YouTubeを見ようとした瞬間、またロイヤルマッチの広告が流れる。しかも、王様が檻に閉じ込められていたり、水が迫っていたり、毎回ちょっと気になる演出になっているので、スキップするつもりが最後まで見てしまった。そんな経験、ありませんか。
ロロメディア編集部でも、社内で動画を確認しているときに「またロイヤルマッチだ…」という声がかなり頻繁に出ます。特にリマーケティング(過去の行動履歴をもとに再表示する広告手法)が強く効く人は、1日で何十回も見るケースがあります。
この記事では、単なる広告の消し方だけではなく、ロイヤルマッチがなぜ異常なほど表示されるのか、そのマーケティング戦略の裏側まで踏み込んで解説します。広告業界目線も交えながら、実際にどう対処すればいいのかまで具体的にまとめました。
ロイヤルマッチの広告を消す方法と最短で効果が出る設定

ロイヤルマッチの広告は、完全にゼロにするのは難しいです。ただ、配信ロジックを理解して設定を変えると、かなり減らせます。
特にYouTubeやゲームアプリで頻繁に出る人は、広告アルゴリズム側に「このユーザーはゲーム広告に反応する」と学習されている状態かもしれません。実際、スマホゲームの比較動画を見たり、アプリ広告を途中まで視聴すると、配信データとして蓄積されます。
YouTubeでロイヤルマッチ広告を減らす設定方法
YouTubeを開いた瞬間にロイヤルマッチが流れる人は、Google広告設定を見直すのが最優先です。
動画を見ようとして、5秒後のスキップ待ちを毎回やるのは地味にストレスですよね。しかも作業中だと集中が切れます。
設定変更の流れは以下です。
| 設定項目 | やること | 効果 |
|---|---|---|
| Google広告設定 | ゲームカテゴリをオフ | 配信頻度が減る |
| 広告履歴削除 | 関連視聴履歴を消す | AI学習リセット |
| パーソナライズ停止 | 興味関心広告を無効化 | ターゲティング減少 |
| YouTube Premium | 広告自体を非表示 | 根本解決 |
特に重要なのが「広告設定」です。Googleアカウントの広告センターから「ゲーム」「モバイルアプリ」の興味関心をオフにすると、配信量がかなり変わるケースがあります。
ただし、ここで多くの人がやりがちなのが「ロイヤルマッチうざい」と検索することです。これ、実は逆効果になることがあります。
広告AIは「ロイヤルマッチに強い関心がある」と解釈することがあり、結果的に関連広告が増える場合があります。広告を嫌って検索したのに、さらに広告が増える。かなり理不尽ですよね。
iPhoneでゲーム広告を減らす方法
iPhoneユーザーは「Appのトラッキング」を制限すると改善することがあります。
アプリをまたいで行動履歴を追跡する仕組みがあり、それによって広告最適化が進んでいます。つまり、ゲーム系アプリを触った情報が広告配信に利用されているわけです。
設定はそこまで難しくありません。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「トラッキング」から、アプリの追跡をオフにします。
ここでつまずきやすいのが、「設定を変えたのに広告が出る」という状態です。これは広告キャッシュが残っているケースが多く、すぐには反映されません。
ロロメディア編集部でも検証しましたが、実際は2〜3日ほどかけて徐々に減っていくことが多かったです。
Androidでロイヤルマッチ広告を減らす方法
AndroidはGoogle広告IDをリセットすると効果があります。
何年も同じ端末を使っていると、広告プロファイルがかなり濃くなっています。「この人はゲーム広告を見続けるユーザー」という判定が積み重なっている状態です。
設定から「広告IDを削除」または「広告IDをリセット」を実行すると、広告配信の学習データを一部初期化できます。
ただ、ここでも注意点があります。リセット後にまたゲーム広告を長時間見てしまうと、すぐ再学習されます。
特に「広告を最後まで見てしまう人」は、広告単価が高い“優良ユーザー”として扱われやすい。マーケティング側から見ると、かなり価値が高い行動なんです。
ロイヤルマッチの広告が異常に多い理由と広告戦略の仕組み

