Windows 11 Homeのパソコンを使っていて、「リモートデスクトップを使いたい」「BitLockerで暗号化したい」「会社のMicrosoft Entra IDに参加させたい」と思った瞬間、Homeでは足りないことに気づくことがあります。買ったばかりのノートPCなのに、業務設定の途中で「この機能はProが必要です」と出ると、かなり焦りますよね。
結論から言うと、Windows 11 HomeからWindows 11 Proへは、Microsoft StoreまたはWindows 11 Proのプロダクトキーを使ってアップグレードできます。Microsoft公式サポートでも、Windows 11 HomeからProへアップグレードする方法として、Microsoft Storeを使う方法と、25文字のWindows 11 Proプロダクトキーを入力する方法が案内されています。
料金は購入方法で変わります。Microsoft StoreのWindows 11 Pro単体販売ページでは、Windows 11 Proが税込28,380円で表示されていますが、HomeからProへの「エディションアップグレード」はWindowsの設定画面からMicrosoft Storeへ進んだ購入画面で確認するのが確実です。Microsoft Storeの購入価格や表示内容は変更される可能性があるため、最終金額は必ず購入直前の画面で確認してください。
Windows11 HomeからProへのアップグレード料金は購入画面で確認するのが確実

Windows 11 HomeからProへのアップグレード料金を調べると、いくつかの金額が出てきます。
ここで混乱しやすいのは、「Windows 11 Pro単体ライセンスの価格」と「HomeからProへのアップグレード価格」が同じとは限らないことです。さらに、Microsoft Store内の表示、量販店のパッケージ版、法人向けライセンス、格安プロダクトキー販売サイトでは条件がまったく違います。
Microsoft StoreのWindows 11 Pro単体価格は税込28,380円が表示されている
Microsoft Storeの日本向けWindows 11 Pro購入ページでは、Windows 11 Proが税込28,380円と表示されています。これはWindows 11 Proのライセンスを新たに購入する場合の価格として確認できます。
ただし、HomeからProへアップグレードするときは、Windowsの「設定」から「ライセンス認証」へ進み、Microsoft Storeでアップグレード購入する流れになります。Microsoft公式サポートでも、Windows 11 Homeの現在のインストールがアクティブ化されているかを検出し、Microsoft Store側で案内されると説明されています。
安いプロダクトキーは業務利用では避けたほうが安全
検索すると、Windows 11 Proのプロダクトキーが極端に安く売られているページを見かけることがあります。
数千円で買えるように見えると、かなり魅力的です。特に、個人事業主や小規模法人で複数台を設定する場合、「1台あたりの差額が大きい」と感じるかもしれません。ですが、安すぎるキーは出どころが不明な場合があり、後から認証できない、再認証で失敗する、サポートを受けにくいといったリスクがあります。
仕事用PCで避けたいのは、アップグレード直後ではなく、数週間後やPC初期化後に問題が出るパターンです。クライアント対応中や請求処理前に「Windowsのライセンス認証を行ってください」と表示されると、かなり面倒ですよね。
料金だけでなく支払い方法も先に確認する
Microsoft Storeで購入する場合、支払い方法も確認しておく必要があります。
Microsoft Storeのショッピングガイドでは、日本で利用できる支払い方法として、VISA、Mastercard、JCB、American Expressのクレジットカードやデビットカード、PayPal、PayPay、Microsoftアカウント残高が案内されています。一方で、オンライン購入では現金払い、請求書払い、銀行振込、コンビニ決済、代金引換、キャリア決済などには対応していないと説明されています。
Windows11 Proにアップグレードすべき人とHomeのままでよい人

