見積もりを断るメール例文集!印象を損ねないマナーについて

見積もりを断るメールは、短く済ませようとすると冷たく見え、丁寧に書こうとすると回りくどくなります。取引先から見積書を受け取ったあと、社内では別会社に決まっているのに、返信画面の前で手が止まることはありませんか。提出前に「失礼に見えないかな」と不安になり、結局返信が翌日になってしまう。実務では、この遅れが相手の予定調整や営業判断に影響します。

見積もりを断るメールで大事なのは、謝りすぎることではありません。相手が時間を使って見積もりを作ってくれたことに感謝し、今回は見送る事実をはっきり伝え、次につながる余白を残すことです。曖昧にすると、相手は「再提案すれば通るのか」「値下げすればよいのか」と判断に迷います。

ロロメディア編集部でも、見積もり依頼後の断り方で悩んだことがあります。特に相見積もりのときは、他社に決めた理由をどこまで書くかで迷うんですよね。ただ、実務上は細かい比較内容まで書く必要はありません。むしろ、余計な情報を出さずに、誠実で簡潔に伝える方が印象は崩れません。

目次

見積もりを断るメールは早く短く丁寧に送るのが基本

見積もりを断るメールは早く短く丁寧に送るのが基本

見積もりを断るメールは、結論から言うと「早く送ること」が一番大切です。断る内容なので後回しにしたくなりますが、相手は受注できるかどうかを前提にスケジュールや人員を考えています。こちらが返信を保留すると、相手の営業活動も止まってしまうんです。

実務では、断ること自体よりも「いつまで待たせたか」の方が印象に残ります。金曜の夕方に見積もりを受け取って、月曜の社内会議で見送りが決まったのに、水曜まで返信しない。こうなると、相手は火曜の時点で確認メールを送るべきか迷い、営業管理上も余計な手間が発生します。

断ると決まったら、その日のうち、遅くとも翌営業日には送るのが安全です。文面は長くしなくてかまいません。むしろ、長すぎる断りメールは言い訳に見えることがあります。

見積もりを断るメールに入れる内容

メールに入れる要素は、基本的に4つで足ります。

・見積もり作成へのお礼
・検討したこと
・今回は見送る結論
・今後の関係への一言

この4つが入っていれば、相手は状況を理解できます。大事なのは、「今回は見送らせていただきます」という結論をぼかさないことです。「検討中です」「今回は難しいかもしれません」だと、相手はまだ可能性があると受け取るかもしれません。

断る側は申し訳なさから曖昧にしがちですが、営業する側にとって一番困るのは、可能性があるのかないのか分からない状態です。だからこそ、丁寧だけど明確。このバランスが必要になります。

件名は用件がすぐ分かる形にする

見積もりを断るメールの件名は、相手が開封前に内容を把握できるものにします。営業担当者は複数案件を同時に追っているため、件名が曖昧だと対応が後回しになることもあります。

おすすめは、次のような件名です。

・お見積もりの件について
・お見積書への御礼とご連絡
・ご提案内容の検討結果について
・お見積もりに関するご連絡

「不採用のお知らせ」「お断りの件」のような強い表現は避けた方が無難です。社内の選考ならまだしも、取引先とのやり取りでは少し突き放した印象になります。

見積もりを断るメールの基本例文

見積もりを断るメールの基本例文

まずは、どの業種でも使いやすい基本例文です。迷ったらこの形を使えば、大きく外しません。

基本例文

件名:お見積もりの件について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社□□の□□です。

この度は、お忙しいところお見積書をご送付いただき、誠にありがとうございました。
社内で慎重に検討いたしましたが、今回は弊社の条件と合わず、見送らせていただくこととなりました。

せっかくご提案いただいたにもかかわらず、このようなご連絡となり申し訳ございません。
また別の機会がございましたら、ぜひご相談させていただけますと幸いです。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

この例文のポイントは、「条件と合わず」という表現にしています。価格、納期、仕様、社内事情のどれにも使えるため、不要な説明を増やさずに済みます。相手に責任があるように見えにくいのも使いやすいところです。

