Googleスライドを使ってプレゼンや資料を作成する際、「縦書きで作りたい」と思ったことはありませんか?Googleスライドはデフォルトでは横書きが基本ですが、少し工夫すれば縦書きの文章を作成できます。本記事では、A4サイズでの設定方法や、スマホ・iPadでも対応できる縦書きのやり方を詳しく解説します。また、テキストボックスの活用方法や、縦書き時に発生しがちな「伸ばし棒(ー)」の表示問題についても対処法を紹介します。初心者でも簡単に実践できるよう、具体例を交えて詳しく説明していきます。
Googleスライドで縦書きを設定する基本方法
Googleスライドはデフォルトでは横書きの設定になっていますが、以下の方法を使えば縦書きが可能になります。具体的な手順をPC、スマホ、iPadそれぞれに分けて解説します。
PCで縦書きにする手順
1. Googleスライドの設定を変更
- Googleスライドを開く
- Googleスライドのホームページへアクセスし、新しいスライドを作成します。
- ページの向きを変更する(A4縦向き)
- 上部メニューの「ファイル」→「ページ設定」を選択。
- 「カスタム」をクリックし、**幅 21cm、高さ 29.7cm(A4サイズ)**を入力。
- 「適用」をクリックし、スライドを縦向きに設定。
2. テキストボックスを使用して縦書きを作成
- 「挿入」→「テキストボックス」を選択
- テキストボックスを追加したい場所をクリックして、ボックスを作成。
- 縦書き用の入力方法
- 縦書き用フォント(游明朝、源ノ明朝など)を選択。
- 1文字ずつ改行しながら入力。(例)コピーする編集する
G o o g l e
- 文字間隔を適切に調整して読みやすくする。
3. 伸ばし棒(ー)の問題を解決
- 縦書きにすると、横向きの伸ばし棒(ー)が表示されることがあります。
- 解決策:
- 特殊なフォント(游明朝)を使用 → 縦書き用の伸ばし棒が適用されることがある。
- 代替文字「|」を使用 → 例えば「メールー」→「メール|」に変更。
- テキストボックスのサイズを調整し、改行位置を工夫する。
スマホ・iPadで縦書きをする方法
GoogleスライドはPCだけでなく、スマホやiPadでも編集可能です。縦書きにするには、以下の手順で対応しましょう。
スマホ(Android/iPhone)でGoogleスライドを使って縦書きをする方法
Googleスライドのスマホアプリを使えば、手軽に縦書きのスライドを作成できます。
1. Googleスライドアプリを開く
- Googleスライドのアプリを起動し、新規スライドを作成
- 必要なら「+」アイコンをタップし、新しいスライドを追加。
2. 縦書き用テキストボックスを作成
- 「+」アイコン → 「テキストボックス」を選択
- 縦書き用のフォントを選択(游明朝、源ノ明朝など)
- 1文字ずつ改行して入力
- サイズや間隔を調整し、適切なレイアウトにする。
- Googleスライドのアプリをスマホで開く。
- 編集したいスライドを選択。
- 「+」ボタンを押してテキストボックスを追加。
- 1文字ずつ改行しながら縦に並べて入力。
- 文字サイズやフォントを調整して、読みやすくする。
- スライドの向きを調整する(縦向きレイアウトを活用)。
例: スマホでGoogleスライドを利用し、SNS投稿用の縦型デザインを作成することも可能です。
iPadでGoogleスライドを使って縦書きをする方法
iPadでは、Apple Pencilを活用して手書きの縦書きテキストを作成することも可能です。
1. iPadのGoogleスライドアプリを開く
- Googleスライドのアプリを起動し、新しいスライドを作成。
2. 縦書き用テキストボックスを作成
- 「+」アイコン → 「テキストボックス」を追加
- 1文字ずつ改行しながら縦に入力
- フォントを「游明朝」「源ノ明朝」に変更
- テキストボックスの位置を調整して完成
- 配置やデザインを調整して完成。
実践例: iPadで縦書きのプレゼン資料を作成し、Apple Pencilを使って手書きのメモを加えることで、より直感的な資料作成が可能になります。
応用編:Googleスライドの縦書きテンプレートを使う
- インターネットで「Googleスライド 縦書き テンプレート」と検索すると、無料で使えるテンプレートが見つかることがあります。
- これを利用すれば、ゼロから作成する手間を省くことができます。
テキストボックスを使って縦書きを実現する方法
Googleスライドでは、デフォルトでは縦書きに対応していませんが、テキストボックスを工夫することで簡単に縦書きを作成できます。
テキストボックスを使った縦書き設定手順
- テキストボックスを挿入
- 上部メニューから「挿入」>「テキストボックス」を選択。
- 文字を1文字ずつ入力
- 通常の横書きとは違い、1文字ずつ改行して入力。
- フォントと行間を調整
- 「游明朝」や「源ノ明朝」などのフォントを選択すると、より自然な縦書きが可能。
- 行間を調整して、適度な間隔にする。
- 配置を整える
- 縦書きの文章全体のバランスを見ながら、中央揃えや余白を調整。
応用例: テキストボックスを活用して、縦書きのポスターや招待状を作成すると、視認性が向上します。
まとめ
Googleスライドで縦書きを実現する方法は複数あります。A4サイズの縦向き設定や、スマホ・iPadでの編集方法、テキストボックスを活用した縦書き設定、伸ばし棒の表示調整など、さまざまな手段を紹介しました。
また、Googleスライドのテンプレートを活用すると、初心者でも簡単に縦書きを設定できます。特に、スマホやタブレットを活用すると、移動中やスキマ時間にも作業が可能になります。
縦書きを活用すると、資料の視認性が向上し、プレゼンの印象も変わります。ぜひ、本記事の手順を参考にしながら、Googleスライドでの縦書きを試してみてください!