Windows 11 Proは、名前だけ見ると上位版なので「入れておいたほうがよさそう」と感じます。
でも、全員に必要なわけではありません。ネット閲覧、Office作業、Zoom、動画視聴、軽い画像編集が中心なら、Windows 11 Homeでも十分なことが多いです。逆に、仕事で管理機能やセキュリティ機能が必要なら、Proにしないと途中で止まります。
ここを間違えると、使わない機能のために費用を払うことになります。購入前に、自分が必要としている機能が本当にPro限定なのか見ておきましょう。
リモートデスクトップのホスト機能が必要ならProが必要
Windows 11 Proが必要になる代表例が、リモートデスクトップです。
リモートデスクトップには、接続する側と接続される側があります。Homeでも他のPCへ接続することはできますが、自分のPCをリモート接続先として使う「ホスト機能」はProが必要になる場面があります。
たとえば、自宅のデスクトップPCへ外出先のノートPCから接続したい。会社の固定PCへ別の端末から入って作業したい。こういう使い方をしたい場合、Homeでは想定どおりに進まないことがあります。
Microsoft公式サポートでも、Windows Proの機能としてリモートデスクトップが挙げられています。業務でリモート接続を前提にするなら、Proへのアップグレードは検討対象になります。
BitLockerでドライブ暗号化したいならProが向いている
PCを外へ持ち出す人は、BitLockerも見ておくべきです。
BitLockerは、ドライブを暗号化してデータを保護する機能です。簡単に言えば、PCを紛失したときに中のデータを読み取られにくくするための仕組みです。Microsoft公式サポートでも、Windows Proの高度なセキュリティ機能としてBitLockerドライブ暗号化が紹介されています。
営業資料、顧客リスト、契約書、広告アカウントの情報、制作データを持ち歩くなら、暗号化の有無はかなり大きいです。カフェで作業していてPCを置き忘れた、移動中にバッグを紛失した。考えたくないですが、業務では起きる可能性があります。
個人利用だけなら必須ではないかもしれません。でも、仕事用PCで顧客情報を扱うなら、Pro化によって得られるセキュリティ面の安心はあります。
ドメイン参加やMicrosoft Entra ID参加が必要ならProを選ぶ
会社のPCとして使う場合、ドメイン参加やMicrosoft Entra IDへの参加が必要になることがあります。
これは、社内の管理システムやアカウント管理にPCを参加させるための機能です。個人利用ではあまり触れませんが、法人PCではかなり重要です。Microsoft公式サポートでも、Proの機能としてドメインまたはMicrosoft Entra IDに参加する機能が説明されています。
たとえば、会社メール、Teams、OneDrive、セキュリティポリシー、端末管理をまとめて運用したい場合、Homeでは管理面で限界があります。情シス担当から「そのPC、Homeなので管理に参加できません」と言われてから気づくケースもあります。
Windows11 HomeからProへアップグレードする前に確認すること

アップグレード自体は難しくありません。
ただし、購入前に確認しておかないと、途中で止まることがあります。特に、Windows 11 Homeがライセンス認証されていない状態だと、Proへのアップグレード前にHomeの認証を済ませる必要があります。Microsoft公式サポートでも、手動アップグレード手順は、ライセンス認証済みのWindows 11 Homeを実行しているデバイスに適用されると説明されています。
提出前の資料作成中や、業務開始前の朝にアップグレードしようとして認証エラーが出るとかなり焦ります。作業前にチェックしておきましょう。
現在のエディションとライセンス認証状態を確認する
まず、今のPCが本当にWindows 11 Homeなのか確認します。
設定を開き、「システム」から「ライセンス認証」へ進みます。Microsoft公式サポートでは、この画面でWindowsのエディションとアクティブ化の状態を確認できると案内されています。
ここで確認するのは、次の2つです。
・エディションがWindows 11 Homeになっているか
・ライセンス認証の状態がアクティブになっているか
もしすでにWindows 11 Proになっているなら、アップグレード購入は不要です。逆に、Windows 11 Homeがライセンス認証されていない場合は、まずHome側の認証を解決する必要があります。
Microsoftアカウントでサインインしておく
Microsoft Storeからアップグレードする場合、Microsoftアカウントでサインインしておくと購入後の管理がしやすくなります。
Microsoft公式サポートでも、Microsoft StoreでWindows 11 Proを購入する際はMicrosoftアカウントでサインインしていることを確認するよう案内されています。
ここで地味に大事なのが、どのMicrosoftアカウントで購入するかです。個人のOutlookアカウントで買うのか、会社のアカウントで買うのか、経費精算用のアカウントで買うのか。あとから領収書や購入履歴を探すときに、別アカウントで買っていると面倒になります。
重要データは先にバックアップする
HomeからProへのアップグレードは、通常の上書きアップグレードで、ファイルを消す作業ではありません。
ただし、OSのエディションを変更する作業なので、バックアップなしで進めるのはおすすめしません。更新中の電源断、認証エラー、再起動トラブルが絶対に起きないとは言えないからです。
最低限、デスクトップ、ドキュメント、ダウンロード、業務フォルダ、ブラウザの重要ブックマーク、会計ソフトや業務ソフトのデータを確認してください。OneDriveや外付けSSDに退避しておくと安心です。
Microsoft StoreからWindows11 Proへアップグレードする手順

