リマインドです。は失礼?再連絡をするときの言い換え表現の例文まとめ

「リマインドです。」と送っていいのか、送信前に手が止まることがありますよね。会議の前日、資料提出の締切前、取引先から返信が来ないとき。早く確認してほしいのに、強く催促しているように見えたらどうしようと迷う場面です。

結論から言うと、「リマインドです。」は社内の近い相手なら使えることもありますが、上司や取引先、お客様にそのまま送ると少し雑に見える可能性があります。特に本文の冒頭で「リマインドです。」だけを書くと、「忘れていませんか?」と責めている印象になることがあります。

ロロメディア編集部でも、確認依頼や入稿前の再連絡を送る場面はかなり多いです。そこで実感するのは、再連絡は言葉選びだけでなく「相手がすぐ動ける情報を添えること」が大切だということです。丁寧な言い換えを使っても、期限、依頼内容、確認してほしい場所が曖昧だと、結局また返信が止まります。

目次

「リマインドです。」は失礼に見えることがある

「リマインドです。」は失礼に見えることがある

「リマインドです。」は、英語のremindから来た表現で、思い出してもらう、念押しするという意味で使われます。ビジネスチャットではかなり見かける言葉ですが、相手との関係性によっては少し冷たく響きます。

たとえば、取引先に資料確認をお願いしていて、期限当日の朝に「リマインドです。ご確認お願いします。」とだけ送る場面を想像してください。送った側は軽い再確認のつもりでも、受け取った側は「忘れている前提で言われている」と感じるかもしれません。

特にメールでは、チャットよりも文面の温度が伝わりにくいです。短すぎる再連絡は、効率的に見える一方で、相手への配慮が薄く見えることがあります。だから、目上の人や社外の相手には「リマインドです。」をそのまま使うより、やわらかい表現に置き換えたほうが安全です。

表現印象向いている相手
リマインドです簡潔だがやや事務的社内の近い同僚
念のため再度ご連絡いたします丁寧で自然取引先、上司
先日ご案内した件について再度ご連絡いたします用件が明確社外全般
ご確認状況はいかがでしょうか催促感が控えめ返信待ち
期日が近づいておりますのでご連絡いたしました理由が伝わる締切前

「リマインド」という言葉自体が悪いわけではありません。ただ、ビジネスメールでは日本語で目的を伝えたほうが、相手に余計な引っかかりを残しにくくなります。

再連絡では「催促」ではなく「相手が動きやすい案内」にする

再連絡では「催促」ではなく「相手が動きやすい案内」にする

再連絡で一番大切なのは、相手を責めないことです。返信が来ないと焦りますが、その焦りを文章に出すと、相手は動きづらくなります。

たとえば、明日の午前中に資料を提出しなければいけないのに、先方から確認が返ってこない。社内では「まだですか?」と聞かれ、こちらも板挟みになっている。こういう状況だと、つい「至急ご確認ください」と強く書きたくなりますよね。

でも、再連絡の目的は相手を急かすことではなく、相手が今すぐ判断できる状態にすることです。前回送った内容、確認してほしい点、期限、返信方法をまとめておくと、相手はメールを探し直さずに動けます。

再連絡に入れるべき情報

再連絡でつまずきやすいのは、「丁寧な言い方」に気を取られて、肝心の依頼内容がぼやけることです。相手は忙しいので、何をすればいいのかが一目でわかる文章にしましょう。

入れるべき情報は以下です。

・前回いつ連絡したか
・何についての再連絡か
・相手に何を確認してほしいか
・いつまでに返信が必要か
・資料やURLがどこにあるか

この5つが入っていると、再連絡は一気に親切になります。たとえば「先日お送りした資料について、明日15時までに修正有無をご確認いただけますと幸いです」と書けば、相手は何をすればいいか迷いません。

逆に、「リマインドです。よろしくお願いします」だけだと、相手は前回メールを探すところから始める必要があります。忙しい相手ほど、そのひと手間で返信が後回しになります。

取引先に送るときは「念のため再度ご連絡いたします」が使いやすい

取引先に送るときは「念のため再度ご連絡いたします」が使いやすい

取引先への再連絡では、「念のため再度ご連絡いたします」がかなり使いやすいです。催促の圧を下げながら、用件を自然に伝えられます。

「リマインドです」と言うと、少し社内チャットっぽさが出ます。一方で「念のため」と入れると、相手を責める感じが薄くなります。相手が忘れていると決めつけず、「確認のためにもう一度送っています」という形にできるからです。

