がある機種なら変更できる
AQUOSは、機種によってフォント変更に対応しています。SHARPの案内では、AQUOSで「設定」から「ディスプレイ」「文字フォント設定」「文字フォント切り替え」へ進み、一覧からフォントを選べると説明されています。また、Google Playからダウンロードしたフォントや、対応するモリサワフォントを追加できる案内もあります。
AQUOSで確認するべきなのは、「文字フォント設定」があるかです。設定内検索で「文字フォント」と入力し、該当項目が出るなら変更できる可能性が高いです。
ただし、AQUOSでもすべての機種で同じとは限りません。古い機種、かんたんスマホ系、キャリア専用モデルでは、画面名や対応範囲が異なることがあります。見つからない場合は、機種名と「文字フォント設定」で公式サポートを確認するのが安全です。
Androidでフォント変更できる機種を買う前に見分けるポイント

スマホを買ってから「フォント変更できなかった」と気づくと、かなり残念です。特に、見た目のカスタマイズを楽しみたい人にとって、フォント変更は大事なポイントですよね。
買う前に見分けるなら、スペック表よりもメーカーのサポートページや実機の設定画面を見るほうが確実です。スペック表には、カメラやバッテリーは詳しく書かれていても、フォントスタイル変更の可否までは載っていないことが多いです。
家電量販店で実機を触れるなら、設定アプリの検索窓に「フォント」と入力してください。ここで「フォントスタイル」「文字フォント切り替え」が出るかどうかを見れば、かなり早く判断できます。
店頭で確認するなら設定検索が一番早い
店頭でスマホを触ると、展示機の設定が制限されていることがあります。ですが、設定アプリの検索は使えることが多いため、最初に試す価値があります。
操作は簡単です。設定アプリを開き、上部の検索欄に「フォント」と入力します。出てきた項目が「フォントサイズ」だけなら、種類変更は難しい可能性があります。「フォントスタイル」や「文字フォント設定」が出れば、変更できる可能性が高いです。
買う前に確認する項目は次の通りです。
- フォントスタイルがあるか
- 文字フォント設定があるか
- ダウンロードフォントがあるか
- フォントサイズだけで終わっていないか
- 変更後に再起動が必要か
この確認をしておけば、「ネットでは変えられると書いてあったのに自分の機種では無理だった」という失敗を減らせます。特に中古スマホや型落ちモデルを買う場合は、OSバージョンが古く、最新記事と画面が違うこともあります。
メーカー独自UIがある機種は対応しやすい
Androidには、メーカーごとの独自UIがあります。UIとは、ユーザーインターフェースの略で、設定画面やホーム画面など、ユーザーが操作する見た目や仕組みのことです。
GalaxyのOne UI、AQUOSの独自設定、XiaomiのHyperOS、OPPOのColorOSなどは、メーカー独自のカスタマイズ機能を持っています。この中にフォント変更機能が含まれることがあります。
一方で、PixelのようにAndroid標準に近い機種は、シンプルで扱いやすい反面、フォント種類を自由に変える機能は限定的です。カスタマイズ重視なら独自UIが強い機種、シンプルさ重視ならPixelやXperia、と考えると選びやすくなります。
Androidでフォントを追加する方法

フォントを追加できるかどうかは、機種によって大きく変わります。Galaxyや一部AQUOSのように、設定画面から追加フォントを探せる機種なら比較的簡単です。
ただし、フォント追加には注意点もあります。追加したフォントが日本語に対応していない場合、英数字だけ変わって日本語はそのままになることがあります。かわいいフォントを入れたつもりなのに、LINEの日本語部分は変わらない。こういうこともあります。
Galaxyでフォントを追加する方法
Galaxyでフォントを追加するときは、設定アプリから進みます。Samsung公式サポートでは、「設定」「ディスプレイ」「フォントサイズとスタイル」「フォントスタイル」へ進み、追加フォントをダウンロードできる手順が案内されています。
操作前に注意したいのは、フォントを変えるとメニューや通知の見た目も変わることです。かわいいフォントにしたら、設定画面の文字が読みづらくなった。仕事中に通知が読みにくくて戻した。こういうことが起きます。
手順は次の流れです。
- 設定を開く
- ディスプレイを選ぶ
- フォントサイズとスタイルを開く
- フォントスタイルをタップする
- ダウンロードフォントを選ぶ
- 使いたいフォントを入れて適用する
追加後は、LINE、設定画面、通知、ブラウザなどを実際に見てください。一部アプリでは反映されないことがあります。これはアプリ側が独自の文字表示をしているためで、端末の故障ではありません。
AQUOSでフォントを追加する方法
AQUOSでフォント追加に対応している機種では、「文字フォント設定」から進みます。SHARPの案内では、設定からディスプレイ、文字フォント設定、文字フォント切り替えへ進む方法が紹介されています。また、ダウンロードフォントを検索して追加できる機種もあります。
AQUOSは機種によって表示名が違う場合があるため、設定検索で「文字フォント」と入れるのが早いです。出てきた項目からフォント切り替えへ進み、プリセットやダウンロード済みフォントを選びます。
注意点として、フォント変更後に再起動が必要になる場合があります。SHARPの案内でも、フォント変更には再起動が必要とされています。作業中のアプリや入力途中の文章がある場合は、保存してから変更してください。
フォント変更できないAndroidで見た目を変える代替策