一番分かりやすいのは、Windowsの設定画面からMicrosoft Storeを開いて購入する方法です。
プロダクトキーを別で管理する必要が少なく、Windows側が現在のHomeの状態を見ながら案内してくれます。Microsoft公式サポートでも、Windows 11 HomeからWindows 11 Proにアップグレードする最善の方法として、Microsoft Storeを使う方法が案内されています。
ここでは、プロダクトキーを持っていない人向けの流れで説明します。
設定からライセンス認証画面を開く
購入画面へ進む前に、Windowsの設定からライセンス認証画面を開きます。
スタートボタンを押し、「設定」を開きます。そこから「システム」へ進み、「ライセンス認証」を選びます。画面内に「Windowsのエディションをアップグレードする」という項目があるので、そこを展開します。
この時点で、Windows 11 Homeが認証されているかも見ておきましょう。認証が済んでいない状態では、Proへのアップグレードで詰まる可能性があります。
画面が見つからない場合は、Windowsの検索欄で「ライセンス認証」と入力すると早いです。設定画面の場所を探して迷うより、検索したほうが実務では速いですよ。
Microsoft Storeを開いて購入する
「Windowsのエディションをアップグレードする」を開くと、Microsoft Storeへ進むボタンが表示されます。
Microsoft公式サポートでは、プロダクトキーがない場合、「ストアを開く」からMicrosoft Storeアプリへ進み、指示に従ってWindows 11 Proへアップグレードする流れが案内されています。購入確認後、Windows 11 Proをインストールして再起動するよう求められます。
購入画面では、価格、支払い方法、購入アカウントを必ず確認してください。特に、個人利用なら個人アカウント、会社利用なら管理しやすいアカウントで購入することが大事です。
購入後は、画面の案内に従ってアップグレードを進めます。途中でPCが再起動するため、開いているファイルは必ず保存しておきましょう。
支払い完了後は再起動してPro化を確認する
購入が完了すると、Windows 11 Proのインストールと再起動が求められます。
再起動後、もう一度「設定」から「システム」「ライセンス認証」を開き、エディションがWindows 11 Proになっているか確認します。ここまで見て初めて完了です。
作業後に確認すべき点は、エディション、ライセンス認証状態、必要機能の3つです。リモートデスクトップを使いたかったなら、設定からリモートデスクトップを有効化できるか見ます。BitLockerが目的なら、ドライブ暗号化の設定を確認してください。
Windows11 Proプロダクトキーを購入してアップグレードする手順

