Twitter(X)に投稿できる動画の時間はどれくらい?サイズから長尺で投稿する方法を解説

Xに動画を投稿しようとして、アップロード画面で止まる。これ、かなり焦りますよね。編集まで終わって、投稿文も作って、あとは公開するだけ。そこで「動画が長すぎます」「アップロードできません」と出ると、締切前の担当者は一気に青ざめます。

2025年時点で、Xに投稿できる動画の時間はアカウントの状態によって変わります。一般アカウントなら最大140秒、ファイルサイズは最大512MBが目安です。一方、X Premium加入者は長尺動画を投稿でき、公式ヘルプでは4時間未満の動画、最大16GBまでのアップロード条件が案内されています。つまり、誰でも長尺動画を投稿できるわけではありません。

SNS運用で大事なのは、「何分まで投稿できるか」を知るだけではなく、投稿目的に合わせて動画を切ることです。30分の動画をそのまま載せるより、冒頭15秒で伝わる短尺にしたほうが反応が良いこともあります。長く投稿できることと、長く見られることは別物なんですよ。

目次

Twitter(X)に投稿できる動画時間は一般アカウントとPremiumで違う

Twitter(X)に投稿できる動画時間は一般アカウントとPremiumで違う

Xに投稿できる動画時間は、一般アカウントとX Premium加入者で大きく違います。まずここを押さえないと、編集した動画が投稿できずに作り直しになります。

一般アカウントの場合、公式ヘルプでは最大140秒、ファイルサイズは最大512MBまでと案内されています。140秒は2分20秒です。TikTokやInstagramリール感覚で1分前後の動画を出すなら問題ありませんが、セミナー抜粋や解説動画をそのまま投稿するには短いです。

一方、X Premium加入者は長尺動画を投稿できます。X公式ヘルプでは、Premiumユーザーは1080pで4時間未満、最大16GBまでの動画をアップロードできると案内されています。ただし、2時間を超えて4時間未満の動画は720pで最大16GBという条件があるため、画質と時間の両方を見て調整する必要があります。

アカウント種別投稿できる動画時間最大ファイルサイズ実務での使い方
一般アカウント最大140秒最大512MB告知、短尺動画、切り抜き
X Premium4時間未満最大16GBセミナー、長尺解説、番組形式
Media Studio条件により長尺対応仕様が異なる場合あり企業・クリエイター向け管理

ここで注意したいのは、ネット上の記事によって「3時間」「8GB」と書かれている場合があることです。Xの動画仕様は過去に変更されており、Media Studioの古い仕様では3時間・8GBの記載も見られます。現在投稿前に見るべきなのは、X公式の最新ヘルプです。

Xに動画投稿できない原因は時間よりファイルサイズのことも多い

Xに動画投稿できない原因は時間よりファイルサイズのことも多い

動画が投稿できないとき、多くの人は「時間が長すぎたのかな」と考えます。でも実務では、時間よりファイルサイズで引っかかることが多いです。

たとえば、2分の動画でも4Kで書き出していると、ファイルサイズが大きくなります。逆に、10分の動画でも画質やビットレートを下げれば、サイズを抑えられます。ビットレートとは、1秒あたりに使うデータ量のことです。高いほど画質は良くなりますが、ファイルサイズも増えます。

ロロメディア編集部でも、動画広告の確認素材をXへ投稿しようとして、時間は短いのにアップロードできなかったケースがありました。原因は、編集ソフトの書き出し設定が高画質すぎたことです。見た目はきれいでも、SNS投稿には重すぎる動画になっていたわけです。

投稿前に確認するべき動画条件

動画を投稿する前に、まず動画ファイルのプロパティを見てください。時間だけではなく、容量、形式、解像度、フレームレートを確認します。フレームレートとは、1秒間に表示される画像の枚数のことです。数字が高いほど動きは滑らかになりますが、容量も重くなります。

Xのヘルプでは、一般ユーザーは最大140秒・512MB、Premiumユーザーは長尺動画に対応していることが案内されています。投稿できない場合は、まず自分のアカウント種別とファイルサイズを見直しましょう。

確認する順番は次の通りです。

・動画の長さ
・ファイルサイズ
・ファイル形式
・解像度
・通信環境
・アカウントがPremiumかどうか

この順番で見ると、原因を切り分けやすいです。最初から編集し直すのではなく、まず「何が条件を超えているか」を確認してください。ここを飛ばすと、何度も書き出し直すことになります。

一般アカウントで投稿するなら140秒以内に編集する

一般アカウントで投稿するなら140秒以内に編集する

一般アカウントで動画を投稿するなら、140秒以内に収めるのが基本です。実務では、2分20秒ぎりぎりまで詰めるより、60秒から90秒にまとめるほうが扱いやすいです。

