「立て続けにすみません」はビジネスマナー的にOK?例文と自然な言い換えフレーズ例文集

メールを送った直後に「あ、添付を忘れた」「もう1点確認したいことがあった」と気づいて、追加で連絡するときに手が止まることありませんか。特に取引先や上司に続けてメールを送る場面では、「立て続けにすみません」と書いていいのか、少し軽すぎるのか、失礼に見えないのか迷いますよね。

結論から言うと、「立て続けにすみません」は社内や近い関係の相手には使えます。ただし、取引先や目上の人に送るビジネスメールでは、やや口語的に見えるため、「度々のご連絡失礼いたします」「重ねてのご連絡となり恐れ入ります」「続けてのご連絡となり申し訳ございません」などに言い換えるほうが安全です。

大切なのは、謝る言葉そのものよりも、なぜ再度連絡しているのかをすぐ伝えることです。ロロメディア編集部でも、確認漏れや添付忘れで追加連絡をする場面はあります。そのとき、謝罪を長く書きすぎるより、「何を追加で伝えたいのか」「相手に何をしてほしいのか」を短く整理したほうが、結果的に相手の負担を減らせます。

目次

「立て続けにすみません」はビジネスメールで使えるのか

「立て続けにすみません」はビジネスメールで使えるのか

社内では使えるが社外メールでは少しカジュアルに見える

午前中に上司へ確認メールを送ったあと、すぐに別件を思い出して「立て続けにすみません」と書き始める場面があります。社内チャットや近い関係の同僚なら、この表現でも大きな問題はありません。むしろ自然で、堅すぎない印象になります。

ただし、取引先や初めてに近い相手には少しカジュアルです。「すみません」は日常会話では自然ですが、ビジネスメールでは「申し訳ございません」「失礼いたします」「恐れ入ります」のほうが丁寧に見えます。相手との距離が遠いほど、表現は少し整えたほうが安全です。

たとえば、社内チャットなら「立て続けにすみません、もう1点確認です」で十分です。一方、取引先メールでは「度々のご連絡失礼いたします。追加で1点確認させてください」としたほうが落ち着いて見えます。言っている内容は同じでも、受け取られ方が変わります。

使い分けの目安は次の通りです。

・同僚や近い上司には「立て続けにすみません」でも自然
・取引先には「度々のご連絡失礼いたします」が安全
・目上には「重ねてのご連絡となり恐れ入ります」が丁寧
・謝罪が必要なミスなら「続けてのご連絡となり申し訳ございません」が適切
・急ぎの追加確認なら、謝罪より要件を短く伝える

この表現は絶対にNGではありません。ただし、社外向けには少し砕けて見えるため、メールの相手と内容で言い換えるのが実務的です。

「立て続けにすみません」が失礼に見える原因

「立て続けにすみません」が気になるのは、言葉の意味ではなく、文面の温度感が原因です。ビジネスメールでは、相手に時間を使ってもらう前提があります。そのため、続けて連絡する場合は、相手の手間への配慮が必要になります。

「すみません」は便利な言葉ですが、謝罪、軽い依頼、呼びかけのすべてに使えるため、ビジネスでは曖昧に見えることがあります。特に、確認漏れや添付忘れのようにこちら側の不備がある場合、「すみません」だけだと少し軽く感じられるかもしれません。

実務で印象を落とすのは、「立て続けにすみません」という表現そのものより、その後の本文が雑な場合です。たとえば、「立て続けにすみません。これも確認お願いします」だけだと、何をどう確認すればいいのか分かりません。相手は前のメールも見直す必要があり、余計な手間が増えます。

続けて連絡する場合は、最初に一言添えたうえで、追加内容を具体的に書きます。「先ほどの件に関連して、追加で1点確認させてください」と書くだけで、相手は前後関係を理解しやすくなります。謝罪文より、相手が迷わない説明が大切です。

「立て続けにすみません」の自然な言い換え表現

「立て続けにすみません」の自然な言い換え表現

取引先には「度々のご連絡失礼いたします」が使いやすい

取引先に続けてメールを送るとき、一番使いやすいのは「度々のご連絡失礼いたします」です。謝りすぎず、かといって軽くも見えないため、追加確認や補足連絡に向いています。

たとえば、資料送付後に追加で確認したいことが出た場合、「度々のご連絡失礼いたします。先ほどお送りした資料について、1点補足がございます」と書けます。相手に対する配慮を示しながら、本題へすぐ入れる表現です。

「度々」は、何度もという意味です。短時間に複数回連絡している状況に合います。ただし、1日に何度も送っている場合は、この表現だけで済ませず、「何度もお手数をおかけし恐縮ですが」と少し丁寧にするほうがよいでしょう。

