Wordの行番号の設定方法!途中から・5行ごと・右側表示のやり方を解説

Wordで原稿やレポートを提出するとき、「行番号を入れてください」と言われて、どこから設定するのか探して止まったことはありませんか。普段は使わない機能なので、いざ必要になると「ページ番号とは違うの?」「途中から番号を入れたい」「5行ごとに表示したい」「右側に出したい」と、細かいところで迷いやすいです。

結論からいうと、Wordの行番号は「レイアウト」タブの「行番号」から設定できます。文書全体に連続番号を付けるだけなら数クリックで終わります。ただし、途中から始める、5行ごとに表示する、特定の段落だけ除外する、右側に表示する、といった設定は少しコツが必要です。

ロロメディア編集部でも、校正用の原稿や契約書の確認で行番号を使うことがあります。行番号があると「12ページの3段落目」ではなく「145行目を修正してください」と伝えられるので、確認がかなり楽になります。この記事では、Wordの行番号を最短で設定する方法から、途中から・5行ごと・右側表示・消えないときの対処法まで、実際に操作する人が迷わないレベルで解説します。

目次

Wordの行番号はレイアウトタブからすぐ設定できる

Wordの行番号はレイアウトタブからすぐ設定できる

Wordで行番号を付ける基本操作は、「レイアウト」タブから行います。Microsoft公式サポートでも、Wordの行番号は「レイアウト」タブの「行番号」から追加・削除でき、連続番号、ページごとの再開、セクションごとの再開などを選べると案内されています。

操作前にありがちなのが、ページ番号の設定画面を探してしまうことです。行番号はページ下部に出るページ番号とは別機能なので、「挿入」タブではなく「レイアウト」タブを見ます。提出直前にここで迷うと、余白やヘッダーまで触ってしまい、文書全体の見た目が崩れることがあります。

基本の設定手順は次の通りです。

・Word文書を開く
・上部メニューの「レイアウト」をクリック
・「ページ設定」グループの「行番号」をクリック
・文書全体に付けるなら「連続番号」を選ぶ
・ページごとに1から始めるなら「ページごとに振り直し」を選ぶ
・セクションごとに1から始めるなら「セクションごとに振り直し」を選ぶ

この操作だけで、文書の左側に行番号が表示されます。校正用、論文、契約書チェック、議事録の確認などでは、まず「連続番号」を選べば使える形になります。

設定名どう表示されるか向いている用途
なし行番号を表示しない通常の文書
連続番号文書の最初から最後まで連番校正、契約書、長文原稿
ページごとに振り直し各ページで1から始まる紙面確認、ページ単位の指摘
セクションごとに振り直しセクションごとに1から始まる章ごとの管理、途中から設定
現在の段落には表示しない選択段落だけ番号を外す表紙、見出し、引用部分の除外

最初に覚えるべきなのは、「途中から」や「一部だけ」をやりたい場合はセクション区切りを使うことです。Wordの行番号は、文書全体かセクション単位で管理されます。つまり、途中から変えたいなら、文書をセクションで分ける必要があります。

Wordで文書全体に行番号を付ける方法

Wordで文書全体に行番号を付ける方法

文書全体に行番号を付けたい場合は、最も簡単です。レポート、議事録、契約書、原稿確認など、すべての行に番号を振りたいときは「連続番号」を選びます。

この設定でつまずくのは、見た目を確認せずに提出してしまうことです。行番号は印刷レイアウト上で表示されますが、画面表示の種類によっては見え方が違う場合があります。下書き表示やWebレイアウト表示で見ていると、思ったように確認できないことがあります。

まずは画面右下または「表示」タブから「印刷レイアウト」に切り替えてください。そのうえで、行番号が左側に出ているか確認します。印刷提出する文書なら、印刷プレビューまで見ておくと安心です。