理由は、Xのタイムラインではユーザーが速く流し見するからです。動画が長くても、冒頭で興味を持たれなければ離脱されます。特に企業アカウントの場合、いきなり会社紹介や前置きから始めると、最後まで見られにくいでしょう。

たとえば、ウェビナーの告知動画を作る場面を考えてみてください。登壇者紹介、テーマ説明、開催日時、申し込み案内を全部入れようとして2分20秒になります。すると、冒頭30秒で何の動画かわからず、ユーザーは離れます。

140秒以内の動画は冒頭5秒で結論を出す

短尺動画では、冒頭5秒が勝負です。最初に「誰向けの動画か」「何がわかるか」を出してください。

悪い例は、ロゴ、挨拶、長い前置きから始める動画です。企業としては丁寧に見えますが、Xでは流されやすくなります。

良い例は、いきなり悩みや結論から入る動画です。

「SEO記事を書いても問い合わせが増えない原因は、キーワード選定ではなく導線設計にあります」

このように始めると、対象者がすぐ反応できます。そのあとに事例や解説を入れ、最後にリンクやプロフィール誘導を置きます。

一般アカウントでは、長く語るより、1テーマ1動画に分けるほうが強いです。1本の動画に3つも4つも詰め込むと、結局どれも伝わりません。

X Premiumで長尺動画を投稿する方法

X Premiumで長尺動画を投稿する方法

X Premiumに加入している場合は、長尺動画の投稿が可能です。公式ヘルプでは、Premiumユーザーは4時間未満の動画を投稿でき、1080p動画は最大16GBまで対応すると案内されています。また、2時間を超えて4時間未満の動画は720pで最大16GBが条件です。

長尺動画を投稿する流れ自体は、通常投稿と大きく変わりません。投稿画面を開き、ギャラリーから動画ファイルを選び、投稿文を入力して公開します。ただし、ファイルが大きいほどアップロードに時間がかかります。

キャンペーン動画やセミナー動画を投稿直前にアップロードしようとして、30分たっても処理が終わらず、公開予定時間を過ぎる。こういう失敗は避けたいですよね。長尺動画は、投稿直前ではなく、余裕を持って準備するべきです。

長尺動画を投稿する前に圧縮と画質を確認する

長尺動画は、編集ソフトからそのまま高画質で書き出すと重くなりすぎます。投稿前に、解像度とビットレートを調整しましょう。

セミナーや画面共有中心の動画なら、必ずしも高ビットレートは必要ありません。話している人の表情やスライド文字が読めれば十分です。逆に、映像作品や商品紹介動画では、画質を落としすぎると印象が悪くなります。

実務では、次のように分けると判断しやすいです。

動画の種類おすすめ方針理由
セミナー動画720p〜1080pで軽量化スライドと音声が伝わればよい
商品紹介1080p重視見た目の印象が購買に影響する
切り抜き動画720pでも可スマホ視聴が中心
画面録画文字が読める解像度を優先解説内容が見えないと離脱される
インタビュー音声品質を優先聞き取りにくい動画は最後まで見られない

長尺動画は、時間よりも視聴体験が重要です。見られる長尺にするには、画質だけでなく音声、字幕、冒頭構成まで整える必要があります。

Xに投稿できる動画サイズと形式の目安

Xに投稿できる動画サイズと形式の目安

Xで動画投稿を安定させるには、対応しやすい形式で書き出すことが大切です。動画形式はMP4が扱いやすく、コーデックはH.264が無難です。コーデックとは、動画データを圧縮・再生するための方式のことです。

編集ソフトで書き出すとき、「形式」「コーデック」「解像度」「フレームレート」などの項目が出てきます。ここで難しく感じて手が止まる人も多いと思います。ですが、X投稿用なら基本はシンプルで大丈夫です。

迷ったら、MP4、H.264、1080p、30fpsで書き出してください。動きの激しい映像なら60fpsでもよいですが、容量が増えます。通常の解説動画やセミナー動画なら30fpsで問題ありません。

スマホで見るなら縦型・正方形・横型を使い分ける

Xでは横型動画だけでなく、縦型動画や正方形動画も使えます。どの比率にするかは、動画の内容で決めましょう。

スマホでの視聴を重視するなら、縦型が目に入りやすいです。ニュース解説や短いコメント動画なら縦型が向いています。資料やスライドを見せるなら横型のほうが読みやすい場合があります。