フォント種類を変えられない機種でも、見た目を整える方法はあります。ここであきらめる必要はありません。
ただし、代替策には限界があります。システム全体のフォントを変えるのではなく、ホーム画面、キーボード、文字サイズ、表示サイズ、アプリ内の表示を調整する形になります。最初からこの違いを理解しておくと、「アプリを入れたのに全部変わらない」という失敗を避けられます。
Androidで現実的に使える代替策は、次の4つです。
| 代替策 | 変えられる範囲 | 向いている人 |
|---|---|---|
| フォントサイズ変更 | 文字の大きさ | 読みやすくしたい人 |
| 表示サイズ変更 | アイコンや画面全体 | 操作しやすくしたい人 |
| ランチャーアプリ | ホーム画面の見た目 | ホームだけおしゃれにしたい人 |
| キーボードアプリ | 入力画面の見た目 | キーボードを見やすくしたい人 |
ここで大切なのは、目的を分けることです。LINEや設定画面まで全部変えたいのか、ホーム画面だけ雰囲気を変えたいのか。目的が違えば選ぶ方法も変わります。
フォントサイズと表示サイズを調整する
文字が読みにくいだけなら、フォント種類を変えなくても解決できることがあります。Android公式ヘルプでは、フォントサイズや表示サイズ、太字などの設定で見やすさを調整できると案内されています。
操作は、設定からディスプレイ、またはユーザー補助へ進み、フォントサイズや表示サイズを調整します。機種によって画面名は違いますが、「フォントサイズ」「表示サイズ」で設定内検索すれば見つけやすいです。
ただし、フォントサイズを大きくしすぎると、アプリによっては文字がはみ出すことがあります。Googleのヘルプでも、一部アプリでは設定が反映されない場合があると案内されています。まずは一段階だけ大きくして、LINE、メール、ブラウザ、設定画面を確認すると失敗しにくいです。
ランチャーアプリでホーム画面だけ変える
ランチャーアプリとは、ホーム画面の見た目やアイコン配置を変えるアプリです。システム全体のフォント変更はできなくても、ホーム画面のアプリ名やアイコン周りを調整できる場合があります。
たとえば、ホーム画面のアプリ名を非表示にしたり、アイコンパックを使ったり、表示名の見え方を整えたりできます。PixelやXperiaのようにフォント種類を変えにくい機種でも、ホーム画面だけならかなり印象を変えられます。
ただし、ランチャーアプリは設定が多く、入れた直後は画面が変わって戸惑うことがあります。仕事用スマホや家族共用の端末では、最初に元のホームアプリへ戻す方法を確認してから使ってください。
キーボードアプリで入力画面を見やすくする
フォント変更したい理由が「入力時の文字が見づらい」なら、キーボードアプリの設定を見直すのも有効です。Gboardやメーカー純正キーボードには、テーマ、キーの高さ、文字サイズに関する設定が用意されている場合があります。
ただし、キーボードの見た目を変えても、スマホ全体のフォントが変わるわけではありません。あくまで入力画面の見た目が変わるだけです。
実務的には、システム全体のフォント変更ができない機種では、文字サイズ調整とキーボード調整を組み合わせるのが現実的です。見た目をかわいくするより、まず読みやすさと押しやすさを整える。毎日使うスマホでは、ここがかなり大事です。
フォント変更アプリを使う前に確認したい注意点

