カオナビにログインできないときの原因と対処法|スマホ・PC別に解説

カオナビにログインできないと、ただ画面が開けないだけでは済まないことがあります。人事評価の入力期限が今日だったり、ワークフローの承認が止まったり、従業員情報を確認したいのに会議前に見られなかったり。こういうとき、焦って何度もパスワードを打ち直すほど、原因がわからなくなります。

ロロメディア編集部でも、クラウドサービスのログイン不具合を確認するときは、最初に「IDとパスワードが間違っているのか」「会社側の設定なのか」「端末やブラウザの問題なのか」を切り分けます。ここを飛ばしてパスワード再設定だけ繰り返すと、メールが届かない、アカウントがロックされる、管理者に説明できない、という二次トラブルになりやすいです。

カオナビは会社ごとにログインURLや認証設定が異なる場合があります。つまり、同じ「ログインできない」でも、一般ユーザーが自分で直せるケースと、人事・情報システム部門に確認しないと解決しないケースがあります。

まずは、いま出ている画面の表示、使っている端末、入力しているID、会社から案内されたログイン方法を順番に確認してください。原因を1つずつ潰せば、かなり早く復旧できます。

目次

カオナビにログインできないとき最初に確認すること

カオナビにログインできないとき最初に確認すること

ログイン画面で止まると、ついパスワードを何度も入力したくなりますよね。評価入力の締切が迫っている朝や、上司から「今日中に確認して」と言われた直後なら、なおさら焦ります。

ただ、最初に見るべきなのはパスワードではありません。カオナビの場合、ログイン入口、ID、認証方式、ブラウザ環境のどこで止まっているかを分けるだけで、かなり原因が絞れます。

まずエラーメッセージをそのまま確認する

ログインできないときは、画面に出ている文言をそのままメモしてください。「メールアドレスまたはパスワードが間違っています」のような表示なのか、画面が白いのか、認証コードで止まるのかで、やるべきことが変わります。

たとえば、IDやパスワードの入力ミスなら自分で修正できる可能性があります。一方で「権限がありません」「アクセスできません」のような表示なら、アカウント設定や会社側の権限が関係しているかもしれません。

スクリーンショットを撮っておくのも実務ではかなり有効です。人事担当や情報システム部門に連絡するとき、「ログインできません」だけでは判断できませんが、画面文言があれば確認が一気に進みます。

ログインURLが会社指定のものか確認する

カオナビは企業ごとに利用環境が異なるため、会社から案内されたログインURLを使うことが大切です。検索結果から適当に開いたログインページや、古いブックマークから入っていると、会社の環境にたどり着けない場合があります。

特に入社直後や部署異動直後は、過去に送られた案内メールを探してアクセスしてしまいがちです。ところが、会社側でログイン方法を変更していると、そのURLが使えなくなっていることもあります。

まずは、社内ポータル、人事部からの案内メール、TeamsやSlackの固定投稿など、会社が正式に案内している入口から入り直してください。ブックマークは便利ですが、トラブル時は一度疑ったほうが安全です。

カオナビにログインできない主な原因

カオナビにログインできない主な原因

カオナビに入れない原因は、大きく分けると「入力ミス」「アカウント設定」「端末やブラウザ」「会社側の認証設定」「サービス側の一時的な不具合」です。

ここを混ぜて考えると、何を直せばいいのかわからなくなります。ひとつずつ確認していきましょう。

IDやパスワードの入力ミス

一番多いのは、やはりIDやパスワードの入力ミスです。公式のログイン案内でも、全角入力、前後のスペース、大文字小文字の違いなどが注意点として挙げられています。

実務でやりがちなのは、パスワード管理アプリからコピーしたときに、前後に空白が入るパターンです。見た目ではわかりません。特にスマホでコピーした場合、末尾にスペースが混ざっていてログインできないことがあります。

入力時は、まず手入力で試してください。メールアドレスは半角で入っているか、Caps Lockがオンになっていないか、会社から指定されたログインIDがメールアドレスなのか社員番号なのかを確認します。

パスワードを忘れている

パスワードを何度入れても通らない場合は、早めにパスワードリセットへ進んだほうがいいです。何度も試し続けると、会社の設定によってはロックされる可能性があります。

カオナビではログイン画面からパスワードリセットを行える場合があります。2024年の機能アップデートでは、設定によってはログインID宛だけでなく、基本情報に登録されているメールアドレスにもリセットメールを送れるようになっています。

ただし、この設定は会社側の運用によって異なります。リセットメールが届かない場合は、自分で何度も再送するより、人事担当者や管理者へ「ログインID宛に届いていない」「基本情報のメールアドレスにも届かない」と具体的に伝えたほうが早いでしょう。