すでにWindows 11 Proのプロダクトキーを持っている場合は、Microsoft Storeで購入せず、キーを入力してアップグレードできます。
プロダクトキーは、25文字の英数字で構成されるライセンスキーです。Microsoft公式サポートでも、Windows 11 Proのプロダクトキーがある場合は、ライセンス認証画面から「プロダクトキーの変更」を選び、25文字のキーを入力してアップグレードを開始すると案内されています。
この方法は、量販店や正規販売店で購入したキー、法人で管理しているキーを使う場合に向いています。
プロダクトキー入力前に購入元を確認する
プロダクトキーを入力する前に、そのキーが正規のものか確認してください。
Windows 11 Pro用に見えるキーでも、別エディション用、使用済み、法人契約外、地域制限付きなどの場合があります。安価な販売サイトで買ったキーは、ここで詰まることがあります。
仕事用PCなら、購入元、購入日、領収書、メール、キーの保管場所をセットで残してください。あとからPCを初期化したり、端末を入れ替えたりするときに必要になります。
プロダクトキーは、スクリーンショットで雑に保存するより、社内のパスワード管理ツールやライセンス管理表で管理するほうが安全です。共有チャットにそのまま貼るのは避けましょう。
ライセンス認証画面からキーを入力する
手順はシンプルです。
「設定」から「システム」「ライセンス認証」を開きます。「プロダクトキーの変更」の横にある変更ボタンを選び、Windows 11 Proの25文字のプロダクトキーを入力します。入力後、「次へ」を選ぶとアップグレードが始まります。
ここで管理者権限を求められることがあります。会社PCの場合、自分のアカウントに管理者権限がないと進めません。その場合は情シス担当や管理者に依頼してください。
キー入力後にエラーが出た場合の見方
プロダクトキー入力後にエラーが出る場合、焦って何度も入力し直す前に原因を分けます。
キーが間違っている、エディションが合っていない、インターネット接続が不安定、Windows 11 Homeが認証されていない、既に別PCで使われている。こうした原因が考えられます。
まずはWindows 11 Homeの認証状態を確認してください。Microsoft公式サポートでも、手動アップグレードはライセンス認証済みのWindows 11 Homeが前提とされています。
Windows11 Proアップグレードの支払いパターン

Windows 11 Proへのアップグレードで地味に迷うのが支払い方法です。
個人ならクレジットカードやPayPayで済むかもしれませんが、法人や個人事業主では経費処理、領収書、支払い名義、購入アカウントが絡みます。ここを決めずに進めると、後から経理確認で止まります。
Microsoft Storeの日本向けショッピングガイドでは、クレジットカード、デビットカード、PayPal、PayPay、Microsoftアカウント残高が利用できる一方、オンライン購入では現金払い、請求書払い、銀行振込、コンビニ決済などには対応していないと案内されています。
個人利用ならMicrosoft Store購入が一番わかりやすい
個人で1台だけアップグレードするなら、Microsoft Storeから購入するのがわかりやすいです。
設定画面からMicrosoft Storeへ進み、表示された金額を確認し、手持ちの支払い方法で決済します。購入後はそのままインストールと再起動へ進めるため、余計な手順が少なく済みます。
注意点は、購入するMicrosoftアカウントです。普段使っていないアカウントで購入すると、あとから履歴を探しにくくなります。個人利用なら、普段WindowsやOfficeで使っているMicrosoftアカウントに寄せるのが無難です。
支払い前に、カード情報やPayPayの残高、Microsoftアカウント残高を確認しておきましょう。決済途中で支払いエラーが出ると、アップグレード作業が中断されます。
法人利用なら購入証跡を残せるルートを選ぶ
会社で使うPCなら、価格だけでなく証跡が大事です。
誰が、いつ、どのPC用に、どのアカウントで、いくらで買ったのか。これが分からないと、経費処理やライセンス管理で困ります。小規模法人でも、PCが3台、5台、10台と増えると一気に管理が面倒になります。
Microsoft Storeで買う場合は、購入履歴や領収書を保存します。法人カードが使えるなら法人カードで購入し、購入後すぐに社内のライセンス管理表へ記録してください。
複数台なら1台ずつ買うよりライセンス管理を先に設計する
複数台をPro化する場合、1台ずつその場で買うと管理が散らかります。
たとえば、1台目は社長の個人カード、2台目はスタッフのMicrosoftアカウント、3台目は格安キー。こうなると、後から誰も全体を把握できません。退職者のアカウントに購入履歴が残っていた、ということも起こりえます。
複数台なら、先に管理表を作りましょう。
| 管理項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| PC名 | 端末管理番号や利用者名 |
| 現在のエディション | Windows 11 HomeかProか |
| 購入方法 | Microsoft Store、正規販売店、法人契約 |
| 支払い方法 | 法人カード、PayPal、PayPayなど |
| 購入日 | 経費処理と更新管理用 |
| 購入アカウント | Microsoftアカウントや管理者 |
| 用途 | リモート接続、暗号化、社内管理など |
Windows11 HomeからProへアップグレードできない原因と対処法