「社内で慎重に検討いたしました」と入れることで、見積もりを軽く扱っていないことも伝わります。営業担当者は、雑に断られたと感じると次回の対応温度が下がります。たった一文ですが、印象に差が出ますよ。

予算が合わないときの断りメール例文

予算が合わないときの断りメール例文

予算が合わない場合は、正直に伝えて問題ありません。ただし、「高いです」と書くのは避けましょう。相手の価格設定を否定する表現になるため、関係性を悪くする可能性があります。

月末の予算調整で、上長から「今回は金額的に厳しい」と言われた瞬間、返信文に迷うことがありますよね。焦って「費用が高いため」と書くと、相手は値下げ交渉を期待して再提案してくるかもしれません。値下げを希望していないなら、余白を残しすぎない言い方が必要です。

予算が合わない場合の例文

件名:お見積もりの件について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社□□の□□です。

この度は、詳細なお見積もりをご提示いただきありがとうございました。
内容を確認し、社内でも検討いたしましたが、今回は弊社で想定していた予算内での実施が難しいため、見送らせていただくこととなりました。

ご提案内容自体は大変参考になり、今後の検討材料として社内でも共有しております。
また予算や条件が合う機会がございましたら、改めてご相談させてください。

今後ともよろしくお願いいたします。

この文面では、「高い」ではなく「弊社で想定していた予算内での実施が難しい」としています。責任の置き場所を相手ではなく自社側にすることで、角が立ちにくくなります。

もし値下げ交渉の余地があるなら、「今回は見送る」ではなく「条件調整の余地がございましたらご相談できますでしょうか」と書きます。完全に断るメールと、再交渉したいメールは別物です。ここを混ぜると相手を迷わせます。

他社に決めたときの断りメール例文

他社に決めたときの断りメール例文

相見積もりで他社に決まった場合、他社名や金額差を書く必要はありません。むしろ、書かない方が安全です。他社の条件を伝えると、情報管理の甘い会社だと思われる可能性があります。

社内会議で「A社に決まりました」と言われたあと、B社へ返信する場面。正直に「他社に決まりました」と書きたくなりますが、相手からすると比較負けの通知になります。金額なのか、提案内容なのか、相性なのか。余計な推測を生みやすいんです。

他社に決めた場合の例文

件名:ご提案内容の検討結果について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社□□の□□です。

この度は、お見積もりおよびご提案資料をご送付いただき、誠にありがとうございました。
社内で検討を重ねた結果、今回は弊社都合により見送らせていただくこととなりました。

短い期間にもかかわらず、丁寧にご対応いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
今回のご提案内容は社内でも共有しており、別の機会がございましたら改めてご相談できればと存じます。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

「他社に決めました」と直接書かず、「弊社都合により」としています。相見積もりでは、この表現がかなり使いやすいです。相手の提案を否定せず、こちらの判断として完結できます。

ただし、相手と長い付き合いがあり、理由を聞かれる可能性が高い場合は、返信後に電話で補足する方がよいこともあります。メールに細かい比較情報を残すより、「今回は予算と実施時期の兼ね合いです」と口頭で伝える方が、関係を守りやすい場面もあります。

納期やスケジュールが合わないときの断りメール例文

納期やスケジュールが合わないときの断りメール例文

納期が合わない場合は、相手の対応力を責めない書き方にします。「納期が遅いので」ではなく、「弊社の希望スケジュールと合わず」と書く方が自然です。

たとえば、Web制作や印刷物、イベント関連の見積もりでは、納期が決定理由になることがあります。納品希望日が近く、社内承認も急いでいる。そんな時に「間に合わないので今回は見送ります」と書くと、相手側の体制を否定した印象になりかねません。

納期が合わない場合の例文

件名:お見積もりの件について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社□□の□□です。

この度は、お見積もりをご提出いただきありがとうございました。
内容を確認いたしましたが、今回は弊社の希望スケジュールとの調整が難しく、見送らせていただくこととなりました。

急なご相談にもかかわらず、迅速にご対応いただき誠にありがとうございました。
またスケジュールに余裕を持って進められる案件がございましたら、ぜひご相談させていただければ幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

