乾杯の音頭の例文&面白い一言集!簡単な挨拶例・場を和ませるコツをシーン別に紹介

乾杯の音頭をお願いしますと言われた瞬間、頭が真っ白になることありませんか。
立ち上がったはいいものの、「長く話すとしらけそう」「短すぎると雑に見えるかもしれない」「少し笑いを入れたいけれど、すべったら気まずい」と考え始めて、グラスを持つ手まで落ち着かなくなる人はかなり多いです。

特に焦るのは、歓迎会や送別会、忘年会のように空気を作る役目を期待される場面です。
ロロメディア編集部でも、乾杯の直前に「面白くお願いします」と振られて、無理に笑いを取りにいって空気が冷えたケースがありました。逆に、ひと言だけ場に合う言葉を入れて、すぐ乾杯に移った人のほうが拍手も大きく、その後の会話も自然に広がりました。

結論から言うと、乾杯の音頭はうまく話すことより、「長くしない」「目的を1つに絞る」「最後を迷わず乾杯で締める」の3つができれば十分です。
しかも、面白い一言を入れたい場合も、笑わせることを目的にしないほうが成功しやすいです。空気を少しゆるめる程度に抑えたほうが、すべりにくく、誰が見ても感じがいい乾杯になります。

ここからは、歓迎会、送別会、懇親会、飲み会、少人数の食事会など、実際によくある場面ごとに、そのまま使える乾杯の音頭の例文と、失敗しにくい話し方を整理していきます。
「何を言えばいいか分からない」状態から、「これなら今すぐ言える」状態まで持っていけるよう、実務レベルで具体化していきます。

目次

乾杯の音頭は長い挨拶より30秒前後の短さが正解です

乾杯で空気が重くなる原因は内容より長さです

乾杯の音頭で一番ありがちなのは、「ちゃんと話さなきゃ」と思って長くなることです。
でも実際には、乾杯の前は全員がグラスを持っていて、料理も出ていて、早く始めたい空気ができています。ここで1分以上話し始めると、それだけで会の出だしが重くなります。

こういうケースありませんか。
歓迎会の冒頭で、部署の歴史や仕事の話を丁寧に話し始めた結果、料理が冷め、聞いている側の姿勢も崩れ、最後の「乾杯」が思ったより小さい声で返ってくる場面です。話している本人は真面目でも、場の流れとはズレてしまいます。

乾杯の音頭は、スピーチではありません。
場を始めるための合図です。だから、うまく見せるより、始まりやすい空気を作ることのほうが大事です。

乾杯の基本構成は3つだけです

乾杯の音頭は、次の3つで十分です。

入れる内容役割長くしないコツ
ひと言あいさつ場を整える「本日はお集まりいただきありがとうございます」で十分
今日の目的何の会か共有する歓迎会、送別会、懇親会など1つに絞る
乾杯の発声会を始める迷わず「それでは乾杯」で締める

これだけです。
ここに無理に思い出話や笑いを足そうとすると、まとまりが崩れやすくなります。

最初に覚えるべき万能形

一番使いやすい形はこれです。

「本日はお集まりいただきありがとうございます。
今日は〇〇さんの歓迎会ということで、楽しい時間にできればと思います。
それでは、乾杯。」

短いですが、これで成立します。
乾杯の音頭は、気の利いた言葉より、迷わず終われることのほうが圧倒的に重要です。

乾杯の音頭で失敗しやすい人のマインド

笑いを取りにいくとズレやすいです

「乾杯の音頭をお願いします」と言われたあと、さらに「面白くお願いします」と言われること、ありますよね。
この一言で一気にプレッシャーが上がります。

でも、ここで勘違いしやすいのが、面白い乾杯とは“爆笑を取ること”ではないという点です。
実際に場が和むのは、ひと言だけ軽く笑える程度の自然な言い回しです。大げさなオチや、無理なボケは、会の雰囲気とズレると一気に重くなります。

ロロメディア編集部でも、忘年会で「今日は無礼講なので部長の悪口を…」と無理に笑いへ振った人がいて、その瞬間に場が静かになったことがありました。
一方で、「長く話すと乾杯前に喉が渇くので、このへんでいきます」と軽く言った人のときは、ちゃんと笑いが起きて、そのまま自然に乾杯へつながりました。

面白い一言は「短い」「安全」「誰も傷つけない」が条件です

場を和ませる一言には、共通点があります。
それは、短くて、空気を壊さず、誰かを下げないことです。

逆に危ないのは、次のような方向です。

避けたい方向なぜ危険か
内輪ネタが強すぎる一部しか笑えない
誰かをいじる本人が困ることがある
自虐が重すぎる空気が暗くなる
お酒の強要っぽい言い方時代に合わず印象が悪い