連続番号を設定する手順

操作前に、カーソル位置を気にしすぎなくて大丈夫です。文書全体に設定する場合は、本文のどこかをクリックしておけば進められます。

手順は次の通りです。

・Wordを開く
・「レイアウト」タブを選ぶ
・「行番号」をクリック
・「連続番号」を選ぶ
・印刷レイアウトで番号が表示されているか確認する

この設定をすると、文書の最初から最後まで番号が続きます。ページが変わっても番号は1に戻りません。校正者に「85行目の表現を修正してください」と伝えたい場合は、連続番号が便利です。

ただし、表紙や目次にも番号が入ってしまうことがあります。提出物で本文だけに行番号を入れたいなら、後述する「途中から設定する方法」を使いましょう。

ページごとに1から行番号を始める方法

ページごとに行番号を1から始めたい場合は、「ページごとに振り直し」を選びます。これは、各ページの1行目が1になり、そのページ内だけで番号が進む設定です。

紙で校正する場合や、ページ単位で指摘したい場合に向いています。たとえば「3ページ目の12行目」という指摘がしやすくなります。文書全体の通し番号ではないので、長文原稿全体の行数を管理したい場合には向きません。

設定は「レイアウト」タブから「行番号」を開き、「ページごとに振り直し」を選ぶだけです。設定後はページをまたいで確認し、本当に各ページで1に戻っているか見てください。ページ設定や余白を変えると行の位置も変わるため、最終レイアウトが固まってから行番号を確認するのがおすすめです。

Wordで途中から行番号を付ける方法

Wordで途中から行番号を付ける方法

表紙や目次には行番号を付けず、本文から行番号を始めたい場面はかなり多いです。論文、契約書、提案書、校正用原稿では、1ページ目からではなく本文開始位置から番号を振りたいことがあります。

ここでつまずきやすいのが、本文の途中にカーソルを置いて「連続番号」を選んでも、文書全体に番号が入ってしまうことです。Wordでは、途中から設定したい場合、本文開始位置の前にセクション区切りを入れます。セクションとは、文書内でページ設定や番号設定を分けるための区切りのことです。

提出前に表紙まで番号が付いてしまい、焦って1つずつ消そうとする人がいます。でも、行番号は手入力ではなく設定で管理するものです。途中から始めたいなら、セクションを分ける。この考え方を覚えてください。

本文の途中から行番号を始める手順

操作前に、どこから行番号を始めたいかを決めます。たとえば、表紙と目次の後、本文の最初の見出しから始めたいなら、その直前にカーソルを置きます。

手順は次の通りです。

・行番号を始めたい本文の直前にカーソルを置く
・「レイアウト」タブを開く
・「区切り」をクリック
・「セクション区切り」の「次のページから開始」を選ぶ
・本文側のセクションにカーソルを置く
・「行番号」から「セクションごとに振り直し」または「連続番号」を選ぶ
・表紙や目次側に番号が出ていないか確認する

ここで「次のページから開始」を使うと、本文を新しいページから始めつつ、行番号の設定も分けられます。もし同じページの途中から行番号を始めたい場合は、「現在の位置から開始」のセクション区切りを使う方法もあります。ただし、文書が崩れやすいので、提出用文書では本文を次ページから始めるほうが安全です。

設定後に表紙や目次にも番号が出ている場合は、前のセクションにも行番号が適用されています。その場合は、表紙側にカーソルを置き、「行番号」から「なし」を選びます。本文側だけに番号が残れば成功です。

途中から番号を1にしたい場合の設定

本文から行番号を始めるだけでなく、番号を1から開始したい場合は、行番号オプションで開始番号を調整します。Wordでは、行番号の詳細設定から開始番号や間隔を指定できます。

操作としては、「レイアウト」タブの「行番号」から「行番号オプション」を開きます。そこから「行番号」をクリックし、「開始番号」を1に設定します。本文セクションだけに適用するため、必ず本文側にカーソルを置いてから設定してください。