アカウントが未発行または利用停止になっている

入社直後、異動直後、休職明け、退職手続き中などは、カオナビのアカウント状態が原因でログインできないことがあります。本人は「パスワードの問題」と思いがちですが、そもそも利用権限が付いていないケースです。

たとえば、社員情報は登録されているけれど、ログインユーザーとして有効化されていないことがあります。また、雇用区分や所属変更に伴って権限設定が変わり、一時的にアクセスできなくなる場合もあります。

この場合、自分で直すことはできません。人事部やシステム管理者に、氏名、社員番号、ログインID、表示されたエラー内容、最後にログインできた日時を伝えて確認してもらいましょう。

会社のSSO設定で止まっている

SSOとは、シングルサインオンの略で、1つの会社アカウントで複数のシステムへログインできる仕組みです。カオナビも会社によっては、Google Workspace、Microsoft Entra ID、社内ID基盤などと連携している場合があります。

SSOの場合、カオナビのパスワードを入力するのではなく、会社の認証画面へ進むことがあります。ここで会社アカウントがロックされていたり、多要素認証が通らなかったりすると、カオナビにも入れません。

この切り分けは簡単です。カオナビ以外の社内システムにも入れないなら、会社アカウント側の問題かもしれません。逆に、他のシステムには入れるのにカオナビだけ入れないなら、カオナビ側の権限や連携設定を確認する必要があります。

PCでカオナビにログインできないときの対処法

PCでカオナビにログインできないときの対処法

PCでログインできないときは、ブラウザ、キャッシュ、拡張機能、社内ネットワークの順に確認します。会社PCではセキュリティ設定が強く、個人PCとは違う動きをすることがあります。

朝の人事評価会議前にPCで開けず、スマホでは開ける。こういう場合、アカウントではなくPC環境が原因の可能性が高いです。

ブラウザを変えてログインする

まず試したいのは、ブラウザの変更です。Chromeで入れないならMicrosoft Edge、Edgeで入れないならChromeというように変えてみてください。

ブラウザに保存された古いログイン情報やCookieが原因で、ログイン画面がうまく動かないことがあります。Cookieとは、Webサイトがログイン状態などを保存する小さなデータのことです。便利な機能ですが、古い情報が残ると不具合の原因になります。

会社で推奨ブラウザが決まっている場合は、そのブラウザを優先してください。個人判断でマイナーなブラウザを使うと、画面表示や認証が安定しないことがあります。

キャッシュとCookieを削除する

ログイン画面が何度も同じエラーになる、画面が更新されない、ボタンを押しても反応しない。そんなときはキャッシュとCookieを削除します。

キャッシュとは、表示を速くするためにブラウザが保存している一時データです。便利ですが、古い画面情報を読み込んでしまうことがあります。

Chromeなら「設定」から「プライバシーとセキュリティ」に進み、「閲覧履歴データの削除」でCookieとキャッシュを削除します。全サイトのCookieを消すと他のサービスからもログアウトされるため、業務中ならカオナビ関連だけ削除できないか確認するとよいでしょう。

シークレットウィンドウで試す

拡張機能や保存済みログイン情報の影響を切り分けたいときは、シークレットウィンドウが便利です。シークレットウィンドウとは、通常より履歴やCookieの影響を受けにくい一時的なブラウザ画面です。

Chromeなら右上メニューから「新しいシークレット ウィンドウ」を開き、会社指定のカオナビURLへアクセスします。Edgeなら「新しい InPrivate ウィンドウ」です。

ここでログインできるなら、通常ブラウザ側のCookieや拡張機能が原因の可能性があります。通常画面でキャッシュ削除や拡張機能の停止を試すと改善しやすいです。

VPNや社内ネットワークの制限を確認する

会社によっては、カオナビへのアクセスを社内ネットワークやVPN経由に制限している場合があります。VPNとは、社外から社内ネットワークへ安全に接続する仕組みです。

在宅勤務中にログインできず、出社したら入れるなら、ネットワーク制限の可能性があります。逆に、VPN接続中だけ入れない場合は、VPN側の通信制限や認証の問題も考えられます。