たとえば、資料確認をお願いしているのに返信がない場合、「先日お送りした資料の件について、念のため再度ご連絡いたします」と書けば、文面が落ち着きます。そのあとに、確認してほしい内容と期限を書けば実務上も十分です。

取引先への再連絡メール例文

送信前につまずきやすいのは、催促に見えないようにやわらかくしすぎて、期限が伝わらなくなる場面です。丁寧さと明確さは両方必要です。

件名:資料ご確認のお願い

〇〇株式会社
〇〇様

いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。

先日お送りいたしました〇〇資料の件について、念のため再度ご連絡いたします。お忙しいところ恐れ入りますが、内容に修正や追加のご希望がございましたら、〇月〇日〇時までにご確認いただけますと幸いです。

期限までに特段ご連絡がない場合は、現状の内容で進行させていただく予定です。ご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。

何卒よろしくお願いいたします。

この例文のポイントは、「期限までに連絡がない場合の対応」を書いていることです。相手から返信がないと進められない案件では、ここを曖昧にするとまた止まります。進行条件を丁寧に書くことで、相手も判断しやすくなります。

上司に送るときは「ご確認いただけますでしょうか」が自然

上司に送るときは「ご確認いただけますでしょうか」が自然

上司への再連絡では、「リマインドです。」よりも「ご確認いただけますでしょうか」が自然です。上司に対して「思い出してください」というニュアンスを出すと、少し上からに見える場合があります。

社内だからといって、雑な言い方でよいわけではありません。特に承認依頼、稟議、確認待ちなど、上司の判断が必要な場面では、相手の状況に配慮しつつ、必要な期限を明確に伝えるのが大切です。

たとえば、今日中に承認が必要な資料があるのに、上司から反応がない。午後の会議前で自分も焦っている。そんなときでも、「リマインドです」より「本日中にご確認いただきたい件で、再度ご連絡いたしました」のほうが角が立ちません。

上司へのチャット例文

チャットではメールより短くて大丈夫ですが、短すぎると圧が強く見えます。上司がすぐ確認できるように、用件と期限を一文で入れましょう。

例文は以下です。

「〇〇資料の確認について、念のため再度ご連絡いたしました。本日15時までに先方へ戻す必要があるため、お手すきの際にご確認いただけますでしょうか。」

「先ほど共有した見積書の件で再度ご連絡です。問題なければこの内容で送付したいので、〇時までにご確認いただけますと助かります。」

「〇〇案件の承認依頼について、期限が近づいておりますのでご連絡いたしました。お忙しいところ恐れ入りますが、本日中にご確認いただけますでしょうか。」

上司向けでは、「助かります」も使えますが、相手によっては少しくだけて見えることがあります。堅めにしたいなら「幸いです」、社内で自然にしたいなら「助かります」で問題ありません。

同僚やチームメンバーには「念のため共有です」で柔らかく伝える

同僚やチームメンバーには「念のため共有です」で柔らかく伝える

同僚やチームメンバーへの再連絡では、硬すぎると距離が出ます。とはいえ、期限がある場合はきちんと伝えないと、業務が止まります。

チーム内のチャットで「リマインドです」と送ること自体は珍しくありません。ただ、何度も使うと少し機械的になります。特に相手が忙しいとわかっている場合は、「念のため共有です」「確認だけお願いします」と少しやわらかくすると受け取りやすくなります。

たとえば、明日の会議資料を全員に確認してほしい場面で、「リマインドです。確認お願いします」だけだと、淡々とした印象になります。そこに「明日の会議で使うため」と理由を入れると、協力しやすい文面になります。

同僚への再連絡例文

操作前につまずきやすいのは、仲が良い相手ほど言葉が雑になり、あとから「ちょっと強かったかな」と気になる場面です。近い相手でも、期限が絡むときは丁寧に書くほうが安全です。

