LINEスタンプで本当に儲けた人はいる?成功事例と失敗しない収益化の仕組み

LINEスタンプを作れば副業になる。そう聞いて、イラストを描いたり、AIでキャラクターを作ったり、スマホアプリでスタンプを作ってみようと考える人は多いです。ただ、実際に販売画面まで進むと「本当にこれで儲かるの?」「家族や友達に買ってもらって終わりでは?」と急に不安になりますよね。

結論から言うと、LINEスタンプで本当に儲けた人はいます。ただし、今から何となく可愛いキャラクターを作って出すだけで大きく稼ぐのはかなり難しいです。LINE Creators Marketでは、AppleやGoogleなどの手数料30%を除いた売上の50%がクリエイターに振り込まれる仕組みになっています。つまり、売れた金額がそのまま自分の利益になるわけではありません。

LINEスタンプで収益化するなら、「かわいいものを作る」よりも「誰が、どの場面で、何度も使うか」まで設計する必要があります。ロロメディア編集部でも、コンテンツ販売やSNS運用の相談を受ける時に見ますが、売れる人は作品を作って終わりにしていません。販売前から使われるシーンを決め、販売後もSNSやLINEオープンチャット、ブログ、既存ファンに届ける動線を作っています。

目次

LINEスタンプで本当に儲けた人はいるが今は戦い方が変わっている

LINEスタンプで本当に儲けた人はいるが今は戦い方が変わっている

「LINEスタンプで月収何百万円」という話を見ると、自分もいけるのではと思いますよね。副業を探している夜、スマホで成功事例を見て、翌朝にはスタンプメーカーを入れている。あの高揚感はわかります。

実際、LINEスタンプで大きく売れたクリエイターは存在します。初期のLINE Creators Marketでは、販売開始後1か月の時点で全体の販売総額が大きく伸び、上位クリエイターが高い売上を出した事例も紹介されていました。早い時期に参入し、キャラクター性と拡散力を持った人は、かなり大きな収益を作れた時期があります。

ただし、今から同じことを狙うなら前提が違います。スタンプ数が増え、ユーザーの目も肥え、単に「かわいい」「ゆるい」だけでは埋もれます。昔は新しさだけで見つけてもらえたものが、今は検索、SNS、ファン導線、シリーズ展開まで含めて売る時代になっています。

儲けた人と儲からない人の差はイラスト力だけではない

LINEスタンプの失敗で多いのは、作る前に売る相手を決めていないことです。絵がうまいのに売れない人もいますし、逆に絵はシンプルでも使いどころが明確で売れる人もいます。

たとえば「おはよう」「了解」「ありがとう」だけの汎用スタンプは競合が多すぎます。検索結果に並んだ時、ユーザーから見ると似たようなスタンプが大量にあるため、選ぶ理由が弱くなります。

一方で、「美容師が予約変更の連絡で使う」「現場監督が職人さんに送る」「推し活仲間がライブ前後に使う」「ママ友に角を立てず断る」など、使う人と場面が絞れているスタンプは強いです。絵の上手さより、会話の中に自然に入り込めるかが売上を左右します。

LINEスタンプの収益の仕組みは販売価格そのままではない

LINEスタンプの収益の仕組みは販売価格そのままではない

スタンプを120円で売ったら、120円が入ると思っている人はここで一度止まったほうがいいです。販売後に「思ったより少ない」と感じる原因の多くは、分配の仕組みを知らないまま始めていることにあります。

LINE Creators Marketの公式案内では、AppleやGoogleなどの手数料30%を除いた売上の50%が登録口座に振り込まれると説明されています。さらにLINEスタンププレミアムに参加する場合は、通常販売とは異なる分配率に応じた売上になります。

ざっくり計算すると、120円で売れた場合、アプリストア手数料などを差し引いた後の金額から分配されます。単純計算では、120円の商品が1個売れても、クリエイターの取り分は数十円規模になると考えておくと現実に近いです。

販売価格のイメージ購入者が払う金額クリエイターが意識すべきこと
低価格スタンプ120円前後数が売れないとまとまった収益になりにくい
中価格スタンプ250円前後ファン向けや高付加価値向け
高価格スタンプ370円以上ブランド力や強い需要が必要
プレミアム参加定額利用内で使われる単体販売とは収益計算が違う