この文面では、「急なご相談にもかかわらず」と入れています。納期が合わなかった原因が、こちらの依頼タイミングにもあると伝わるため、相手の印象を損ねにくくなります。

実務では、納期理由の断りメールほど「次回の相談につなげる一文」が効きます。今回ダメでも、相手の対応が悪かったわけではないと伝えられるからです。

仕様や提案内容が合わないときの断りメール例文

仕様や提案内容が合わないときの断りメール例文

仕様や提案内容が合わない場合は、細かく指摘しすぎないことが大切です。改善提案を求めていないなら、詳細なダメ出しは不要になります。

提案資料を見たときに、「少し方向性が違うな」と感じることがありますよね。社内確認でも「今回はイメージと違う」となり、返信文で止まる。ここで正直に書きすぎると、相手は再提案が必要だと受け取る可能性があります。

提案内容が合わない場合の例文

件名:ご提案内容の検討結果について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社□□の□□です。

この度は、お見積もりとあわせて詳細なご提案をいただき、誠にありがとうございました。
社内で検討いたしましたが、今回は弊社が想定している方向性との兼ね合いにより、見送らせていただくこととなりました。

ご提案内容には参考になる点も多く、検討にあたり大変助かりました。
せっかくお時間をいただいたにもかかわらず、このような結果となり恐縮でございます。

また別の機会がございましたら、何卒よろしくお願いいたします。

「方向性との兼ね合い」という表現は、便利ですが使い方に注意が必要です。便利すぎる言葉なので、雑に見えることもあります。だからこそ、その前に「社内で検討いたしました」、後ろに「参考になる点も多く」と入れて、きちんと見たことを伝えます。

もし再提案を受けてもよいなら、「今回は一度見送らせていただきますが、今後条件が合いましたら」と少し余白を残します。完全に終わらせたい場合は、「今回は見送らせていただくこととなりました」で止める方が明確です。

付き合いのある取引先に見積もりを断るメール例文

付き合いのある取引先に見積もりを断るメール例文

既存取引先への断りメールは、新規先よりも少し慎重に書く必要があります。今後も付き合いが続くため、「今回だけの判断」であることを伝えるのがポイントです。

いつも依頼している会社に別会社の見積もりを採用する場面は、かなり気を使います。担当者の顔も浮かびますし、次回依頼しにくくなるのではと不安になりますよね。こういう時こそ、理由を短く、自社都合でまとめるのが安全です。

既存取引先に断る場合の例文

件名:お見積もりの件について

株式会社〇〇
〇〇様

いつも大変お世話になっております。
株式会社□□の□□です。

この度は、お忙しい中お見積もりをご対応いただき、誠にありがとうございました。
社内で検討いたしました結果、今回は予算および実施条件の都合により、見送らせていただくこととなりました。

日頃より丁寧にご対応いただいている中で、このようなご連絡となり申し訳ございません。
今回の件に限らず、今後もご相談させていただきたい案件がございますので、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

既存取引先には、「今回の件に限らず」という一文が効きます。相手に「取引終了ではない」と伝わるからです。

ただし、毎回この表現を使っていると形式的になります。直近でまた相談する予定があるなら、「来月以降に別件でご相談予定がございます」と少し具体化すると、相手も安心しやすいでしょう。

見積もりを断るときに避けたい表現

見積もりを断るときに避けたい表現

見積もりを断るメールで失敗しやすいのは、言葉が強すぎるか、逆に曖昧すぎるかのどちらかです。メールは表情が見えないので、自分では普通に書いたつもりでも冷たく読まれることがあります。

ロロメディア編集部でも、過去に「今回は不要となりました」とだけ書かれたメールを見て、かなりそっけない印象を受けたことがあります。送った側に悪気はなくても、受け取る側は「見積もり作成の時間は何だったんだろう」と感じてしまいます。

避けたい表現は次の通りです。

避けたい表現理由言い換え
高いのでやめます相手の価格を否定する予算条件と合わず
他社の方が安かった比較情報が露骨弊社都合により
今回は不要です冷たく見える今回は見送らせていただきます
検討します断りなのか保留なのか不明今回は見送らせていただきます
また機会があれば雑に見える場合がある別の機会に改めてご相談させてください