ロイヤルマッチの広告は、単純に「広告費が多いから」だけではありません。
実際は、かなり高度なUA戦略(User Acquisition=ユーザー獲得戦略)が組まれています。
ゲーム業界では、広告を大量投下して新規ユーザーを取り続けるモデルが一般的です。その中でもロイヤルマッチは、かなり攻めた運用をしています。
なぜ同じ広告を何度も見せるのか
普通に考えると、「同じ広告を何十回も見せたら逆効果では?」と思いますよね。
ただ、広告業界では“接触回数”が非常に重要です。人は1回見ただけでは行動しません。
特にゲーム広告は、「暇なタイミング」が来た瞬間にインストールされます。つまり、今すぐ入れなくても、何度も記憶に残しておくことが目的なんです。
実際、編集部内でも「最初は嫌いだったのに、気づいたら入れてた」という人がいました。
これは単純接触効果(何度も見ると好感度や記憶定着が上がる心理効果)をかなり強く利用しています。
あえて“失敗プレイ”を見せる理由
ロイヤルマッチ広告でよくあるのが、「なんでそこ動かすんだよ…」と思う下手なプレイです。
火を消せばいいのに変な操作をしたり、助かるルートをわざと外したりします。
これ、実はかなり計算された広告です。
人は「自分ならできる」と思うと、強く反応します。つまり、イライラさせることで広告視聴完了率を上げているんです。
広告運用ではCTR(クリック率)やCVR(インストール率)が重要ですが、感情を動かす広告は数字が伸びやすい。
特に“ツッコミたくなる広告”は、SNSでも拡散されやすいため、広告費以上の効果が出ます。
ロイヤルマッチ広告がうざいと感じる人ほどターゲットになりやすい理由

ここ、かなり重要です。
広告を「うざい」と感じる人ほど、実は広告AIから見ると反応率が高いケースがあります。
広告を最後まで見てしまう人は学習対象になる
たとえば、こんな状況ありませんか。
スキップできる5秒を待ちながら、なんとなく最後まで見てしまう。あるいは「また変な失敗してる」と思いながら見続ける。
この行動、広告システム側では“興味あり”として判定されることがあります。
つまり、嫌っていても「視聴維持率が高いユーザー」として扱われるんです。
広告業界では、この視聴完了率がかなり重要です。最後まで見る人には、さらに類似広告が投下されやすくなります。
コメントや検索も広告最適化に使われることがある
「ロイヤルマッチ 広告 うざい」で検索した経験がある人、結構多いと思います。
ただ、この検索行動自体が関連興味として利用されるケースがあります。
もちろん検索内容そのものが直接使われるわけではありませんが、「ゲーム広告に関心があるユーザー」という分類に入る可能性はあります。
広告システムは、とにかく行動データを集めます。
・ゲーム動画を見る
・広告を最後まで見る
・関連ワードを検索する
・アプリストアを開く
こうした動きが積み重なり、「この人はモバイルゲーム広告に反応しやすい」と判断されるわけです。
ロイヤルマッチ広告をブロックする現実的な方法

完全ブロックは難しいですが、実務的には“表示機会を減らす”方向で対策するのが現実的です。
広告配信は複数ネットワークで動いているので、1つ設定して終わりではありません。
広告ブロッカーはどこまで有効なのか
PCなら広告ブロッカーはかなり有効です。
特にChrome系ブラウザでは、拡張機能を使うことでYouTube広告を大幅に減らせます。
ここで「設定したのに出るじゃん」となる人が多い。
実際には、ブラウザ広告とアプリ広告は配信経路が違います。
| 広告の種類 | ブロッカー効果 | 備考 |
|---|---|---|
| YouTubeブラウザ版 | 高い | 拡張機能で対応可能 |
| スマホアプリ広告 | 低め | 配信方式が異なる |
| Webサイトバナー | 高い | DNSブロック可能 |
| ゲーム内動画広告 | 限定的 | アプリ依存 |
つまり、「どこで広告を見ているか」で対処法が変わります。
DNS型ブロックで広告を減らす方法
少し上級者向けですが、DNS型広告ブロックはかなり強力です。
これは広告配信サーバー自体への通信を止める仕組みです。
特に家庭Wi-Fiに設定すると、複数端末まとめて広告量を減らせます。
ただし、設定を間違えるとサイト表示がおかしくなることもあります。
ネットに詳しくない人は、まずGoogle広告設定変更から始めた方が安全でしょう。
ロイヤルマッチの広告戦略が成功している本当の理由