この表で見てほしいのは、単価だけで夢を見すぎないことです。LINEスタンプは利益率の前に、まず販売数が必要になります。月1万円を目指すだけでも、それなりの販売数や継続利用が必要です。

LINEスタンプで月いくら儲かるのか現実的に計算する

LINEスタンプで月いくら儲かるのか現実的に計算する

「月5万円くらい副業で入ったらうれしい」と思って始める人は多いです。ですが、LINEスタンプは販売単価が低いため、月5万円でもかなりしっかり売る必要があります。

仮に1個売れた時の手取りが数十円だとすると、月1万円でも数百個単位の販売が必要になります。月5万円なら、さらにその数倍です。しかも新作を出した直後だけ売れて、その後は売上が落ちることもあります。

ここで大切なのは、LINEスタンプを「一発当てる商品」ではなく「小さなデジタル資産」として考えることです。1個のスタンプで月10万円を狙うより、シリーズを増やし、使われるシーンを広げ、SNSやブログから継続的に流入させるほうが現実的です。

収益目標別に必要な考え方

副業として取り組むなら、最初に目標を分けたほうが失敗しにくいです。月500円を目指す人と、月5万円を目指す人では、必要な作業量も販売戦略もまったく違います。

月の目標収益必要な考え方向いている戦略
月500円まず販売経験を作る友人・SNSで小さく販売
月3,000円複数セットを作る日常系と属性特化を組み合わせる
月1万円検索とSNS流入が必要シリーズ展開・投稿継続
月5万円以上ファン化が必須キャラ運用・グッズ化・外部導線
月10万円以上事業として設計SNS、ブログ、企業案件まで広げる

月500円でも、初めて売れた時はかなりうれしいです。自分が作ったものに誰かがお金を払ったという経験は、デジタル販売の入口になります。

ただ、月5万円以上を狙うなら趣味感覚だけでは厳しいでしょう。スタンプ制作に加えて、マーケティング、SNS投稿、ユーザー調査、改善が必要になります。

LINEスタンプで儲けた人の成功事例に共通するポイント

LINEスタンプで儲けた人の成功事例に共通するポイント

成功事例を見る時に、売上金額だけを追うと判断を間違えます。大事なのは「なぜそのスタンプが使われたのか」です。売れた背景を分解すると、自分が真似できる部分と真似できない部分が見えてきます。

儲けた人に共通するのは、キャラクター、使用シーン、拡散経路のどれかが強いことです。キャラが強い人はSNSでファンがつきます。使用シーンが強い人は検索で買われます。拡散経路が強い人は、既存のフォロワーやコミュニティに販売できます。

たとえば、すでにInstagramやXでキャラクター漫画を投稿している人がLINEスタンプを出すと、販売開始時点で買ってくれる人がいます。これは絵がうまいからだけではなく、キャラとの関係性ができているからです。

成功しているスタンプは使う場面が細かい

売れるスタンプは、送る場面がすぐ浮かびます。「了解」だけではなく、「今向かってます、でもちょっと遅れます」「返信遅れてごめん、今見ました」「圧をかけずに催促したい」みたいに、感情の角度が具体的です。

LINEは会話ツールなので、スタンプは作品というより返答ボタンに近いです。ユーザーは鑑賞するためではなく、会話を楽にするために買います。

だからこそ、作る前にトーク履歴を見てください。自分がよく送る言葉、友人がよく使う言葉、職場で何度も発生するやり取りを拾うと、実際に使われるスタンプになります。机の上で考えた言葉より、日常会話から拾った言葉のほうが強いですよ。

LINEスタンプで失敗する人の原因は販売後に放置すること

LINEスタンプで失敗する人の原因は販売後に放置すること

スタンプを作って審査に出し、販売開始できた瞬間に満足してしまう。ここで止まる人はかなり多いです。販売ページが公開されたら自然に売れると思っていたのに、数日経っても売上がほぼ動かず、何度も管理画面を見て落ち込む。こういう流れになりがちです。