このとき、適用対象が「文書全体」になっていると、表紙側まで影響することがあります。ダイアログ内の適用先が選べる場合は、「このセクション」になっているか確認しましょう。Wordの設定画面は一見地味ですが、この適用範囲の確認がかなり大事です。

Wordで5行ごとに行番号を表示する方法

Wordで5行ごとに行番号を表示する方法

5行ごとに行番号を表示したい場合は、行番号オプションから「行番号の間隔」を設定します。これにより、すべての行に番号を出すのではなく、5、10、15、20のように一定間隔で表示できます。

この設定は、長い文章を見やすくしたいときに便利です。すべての行に番号があると、校正には便利ですが、紙面が少しうるさく見えることがあります。5行ごとなら、番号の目安を残しながら、見た目をすっきりできます。

校正提出の直前に「行番号は5行ごとで」と指定されることがあります。そこで手作業で5、10、15と入力してしまうと、文章を1行追加しただけで全部ズレます。行番号は必ずWordの機能で設定してください。

5行ごとに表示する手順

5行ごとにしたい場合は、通常の「行番号」メニューだけではなく、詳細設定に入ります。少し奥にあるので、初めてだと見つけにくいです。

手順は次の通りです。

・「レイアウト」タブを開く
・「行番号」をクリック
・「行番号オプション」を選ぶ
・表示された画面で「行番号」をクリック
・「行番号を追加する」にチェックを入れる
・「行番号の間隔」を5にする
・必要に応じて「開始番号」を1にする
・OKを押して文書に反映する

「行番号の間隔」を5にすると、5行ごとに番号が表示されます。1行目から番号を出したい場合は、設定の見え方を確認しながら調整してください。文書の行数や余白によって、どの番号がページ上に見えるかが変わることがあります。

10行ごとや任意の間隔にも変更できる

5行ごとだけでなく、10行ごと、3行ごと、2行ごとなどにも設定できます。行番号の間隔に任意の数字を入れれば、その間隔で番号が表示されます。

たとえば、法務チェックや原稿校正では5行ごとが見やすいことが多いです。一方で、読みやすさを優先する社内資料なら10行ごとのほうが邪魔になりにくいでしょう。細かく指摘したいなら全行表示、見た目を整えたいなら5行ごと、ざっくり確認なら10行ごとという使い分けができます。

設定後は、必ず印刷プレビューで確認してください。画面では気にならなくても、紙にすると行番号が本文に近すぎたり、余白が狭く見えたりすることがあります。必要なら、次の見出しで紹介する本文との距離を調整しましょう。

Wordの行番号と本文の距離を調整する方法

Wordの行番号と本文の距離を調整する方法

行番号を入れたあと、「番号が本文に近すぎる」「左側が窮屈に見える」と感じることがあります。特に余白が狭い文書や、フォントサイズが大きい資料では、行番号が本文に食い込んで見えることがあります。

提出前に印刷プレビューを見たら、本文の左側に数字がぎゅっと詰まっていて焦る。余白を広げるとページ数が変わり、締切直前にレイアウトが崩れる。こういうときは、行番号と本文の距離を調整します。

Wordでは、行番号オプションの中に「文字列との間隔」という設定があります。これは、行番号と本文の間にどれくらい距離を空けるかを指定する項目です。

行番号と本文の間隔を広げる手順

設定前に、文書を印刷レイアウトで表示してください。画面上で見え方を確認しながら調整すると、失敗しにくいです。

手順は次の通りです。

・「レイアウト」タブを開く
・「行番号」をクリック
・「行番号オプション」を選ぶ
・「行番号」をクリック
・「文字列との間隔」を調整する
・OKを押して反映する
・印刷プレビューで見え方を確認する