正方形は、タイムライン上でバランスよく見えます。インスタ用に作った動画をXにも流用する場合にも扱いやすいです。

ただし、文字を入れる場合は、画面の端に置きすぎないようにしてください。投稿後の表示環境によって、端が見切れたり、UIと重なったりすることがあります。重要なテキストは中央寄せにしておくと安全です。

長尺動画を投稿するときの注意点

長尺動画を投稿するときの注意点

長尺動画は投稿できるようになったからといって、何でも長くすればよいわけではありません。Xはタイムラインで偶然見つけてもらう場所です。YouTubeのように、長時間視聴を前提に検索して来る人ばかりではありません。

だから、長尺動画を出す場合でも、冒頭で視聴する理由を作る必要があります。最初の30秒で「この動画を見る価値」を伝えられないと、長尺の強みは出ません。

たとえば、60分のセミナー動画をそのまま投稿するなら、冒頭にタイトルスライドだけを10秒出すのはもったいないです。最初に結論、得られる内容、対象者を明確にしましょう。

長尺動画はチャプター代わりの投稿文を入れる

Xの投稿文には、動画の見どころを短く書いておくと親切です。長尺動画の場合、ユーザーは「全部見るべきか」を判断したいからです。

投稿文では、次のように構成すると使いやすいです。

・この動画でわかること
・特に見てほしい人
・動画内の主なテーマ
・最後に取ってほしい行動

たとえば、「SEO記事の問い合わせ導線を見直す方法を解説しました。記事は伸びているのにCVが増えない方は、冒頭10分だけでも見てください」と書くと、視聴理由が伝わります。

長尺動画は、投稿文もコンテンツの一部です。動画だけ置いて「見てください」では弱い。見る理由を文章で作ることで、再生されやすくなります。

動画が長すぎるときの分割投稿のやり方

動画が長すぎるときの分割投稿のやり方

Premiumに入っていない場合や、動画が長すぎる場合は、分割投稿が現実的です。1本の長い動画を無理に投稿しようとせず、テーマごとに分けたほうが見られやすいこともあります。

たとえば、10分の解説動画を140秒以内に切るなら、全体を5本に分けます。1本目は問題提起、2本目は原因、3本目は改善策、4本目は事例、5本目はまとめと誘導。こうすると、一般アカウントでも長い内容を連続投稿できます。

投稿直前に長さ制限に引っかかって、慌てて中途半端な場所で切ると、動画の意味が伝わりません。分割するなら、編集段階で「1本ごとの結論」を作っておくことが重要です。

スレッド投稿で流れをつなぐ

分割動画は、スレッドにすると見やすくなります。スレッドとは、複数の投稿をつなげて見せる投稿形式です。

1本目の投稿で全体テーマを示し、2本目以降で各ポイントを出します。最後に、ブログ記事、サービスページ、YouTube本編などへ誘導すると自然です。

ただし、スレッドが長すぎると離脱されます。実務では3〜5本くらいが扱いやすいです。10本以上に分けるなら、XではなくYouTubeや自社サイトへの誘導を検討したほうがいいでしょう。

YouTubeや自社サイトに誘導する方法

YouTubeや自社サイトに誘導する方法

動画が長すぎる場合、Xにすべて載せる必要はありません。Xにはダイジェストを投稿し、本編はYouTubeや自社サイトに置く方法もあります。

この運用は、企業アカウントではかなり使いやすいです。Xでは拡散と入口を作り、長尺視聴は別プラットフォームで行う。ユーザーの行動に合わせた導線になります。

たとえば、60分のウェビナー本編をYouTubeに置き、Xには60秒の要点動画を投稿します。投稿文で「本編では、広告費を増やさず問い合わせを伸ばす導線設計を解説しています」と書き、リンクへ誘導する。これならXのタイムラインでも見られやすいです。

Xには見どころだけを置くと反応が出やすい

長尺動画の本編を別の場所に置く場合、Xに投稿する動画は予告編ではなく、見どころにしてください。

悪い例は、「セミナーを開催しました。ぜひご覧ください」という告知動画です。ユーザーは見る理由がありません。

良い例は、セミナー内で一番刺さる部分を切り抜くことです。

「SEO記事で問い合わせが増えない会社は、記事末尾のCTAだけ直しても足りません。検索意図とCTAがズレているからです」

こういう一言があると、本編を見たくなります。

Xは入口です。入口で全部説明しようとせず、続きを見たくなる強い場面を切り出しましょう。

X動画の投稿で失敗しやすいポイント

X動画の投稿で失敗しやすいポイント

X動画で失敗しやすいのは、投稿できる条件だけを満たして、視聴される条件を満たしていないことです。動画時間、サイズ、形式はクリアしている。でも再生されない。これは珍しくありません。