Androidでフォント変更できないとわかると、次にアプリを探したくなります。「フォント変更アプリ」「かわいいフォント」などで検索すると、いろいろ出てきますよね。
ただし、フォント変更アプリにはできる範囲とできない範囲があります。システム全体のフォントを変えられると思って入れたのに、実際には画像加工用の文字入れアプリだった。キーボード上で特殊文字を入力するだけだった。こういうケースがあります。
アプリを入れる前に、必ず「何が変わるアプリなのか」を見てください。設定画面、通知、LINE、ホーム画面まで変わるのか。それとも、SNS投稿用の文字装飾だけなのか。ここを確認しないと、期待外れになりやすいです。
システム全体を変えるアプリは慎重に使う
システム全体のフォント変更をうたうアプリは、機種によって動作が大きく変わります。古いAndroidや一部メーカーでは使えた方法でも、最新機種では使えないことがあります。
また、root化を前提にする方法もあります。root化とは、Androidの深い管理権限を取得することです。自由度は上がりますが、保証対象外になったり、セキュリティリスクが増えたり、操作ミスで端末が不安定になったりする可能性があります。
普通のユーザーにはおすすめしません。仕事用スマホ、決済アプリを使う端末、銀行アプリを入れている端末では、特に避けたほうが安全です。フォントのためにスマホ全体の安全性を下げるのは、割に合いません。
画像加工用フォントと本体フォントを混同しない
Instagram投稿やYouTubeサムネイル用にフォントを使いたいなら、スマホ本体のフォントを変える必要はありません。Canva、Phonto、画像編集アプリなどで、画像内の文字だけ好きなフォントにできます。
ここを混同すると、必要のない設定変更をしてしまいます。SNS画像を作りたいだけなのに、本体フォントを変えようとして設定で迷う。仕事の提出前にスマホ表示が変わってしまい、戻すのに時間がかかる。こういう失敗は避けたいところです。
目的別に分けると、次のようになります。
| やりたいこと | おすすめ方法 |
|---|---|
| スマホ全体の文字を変えたい | GalaxyやAQUOSなど対応機種の設定を使う |
| LINEや設定画面を見やすくしたい | フォントサイズ・表示サイズを調整する |
| ホーム画面をおしゃれにしたい | ランチャーアプリを使う |
| SNS画像にかわいい文字を入れたい | 画像編集アプリを使う |
| キーボードを見やすくしたい | キーボードアプリのテーマやサイズを調整する |
このように目的を分ければ、無駄なアプリを入れずに済みます。フォント変更は、やりたいことによって正解が変わるんですよ。
Androidでフォント変更できない時のよくある原因

設定にフォント項目が見つからないとき、原因はだいたい決まっています。端末が壊れているわけではないので、落ち着いて切り分けてください。
一番多いのは、メーカーがフォント種類変更を標準機能として提供していないケースです。次に多いのが、OSアップデート後に設定画面の場所が変わったケースです。さらに、キャリア版や法人管理端末では、一部設定が制限されていることもあります。
ここを知らないまま検索を続けると、古い機種向けの手順や別メーカー向けの説明に引っ張られます。Androidは機種差が大きいため、自分の機種名を必ず確認してから進めましょう。
設定名がメーカーによって違う
Androidの設定名は、メーカーによってかなり違います。Galaxyでは「フォントサイズとスタイル」、AQUOSでは「文字フォント設定」のように表示されることがあります。一方、PixelやXperiaでは「フォントサイズ」だけが出ることもあります。
そのため、記事に書かれている画面名と自分の端末が違っても、すぐに諦める必要はありません。まず設定検索を使い、似た言葉で探します。
検索するなら、次のように入力してみてください。
- フォント
- 文字
- スタイル
- ディスプレイ
- ユーザー補助
- 表示サイズ
それでも「フォントサイズ」しか出ないなら、フォント種類変更には非対応の可能性が高いです。ここで無理に探し続けるより、代替策へ進んだほうが早いでしょう。
アプリ側が独自フォントを使っている
端末のフォントを変えたのに、LINEやInstagram、ブラウザの一部では変わらないことがあります。これは、アプリ側が独自のフォントや表示設定を使っているためです。
GalaxyやAQUOSでフォント変更できても、すべてのアプリに完全反映されるとは限りません。通知や設定画面では変わるのに、特定アプリでは変わらない。これはよくある仕様です。
特にSNSアプリやゲームアプリは、アプリ内のデザインを保つために独自フォントを使うことがあります。端末設定が効かない場合、アプリ内設定で文字サイズやテーマを確認してください。
フォント変更できない機種を使い続けるなら設定は「読みやすさ優先」にする