間隔は、広げすぎると行番号が余白側に離れすぎます。逆に狭すぎると本文に近くて読みにくくなります。文書の見た目を見ながら、少しずつ調整するのがコツです。

余白を変えると行番号の見え方も変わる

行番号の位置は、余白設定とも関係します。左余白が狭い文書では、行番号が窮屈に見えやすくなります。逆に左余白を広げると、本文の開始位置が右にずれるため、全体のページ数が変わる可能性があります。

契約書や論文など、余白指定がある文書では、勝手に余白を変えないほうが安全です。行番号だけを見やすくしたいなら、まず「文字列との間隔」を調整し、それでも難しければ余白を検討しましょう。

社内資料なら多少余白を変えても問題ないかもしれませんが、提出先の指定がある文書では注意が必要です。行番号を整えるために提出形式を崩してしまうと本末転倒です。

Wordの行番号を右側に表示する方法

Wordの行番号を右側に表示する方法

Wordの行番号は、通常は本文の左側に表示されます。日本語の横書き文書では左側表示が基本です。一方で、「右側に行番号を出したい」と指定されることがあります。縦書き文書、特殊な提出フォーマット、校正用レイアウトなどで出てくる要望です。

ここで先に知っておきたいのは、Wordには横書き文書の行番号をワンクリックで右側に移す標準ボタンがわかりやすく用意されているわけではない、ということです。右側表示は、文書の方向、言語設定、余白、テキストボックスや表を使った代替方法などが絡みます。

提出前に「右側に行番号を入れて」と言われると、かなり焦ります。左側ならすぐできるのに、右側にする設定が見つからない。こういうときは、まず「本当にWordの自動行番号で右側が必要なのか」「右側に番号が見えればよいのか」を確認してください。

縦書き文書では行番号の出方が変わることがある

縦書き文書では、行番号の表示位置が横書きとは異なる場合があります。Wordのレイアウトは、文字方向やページ設定によって行番号の見え方が変わります。

もし提出先が縦書き原稿の行番号を求めているなら、まず「レイアウト」から文字方向を縦書きにし、行番号を設定して見え方を確認してください。文書の種類によっては、右側に近い位置に表示される場合があります。

ただし、縦書きに変えると文書全体のレイアウトが大きく変わります。横書きで作った資料を無理に縦書きにすると、表や画像、見出しが崩れることがあります。提出先が横書きのまま右側番号を求めているのか、縦書き原稿として右側に番号を求めているのか、ここは事前に確認すべきです。

横書きで右側に行番号を出したい場合は代替方法を使う

横書き文書で右側に行番号を出したい場合、Wordの標準行番号機能だけでは思い通りにならないことがあります。その場合は、提出要件に応じて代替方法を使います。

現実的な方法は、右余白にテキストボックスや表を配置して、疑似的に行番号を作る方法です。ただし、これは自動行番号ではないため、本文を編集するとズレやすいです。校正用の最終版として固定した後に使うならまだしも、編集中の文書には向きません。

もし提出先が「右側に番号があればよい」という程度なら、PDF化した後に注釈や校正用ソフトで番号を付ける方法もあります。逆に「Wordの自動行番号で右側に」という厳密な指定があるなら、提出先のテンプレートをもらうのが最も安全です。

右側表示が必要なときはテンプレートを先にもらう

右側表示は、一般的なWord操作の範囲を少し超えます。だからこそ、提出先や社内ルールで右側行番号が必要な場合は、先にテンプレートをもらってください。

「右側にしてください」とだけ言われて自力で調整すると、見た目は近くても、相手の求める形式と違うことがあります。特に法務、研究、行政提出、翻訳原稿などでは、細かいレイアウト指定がある場合があります。

テンプレートがない場合は、「Wordの標準行番号は左側表示が基本ですが、右側番号は指定フォーマットがありますか」と確認するのが実務的です。恥ずかしい質問ではありません。むしろ、提出後にやり直すほうが時間を失います。