使いやすい例文はこちらです。

・度々のご連絡失礼いたします。追加で1点確認させてください。
・度々恐れ入ります。先ほどの件について補足がございます。
・度々のご連絡となり恐縮ですが、添付資料について追記がございます。
・度々失礼いたします。先ほどのメールに記載漏れがございました。

「度々のご連絡失礼いたします」は、社外メールで最初に覚えておくと便利です。迷ったら、この表現を使えば大きく外しません。

目上には「重ねてのご連絡となり恐れ入ります」が丁寧

役員、上司、取引先の責任者など、相手が目上の場合は「重ねてのご連絡となり恐れ入ります」が自然です。「立て続けにすみません」よりも、かなり丁寧で落ち着いた印象になります。

「重ねて」は、続けて、追加でという意味です。「恐れ入ります」は、相手に手間をかけることへの恐縮を表します。目上の相手に追加で依頼や確認をする場面に合います。

たとえば、上司に資料確認を依頼したあと、追加で確認事項が出た場合は、「重ねてのご連絡となり恐れ入ります。先ほどの資料について、追加で1点ご確認をお願いいたします」と書けます。堅すぎず、丁寧な印象です。

ただし、毎回この表現を使うと少し重くなります。社内の近い上司であれば、「続けてすみません」や「追加で1点確認です」でも十分な場合があります。相手との距離感を見て調整しましょう。

目上向けの言い換えは、次のように使えます。

・重ねてのご連絡となり恐れ入ります。
・重ねて恐縮ですが、追加で1点ご確認をお願いいたします。
・続けてのご連絡となり申し訳ございません。
・先ほどに続き恐れ入りますが、補足させていただきます。

丁寧にしたいときは「恐れ入ります」、こちらの不備があるときは「申し訳ございません」を使うと自然です。

「立て続けにすみません」を使うべき場面と避けるべき場面

「立て続けにすみません」を使うべき場面と避けるべき場面

使ってもよいのは社内チャットや近い関係の相手

社内チャットで、同僚に短時間で2回連絡するような場面では、「立て続けにすみません」は自然です。堅い表現にしすぎると、かえって距離が出てしまうこともあります。

たとえば、同じプロジェクトのメンバーに「立て続けにすみません、さっきの資料ですが最新版はこちらでした」と送るのは問題ありません。相手との関係が近く、スピード感が求められる場面では、短く自然な表現のほうが使いやすいです。

ただし、社内でも全体チャットや役職者が多い場では、少し整えたほうがよいでしょう。「立て続けにすみません」より「続けて失礼します」や「追加で1点共有します」のほうが、ビジネスらしい印象になります。

使ってよい場面は、次のようなケースです。

・同僚へのチャット
・近い上司への短い確認
・社内の少人数グループでの補足
・すでに会話が続いている流れでの追加連絡
・軽い確認や補足をする場面

社内では、過剰にかしこまるより、相手がすぐ理解できることが大切です。ただし、謝る必要があるミスなら、社内でも「申し訳ありません」を使いましょう。

避けたほうがよいのは謝罪が必要なミスや重要連絡

添付忘れ、誤情報の送付、日程間違い、金額ミスなど、こちら側の不備で再連絡する場合は、「立て続けにすみません」だけでは軽く見えることがあります。この場合は、きちんと「申し訳ございません」を使うべきです。

たとえば、見積書の金額を間違えて再送する場面で、「立て続けにすみません、修正版です」と書くと、相手によっては軽く受け取られます。金額や契約条件に関わるミスは、相手の判断に影響するため、謝罪の重さを調整する必要があります。

この場合は、「続けてのご連絡となり申し訳ございません。先ほどお送りした見積書に一部誤りがございました」と書きます。何が問題だったのかをすぐ伝え、正しい情報を明確にします。

避けたほうがよい場面は次の通りです。

・誤った情報を送ったとき
・添付ファイルを忘れたとき
・金額や日程を訂正するとき
・取引先に迷惑をかけたとき
・重要な依頼を短時間で追加するとき

ミスがある場面では、軽い表現で済ませないことが信頼を守ります。謝罪の言葉は、相手にかけた手間や影響の大きさに合わせて選びましょう。

メールで続けて連絡するときの基本構成

メールで続けて連絡するときの基本構成

冒頭で一言添えてからすぐ本題に入る

続けて連絡するとき、謝罪文を長く書きすぎると、相手は本題にたどり着くまで時間がかかります。申し訳なさを伝えたい気持ちは分かりますが、ビジネスでは「何のための追加連絡か」を早く示すことが大切です。