失敗の原因は、制作ではなく販売導線の不足です。LINE Creators Marketに並んだだけでは、ユーザーはなかなか見つけてくれません。リアル店舗で言えば、商品を棚の奥に置いただけの状態です。

販売後にやるべきことは、告知、使用例の投稿、ターゲットへの見せ方、改善です。特にSNSで「発売しました」だけ投稿して終わると弱いです。実際のトーク画面風に使い方を見せたり、買う理由を作ったりする必要があります。

失敗しやすい販売パターン

販売後に売れない人には、かなり似た動きがあります。作る時は熱量があるのに、売る段階で急に手が止まります。

失敗パターンなぜ売れないか改善策
汎用語だけで作る競合が多すぎる属性や場面を絞る
キャラ名だけ先行する知らない人には刺さらない使用シーンを伝える
SNSで1回だけ告知見られる回数が少ない使用例を複数回投稿
説明文が弱い検索に引っかかりにくいキーワードを入れる
販売後に改善しない売れない原因が残る次作で反応を反映する

「作ったのに売れない」と感じたら、作品の才能がないと決めつける必要はありません。多くの場合、届け方が足りないだけです。

ただし、届け方までやる覚悟がないなら、大きな収益は狙いにくくなります。LINEスタンプは、制作物でありながら小さなマーケティング商品でもあります。

LINEスタンプで儲けるなら狙うべきジャンルを絞る

LINEスタンプで儲けるなら狙うべきジャンルを絞る

ジャンル選びで外すと、どれだけ頑張っても売れにくくなります。かわいい動物、ゆるいキャラ、敬語スタンプは需要がありますが、同時に競合も非常に多いです。

今から狙うなら、広いジャンルの中でさらに狭い利用場面を見つける必要があります。たとえば「敬語スタンプ」ではなく「美容サロンの予約対応で使いやすい敬語スタンプ」、「犬スタンプ」ではなく「柴犬好きの関西弁スタンプ」のように絞ります。

絞ると売れる人数が減るように感じるかもしれません。でも実際には、絞ったほうが買う理由が強くなります。ユーザーは「これ自分のためのスタンプだ」と思った時に購入しやすいです。

狙いやすいジャンルと作り方

ジャンルは好き嫌いだけで選ばないほうがいいです。自分が継続して作れるか、ユーザーが日常的に使うか、SNSで発信しやすいかを見ます。

ジャンル狙い方注意点
仕事敬語系職種や業界で絞る硬すぎると使われにくい
家族・夫婦系毎日の会話に寄せる内輪すぎる表現は避ける
推し活系ライブ前後の感情を拾う著作権・商標に注意
方言系地域と感情を組み合わせる不自然な方言は避ける
ペット系犬種・猫種・性格で絞る似た絵柄が多く埋もれやすい
職場あるある系上司・同僚とのやり取りに使う失礼すぎる表現は避ける

ロロメディア編集部なら、最初の1作目は「自分が毎日使う会話」から作ることをすすめます。なぜなら、使うシーンが自分の中にあるからです。

逆に、自分がよく知らないジャンルを売れそうだからという理由だけで作ると、言葉が浅くなります。ユーザーはその違和感にかなり敏感です。

LINEスタンプの作り方は8個から始めて反応を見る

LINEスタンプの作り方は8個から始めて反応を見る

最初から40個セットを作ろうとすると、途中で止まります。夜にやる気を出して作り始めたものの、10個目くらいで言葉が尽きて、翌週にはフォルダだけ残っている。こういう挫折は本当に起きやすいです。