Wordの行番号を一部だけ表示しない方法

Wordの行番号を一部だけ表示しない方法

表紙、目次、見出し、引用ブロック、表の中など、一部だけ行番号を外したい場面があります。文書全体には番号が必要だけれど、特定の段落だけは番号を付けたくない。校正用の原稿ではよくある要望です。

ここでやりがちなのが、行番号を手作業で隠そうとすることです。白い図形をかぶせる、余白をいじる、改行で調整する。こうした方法は、後から文章を直したときに崩れます。Wordには、現在の段落だけ行番号を表示しない機能があります。

Microsoft公式サポートでも、単一の段落から行番号を削除する場合は「現在の段落には表示しない」を選ぶ方法が案内されています。

特定の段落だけ行番号を消す手順

操作前に、行番号を消したい段落の中をクリックします。段落全体を選択しなくても、カーソルを置くだけで設定できる場合があります。

手順は次の通りです。

・行番号を消したい段落をクリック
・「レイアウト」タブを開く
・「行番号」をクリック
・「現在の段落には表示しない」を選ぶ
・対象段落の番号が消えたか確認する

この設定は、見出しや表の前後で便利です。たとえば、本文には行番号を付けたいけれど、大見出しだけ番号を外したい場合に使えます。

ただし、多くの段落に一つずつ設定すると管理が大変です。表紙や目次など広い範囲で番号を外したい場合は、セクション区切りを使って、そのセクションだけ行番号を「なし」にするほうが楽です。

表紙や目次だけ消すならセクション単位で外す

表紙や目次に行番号が出てしまう場合は、段落ごとに消すよりセクション単位で外すのがおすすめです。表紙・目次と本文の間にセクション区切りを入れ、表紙側の行番号を「なし」にします。

この方法なら、表紙や目次の文章量が変わっても管理しやすいです。目次を更新して行数が増えても、本文側の設定には影響しにくくなります。

提出用文書では、表紙、目次、本文、付録でセクションを分けておくと便利です。行番号だけでなく、ページ番号や余白もセクションごとに調整できます。Wordを仕事で使うなら、セクション区切りはかなり重要な機能です。

Wordの行番号が表示されない原因と直し方

Wordの行番号が表示されない原因と直し方

行番号を設定したはずなのに表示されないことがあります。この場合、Wordの不具合と決めつける前に、表示モード、設定範囲、段落設定、テキストボックス内の文字などを確認しましょう。

提出直前に「行番号が出ない」となると焦ります。何度も「連続番号」を押しても変わらず、余白やページ番号まで触ってしまい、文書全体が崩れる。こういうときは、原因を順番に切り分けると早いです。

よくある原因は次の通りです。

・表示モードが印刷レイアウトではない
・行番号が「なし」になっている
・対象セクションに設定されていない
・現在の段落には表示しない設定になっている
・テキストボックス内の文章に番号を付けようとしている
・表や図形内の文字を対象にしている
・余白が狭くて番号が見えにくい

まずは「表示」タブで印刷レイアウトにします。次に「レイアウト」タブの「行番号」で設定が入っているか確認します。それでも出ない場合は、セクションごとの設定や段落の除外設定を確認しましょう。

テキストボックス内の文字には行番号が付かないことがある

Wordの行番号は、通常の本文に対して付く機能です。テキストボックスや図形の中に入れた文字には、行番号が思ったように付かないことがあります。

たとえば、チラシ風の文書や、図形を多用した資料では、見た目は文章でも中身はテキストボックスになっていることがあります。この場合、行番号を設定しても番号が出ない、または本文部分だけに出ることがあります。

行番号が必要な文書では、本文をできるだけ通常の段落として作るのがおすすめです。デザイン重視の文書と、校正用の行番号付き文書は相性が悪い場合があります。必要なら、校正用にはシンプルな本文版を別に作るとスムーズです。

表の中の文字は行番号の対象外になりやすい

表の中に入れた文章にも、行番号が思ったように付かないことがあります。契約書や申請書で表を多用している場合、本文には行番号が出るのに表内には出ないという状態になりやすいです。