この場合、個人で無理に設定を変えるのは危険です。情報システム部門へ、利用端末、接続場所、VPNの有無、表示されたエラーを伝えて確認してもらいましょう。

スマホでカオナビにログインできないときの対処法

スマホでカオナビにログインできないときの対処法

スマホでログインできないときは、PCとは違う原因が出ます。アプリ、ブラウザ、通信環境、自動入力、認証コードの受信あたりがポイントです。

外出先で評価コメントを確認しようとしてログインできないと、かなり焦ります。電車の中や出先の会議前だと、パスワード入力も雑になりやすいんですよね。

スマホアプリとブラウザのどちらで使っているか確認する

まず、自分がカオナビをアプリで開いているのか、ブラウザで開いているのかを確認してください。アプリとブラウザでは、ログイン状態や不具合の原因が異なります。

アプリで入れない場合は、ブラウザから会社指定URLにアクセスしてみます。ブラウザで入れるなら、アプリ側のバージョンや保存情報が原因かもしれません。

反対に、ブラウザで入れないけれどアプリで入れるなら、スマホブラウザのCookieや自動入力が怪しいです。どちらで失敗しているかを分けるだけで、問い合わせ時の説明がかなり正確になります。

アプリを最新版に更新する

アプリを使っている場合は、まず最新版に更新してください。カオナビではスマートフォンアプリのアップデートや不具合解消の案内が出ることがあります。

古いバージョンのままだと、一部機能が正常に動かないことがあります。ログイン自体に直接関係しない不具合でも、アプリの動作が不安定なら更新しておくのが安全です。

App StoreやGoogle Playでカオナビアプリを開き、「更新」が表示されていれば実行します。更新後は一度アプリを完全に終了し、再起動してからログインしてください。

スマホの自動入力を疑う

スマホで特に多いのが、自動入力のミスです。以前のパスワード、別サービスのID、個人メールアドレスなどが自動で入ってしまうことがあります。

見た目では正しく見えても、末尾に空白が入っていたり、会社メールではなく個人メールが入っていたりします。ログインできないときは、自動入力を消して手入力で試してください。

また、iPhoneやAndroidのキーボードは、先頭文字を自動で大文字にしたり、記号入力を変えたりすることがあります。パスワード欄では表示されないため、入力ミスに気づきにくいです。

Wi-Fiとモバイル通信を切り替える

スマホで画面が開かない、読み込みが終わらない、認証画面で止まる場合は、通信環境を切り替えてみましょう。

会社Wi-Fiで入れないならモバイル通信へ、モバイル通信で入れないなら信頼できるWi-Fiへ切り替えます。カフェや駅のフリーWi-Fiは、認証ページを通さないと通信できない場合があり、ログイン画面が途中で止まることがあります。

人事情報を扱うサービスなので、公共Wi-Fiでの利用は慎重にしたほうがいいです。どうしても使う場合でも、パスワード入力や個人情報の閲覧は避け、会社が認めた安全な通信環境を使ってください。

パスワードリセットメールが届かないときの確認方法

パスワードリセットメールが届かないときの確認方法

パスワードを忘れたとき、リセットメールが届かないと一気に詰まります。何度も送信ボタンを押したくなりますが、まずは届かない理由を切り分けましょう。

「評価入力の締切まであと30分」という場面でメールが届かないと、本当に焦ります。けれど、ここで再送を連打すると、どのメールが最新かわからなくなることもあります。

迷惑メールと受信制限を確認する

まず見るべきは迷惑メールフォルダです。会社メールでも、システムからの自動送信メールが迷惑メール扱いになることがあります。

次に、メールの受信制限を確認します。会社のメールセキュリティで、外部システムからのメールが隔離されている場合があります。この場合、本人の受信箱には届かず、管理画面側で止まっていることがあります。

人事や情報システム部門へ連絡するときは、「パスワードリセットを何時何分ごろ実行したか」「どのメールアドレス宛に届く想定か」を伝えると確認が早いです。

ログインIDとメールアドレスが違う可能性を確認する

カオナビでは、ログインIDとして登録されているメールアドレスと、社員の基本情報に登録されているメールアドレスが異なる運用もあり得ます。公式の機能アップデートでも、ダミーのメールアドレスでログインIDを登録している場合のリセットメール送信に触れられています。

つまり、あなたが普段使っている会社メールに届くとは限りません。ログインIDに別のメールアドレスが使われていると、そこへ送信されている可能性があります。

この場合は、自分だけでは確認できないことが多いです。管理者に「ログインIDと基本情報のメールアドレスが一致しているか」を確認してもらいましょう。

管理者によるパスワードリセットが必要な場合

リセットメールが届かない、ログインIDがわからない、アカウントがロックされた。こういう場合は、管理者による対応が必要です。

カオナビでは、ユーザーのパスワードリセットに関する管理機能のアップデートも行われています。会社の設定によっては、パスワードリセットだけを担当できる管理者がいるかもしれません。

