DNSサーバーおすすめ一覧!変更すると危険?変更方法とメリット、デメリットから最適な設定を紹介

インターネットの速度が遅い、ページの読み込みに時間がかかる──そんなとき、実は「DNSサーバー」を見直すことで、快適さが大きく改善することをご存じでしょうか?DNSサーバーはインターネットにおける住所録のような存在で、どのサーバーを使うかによって速度・安定性・セキュリティが変わります。本記事では、WEBマーケティングを得意とするロロント株式会社が、初心者にもわかりやすく「おすすめのDNSサーバー」と「変更のメリット・デメリット」、さらには「危険性」や「デバイス別の設定方法」までを詳しく解説します。

目次

DNSサーバーとは?基本をわかりやすく解説

DNS(Domain Name System)とは、私たちが使っている「example.com」などのドメイン名を、サーバーが理解できるIPアドレスに変換する仕組みです。

  • 例:example.com → 93.184.216.34
  • この変換を行うのが「DNSサーバー」

なぜDNSサーバーを変更するのか?

  • 通信速度の向上
  • セキュリティの強化(フィルタリングなど)
  • 接続の安定性

DNSサーバーのおすすめ一覧(dnsサーバー おすすめ ipv4 / ipv6)

サービス名IPv4アドレスIPv6アドレス特徴
Google DNS8.8.8.8 / 8.8.4.42001:4860:4860::8888 / ::8844高速・安定・信頼性高
Cloudflare DNS1.1.1.1 / 1.0.0.12606:4700:4700::1111 / ::1001プライバシー重視
Quad99.9.9.92620:fe::feマルウェアブロック機能
OpenDNS208.67.222.222 / .220.2202620:119:35::35 / ::53フィルタリング可能

※いずれも無料で利用可能。

DNSサーバーを変更するメリットとデメリット

メリット

  • 通信速度の改善(ISPのDNSより速い場合あり)
  • 接続の安定性が向上
  • セキュリティ強化(悪質なサイトをブロック)
  • 地域制限の回避に使える場合もある

デメリット(dnsサーバー google デメリット)

  • プライバシー懸念(Google DNSはログを取っているとされる)
  • ISP提供のサポート対象外になることも
  • 一部サービスと互換性が悪いことがある

DNSサーバーの変更は危険?(dnsサーバー 変更 危険)

DNSサーバーを変更すること自体は基本的に安全です。

ただし以下に注意が必要:

  • 信頼性の低いDNSを使うとリスクが高まる(個人情報流出など)
  • 企業や学校のネットワークでは変更禁止のことも
  • 不正なリダイレクトを行う悪質なDNSも存在

安全なプロバイダ(Google、Cloudflare、Quad9など)を選ぶことでリスクは最小限にできます。

ゲームにおすすめのDNSサーバーは?(dnsサーバー おすすめ ゲーム)

ゲーム用途では、低Pingと接続安定性が重要です。

おすすめDNS

  • Cloudflare(1.1.1.1):低Pingで定評あり
  • Google DNS(8.8.8.8):広範囲で安定
  • Quad9:セキュリティ重視だがやや遅い地域もある

補足:ルーター側で設定すると家庭全体に反映可能

AndroidスマホにおすすめのDNS設定方法(dnsサーバー おすすめ アンドロイド)

Android 9以降での「プライベートDNS」設定

  1. 設定 > ネットワークとインターネット > 詳細設定 > プライベートDNS
  2. 「プライベートDNSプロバイダのホスト名」を選択
  3. 例:dns.googleone.one.one.one

メリット

  • モバイル通信でもDNSが適用される
  • 通信の暗号化(DoT)に対応

DNSサーバーの設定方法(Windows / Mac共通)(dnsサーバー 設定)

Windowsの設定手順

  1. 設定 > ネットワークとインターネット
  2. 使用中の接続をクリック > プロパティ
  3. 「IP設定を編集」> 「手動」> IPv4/IPv6をONに
  4. 優先DNS、代替DNSを入力(例:8.8.8.8、1.1.1.1)

Macの設定手順

  1. システム設定 > ネットワーク > 使用中の接続を選択
  2. 「詳細」>「DNS」タブ
  3. 「+」ボタンでDNSサーバーを追加

DNSサーバーに関するよくある質問

Q. IPv4とIPv6どっちを使えばいい?(dnsサーバー おすすめ ipv6 / ipv4)

A. 両方設定するのがベスト。IPv6が使える環境なら、IPv6対応DNSも有効。

Q. Google DNSは危険?(dnsサーバー google デメリット)

A. 信頼性は高いが、ログ収集ポリシーが気になる人はCloudflareを推奨。

Q. DNSを変更したら速度が遅くなった?

A. 地域や回線によってはISP提供DNSの方が速い場合も。比較して使い分けましょう。

まとめ:自分に合ったDNSサーバーで快適なネット環境を

DNSサーバーを見直すことで、インターネットの速度や安定性が向上し、より快適なオンライン体験が得られます。GoogleやCloudflareなど信頼性の高いDNSを使うことで、セキュリティ面でも安心できます。特にゲーム用途やスマホ、IPv6対応のネットワーク環境では、適切なDNS選びが重要です。

危険性がまったくゼロとは言えませんが、安全なサービスを使い、正しく設定すれば問題ありません。ぜひこの機会に、ご自身のネット環境を見直してみてください。


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