この表はそのまま社内共有に使えます。特に「検討します」は便利に見えますが、断るメールでは使わない方がいい表現です。相手は追客してよいのか判断できません。

断る時は、優しさより明確さが必要な場面があります。もちろん乱暴に言う必要はありません。ただ、相手の時間を奪わないためにも、結論ははっきり伝えた方が親切です。

見積もりを断る理由はどこまで書くべきか

見積もりを断る理由はどこまで書くべきか

断る理由は、詳しく書きすぎなくて大丈夫です。むしろ、細かく書くほど相手に反論や再提案の余地を与えることがあります。

たとえば「価格が高い」「納期が合わない」「提案内容が希望と違う」とすべて書くと、相手は「価格を下げればよいですか」「納期を短縮できます」「再提案します」と返しやすくなります。再検討するつもりがないなら、これはお互いに時間を使ってしまう流れです。

理由は、次の粒度で十分です。

・予算条件と合わなかった
・希望スケジュールと合わなかった
・社内方針により見送ることになった
・今回は弊社都合により見送ることになった

このくらいの表現なら、相手を否定せず、結論も伝わります。特に相見積もりでは「弊社都合」が使いやすいです。他社情報や社内事情を出さずに済むため、メールが荒れません。

ただし、相手から理由を聞かれた場合は、答えられる範囲で補足します。その時も、他社名や具体的な金額差は出さない方が安全です。ビジネスでは、断る時ほど情報管理の姿勢が見られています。

断ったあとも関係を残す一文の入れ方

断ったあとも関係を残す一文の入れ方

見積もりを断るメールでは、最後の一文で印象が変わります。ここで雑に「また機会があれば」と書くと、テンプレ感が出ます。

相手が時間を使って見積もりを作ってくれた以上、最後に少しだけ具体性を持たせると丁寧です。たとえば、今後も相談する可能性があるなら「別案件でご相談させていただく可能性がございます」と書く。今後の予定がないなら、「ご提案内容は今後の参考にさせていただきます」で十分です。

使いやすい締め方は次の通りです。

・また条件が合う案件がございましたら、改めてご相談させてください
・別の機会にぜひお声がけさせていただけますと幸いです
・今回のご提案内容は、今後の検討材料として社内で共有いたします
・引き続き情報交換させていただけますと幸いです

この一文は、無理に盛らない方が自然です。本当に次回依頼する可能性がないのに「ぜひまたお願いします」と書くと、相手に期待を持たせます。丁寧さと誠実さは違います。誠実なメールは、できないことを期待させません。

見積もりを断るメールを送る前の確認ポイント

見積もりを断るメールを送る前の確認ポイント

送信前には、内容よりも「相手がどう受け取るか」を確認します。特に急いでいる時ほど、件名や宛名を間違えやすいです。

見積もりを複数社に依頼していると、返信先を開いたまま別会社名を入れてしまうことがあります。これをやると、印象が悪いどころではなく、信用問題になります。提出前の1分チェックで防げるミスです。

確認するポイントは次の5つです。

確認項目見るポイント
宛名会社名・担当者名に誤りがないか
件名用件が分かるか
結論見送りが明確に伝わるか
理由相手を責める表現になっていないか
署名自社名・連絡先が入っているか

特に相見積もりでは、会社名の取り違えが一番危険です。メール本文を流用する場合は、宛名、社名、見積もり内容の3点を必ず見直してください。

また、上司確認が必要な場合は、先に文面テンプレを作っておくと楽になります。「今回の見送り理由は予算ですか、スケジュールですか」と確認してから書くと、余計な修正が減りますよ。

すぐ使える見積もり断りメールの短文例

すぐ使える見積もり断りメールの短文例

急ぎで返信したい時は、短文でも問題ありません。ただし、短くするほど冷たく見えやすいので、お礼とお詫びは必ず入れます。

会議の直前や外出先で、スマホから返信しなければならない場面もありますよね。そういう時に長文を無理に書くと、誤字や表現ミスが増えます。短くても、必要な要素が入っていれば十分です。