例文は以下です。

「明日の会議で使う資料について、念のため再度共有です。今日中にコメントを入れてもらえると、こちらで最終版に反映できます。」

「〇〇の回答期限が近づいているので、確認だけお願いします。もし対応が難しそうなら、こちらで一部巻き取るので教えてください。」

「先週お願いしていた件、進捗だけ確認させてください。今日中に状況がわかると、明日の作業調整がしやすいです。」

同僚向けでは、「できてますか?」より「状況がわかると助かります」のほうがやわらかく聞こえます。相手を追い詰めず、次の動きにつなげる言い方にするのがコツです。

お客様に送るときは「ご案内の確認」で圧を下げる

お客様に送るときは「ご案内の確認」で圧を下げる

お客様への再連絡では、催促感をできるだけ抑える必要があります。特に予約、申込、支払い、書類提出などに関する連絡は、言い方を間違えると不快感につながります。

たとえば、来店予約前に必要書類の提出がまだない場合、「リマインドです。提出してください」と送ると、事務的で冷たく感じられます。お客様は忙しいだけかもしれませんし、そもそもメールを見落としているだけかもしれません。

この場合は、「ご案内の確認としてご連絡いたしました」「お手続きに必要な内容について再度ご案内いたします」と書くと自然です。相手を責めずに、必要な行動を促せます。

お客様への再連絡例文

送信前につまずきやすいのは、丁寧にしすぎて「結局何をすればいいのか」が見えなくなることです。お客様向けでも、必要な行動ははっきり書きましょう。

例文は以下です。

件名:ご予約前の確認事項について

〇〇様

いつもありがとうございます。〇〇の〇〇です。

〇月〇日のご予約にあたり、事前確認事項について再度ご案内いたします。ご来店当日をスムーズにご案内するため、〇月〇日までに下記内容をご確認いただけますと幸いです。

ご確認いただきたい内容は、問診票の入力、本人確認書類のご持参、予約時間の確認です。ご不明な点がございましたら、こちらのメールへそのままご返信ください。

当日お会いできますことを楽しみにしております。

この文面では、「提出していないから連絡した」というより、「当日をスムーズにするため」と理由を置いています。お客様向けの再連絡では、この理由づけがかなり大切です。

返信がない相手に送るときは「ご状況いかがでしょうか」が便利

返信がない相手に送るときは「ご状況いかがでしょうか」が便利

返信がない相手に再連絡するときは、「ご状況いかがでしょうか」が使いやすいです。「まだですか?」よりも柔らかく、相手に返信の余地を作れます。

ただし、これだけでは弱い場合もあります。期限があるなら、いつまでに返信が必要かを添えましょう。返信がない理由が、忙しい、迷っている、確認中、忘れているのどれかは、こちらにはわかりません。

たとえば、見積もりを送ってから1週間返事がない場合、「ご確認状況はいかがでしょうか」と送るのは自然です。ただし、こちらの予定があるなら「〇日までにご意向を伺えますと幸いです」と書く必要があります。

返信待ちの再連絡メール例文

操作前につまずきやすいのは、「返信してください」と書きたいけれど、強く見えそうで遠回しになりすぎる場面です。遠回しすぎると相手が動かないため、期限と行動を入れます。

例文は以下です。

件名:〇〇のご確認状況について

〇〇株式会社
〇〇様

いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。

先日お送りいたしました〇〇の件について、ご確認状況はいかがでしょうか。社内調整の都合上、〇月〇日までにご意向をお聞かせいただけますと幸いです。

もしご検討にあたり追加情報が必要でしたら、こちらで資料を補足いたします。お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

この例文の良いところは、相手が返信しやすい逃げ道を用意している点です。「追加情報が必要でしたら」と添えることで、単なる催促ではなく、相手の判断を助ける連絡になります。

締切前の再連絡は「期限が近づいておりますので」が自然

締切前の再連絡は「期限が近づいておりますので」が自然

締切前の再連絡では、「期限が近づいておりますので」が使いやすいです。相手の忘れを責めるのではなく、期日が理由で連絡していると伝えられます。

締切がある再連絡は、どうしても緊張します。こちらも次の作業があるので早く返信がほしい。でも、強く言いすぎると相手との関係が悪くなる。こういう場面では、文章に感情を入れず、事実を丁寧に伝えるのが一番です。

「〇月〇日が期限です」だけでは少し冷たく見えることがあります。そこに「お忙しいところ恐れ入りますが」「ご確認いただけますと幸いです」を添えると、柔らかくなります。

締切前に送る例文

送信前につまずきやすいのは、「本日中」と書くと強すぎるのではないかと迷う場面です。でも、本当に必要なら期限は明確に書くべきです。曖昧にすると、相手も優先度を判断できません。