これは、Wordの行番号が通常の本文行を基準にしているためです。表は本文とは別の構造として扱われるため、行番号管理が難しくなります。

もし表内の文章にも番号を付ける必要がある場合は、Wordの標準行番号ではなく、表の左列に番号を手入力する方法を検討します。ただし、編集でズレやすいため、最終版に近い状態で行うのが安全です。

Wordの行番号を削除する方法

Wordの行番号を削除する方法

行番号を外したい場合は、「レイアウト」タブの「行番号」から「なし」を選びます。文書全体から消すのか、一部だけ消すのかで操作が変わります。

校正が終わったあと、提出用には行番号を消してほしいと言われることがあります。そこで行番号を手作業で削除しようとしても、行番号は本文に入力されている数字ではないので選択できません。設定から解除する必要があります。

文書全体から消す場合は、本文のどこかをクリックして「行番号」から「なし」を選びます。一部のセクションだけ消したい場合は、そのセクション内にカーソルを置いて「なし」を選び、適用範囲を確認してください。

文書全体の行番号を消す手順

操作はシンプルです。ただし、セクションが複数ある文書では、すべてのセクションに反映されているか確認しましょう。

手順は次の通りです。

・文書内をクリック
・「レイアウト」タブを開く
・「行番号」をクリック
・「なし」を選ぶ
・全ページから行番号が消えたか確認する

もし一部のページにだけ行番号が残る場合は、そのページが別セクションになっている可能性があります。残っているページにカーソルを置き、同じように「なし」を選んでください。

一部の段落だけ消した設定を戻す方法

「現在の段落には表示しない」を使って一部の番号を消したあと、元に戻したい場合があります。この場合は、対象段落の段落設定を見直す必要があります。

簡単に戻らない場合は、対象段落を選択し、「段落」設定の「改ページと改行」周辺にある行番号抑制の設定を確認します。Wordのバージョンによって表示名が少し違うことがありますが、「行番号を表示しない」「行番号を抑制する」といった項目が原因になっている場合があります。

難しい場合は、対象段落をコピーして新しい段落に貼り直す方法もあります。ただし、書式までコピーすると設定も残ることがあるので、「テキストのみ保持」で貼り付けると直しやすいです。

Wordの行番号を印刷・PDFで確認する方法

Wordの行番号を印刷・PDFで確認する方法

行番号を設定したら、必ず印刷プレビューとPDFで確認してください。画面上では見えていても、PDF化したときに余白が変わったり、行番号が見切れたりすることがあります。

特に提出前のPDF化で失敗すると困ります。Wordではきれいに見えていたのに、PDFにしたら番号が端に寄りすぎている。印刷したら行番号が薄く見える。提出直前にこれが起きると、かなり焦ります。

確認するポイントは次の通りです。

・行番号が全ページに出ているか
・表紙や目次に不要な番号が出ていないか
・5行ごとの設定が反映されているか
・本文との距離が近すぎないか
・PDF化後も番号が見切れていないか
・印刷しても読みやすいか

PDF化する場合は、Wordの「名前を付けて保存」または「エクスポート」からPDFを作成します。PDFを開いて、数ページだけでなく最後のページまで確認してください。セクションがある文書では、途中から設定が変わっていることがあります。

印刷すると行番号が見切れるときの対処法

行番号が印刷で見切れる場合は、余白が狭すぎる可能性があります。まずは印刷プレビューで、左側の数字が用紙内に収まっているか確認してください。

対処法としては、行番号と本文の間隔を調整する、左余白を少し広げる、プリンターの拡大縮小設定を見直す、PDF化してから印刷するなどがあります。プリンターによっては、用紙の端に近い部分が印刷されにくいことがあります。

提出物なら、Wordから直接印刷するよりPDFにしてから印刷するほうが安定することがあります。PDFで見えている状態を確認してから印刷すれば、レイアウト崩れを減らせます。

Wordの行番号設定でよくある質問

Wordの行番号設定でよくある質問

Wordで行番号はどこから設定しますか?