問い合わせるときは、感情的に「入れません」と送るより、情報をまとめたほうが早いです。氏名、所属、社員番号、利用端末、エラー文言、最後にログインできた日時、試した対応を1通にまとめましょう。

「メールアドレスまたはパスワードが間違っています」と出るときの直し方

「メールアドレスまたはパスワードが間違っています」と出るときの直し方

この表示が出ると、ほとんどの人はパスワードだけを疑います。でも実務では、メールアドレス側の入力ミスや、ログインIDの認識違いも多いです。

月末の評価提出前にこの表示が出ると、指が勝手に何度もEnterを押してしまいますよね。けれど、連続入力は得策ではありません。

全角・半角・スペースを確認する

公式案内でも、全角入力、前後のスペース、大文字小文字の違いは注意点として示されています。特に日本語入力がオンになっていると、メールアドレスの一部が全角になることがあります。

確認すべきポイントは次の通りです。

・メールアドレスが半角になっているか
・前後にスペースが入っていないか
・パスワードの大文字小文字が合っているか
・コピー貼り付けで余計な文字が入っていないか
・会社指定のログインIDを使っているか

この確認は地味ですが、かなり効きます。特にスマホでは、キーボードの自動補正が原因で正しい入力になっていないことがあります。

会社指定のID形式を確認する

カオナビのログインIDは、会社の運用によって異なる場合があります。メールアドレスで入る会社もあれば、社員番号や別のIDを使う会社もあります。

「前の会社ではメールアドレスだったから」と思い込むと、今の会社では通らないことがあります。入社時の案内メールや社内マニュアルを確認し、指定されたID形式を使ってください。

もし案内が見つからない場合は、人事担当者に「カオナビのログインIDはメールアドレスですか、社員番号ですか」と聞くのが一番早いです。質問を具体化すると、相手もすぐ答えられます。

認証コードや二段階認証でログインできないときの対処法

認証コードや二段階認証でログインできないときの対処法

会社によっては、ログイン時に認証コードや二段階認証が必要になる場合があります。二段階認証とは、パスワードに加えてスマホやメールなどで本人確認を行う仕組みです。

セキュリティとしては大事ですが、スマホを機種変更した直後や、メールが受け取れない環境ではログインの壁になります。

認証コードが届かない場合

認証コードがメールで届く場合は、迷惑メール、受信制限、メールサーバー遅延を確認します。SMSで届く場合は、電波状況や着信拒否設定も見てください。

コードには有効期限があることが多く、古いコードを入力しても通りません。再送した場合は、最新のコードを使います。複数届いたときは、一番新しいものを入力してください。

それでも届かない場合は、会社側の認証設定を確認する必要があります。特にスマホの機種変更後は、認証アプリの再設定が必要になることがあります。

会社スマホを変えた直後は管理者に連絡する

機種変更後に認証できない場合、本人だけで復旧できないことがあります。以前の端末に認証設定が残っていると、新しい端末ではコードを受け取れません。

この場合は、人事部ではなく情報システム部門が窓口になることもあります。会社によって担当が違うため、社内ヘルプデスクに「カオナビの二段階認証が機種変更後に使えない」と伝えましょう。

ここで大切なのは、「パスワードは合っているが認証コードで止まる」と説明することです。ログインできない理由を分けて伝えると、対応が早くなります。

管理者に連絡すべきログイントラブル

管理者に連絡すべきログイントラブル

自分で直せる範囲を超えているのに、何度も試し続けると時間だけが過ぎます。特にアカウントや権限の問題は、利用者側では解決できません。

実務では「どこまで自分で確認し、どこから管理者へ渡すか」を決めておくと、ログイントラブルで業務が止まりにくくなります。

権限エラーや利用停止の表示が出る場合

「権限がありません」「アクセスできません」「利用できません」のような表示が出る場合は、管理者確認が必要です。これはパスワード入力の問題ではなく、アカウント設定や権限範囲の問題である可能性があります。

部署異動後、役職変更後、雇用区分変更後に起きたなら、権限変更が反映されていないかもしれません。人事評価やワークフローの対象者設定から外れている場合もあります。

管理者には、どの画面へ入ろうとしたか、いつから入れないか、異動や権限変更があったかを伝えましょう。ここまで書くと、確認する側がユーザー管理を見に行きやすくなります。