アップグレードがうまくいかないとき、原因はだいたい決まっています。
購入画面が出ない、プロダクトキーが通らない、再起動後にProにならない、ライセンス認証でエラーが出る。こうした症状が出たら、いきなり再購入せずに原因を切り分けてください。
Windows 11 Homeがライセンス認証されていない
最初に見るべきは、Windows 11 Homeのライセンス認証状態です。
中古PCや譲渡PCでは、ここで詰まることがあります。購入時は普通に使えていても、ライセンス認証が不完全な場合があるからです。
すでにProになっているかアップグレード対象外になっている
「ストアを開く」ボタンが表示されない場合、すでにWindows 11 Proになっている可能性があります。
まず現在のエディションを確認してください。Homeだと思い込んでいたら、実はProだったということもあります。PCの購入時にPro搭載モデルを選んでいたのに、機能設定だけが無効になっている場合もあります。
ネットワークやMicrosoft Storeの不具合で購入できない
Microsoft Storeが開かない、支払い画面で止まる、購入後に反映されない場合は、ネットワークやストア側の問題も考えられます。
まず、インターネット接続を確認します。会社ネットワークではMicrosoft Storeへのアクセスや購入が制限されていることがあります。自宅回線やスマホテザリングで試すと切り分けできます。
次に、Microsoft Storeアプリを更新します。Windows Updateも確認してください。古い状態のまま購入を進めると、表示や認証で不具合が出ることがあります。
Windows11 Proアップグレード後にやるべき設定

Proへアップグレードしただけで終わるのは少しもったいないです。
せっかく費用を払ったなら、必要な機能を有効にして初めて意味があります。リモートデスクトップ、BitLocker、職場アカウント参加など、目的に合わせて設定しましょう。
リモートデスクトップを使うなら接続設定を確認する
リモートデスクトップ目的でProにしたなら、アップグレード後に機能を有効化します。
設定から「システム」を開き、「リモートデスクトップ」を選びます。そこでリモートデスクトップをオンにします。接続するユーザー、PC名、ネットワーク環境も確認してください。
個人利用なら自宅内接続から試すのが安全です。会社利用なら情シス担当のルールに従ってください。
BitLockerを使うなら回復キーを必ず保管する
BitLockerを有効にする場合は、回復キーの保管が最重要です。
回復キーとは、暗号化されたドライブへアクセスできなくなったときに使う重要なキーです。これを失うと、PC内のデータにアクセスできなくなる可能性があります。
BitLockerをオンにするときは、Microsoftアカウント、印刷、ファイル保存、社内管理ツールなど、確実に取り出せる場所へ回復キーを保存してください。会社PCなら、個人のメモではなく組織の管理方法に合わせます。
職場または学校アカウントの接続を確認する
会社利用なら、職場または学校アカウントとの接続を確認します。
設定から「アカウント」を開き、「職場または学校にアクセスする」を確認します。Microsoft Entra ID参加や組織管理が必要な場合は、管理者の指示に従って設定してください。
Pro化したのに管理機能が使えない場合は、アカウントの種類や管理者権限が原因かもしれません。端末側だけでなく、組織側の設定も確認しましょう。
Windows11 Proへアップグレードする時の注意点