「面白い」は、盛り上げることではなく、緊張を少しほどくことだと考えると失敗しにくいです。
乾杯の音頭では、このくらいの温度感がちょうどいいですよ。

乾杯の挨拶例文

とにかく無難に済ませたいときの例文

乾杯を急に振られたとき、最初から面白いことを言おうとしないでください。
まずは、きちんと成立する形を持っておくほうが強いです。

そのまま使いやすい例文は、次のようなものです。

「本日はお集まりいただきありがとうございます。
短い時間ではありますが、楽しいひとときになればと思います。
それでは、乾杯。」

この形は、歓迎会でも懇親会でも送別会でも使えます。
特定の人に強く寄せていないので、場面を選びにくいのが強みです。

少しだけ柔らかくしたいときの例文

「皆さん、本日はお疲れさまです。
今日はぜひ、楽しく飲んで、楽しく話して、いい時間にしていきましょう。
それでは乾杯。」

このくらいなら、親しみがあっても軽すぎません。
社内の飲み会や少人数の集まりなら、この温度感がかなり使いやすいです。

短いほうが評価される場面もあります

乾杯の音頭というと、少しは話さないといけない気がしますよね。
でも、会の最初は短い人のほうが感謝されることも多いです。

特に仕事終わりの飲み会では、全員が「早く始めたい」と思っています。
その空気を読んで30秒で終える人は、それだけで感じがいいです。

歓迎会で使いやすい乾杯の音頭例文

主役を立てつつ長くしないのが歓迎会のコツです

歓迎会では、新しく入った人が主役です。
だからといって、その人の紹介や会社の話を長くすると、本人も周りも少し疲れます。

歓迎会の乾杯では、
ようこそ
これからよろしく
今日は楽しく
この3点が入れば十分です。

歓迎会の基本例文

「本日は〇〇さんの歓迎会にお集まりいただき、ありがとうございます。
これから一緒にお仕事できることを楽しみにしています。
今日はぜひ、たくさん話して、楽しい時間にしましょう。
それでは、乾杯。」

この形なら、歓迎会らしさがありつつ重くなりません。
主役に触れながらも、全体の場を開く言葉になっています。

少し和ませたい歓迎会の一言入り例文

「本日は〇〇さんの歓迎会ということで、皆さんも自己紹介はほどほどに、ぜひ食事と会話を楽しんでください。
〇〇さんにも“この会社、意外と話しやすいかも”と思ってもらえたらうれしいです。
それでは乾杯。」

このくらいの軽さなら、歓迎会でも自然です。
笑わせようとしていないので、場がやわらかくなる程度に収まります。

送別会で使いやすい乾杯の音頭例文

送別会はしんみりしすぎず、感謝をひと言入れるのが正解です

送別会は空気が感傷的になりやすいです。
だからこそ、乾杯の段階では重くしすぎないほうがいいです。

送別会の本格的な思い出話や感謝は、後半の挨拶や締めに回したほうが流れが良くなります。
乾杯では「感謝」と「楽しい時間にしたい」という二本だけで十分です。

送別会の基本例文

「本日は〇〇さんの送別会にお集まりいただき、ありがとうございます。
これまでのご尽力に感謝しつつ、今日は楽しくお話しできる時間にできればと思います。
それでは、乾杯。」

この形はかなり安定しています。
感謝をきちんと入れていますが、まだ会の最初なので重すぎません。

少しだけ気持ちをのせた例文

「〇〇さんには本当にたくさんお世話になりました。
今日は寂しさもありますが、それ以上に感謝の気持ちを込めて、皆さんで楽しい時間にできればと思います。
それでは、乾杯。」

送別会では、あまり笑いに振りすぎないほうが自然です。
やわらかさは入れても、主役への敬意が感じられることが大事です。

懇親会・親睦会で使いやすい乾杯の音頭例文

目的が広い会ほどシンプルな言葉が強いです

懇親会や親睦会は、歓迎会や送別会と違って主役がはっきりしないことがあります。
そういう会で長く話すと、何の会なのか逆にぼやけます。

ここでは、
「交流を深める」
「楽しく話す」
「いい時間にする」
これくらいで十分です。

懇親会の基本例文

「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
普段なかなかゆっくり話せない方とも交流できる機会ですので、ぜひ楽しい時間にしていきましょう。
それでは乾杯。」

この形は、社内外問わず使いやすいです。
場の目的がはっきりしなくても、自然に流せます。

少し笑いを入れたいときの例文

「本日は懇親会ということで、仕事の話はほどほどに、でも明日困らないくらいには仲良くなれたらと思います。
それでは、乾杯。」

この一言はかなり使いやすいです。
軽いですが、誰も傷つけず、空気もゆるみます。

忘年会・新年会で使いやすい乾杯の音頭例文

節目の会は短くても“区切り感”が出れば十分です

忘年会や新年会は、会の目的が分かりやすいぶん、乾杯の音頭も作りやすいです。
ここでは、1年の労いや新年への期待をひと言入れるだけで十分成立します。

無理に去年を振り返ったり、今年の目標を長く話したりする必要はありません。
乾杯の役割は、会を始めることです。

忘年会の例文

「皆さん、今年も本当にお疲れさまでした。
今日は1年の疲れを少し忘れて、楽しい時間にしましょう。
それでは、乾杯。」

シンプルですが、かなり使いやすいです。
忘年会はこれくらいで十分“らしさ”が出ます。

新年会の例文

「皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も元気に頑張っていけるよう、まずは今日の時間を楽しく過ごしましょう。
それでは、乾杯。」