短文例文

件名:お見積もりの件について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社□□の□□です。

この度は、お見積もりをご送付いただきありがとうございました。
社内で検討いたしましたが、今回は弊社都合により見送らせていただくこととなりました。

せっかくご対応いただいたにもかかわらず、このようなご連絡となり申し訳ございません。
また機会がございましたら、何卒よろしくお願いいたします。

短文でも、これなら失礼には見えません。ポイントは「ありがとうございました」と「申し訳ございません」の両方を入れることです。

ただし、付き合いの長い取引先や、相手がかなり時間をかけて提案してくれた場合は、もう少し具体的に書いた方がよいでしょう。短文は便利ですが、相手の労力が大きい案件では少し淡白に見えることがあります。

見積もりを断るメールで値引き交渉に見えないようにするコツ

見積もりを断るメールで値引き交渉に見えないようにするコツ

見積もりを断るメールで「予算が合わない」と書くと、相手が値引き提案をしてくれることがあります。値引き交渉をしたいならよいのですが、すでに見送りが決まっている場合は、余計なやり取りが増えます。

社内では「今回は別会社で決定」となっているのに、メールで「予算が合わず」とだけ書くと、相手は「では価格を下げます」と返してくるかもしれません。すると、こちらは再度断る必要が出て、気まずさが増えます。

値引き交渉に見せたくない時は、次のように書きます。

「今回は予算を含めた全体条件を踏まえ、見送らせていただくこととなりました。」

この書き方なら、価格だけが理由ではないと伝わります。相手に調整余地を感じさせにくく、結論も明確です。

逆に、価格次第で依頼したい場合は、断りメールではなく相談メールに変えます。「予算面で社内承認が難しい状況です。条件面でご相談の余地はございますでしょうか」と書けば、相手も交渉として受け取れます。

電話で断るべきケースとメールで十分なケース

電話で断るべきケースとメールで十分なケース

見積もりの断りは、基本的にはメールで十分です。記録が残るため、双方にとって分かりやすいからです。

ただし、相手が何度も打ち合わせをしてくれた場合や、詳細な提案書を作ってくれた場合は、メールだけだと少し冷たく見えることがあります。特に高額案件では、電話で一言伝えてからメールを送る方が印象は良くなります。

電話が向いているのは、次のようなケースです。

・既存取引先で今後も関係が続く
・提案作成に大きな工数をかけてもらった
・相手から何度もヒアリングを受けた
・今後別案件で相談する可能性が高い

電話では、細かい比較理由まで話す必要はありません。「今回は社内都合で見送りとなりました。ご対応いただいたのに申し訳ありません。別件ではまたご相談させてください」と伝えれば十分です。

その後、メールで正式に残します。口頭だけだと、担当者間の認識違いが起きることがあります。電話は配慮、メールは記録。この使い分けが実務では安全です。

まとめ

まとめ

見積もりを断るメールは、丁寧に長く書けばよいわけではありません。相手の時間に感謝し、見送りの結論を明確に伝え、今後の関係を壊さない一文を添える。この3つができれば、印象を損ねにくくなります。

特に大切なのは、断る理由を相手のせいにしないことです。「高い」「遅い」「合わない」と書くより、「弊社の予算条件と合わず」「希望スケジュールとの調整が難しく」「弊社都合により」と書いた方が、ビジネスメールとして自然です。

メールを送る前には、宛名、社名、理由、結論を必ず確認してください。相見積もりでは、会社名の取り違えが信用問題になります。テンプレを使うほど、最後の確認が大事ですよ。

見積もりを断ること自体は失礼ではありません。失礼に見えるのは、返信が遅いこと、理由が雑なこと、相手の労力への感謝がないことです。断るメールほど、会社の印象が出ます。短くても、丁寧に。曖昧にせず、誠実に。それだけで、次の相談がしやすい関係は残せます。

参考記事:弥生株式会社「見積書の断り方は?断る際のマナーやメールでの例文をご紹介」
参考記事:ブラストメール「印象が良い『お断りメール』の書き方と例文を紹介」
参考記事:メールディーラー「好印象なお断りメールの書き方やポイント」
参考記事:Chatwork「ビジネスのお断りメールの書き方と好印象のポイントを解説」

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