Windows 11 Pro化は便利ですが、何も考えずに進めると小さなトラブルが起きます。
特に、仕事で使うPCでは、アップグレード中の再起動、業務アプリの動作、ライセンス証跡、支払い処理を確認しておく必要があります。個人PCなら多少の回り道で済みますが、業務用PCでは作業停止につながります。
購入前に、少しだけ段取りを組んでおきましょう。
作業中のファイルは必ず保存する
アップグレード中は再起動が入ります。
ロロメディア編集部でも、設定作業中に再起動が入り、開いていた下書きページを復元する手間が発生したことがあります。大きなトラブルではありませんが、作業時間は削られます。
アップグレードは、打ち合わせ直前や納品直前に行わないほうが安全です。時間に余裕があるタイミングで進めましょう。
業務ソフトの動作確認をする
Pro化によって通常のアプリが急に使えなくなる可能性は高くありません。
ただし、セキュリティ設定や暗号化、管理者権限、職場アカウント接続を変更すると、業務ソフトに影響することがあります。会計ソフト、VPN、勤怠管理、広告管理ツール、プリンター設定などは確認しておきましょう。
特に法人PCでは、アップグレード後に社内ポリシーが適用されることで設定が変わる場合があります。PCをPro化した後、すぐ通常業務に戻れるかテストしてください。
確認項目は、ログイン、ネット接続、プリンター、VPN、共有フォルダ、業務ソフト、ブラウザ拡張機能です。ここまで見れば、実務上の不安はかなり減ります。
Windows 11 Proが必要ないなら無理に買わない
Proは便利ですが、使わないなら費用対効果は高くありません。
リモートデスクトップのホスト、BitLocker、ドメイン参加、Microsoft Entra ID参加、グループポリシーなどを使わないなら、Homeのままで十分な人も多いです。
「なんとなく上位版だから」で買うより、「この機能が必要だから買う」と決めたほうが後悔しません。PC購入前なら、最初からPro搭載モデルを選ぶか、Homeを買って後からアップグレードするかも比較しましょう。
業務用なら、PC本体価格とアップグレード費用を合計して見るのが大事です。最初からProモデルを買ったほうが安いこともあります。
Windows11 HomeからProへのアップグレードでよくある質問

ここでは、実際に迷いやすい質問をまとめます。
購入前に不安をつぶしておくと、作業がかなりスムーズになります。
アップグレードするとデータは消えますか?
通常のHomeからProへのエディションアップグレードでは、個人ファイルやアプリを消す作業ではありません。
ただし、OSの変更作業なので、バックアップは必ず取ってください。トラブルが起きたときに戻せる状態を作っておくのが安全です。
特に仕事用PCでは、データが消えなかったとしても、アプリ設定やログイン状態が変わるだけで業務に影響します。重要データと業務設定は先に確認しておきましょう。
Microsoft Storeとプロダクトキー購入はどちらがいいですか?
個人で1台だけアップグレードするなら、Microsoft Storeが分かりやすいです。
すでに正規のWindows 11 Proプロダクトキーを持っている、法人でキーを管理している、正規販売店で購入したい場合は、プロダクトキー入力でも問題ありません。
Windows 11 ProにするとPCは速くなりますか?
基本的には、ProにしただけでPCが速くなるわけではありません。
Proは性能向上版というより、業務・管理・セキュリティ機能が増えるエディションです。リモートデスクトップやBitLocker、ドメイン参加などが必要な人向けと考えると分かりやすいです。
一度ProにしたらHomeに戻せますか?
通常、ProからHomeへ簡単に戻すボタンはありません。
Homeへ戻したい場合は、再インストールやライセンスの扱いが関係します。軽い気持ちでPro化して、あとからHomeに戻す運用はおすすめしません。
まとめ:Windows11 HomeからProへのアップグレードは料金より購入ルートと認証確認が大事

Windows 11 HomeからProへアップグレードする方法は、大きく2つです。
1つは、Windowsの設定からMicrosoft Storeを開いて購入する方法。もう1つは、正規のWindows 11 Proプロダクトキーを入力する方法です。Microsoft公式サポートでも、この2つの流れが案内されています。
支払い方法は、Microsoft Storeではクレジットカード、デビットカード、PayPal、PayPay、Microsoftアカウント残高などが案内されています。一方で、オンライン購入では銀行振込、請求書払い、コンビニ決済などには対応していないため、法人利用では事前に経理ルールを確認しておく必要があります。
アップグレード前には、Windows 11 Homeがライセンス認証済みか、現在のエディションが本当にHomeか、Microsoftアカウントと支払い方法が正しいかを確認してください。あわせて、重要データのバックアップも忘れないようにしましょう。
Pro化すべきか迷うなら、リモートデスクトップのホスト機能、BitLocker、ドメイン参加、Microsoft Entra ID参加が必要かで判断してください。これらを使わないなら、Homeのままで足りるケースもあります。
大事なのは、安いキーを探すことではありません。正規ルートで購入し、認証状態を確認し、必要なPro機能をきちんと使えるようにすることです。仕事用PCならなおさら、あとから説明できる購入方法を選んでください。