新年会では、新年の挨拶が一言入るだけで形になります。
むしろ、それ以上盛り込むと少し固くなりやすいです。

少人数の飲み会やカジュアルな場で使える面白い一言集

面白い一言は「乾杯の前にひと呼吸置く」くらいがちょうどいいです

少人数の飲み会では、かしこまった挨拶より軽い一言のほうが場に合います。
ただし、ここでも長くしないことが大切です。

ちょっと笑える一言を入れて、そのまますぐ乾杯に行く。
これが一番きれいです。

使いやすい面白い一言例

「長く話すと皆さんの喉が限界だと思うので、早速いきます。」
「今日は真面目な話はグラスの1杯目までにしておきましょう。」
「このあと話したいことがたくさんあると思うので、挨拶は短めにします。」
「料理が一番おいしいタイミングを逃さないよう、すぐ乾杯します。」
「すでに皆さん乾杯の準備が万全そうなので、空気を読みます。」

どれも使いやすいのは、場にある空気を少し言語化しているだけだからです。
無理に笑わせるより、みんなが感じていることを軽く代弁すると自然に和みます。

すべりにくい面白さは“自分を軽く下げる”程度です

たとえば、
「乾杯の音頭を任されましたが、ここで話しすぎると皆さんに嫌われそうなので、このへんでいきます。」
のような、自分を軽くいじる程度なら安全です。

ただし、自虐が長くなると逆に空気が止まります。
笑いを入れるなら一文で終わるくらいがちょうどいいですよ。

乾杯の音頭でやってはいけないこと

一番危ないのは“話す目的”を見失うことです

乾杯の音頭で失敗しやすい人は、何を言うかに集中しすぎて、何のために話しているかを忘れます。
乾杯の目的は、自分を印象づけることではなく、会を始めることです。

だから、次のような話し方は避けたほうがいいです。

やってはいけないことなぜ危ないか
長すぎるスピーチ乾杯前に空気が重くなる
誰かをいじる笑い本人や周囲が困る
内輪ネタの連発一部しか分からない
お酒を強要する言い方今の空気に合わない
自分語りが長い主役や会の目的が消える

乾杯の音頭は、盛り上げ役ではありますが、主役ではありません。
この立ち位置を外さなければ、大きく失敗することはかなり減ります。

お酒を煽る言い方は避けたほうが安心です

「今日は潰れるまで飲みましょう」
「飲めない人も気合いで」
このあたりは、昔は笑いになったかもしれませんが、今はかなりズレやすいです。

乾杯の場では、全員が同じ温度で飲めるとは限りません。
だからこそ、「楽しい時間にしましょう」「無理なく楽しみましょう」くらいの言い方のほうが感じがいいです。

急に振られたときでも使える超短文の乾杯例文

本当に困ったら15秒で終わる形で大丈夫です

急に「じゃあお願いします」と振られること、ありますよね。
このとき、焦って言葉を探すより、短く終える形を1つ持っておくほうが強いです。

そのまま使える超短文はこれです。

「本日はありがとうございます。
今日はぜひ楽しい時間にしましょう。
それでは、乾杯。」

これで成立します。
短すぎると不安になるかもしれませんが、乾杯の音頭はこれで十分です。

さらに短くしたいならこれでも大丈夫です

「皆さん、お疲れさまです。
それでは、乾杯。」

少人数の飲み会やカジュアルな場なら、これでも問題ありません。
変に足すより、自然に出せる長さで言ったほうが感じがいいです。

乾杯の音頭をうまく見せる話し方のコツ

内容より声量と間のほうが印象を左右します

乾杯の音頭で意外と大きいのが、何を言うかより、どう言うかです。
特に最初の一声が小さいと、いきなり頼りなく見えます。

最初は少しだけ大きめに「皆さん、本日はありがとうございます」と入ると、場が整います。
そのあとは普通の声量で大丈夫です。

最後の「乾杯」は少し間を置いて言うと揃いやすいです

ありがちなのが、
「それではかんぱーい」
と流してしまうことです。
これだと、周りが合わせにくくなります。

おすすめは、
「それでは…乾杯!」
と一拍置くことです。

この小さな間だけで、周りのグラスが揃いやすくなります。
音頭は文章より、締め方のほうが大事だったりします。

まとめ

乾杯の音頭は、気の利いた話をする場ではなく、会を気持ちよく始めるための合図です。
だからこそ、成功のコツは難しくありません。

大事なのは次の5つです。

・30秒前後で終える
・会の目的を1つだけ入れる
・笑いは無理に取りにいかない
・誰かを下げるネタは使わない
・最後は迷わず「乾杯」で締める

ロロメディア編集部でも、乾杯の音頭がうまかった人は、話が面白かった人ではなく、場の温度を見て短く気持ちよく終えた人でした。
乾杯で必要なのは、センスより段取りです。そこが分かると、急に振られてもかなり落ち着いて対応できます。

迷ったら、まずはこの形で言ってください。
「本日はお集まりいただきありがとうございます。今日は楽しい時間にしましょう。それでは、乾杯。」

この一言が自然に言えれば、乾杯の音頭としてはもう十分合格です。

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