例文は以下です。

「〇〇のご回答期限が近づいておりますので、念のため再度ご連絡いたします。〇月〇日17時までにご確認いただけますと、予定どおり進行できます。」

「先日ご依頼いたしました〇〇について、締切が本日中となっております。お忙しいところ恐れ入りますが、ご対応状況をご共有いただけますでしょうか。」

「〇〇提出の期限が明日までとなっておりますので、ご確認のためご連絡いたしました。すでにご対応済みの場合は、行き違いとなりますことをご容赦ください。」

最後の「行き違いとなりますことをご容赦ください」は、再連絡でよく使える表現です。相手がすでに対応していた場合の失礼感をやわらげられます。

会議や予定前のリマインドは「念のためご案内いたします」が合う

会議や予定前のリマインドは「念のためご案内いたします」が合う

会議や予定の前日、当日に送る連絡では、「念のためご案内いたします」が自然です。参加者にとっても、日時、場所、URL、持ち物がまとまっていると助かります。

会議直前に「今日のURLどこだっけ」とチャットを探すことがありますよね。主催者側が前日や当日の朝にリマインドを送ってくれると、それだけで参加者の手間が減ります。

この場合の再連絡は、催促というより案内です。そのため、「リマインドです」よりも「明日の打ち合わせについて、念のため詳細を再度ご案内いたします」と書くと印象が良くなります。

会議前の案内メール例文

操作前につまずきやすいのは、日程だけ送ってしまい、URLや資料リンクを入れ忘れる場面です。参加者が探さなくていいように、必要情報を一通にまとめましょう。

例文は以下です。

件名:明日の打ち合わせについて

〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇です。

明日予定しております打ち合わせについて、念のため詳細を再度ご案内いたします。お忙しいところ恐縮ですが、以下の内容にてご参加いただけますと幸いです。

日時:〇月〇日 〇時〜〇時
場所:オンライン
参加URL:〇〇
議題:〇〇について
事前確認資料:〇〇

当日は、上記資料をもとに進行予定です。ご不明点がございましたら、事前にお知らせください。

このように情報をまとめると、相手にとって親切です。会議前の再連絡は、言い換え表現よりも「必要情報を全部入れること」が価値になります。

支払い確認や請求書の再連絡は慎重に言葉を選ぶ

支払い確認や請求書の再連絡は慎重に言葉を選ぶ

支払い関連の再連絡は、かなり慎重に書くべきです。お金の話は、少し強く見えるだけで関係性に影響します。

たとえば、請求書の支払い期日を過ぎているのに入金確認が取れない場合。こちらとしては早く確認したいですが、相手の社内処理中、振込名義違い、銀行営業日の関係など、悪意がないケースもあります。最初から「未払いです」と決めつけるのは避けましょう。

最初の連絡では、「入金確認が取れておりません」よりも「現時点で弊社側で入金確認が取れていない状況です」と書くと、少し柔らかくなります。事実を伝えつつ、相手を責めない形です。

請求書の再連絡例文

操作前につまずきやすいのは、お金のことだから強めに書いたほうがいいのか、関係を考えて柔らかくすべきか迷う場面です。初回は確認ベース、複数回目は期限を明確にするのが現実的です。

例文は以下です。

件名:ご入金状況の確認について

〇〇株式会社
〇〇様

いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。

〇月〇日にお送りいたしました請求書について、念のためご連絡いたしました。現時点で弊社側にてご入金の確認が取れていない状況です。

すでにお手続き済みの場合は、行き違いとなりますことをご容赦ください。お手数をおかけいたしますが、ご状況をご確認いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

この文面では、「払ってください」と直接言わず、まず確認の形にしています。初回の支払い確認なら、このくらいがちょうどよいです。期日を大きく過ぎている場合は、次回連絡で支払予定日を確認しましょう。

社内チャットで使える短い言い換え表現

社内チャットで使える短い言い換え表現

社内チャットでは、メールほど長い文章は不要です。ただし、短くても圧が出ない言い方にする必要があります。

SlackやTeamsで「リマインドです」と送るのは、社内では普通に使われます。でも、相手によっては少し事務的に感じることがあります。特に、何度も同じ相手に送る場合は、言い方を変えたほうが人間味が出ます。