他の社員もログインできない場合

自分だけではなく、同じ部署の複数人がログインできない場合は、個人アカウントではなく会社側設定やサービス側の問題かもしれません。

まずは周囲に1人だけ確認してください。全員に聞く必要はありません。同じ時間帯に複数人が同じ症状なら、管理者へまとめて報告したほうが早いです。

報告では、「自分だけでなく、同部署の複数名で同じ症状が出ている」と伝えます。個別対応ではなく、全体確認に切り替えてもらえる可能性があります。

人事・管理者側が確認すべきポイント

人事・管理者側が確認すべきポイント

ここからは、従業員から「カオナビにログインできません」と連絡を受ける人事担当者や管理者向けです。問い合わせを受けた瞬間に、毎回ゼロから聞き取りをすると時間が溶けます。

ロロメディア編集部でも、社内ツールの問い合わせ対応では、最初にテンプレートを作ります。聞くことが決まっているだけで、対応スピードがかなり変わるんです。

問い合わせ時に聞くべき情報

ログイントラブルの対応では、原因を推測するより、情報をそろえるほうが早いです。本人に次の情報を確認しましょう。

・氏名、所属、社員番号
・ログインに使ったID
・PCかスマホか、利用端末
・ブラウザかアプリか
・表示されたエラーメッセージ
・最後にログインできた日時
・パスワードリセットを試したか
・他の社内システムにはログインできるか

この情報があると、IDミス、権限不足、SSO不具合、端末問題を切り分けやすくなります。特に「他の社内システムに入れるか」は重要です。

パスワードリセットだけで終わらせない

管理者側でやりがちなのが、毎回パスワードリセットだけ案内する対応です。もちろん有効な場合もありますが、原因が権限やSSOなら解決しません。

パスワードリセットで直らない場合は、ユーザー状態、権限設定、ログインID、メールアドレス、対象機能へのアクセス権を確認します。休職復帰や異動後は特に注意が必要です。

また、リセットメールが届かない問い合わせでは、ログインID宛なのか、基本情報のメールアドレスにも送る設定なのかを確認しましょう。ここを見落とすと、ユーザーは何度も同じ場所で止まります。

カオナビのログイントラブルを防ぐ運用ルール

カオナビのログイントラブルを防ぐ運用ルール

ログイントラブルは、起きてから直すより、起きにくい運用にするほうが楽です。特に評価期間や目標設定期間はアクセスが集中し、問い合わせも増えます。

締切当日に「ログインできません」が大量に来ると、人事担当者の通常業務が止まります。だからこそ、事前案内と確認手順を整えておく価値があります。

評価期間前にログイン確認日を作る

評価入力の開始日に初めてログインさせると、必ず何人かが止まります。おすすめは、評価期間の数日前に「ログイン確認だけの日」を作ることです。

たとえば、「5月20日までにカオナビへログインできるか確認してください。入力はまだ不要です」と案内します。この時点で入れない人を拾っておけば、本番の締切直前に慌てずに済みます。

案内文には、ログインURL、ID形式、パスワードを忘れた場合の対応、問い合わせ先を入れておきます。短い文章で構いませんが、入口だけは明確にしてください。

社内マニュアルに画面別の対処法を載せる

ログインできない人は、長いマニュアルを読みません。困っているときに読むのは、自分の画面と同じエラーがある場所だけです。

そのため、社内マニュアルはエラー別に作ると使われます。「メールアドレスまたはパスワードが違う」「認証コードが届かない」「権限がない」「画面が真っ白」のように分けると、探しやすくなります。

人事担当者の工数を減らす意味でも、問い合わせ前に確認するページを作っておくと便利です。毎回同じ説明をチャットで返すより、URLを送るだけで済みます。

カオナビにログインできないときは原因を切り分ければ早く解決できる

カオナビにログインできないときは原因を切り分ければ早く解決できる

カオナビにログインできないときは、まず落ち着いて「どこで止まっているか」を見てください。IDとパスワードの問題なのか、パスワードリセットメールが届かないのか、スマホやPC環境なのか、会社側の権限設定なのかで対処が変わります。

自分で試す順番は、会社指定URLで入り直す、IDとパスワードの全角半角やスペースを確認する、ブラウザや通信環境を変える、パスワードリセットを試す、ここまでです。それでも入れないなら、管理者に情報をまとめて連絡しましょう。

大事なのは、「ログインできません」だけで終わらせないことです。端末、ブラウザ、エラー文言、最後に入れた日時、試した対応を伝えるだけで、人事や情報システム部門の確認はかなり速くなります。

カオナビは人事評価やワークフローなど、業務の大事な場面で使われるサービスです。だからこそ、ログインできない時間を短くすることが、そのまま業務の遅れを防ぐことにつながります。焦ったときほど、上から順番に確認してみてください。

参考記事

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