「こんなに嫌われてるのに、なんで成功してるの?」と思うかもしれません。
でも、実は“嫌われる”こと自体が戦略の一部になっています。
広告がネタ化すると勝ちやすい
SNSで「またロイヤルマッチ出た」が大量投稿される状態、実はかなり強いです。
普通の広告は、見られても記憶に残りません。
でもロイヤルマッチは違う。嫌でも記憶に残る。
これはブランド想起(商品名を思い出せる状態)として非常に強い。
しかもゲーム広告は、今すぐ遊ばれなくてもいいんです。
通勤中、寝る前、暇つぶししたい瞬間。そのときに「あのゲーム見たことある」と思い出してもらえれば勝ちです。
広告費を回収できる構造になっている
モバイルゲーム業界は、広告費をかけても回収できる構造があります。
一部ユーザーが長期間課金するため、広告費を大量投入できるんです。
つまり、1人獲得するために数千円使っても、長期課金で利益化できる。
だからこそ、YouTubeでもSNSでも、圧倒的な広告量を維持できます。
ロロメディア編集部でも広告運用をしていますが、普通の企業だとここまで同一広告を連打するのはかなり怖いです。ブランド毀損を気にするからです。
ただ、ゲーム業界は“インストール数”が最優先になるため、一般企業とは判断基準が違います。
ロイヤルマッチ広告が減らないときの最終対策

設定変更しても減らないケース、あります。
特に広告AIの学習が深い人は、短期間では変わりません。
視聴行動を変えるのが一番効く
結局、一番効くのは“広告に反応しない行動”です。
具体的には、ゲーム広告が出た瞬間に即スキップする。関連動画を見ない。検索しない。
かなり地味ですが、これが最も広告学習を弱めます。
逆に、「嫌いだから最後まで見る」が一番危険です。
広告AIは感情を区別できません。「見た」という行動だけを学習します。
YouTube Premiumはコスパが高い
毎日YouTubeを使う人なら、Premiumはかなり快適です。
編集部でも、広告確認業務があるメンバー以外はPremium利用率が高い。
広告ストレスがなくなるだけで、動画視聴の疲労感がかなり変わります。
特にロイヤルマッチのような高頻度広告にストレスを感じる人は、時間効率で考えると十分元が取れるケースもあります。
まとめ|ロイヤルマッチ広告は「嫌われても勝つ」設計になっている

ロイヤルマッチ広告は、単純に大量出稿しているだけではありません。
「何度も見せる」「イライラさせる」「記憶に残す」という設計がかなり緻密です。そして、嫌われることすらブランド認知に変換しています。
一方で、ユーザー側も設定を見直せば表示頻度を減らせます。
特に重要なのは以下です。
| 対策 | 効果 |
|---|---|
| Google広告設定変更 | 高い |
| 広告履歴削除 | 中程度 |
| トラッキング制限 | 中程度 |
| 即スキップ徹底 | 長期的に有効 |
| YouTube Premium | 非常に高い |
広告は「見る側の行動」でも最適化されます。
つまり、何気ない視聴習慣が、広告地獄を作っているケースもあるんです。もしロイヤルマッチ広告に疲れているなら、まずは広告設定と視聴行動を見直してみてください。
参考記事
















