「Wi-Fiの通信が遅い」「YouTubeやSNSの読み込みが重い」──そんな悩みを抱えている方に試してほしいのが、DNSサーバーの設定変更です。実は、DNSを最適なものに切り替えるだけで、Wi-Fiの速度や安定性が大きく改善することがあります。本記事では、WEBマーケティングに強いロロント株式会社が、iPhone・Android・Windows11それぞれの端末別にDNS設定方法を解説し、最速・おすすめのDNSサーバーから注意点、危険性まで網羅的にお伝えします。
DNSとは?Wi-Fiとどう関係しているのか
DNS(Domain Name System)は、Webサイトの名前(例:www.example.com)
を、サーバーのIPアドレスに変換するための仕組みです。DNSの処理が遅いと、サイトの読み込みがワンテンポ遅れることがあります。

Wi-Fiが遅い原因のひとつがDNS
- デフォルトのDNS(ISP提供)は混雑していることが多い
- 応答速度が遅いと、体感的な速度も遅くなる
- DNSの応答時間を短縮することで、Webページの表示速度が改善
DNSを変更するメリットと注意点(wi-fi dns 変更 危険 / dnsサーバー 変更 危険)
メリット
- サイトの表示速度向上
- 接続の安定性アップ
- セキュリティやフィルタリング機能が使えるDNSもある
注意点・危険性
- 無名のDNSは情報漏洩リスクがある(信頼性の低いプロバイダー)
- 一部の国内サービスとの相性が悪くなる可能性
- ネットワーク設定の知識がないと誤設定する恐れも
Wi-Fiが早くなる!おすすめのDNSサーバー(wi-fi dns 最速 / wi-fi dns おすすめ)
1. Cloudflare(1.1.1.1)
- IPv4: 1.1.1.1 / 1.0.0.1
- IPv6: 2606:4700:4700::1111
- プライバシー保護&応答速度トップクラス
2. Google Public DNS
- IPv4: 8.8.8.8 / 8.8.4.4
- IPv6: 2001:4860:4860::8888
- 安定性抜群、AndroidやWindowsでも親和性が高い(google dns設定)
3. Quad9(9.9.9.9)
- セキュリティ強化型(マルウェアブロック)
※特にCloudflareは総合的なスピードで定評があり、最速を求めるなら第一候補です。
iPhoneでDNSを変更する方法(wi-fi 早くする方法 dns iphone)
手順
- 「設定」>「Wi-Fi」
- 接続中のネットワークをタップ
- 「DNSを構成」>「手動」を選択
- 現在のDNSを削除し、以下を入力
- 1.1.1.1(Cloudflare)
- 1.0.0.1(代替DNS)
- 右上の「保存」で完了
注意点
- Wi-Fi接続ごとに設定が必要(モバイル通信には反映されない)
AndroidでDNSを変更する方法(wi-fi 早くする方法 dns android)
Android 9以降(プライベートDNS)
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「詳細設定」
- 「プライベートDNS」をタップ
- 「プライベートDNSプロバイダーのホスト名」を選択
one.one.one.one
(Cloudflare)またはdns.google
を入力
※この設定はWi-Fiとモバイル通信の両方に適用されます
Android 8以前
- 手動でWi-FiごとにDNS設定を変更する必要があります(ルーター側設定も可)
Windows11でDNSを設定する方法(windows11 dns設定)
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」または「イーサネット」
- 「プロパティ」をクリック
- 「IP設定」>「編集」>「手動」に切り替える
- IPv4をオンにし、以下のDNSを入力
- 優先:1.1.1.1
- 代替:1.0.0.1
- 必要であればIPv6も設定可能
TIPS
- Windowsではコマンドプロンプトで
ipconfig /flushdns
を使ってDNSキャッシュをクリアできます
DNS変更後の効果を確認するには?
体感速度
- Webページやアプリの起動が速くなるかを体感で確認
Ping値・応答速度の測定
- 専用アプリや
ping
コマンドで確認可能
DNSベンチマークツールの利用
- Namebench(Google製)などで最速のDNSを測定できます
よくある質問(FAQ)
Q. DNSを変更してもWi-Fiが速くならない場合は?
A. ルーターや回線側の問題の可能性があります。Wi-Fiのチャンネル干渉やプロバイダー側の混雑なども原因に。
Q. 無料で使えるDNSに危険はない?(dnsサーバー 変更 危険)
A. CloudflareやGoogleなど、信頼できる大手プロバイダーを使えば問題ありません。
Q. DNSは何度でも変更できる?
A. はい。端末やネットワークごとにいつでも変更可能です。
まとめ:DNS変更で手軽にWi-Fi高速化を実現
DNSの設定を変更するだけで、Wi-Fiの速度やレスポンスが大幅に向上することがあります。特にCloudflareやGoogle Public DNSは、信頼性・速度・安全性のバランスが取れており、iPhone・Android・Windowsなど端末を問わず導入しやすいのが特徴です。
ただし、変更には注意点もあり、無名のDNSを使うと逆にリスクが高まるため、必ず信頼性のあるプロバイダーを選びましょう。Wi-Fiが遅いと感じているなら、DNS変更という手軽な改善方法をぜひ試してみてください。
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