Wordの行番号は、「レイアウト」タブの「行番号」から設定します。文書全体に番号を付けるなら「連続番号」を選びます。ページごとに1から始めたい場合は「ページごとに振り直し」、セクションごとに始めたい場合は「セクションごとに振り直し」を選びます。

見つからない場合は、Wordの画面幅が狭くてメニューが折りたたまれている可能性があります。ウィンドウを広げるか、「ページ設定」グループ周辺を確認してください。

Wordで途中から行番号を付けるにはどうすればいいですか?

途中から行番号を付けるには、行番号を始めたい位置の前にセクション区切りを入れます。その後、本文側のセクションにだけ行番号を設定します。

表紙や目次には番号を入れず、本文から1で始めたい場合は、本文の直前で「レイアウト」タブの「区切り」から「次のページから開始」を選びます。その後、本文側で行番号を設定してください。

Wordで5行ごとに行番号を表示できますか?

できます。「レイアウト」タブの「行番号」から「行番号オプション」を開き、「行番号」の詳細設定で「行番号の間隔」を5にします。これで5行ごとに番号が表示されます。

10行ごとにしたい場合は、間隔を10にします。すべての行に番号を出したい場合は、間隔を1にします。

Wordの行番号を右側に表示できますか?

通常の横書き文書では、Wordの行番号は左側表示が基本です。右側に表示したい場合は、縦書き設定や特殊なレイアウト、テンプレート、代替方法が必要になることがあります。

提出先から右側表示を指定された場合は、先にテンプレートをもらうのが安全です。横書き文書で右側に見せたいだけなら、テキストボックスやPDF後の注釈で疑似的に作る方法もありますが、自動行番号ではないため編集に弱いです。

Wordの行番号が表示されないのはなぜですか?

表示モードが印刷レイアウトではない、行番号設定が「なし」になっている、対象セクションに設定されていない、段落に「現在の段落には表示しない」が適用されている、テキストボックス内の文字を対象にしている、といった原因が考えられます。

まずは「表示」タブで印刷レイアウトに切り替え、「レイアウト」タブの「行番号」で設定を確認してください。それでも出ない場合は、セクション区切りや段落設定を見直しましょう。

まとめ Wordの行番号はレイアウトタブとセクション区切りを使えば細かく設定できる

まとめ Wordの行番号はレイアウトタブとセクション区切りを使えば細かく設定できる

Wordの行番号は、「レイアウト」タブの「行番号」から設定できます。文書全体に付けるだけなら「連続番号」を選べば完了です。ページごとに1から始めたい場合は「ページごとに振り直し」、章や本文ごとに分けたい場合は「セクションごとに振り直し」を使います。

途中から行番号を付けたい場合は、セクション区切りが必要です。表紙や目次には番号を出さず、本文から始めたいなら、本文の前でセクションを分けて本文側だけに行番号を設定します。5行ごとに表示したい場合は、行番号オプションから「行番号の間隔」を5にしてください。

右側表示については、Wordの標準的な横書き文書では左側表示が基本です。右側に出したい場合は、縦書き設定やテンプレート、代替方法が必要になることがあります。提出先の指定があるなら、先にテンプレートを確認するのが一番安全です。行番号は手入力ではなく設定で管理するもの。提出前には必ず印刷プレビューとPDFで確認して、番号の位置や表示範囲をチェックしておきましょう。

参考記事:

Microsoft サポート Add or remove line numbers
Microsoft Press Store Objective group 2. Use advanced editing and formatting features
Microsoft Learn Removing “Suppress For Current Paragraph” in line numbering
Microsoft Learn How do I change line numbering from the right to the left side? Word for Mac

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