チャットでは、「確認だけお願いします」「念のため再共有です」「期限が近いので共有します」などが使いやすいです。大事なのは、短い中にも理由を入れることです。

チャットで使える短文例

操作前につまずきやすいのは、急いでいるときほど「まだですか?」に近い文章になってしまう場面です。チャットは短い分、圧が強く出やすいので注意しましょう。

例文は以下です。

「念のため再共有です。明日午前の会議で使うため、本日中に確認お願いします。」

「確認だけお願いします。〇〇の回答期限が今日17時までになっています。」

「先ほどの件、進捗だけ教えてもらえると助かります。こちらの作業順を調整したいです。」

「すでに対応済みならすみません。〇〇の件、現在の状況だけ確認させてください。」

チャットでは、「すでに対応済みならすみません」がかなり使いやすいです。相手が対応済みだった場合の気まずさを減らせます。

「リマインドです」の言い換え表現一覧

「リマインドです」の言い換え表現一覧

「リマインドです」を避けたいときは、目的別に言い換えると自然です。ただ丁寧な言葉に置き換えるだけではなく、何のための再連絡なのかを考えると選びやすくなります。

たとえば、会議前なら「ご案内」、返信待ちなら「ご確認状況」、締切前なら「期限が近づいております」、支払いなら「入金状況の確認」が合います。同じ再連絡でも、場面が違えば言葉も変わります。

場面避けたい表現自然な言い換え
取引先への再連絡リマインドです念のため再度ご連絡いたします
返信待ち返信まだですかご確認状況はいかがでしょうか
締切前早くお願いします期限が近づいておりますのでご連絡いたしました
会議前リマインドします詳細を再度ご案内いたします
支払い確認未払いです入金確認についてご連絡いたしました
社内確認確認してくださいご確認いただけますでしょうか
お客様向け忘れないでくださいご案内の確認としてご連絡いたしました

言い換えを選ぶときは、相手がどう受け取るかだけでなく、相手がすぐ動けるかも考えてください。どれだけ丁寧でも、用件がぼやけている再連絡は実務では弱いです。

再連絡メールの件名は用件と期限がわかる形にする

再連絡メールの件名は用件と期限がわかる形にする

再連絡メールでは、本文だけでなく件名も重要です。件名が曖昧だと、相手に開封を後回しにされます。

「リマインド」だけの件名は、社内では通じることもありますが、社外では少し雑に見えることがあります。何のリマインドなのか、いつまでに対応が必要なのかがわかる件名にしましょう。

たとえば「ご確認のお願い」だけでは、急ぎかどうかわかりません。「〇月〇日締切|〇〇資料ご確認のお願い」とすれば、相手は優先度を判断できます。

使いやすい件名例

操作前につまずきやすいのは、件名を丁寧にしようとして長くなりすぎることです。件名は短く、でも内容がわかるようにします。

件名例は以下です。

・〇〇資料ご確認のお願い
・〇月〇日締切|〇〇のご確認について
・明日の打ち合わせについて再度ご案内
・〇〇のご回答状況について
・ご入金状況の確認について
・〇〇申請に関する確認のお願い

件名に「至急」を入れるのは、本当に緊急のときだけにしましょう。毎回「至急」を使うと、相手の中で優先度が下がります。

また、返信メールで再連絡する場合は、過去のスレッドに返信するほうが相手も経緯を追いやすいです。ただし、件名が古くて内容とズレている場合は、新規メールで送るほうがよいこともあります。

再連絡で相手を不快にさせないための注意点

再連絡で相手を不快にさせないための注意点

再連絡は、言葉を少し間違えるだけで印象が変わります。特に相手が忙しいときは、文面の小さな圧も気になりやすいです。

よくある失敗は、「前にも送りましたが」「まだご返信いただいておりません」「早急にお願いします」といった表現です。事実ではありますが、そのまま書くと責めている印象になります。

もちろん、何度も返信がない場合は強めに言う必要もあります。ただ、初回や2回目の再連絡では、まず相手が動きやすい形に整えることを優先しましょう。

避けたい表現と置き換え例

送信前につまずきやすいのは、焦っている気持ちが文章ににじむ場面です。焦っているときほど、一度だけ言い換えを確認してください。

避けたい表現と置き換えは以下です。

・前にも送りましたが → 先日お送りした件について
・まだですか → ご確認状況はいかがでしょうか
・早くお願いします → 〇日までにご確認いただけますと幸いです
・返信がありません → 現時点でご返信を確認できておらず
・忘れていませんか → 念のため再度ご連絡いたします
・至急対応してください → 本日中にご対応いただく必要がございます