LINEのスタンプは、8個、16個、24個、32個、40個のいずれかのパッケージで販売できます。アニメーションスタンプは8個または16個から選べます。

最初は8個で十分です。販売経験を作り、審査の流れを知り、売上画面を見る。この一連の経験を早く積んだほうが、次の改善につながります。

1作目で入れるべき言葉

最初のスタンプは、自分の表現したい世界観よりも、使いやすさを優先してください。購入者は日常会話で使えるかどうかを見ています。

1作目なら、次のような言葉を入れると使われやすいです。

  • ありがとう
  • 了解です
  • おつかれさま
  • ごめん
  • 今向かってます
  • 確認します
  • 助かります
  • また連絡します

この8個だけでも、仕事、家族、友人との会話で使えます。ただし、これをそのまま作ると競合に埋もれます。

差を出すなら、キャラクターの表情や言い回しに「誰向けか」を入れます。たとえば仕事用なら「確認します、少々お待ちください」、推し活用なら「現地向かってる」、ママ友向けなら「あとで返信します、ごめんね」のように、少しだけ具体化すると使い道が見えます。

LINEスタンプの販売ページで売上が変わるポイント

LINEスタンプの販売ページで売上が変わるポイント

スタンプを作った後、販売ページの設定を雑にすると売れにくくなります。タイトル、説明文、メイン画像は、ユーザーが購入前に見る大事な要素です。

販売ページは、商品棚のポップのようなものです。どんなに良いスタンプでも、タイトルがわかりにくいと検索で見つかりません。説明文が薄いと、買う理由が伝わりません。

特にタイトルには、キャラ名だけでなく用途を入れたほうが強いです。「もちうさ」だけより、「もちうさの毎日使える敬語スタンプ」のほうが、初見ユーザーに伝わります。

タイトルと説明文は検索される言葉を入れる

販売ページを作る時、クリエイター側はキャラクター名を前面に出したくなります。気持ちはわかります。自分のキャラは作品の中心ですから。

ただ、まだ有名でないキャラ名だけでは検索されません。ユーザーは「敬語」「仕事」「かわいい」「猫」「関西弁」「おつかれ」など、用途や属性で探します。

項目悪い例良い例
タイトルくま太郎くま太郎の仕事で使える敬語スタンプ
説明文かわいいスタンプです職場の返信、確認、感謝に使いやすい敬語スタンプです
メイン画像キャラの顔だけ使える言葉が見える画像
タグ意識なし敬語、仕事、返信、毎日などを意識

説明文は長すぎなくて大丈夫です。ただし、誰がどんな場面で使うのかは必ず入れてください。

販売ページを見た人が「自分のLINEで使う場面」を想像できれば、購入率は上がります。逆に、かわいいだけで用途が見えないと、見て終わりになりやすいです。

LINEスタンプを売るためのSNS運用は発売告知だけでは足りない

LINEスタンプを売るためのSNS運用は発売告知だけでは足りない

販売開始日に「LINEスタンプ出しました」と投稿して終わり。これではほとんど届きません。SNSは発売報告の場所ではなく、使いたくなる場面を見せる場所です。

たとえばXで売るなら、スタンプ画像だけを並べるより、トーク画面の使用例、制作過程、キャラクター漫画、あるある投稿と組み合わせるほうが反応が出やすいです。Instagramなら、リールやストーリーズで「こういう時に使える」と見せるのが向いています。

大事なのは、売り込みではなく共感です。「返信遅れた時、これだけで空気がやわらぐ」みたいな場面を出すと、ユーザーは自分のトークに置き換えられます。

SNS投稿は使用シーンで作る

投稿内容に迷ったら、スタンプ1個につき1シーンを作ってください。たとえば「了解です」のスタンプなら、上司から依頼が来た場面、友人との待ち合わせ、家族からの買い物依頼など、複数の使い方があります。

投稿例としては、次のような型が使えます。

  • 返信に困る場面を1つ書く
  • その場面で使えるスタンプを見せる
  • 買える場所を自然に案内する

ここで大事なのは、毎回「買ってください」と言いすぎないことです。売り込み感が強いと見られなくなります。スタンプがあると会話が少し楽になる、という見せ方のほうが自然です。

ロロメディア編集部の感覚では、スタンプ単体より「あるある投稿」と組み合わせたほうが拡散しやすいです。キャラクターが話す短い漫画にして、その中でスタンプを使わせると、作品としても見てもらえます。

LINEスタンププレミアムに参加するべきか判断する方法

LINEスタンププレミアムに参加するべきか判断する方法

LINEスタンププレミアムは、ユーザーが定額で対象スタンプを使えるサービスです。参加すると単体購入以外の利用機会が増える可能性がありますが、収益の仕組みは通常販売と同じではありません。