理由は、タイムライン上で止まる理由がないからです。動画の冒頭が弱い、サムネイルがわかりにくい、字幕がない、音声前提になっている。こうした要素が積み重なると、せっかく投稿しても流れていきます。

SNS担当者が社内確認を通して、ようやく動画を公開したのに、再生数が伸びない。上司から「これ、何が悪かったの?」と聞かれて、原因がわからずやり直しになる。実務ではかなり痛いですよね。

無音でも伝わる動画にする

Xでは、音を出さずに動画を見る人もいます。だから、重要な内容は字幕やテロップで伝えるべきです。

特にビジネス系の解説動画では、話している内容が文字で見えるだけで離脱を減らせます。すべての発言を文字起こしする必要はありません。重要な結論、数字、ポイントだけをテロップにすれば十分です。

冒頭に大きめのテキストを入れるのも有効です。「動画広告でCPAが高くなる原因」「Xで動画が投稿できないときの確認ポイント」のように、悩みがそのまま見える言葉にします。

動画は、再生ボタンを押される前から勝負が始まっています。サムネイルと冒頭フレームで、見る理由を作りましょう。

企業アカウントがX動画を使うときの実務設計

企業アカウントがX動画を使うときの実務設計

企業アカウントでX動画を使うなら、動画を作る前に目的を決めます。目的が曖昧なまま作ると、長さも構成も決まりません。

認知を広げたいのか、問い合わせを増やしたいのか、採用応募につなげたいのか。目的によって、動画の長さも導線も変わります。

ロロント株式会社のようなWebマーケティング会社なら、X動画は「短い気づき」と「本編への誘導」に向いています。たとえば、SEOの失敗例を30秒で話し、詳しい解説は記事へ誘導する。こうすれば、Xの速さとメディアの深さを両方使えます。

目的別に動画尺を決める

動画の長さは、作りたい内容ではなく、ユーザーに取ってほしい行動から逆算します。

目的おすすめ尺投稿内容
認知拡大15〜45秒悩み、あるある、短い結論
サービス理解60〜140秒課題、解決策、事例
セミナー告知30〜90秒得られる内容、対象者、日時
採用広報30〜120秒社内の雰囲気、社員の声
長尺解説Premiumで10分以上本編、ウェビナー、講義

このように、動画の尺は目的で決めます。何となく長くすると、見られません。何となく短くすると、伝わりません。

Xでは、最初から完璧な長尺動画を出すより、短尺で反応を見てから本編を作る流れも有効です。反応があったテーマを長尺化すれば、制作コストを無駄にしにくくなります。

投稿前に確認したいチェックリスト

投稿前に確認したいチェックリスト

動画投稿前は、内容だけでなく技術条件も確認します。ここを最後に見ると、投稿直前にエラーが出て焦ります。

特に社外向けのキャンペーン動画や、公開時間が決まっている動画は、前日までにテスト投稿できる状態にしておくのが安全です。下書きや限定的な確認ができる運用なら、事前にアップロード可否だけでも見ておきましょう。

投稿前チェックは次の通りです。

・一般アカウントなら140秒以内か
・Premiumなら長尺条件を満たしているか
・ファイルサイズが上限内か
・MP4/H.264など扱いやすい形式か
・冒頭5秒で内容が伝わるか
・無音でも理解できる字幕があるか
・投稿文に見る理由が書かれているか

このチェックを毎回使うだけで、動画投稿の失敗はかなり減ります。特に「投稿できるか」と「見られるか」を分けて確認することが大切です。

まとめ

まとめ

2025年時点で、Xに投稿できる動画時間はアカウントによって違います。一般アカウントでは最大140秒、ファイルサイズは最大512MBが目安です。X Premium加入者は長尺動画を投稿でき、公式ヘルプでは4時間未満、最大16GBまでの条件が案内されています。

ただし、長く投稿できるからといって、長い動画が必ず見られるわけではありません。Xはタイムラインで流し見される場所です。一般アカウントなら60〜90秒程度にまとめ、Premiumで長尺を出す場合も冒頭で見る理由を明確にしましょう。

動画が投稿できないときは、時間だけでなくファイルサイズ、形式、解像度、通信環境、アカウント種別を確認してください。特に高画質で書き出した動画は、短くても容量オーバーになることがあります。

企業アカウントなら、Xには短い見どころを置き、本編はYouTubeや自社サイトに誘導する方法も有効です。X動画は、全部を見せる場所ではなく、興味を作る入口として使う。そう考えると、動画の長さや構成で迷いにくくなります。

参考記事:

Xヘルプセンター|How to share and watch videos on X
Xヘルプセンター|About longer videos for X Premium subscribers

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