置き換えのポイントは、相手の行動を責めず、状況と必要な対応を伝えることです。ビジネス文では、感情より事実を前に出したほうが角が立ちません。

再連絡しても返信がないときの次の対応

再連絡しても返信がないときの次の対応

一度再連絡しても返信がない場合は、メールだけにこだわらないほうがいいです。相手が見落としている、担当者が不在、社内確認中、メールが迷惑フォルダに入っているなど、理由はいろいろあります。

締切が近いのに返信がないと、こちらの作業が止まります。社内からも確認されて、何度もメールボックスを開いてしまう。こういう状態が続くと、かなりストレスになりますよね。

2回目の再連絡では、期限と次の対応を明確にします。それでも反応がない場合は、電話、チャット、別担当者への確認など、連絡手段を変える必要があります。

返信がないときの対応手順

操作前につまずきやすいのは、「しつこいと思われたくない」と感じて、必要な確認まで遅れてしまうことです。業務に影響するなら、丁寧に追加連絡して問題ありません。

対応手順は以下です。

・1回目は念のため再連絡する
・2回目は期限と未返信時の対応を書く
・急ぎなら電話やチャットに切り替える
・取引先なら別担当者や代表窓口も確認する
・社内なら上長に状況共有する

2回目のメールでは、「〇月〇日までにご確認が難しい場合は、現時点の内容で進行してよいかご指示いただけますと幸いです」のように、相手が返しやすい形にします。

それでも返信がない場合は、メールが届いていない可能性もあります。電話で「メールをお送りしている件で確認です」と伝えると、すぐ解決することもあります。

リマインド表現を使っても問題ない場面

リマインド表現を使っても問題ない場面

ここまで言い換えを紹介しましたが、「リマインド」という言葉を使ってはいけないわけではありません。社内のチャット、プロジェクト管理ツール、近い関係のチームでは自然に使えます。

たとえば、Slackで「明日の朝会のリマインドです」と送るのは、それほど違和感がありません。むしろ短くてわかりやすい場合もあります。問題は、相手や場面を選ばずに使ってしまうことです。

取引先やお客様に送るメールでは、日本語の丁寧表現にしたほうが安全です。一方で、社内でスピードを優先する場面では「リマインド」で問題ないケースもあります。

リマインドを使ってよい場面と避けたい場面

操作前につまずきやすいのは、「リマインドは失礼」と覚えてしまい、必要以上に避けて文章が回りくどくなることです。場面で使い分ければ大丈夫です。

使い分けは以下の通りです。

・社内チャットなら使ってよい
・同僚やチーム内なら自然
・取引先メールでは避けたほうが無難
・上司には「再度ご連絡」のほうが安全
・お客様には「ご案内」「ご確認」が向いている

言葉は正解か不正解ではなく、相手との距離で決まります。迷ったら、「リマインド」を日本語に直して、「何のための再連絡か」を書く。この考え方でほとんど対応できます。

リマインドですは失礼かのまとめ

リマインドですは失礼かのまとめ

「リマインドです。」は、社内の近い相手には使える表現ですが、上司、取引先、お客様にそのまま使うと少し雑に見えることがあります。特にメールの冒頭で「リマインドです。」だけを書くと、相手を責めているように受け取られる可能性があります。

再連絡では、「念のため再度ご連絡いたします」「ご確認状況はいかがでしょうか」「期限が近づいておりますのでご連絡いたしました」「詳細を再度ご案内いたします」など、場面に合わせて言い換えるのがおすすめです。大切なのは、丁寧な言葉を使うことだけではありません。相手がすぐ動けるように、前回の内容、確認事項、期限、次の対応を明確に書くことです。

再連絡は、催促ではなく業務を止めないための案内です。焦っているときほど、相手を責める言葉ではなく、相手が返信しやすい文章を選んでください。きれいな敬語より、「何をいつまでに確認すればいいか」が伝わる文面のほうが、実務ではずっと強いですよ。

参考記事

文化庁「敬語の指針」
文化庁「敬語おもしろ相談室」
文化庁「国語施策の紹介 敬語について」

今週のベストバイ

おすすめ一覧

資料ダウンロード

弊社のサービスについて詳しく知りたい方はこちらより
サービスご紹介資料をダウンロードしてください