通常販売は購入された時に収益が発生します。一方でプレミアムは、利用状況などに応じて分配される仕組みです。公式でも、プレミアム参加時は分配率に応じた売上が振り込まれると案内されています。

参加するべきかは、目的によって変わります。認知を広げたいなら参加を検討する価値があります。単体販売の利益を重視したいなら、作品ごとに慎重に判断したほうがいいでしょう。

プレミアム向きのスタンプと通常販売向きのスタンプ

プレミアムに向いているのは、日常的に何度も使われるスタンプです。挨拶、返信、感謝、軽い謝罪、相づちなどは使われやすいです。

逆に、ファンがコレクションとして買うキャラクター色の強いスタンプは、通常販売のほうが相性が良いこともあります。作品への応援購入が起きやすいからです。

タイププレミアム向き通常販売向き
日常会話系向いている価格次第
仕事敬語系向いている企業・職種特化なら向く
濃いキャラ系認知拡大には有効ファン購入に向く
季節イベント系期間限定で使われるタイミング販売に向く
内輪ネタ系使われにくい特定コミュニティなら向く

最初のうちは、通常販売で反応を見てからプレミアム参加を考えるのもありです。どちらが正解というより、スタンプの性質に合わせて選ぶのが大切です。

LINEスタンプを副業にするなら単品販売だけで終わらせない

LINEスタンプを副業にするなら単品販売だけで終わらせない

LINEスタンプで大きく儲けたいなら、スタンプ単体で完結させないほうがいいです。売れたスタンプを起点に、SNS、ブログ、グッズ、企業コラボ、イラスト依頼へ広げると収益の幅が出ます。

スタンプは単価が低いので、単体販売だけで生活費レベルまで伸ばすのは難しいです。しかし、キャラクターを知ってもらう入口としては優秀です。日常会話の中で使われるため、自然に広がる可能性があります。

たとえば、Xでキャラクター漫画を投稿し、LINEスタンプに誘導する。売れたスタンプのキャラでSUZURIやBOOTHのグッズを作る。企業向けにオリジナルスタンプ制作を受ける。こうなると、収益源が増えます。

収益化の導線を作る

LINEスタンプを出したら、販売ページだけで終わらせず、次の導線を用意してください。これがあると、1回買ってくれた人と関係を続けられます。

導線役割やること
X拡散とファン化使用例・漫画・制作過程を投稿
Instagram世界観づくり画像・リール・ストーリーズで見せる
ブログ検索流入制作過程や使い方記事を書く
LINE公式リピーター化新作告知や限定情報を配信
グッズ販売単価アップ人気キャラを商品化
企業案件高単価化オリジナルスタンプ制作を提案

ここまでやると、LINEスタンプは副業の入口になります。反対に、販売ページに置くだけだと、ほぼ運任せです。

「スタンプで儲ける」というより、「スタンプをきっかけにキャラクターや制作スキルを収益化する」と考えると、かなり現実的になります。

LINEスタンプ制作で著作権や審査落ちを避ける方法

LINEスタンプ制作で著作権や審査落ちを避ける方法

収益化を狙うなら、審査落ちや権利トラブルは避ける必要があります。販売前にここを甘く見ると、せっかく作ったスタンプが出せなかったり、販売後に削除対応が必要になったりします。

特に注意したいのは、既存キャラクターに似すぎたデザイン、芸能人や有名人を連想させる表現、商標に触れる言葉、他人の写真やAI生成素材の扱いです。自分ではパロディのつもりでも、販売物として出すと問題になることがあります。

LINE Creators Marketには制作ガイドラインがあり、画像の余白やテキスト、販売情報などのルールが案内されています。審査前に必ず確認しておきましょう。

AIで作る場合も権利確認は必要

最近はAIでキャラクターを作ってLINEスタンプにしたい人も増えています。AIを使うこと自体より、生成物が既存作品に似ていないか、利用しているAIサービスの商用利用条件を満たしているかが重要です。