フォント変更できない機種を使っているなら、無理に見た目を変えようとするより、読みやすさを整えるほうが満足度は上がります。毎日使うスマホでは、かわいさより疲れにくさが大事な場面もあります。
たとえば、文字サイズを少し上げる、太字をオンにする、表示サイズを一段階上げる。これだけでも、LINEやニュースアプリの読みやすさはかなり変わります。Google公式ヘルプでも、フォントサイズは最大200%まで調整できると案内されており、見やすさの改善には十分使える設定です。
ただし、大きくしすぎると画面が詰まって見えます。最初から最大にするのではなく、一段階ずつ変えて、よく使うアプリで確認してください。
仕事用スマホは個性的なフォントより視認性を重視する
仕事用スマホでフォントを変えるなら、見た目より視認性を優先したほうがいいです。視認性とは、文字や情報の見やすさのことです。
かわいいフォントは気分が上がりますが、通知やメールの確認には向かないことがあります。数字の0と6が見分けにくい、漢字がつぶれる、長文が読みにくい。こういう状態になると、仕事ではミスにつながります。
仕事用なら、フォント変更できる機種でも、まずは標準フォントに近い読みやすいものを選びましょう。見た目を変えるなら、ホーム画面の壁紙やアイコンで調整するほうが安全です。
家族に設定してあげるなら戻し方まで伝える
家族のスマホでフォントサイズや表示サイズを変えるときは、設定後に戻し方まで伝えてください。親のスマホを見やすくするつもりで文字を大きくしたら、翌日「画面が変になった」と連絡が来る。こういうことは実際にあります。
設定を変える前に、現在の状態をスクリーンショットで残しておくと安心です。変更後に使いづらいと言われたら、元の設定へ戻せます。
特に表示サイズを変えると、アイコンの並びや画面の見え方も変わります。本人が慣れるまで少し時間がかかるため、「文字は大きくなったけど、画面の見え方も少し変わるよ」と先に伝えておくと親切です。
Androidのフォント変更に関するよくある質問

ここでは、検索されやすい疑問を実務目線でまとめます。設定画面で止まっている人は、まずここだけ確認しても大丈夫です。
Pixelでフォントの種類は変更できますか?
Pixelでは、標準設定でフォントサイズや表示サイズ、太字などの調整はできます。ただし、Galaxyのようにフォントスタイルを選んだり、ストアからフォントを追加したりする機能は基本的に用意されていません。
見た目を変えたい場合は、文字サイズ、表示サイズ、太字、壁紙、アイコン、ランチャーアプリなどで調整するのが現実的です。システム全体のフォントを自由に変えたいなら、購入前にGalaxyやAQUOSなど対応機種を検討したほうがよいでしょう。
Xperiaでフォント変更できないのはなぜですか?
Xperiaは、公式ヘルプでもフォントサイズ変更の手順が中心に案内されています。つまり、文字の大きさは変えられても、フォント種類を自由に変更する項目が標準で見つからない機種があります。
設定検索で「フォントスタイル」「文字フォント設定」が出ない場合は、標準機能では難しいと考えてください。読みやすさを変えたいなら、フォントサイズや表示サイズ、太字の設定を見直すのが安全です。
Androidでダウンロードしたフォントが反映されないのはなぜですか?
原因はいくつかあります。まず、その機種がダウンロードフォントに対応していない可能性があります。次に、追加したフォントが日本語に対応していない場合があります。さらに、アプリ側が独自フォントを使っていると、端末設定が反映されないこともあります。
確認する順番は、設定画面、通知、ホーム画面、LINEなど複数の場所で見ることです。設定画面では変わるのに特定アプリだけ変わらないなら、アプリ側の仕様と考えたほうが自然です。
フォント変更アプリを入れればどの機種でも変えられますか?
どの機種でも変えられるわけではありません。フォント変更アプリの多くは、画像加工、キーボード装飾、特殊文字入力など、特定の用途向けです。システム全体のフォントを変えられるとは限りません。
また、root化が必要な方法はおすすめしません。保証やセキュリティのリスクがあるため、普通に使うスマホでは避けたほうが安全です。見た目を変えたいなら、対応機種の標準機能か、ホーム画面だけを変えるランチャーアプリを検討しましょう。
まとめ

Androidでフォント変更できない機種は、設定画面に「フォントスタイル」「文字フォント設定」「文字フォント切り替え」のような項目がないことが多いです。Google PixelやXperiaは、標準機能ではフォントサイズや表示サイズの調整が中心で、フォント種類そのものを自由に変えるのは難しい傾向があります。
一方で、Galaxyは「フォントサイズとスタイル」からフォントスタイルを変更したり追加フォントを探したりしやすい機種です。AQUOSも「文字フォント設定」に対応している機種なら、フォント切り替えやダウンロードフォントを利用できる場合があります。まずは設定アプリの検索窓に「フォント」と入力し、自分の端末にどの項目が出るか確認してください。