AIで作った画像をそのまま並べるだけだと、表情や線が不安定になりやすいです。スタンプとして使うなら、同じキャラに見えるように整え、文字の読みやすさも調整してください。

また、AI生成画像は細部が崩れることがあります。手、文字、表情、輪郭が不自然なまま出すと、販売ページで安っぽく見えます。AIは時短にはなりますが、最後の仕上げは人間が見る必要があります。

LINEスタンプで失敗しないための販売前チェックリスト

LINEスタンプで失敗しないための販売前チェックリスト

販売直前は、早く出したくなります。審査に出すボタンを押す前の高揚感で、細かいミスを見落としがちです。

でも、ここでミスると審査落ちや売上低下につながります。特に文字の小ささ、背景透過、余白、メイン画像、説明文は確認してください。スマホ画面で見た時に読みにくいスタンプは使われません。

販売前に見るべきポイントは次の通りです。

確認項目見るポイント
文字サイズスマホ画面で読めるか
表情感情が一瞬で伝わるか
背景透過不要な白背景が残っていないか
余白切れて見えないか
言葉日常会話で使うか
タイトル用途が伝わるか
説明文誰向けかわかるか
販売価格ターゲットに合っているか

チェックはPCだけでなく、スマホ表示でも見てください。作業画面では大きく見えても、LINE上ではかなり小さく表示されます。

「自分では読める」ではなく、初見の人が一瞬で読めるかが大事です。スタンプは会話中に使うものなので、じっくり見ないと意味がわからないものは選ばれにくくなります。

LINEスタンプで儲けたい人が最初の30日でやるべきこと

LINEスタンプで儲けたい人が最初の30日でやるべきこと

販売開始後の30日はかなり大事です。ここで何もしないと、販売ページが埋もれて終わります。逆に、最初の30日で使用例や反応を集めると、次作の改善材料になります。

初日にやるべきことは、発売告知だけではありません。誰向けのスタンプなのか、どの場面で使うのか、買うとどう便利なのかを見せる必要があります。

1週間目はSNSで使用例を出し、2週間目は反応が良かったスタンプを深掘りし、3週間目は購入者の声や使用シーンを紹介し、4週間目は次作のテーマを決めます。これくらい動くと、ただ出して終わりの人とは差がつきます。

30日間の運用イメージ

販売直後に売れなくても、すぐ失敗と判断しないでください。そもそも見られていない可能性があります。

期間やること目的
発売初日SNS・知人・ブログで告知初速を作る
1週目使用シーン投稿を増やす使い方を伝える
2週目反応が良い言葉を分析次回改善に使う
3週目購入者の感想を紹介信用を作る
4週目次作テーマを決めるシリーズ化する

大事なのは、売上だけで判断しないことです。どの投稿に反応があったか、どの言葉が保存されたか、どのキャラ表情が好まれたかを見ると、次に作るべきスタンプが見えてきます。

LINEスタンプは、1作目で当てるより、2作目、3作目で精度を上げる人のほうが強いです。最初から完璧を狙わず、販売しながら改善していきましょう。

まとめ LINEスタンプで儲けた人はいるが今から稼ぐなら販売設計が必要

まとめ LINEスタンプで儲けた人はいるが今から稼ぐなら販売設計が必要

LINEスタンプで本当に儲けた人はいます。初期に大きな売上を出したクリエイターもいますし、今でもキャラクター運用やSNS導線を作って収益化している人はいます。

ただし、今から始めるなら「作れば売れる」という考え方は危険です。LINE Creators Marketでは、AppleやGoogleなどの手数料を除いた売上の一部がクリエイターに分配される仕組みなので、単価だけを見ると大きく儲けるには販売数が必要です。

失敗しないためには、作る前に「誰が、いつ、どんな会話で使うか」を決めることです。さらに販売後は、SNSで使用シーンを見せ、タイトルや説明文に検索される言葉を入れ、シリーズ化や外部導線まで考える必要があります。

LINEスタンプは、一発逆転の副業というより、小さく始められるデジタル販売です。最初は8個セットでも構いません。まず販売経験を作り、反応を見て、次のスタンプに改善を入れていく。その積み重ねが、収益化への一番現実的な道ですよ。

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