基本は、冒頭で一言添えてから、すぐ本題に入ります。「度々のご連絡失礼いたします。先ほどの件について、追加で1点確認させてください」のように書けば十分です。相手は、続きの連絡だとすぐ理解できます。

操作説明の前に、よくある場面を思い出してください。取引先にメールを送った直後、添付資料に補足が必要だと気づき、焦って追加メールを書く場面です。ここで「何度も申し訳ございません。本当に失礼いたします」と謝罪を重ねるより、「度々のご連絡失礼いたします。先ほどの資料について補足がございます」と書いたほうが読みやすいです。

基本構成は次の通りです。

・続けて連絡することへの一言
・追加または訂正したい内容
・相手に確認してほしいこと
・必要なら期限や対応方法
・締めの一文

この流れなら、謝罪と実務連絡のバランスが取れます。続けて連絡するときほど、本文を短く整理しましょう。

前のメールとの関係を明確にすると相手が迷わない

追加メールでよくある失敗は、前のメールとの関係が分からないことです。「追加で確認です」とだけ書かれても、相手はどの件についての追加なのか探さなければいけません。

続けてメールを送るときは、「先ほどお送りした〇〇の件」「先ほどの資料について」「先ほどご相談した日程について」のように、前のメールとのつながりを明確にします。相手の受信箱には他のメールも入っているため、こちらの流れだけを追っているとは限りません。

たとえば、「度々のご連絡失礼いたします。先ほどお送りしたお見積書について、1点補足がございます」と書けば、相手はすぐ対象を理解できます。件名にも「先ほどの〇〇について」と入れるとさらに親切です。

前のメールを探させないことが、続けて連絡するときのマナーです。相手の手間を増やさない文面にするほど、印象は悪くなりません。

添付忘れをしたときの例文

添付忘れをしたときの例文

社外メールで添付忘れを訂正する例文

添付忘れは、実務でかなり起きやすいミスです。送信後に「あ、資料つけてない」と気づいた瞬間、焦りますよね。相手がすぐ確認していたらどうしよう、と不安になる場面です。

添付忘れの場合は、軽く流さず、すぐに再送します。件名には「再送」や「添付漏れのお詫び」を入れ、本文では添付漏れがあったことを明確に伝えます。

例文はこちらです。

件名:【再送】〇〇資料の送付について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

続けてのご連絡となり申し訳ございません。
先ほどのメールにて、添付資料が漏れておりました。

本メールにて、改めて資料を添付いたします。
お手数をおかけし恐縮ですが、こちらをご確認いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

この文面では、「立て続けにすみません」ではなく「続けてのご連絡となり申し訳ございません」を使っています。添付忘れは明確にこちら側の不備なので、少し丁寧に謝るほうが自然です。

社内チャットで添付忘れを伝える例文

社内チャットの場合は、もう少し短くても問題ありません。ただし、相手が探さなくて済むように、添付し直したことを明確に伝えます。

例文はこちらです。

立て続けにすみません。
先ほどのメッセージで資料を添付し忘れていました。
こちらに添付しますので、ご確認お願いします。

近い関係ならこの程度で十分です。相手が上司や複数人のチャンネルの場合は、「続けて失礼します。先ほどの資料を添付し忘れていたため、こちらに再送します」と少し整えるとよいでしょう。

社内でも、添付忘れが重要資料に関わる場合は軽くしすぎないほうが安全です。相手が会議前に資料を待っているなら、短い文でも「お手数をおかけしました」を入れると印象がやわらぎます。

追加で確認したいことが出たときの例文

追加で確認したいことが出たときの例文

取引先に追加確認を送る例文

一度メールを送ったあと、「もう1点確認しておけばよかった」と気づくことがあります。特に打ち合わせ前や見積作成前は、追加確認をしないと後で手戻りになる場面があります。

追加確認では、謝りすぎる必要はありません。相手の手間に配慮しつつ、確認事項を具体的に書きます。質問が複数ある場合は、番号を振ると相手が答えやすくなります。

例文はこちらです。

件名:追加確認のお願い|〇〇の件

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

度々のご連絡失礼いたします。
先ほどご相談した〇〇の件について、追加で1点確認させてください。

〇〇の対象範囲は、既存ページのみという認識でよろしいでしょうか。
新規ページ作成も含まれる場合は、見積内容を調整いたします。

お手数をおかけしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

このメールでは、なぜ確認が必要なのかまで書いています。「見積内容を調整いたします」とあるため、相手は回答の重要性を理解できます。追加確認では、質問の理由を一文添えると返信率が上がります。

上司に追加確認をする例文

上司への追加確認では、長い前置きは不要です。忙しい相手には、何を判断してほしいのかを先に伝えるほうが親切です。

例文はこちらです。

〇〇部長

続けて失礼します。
先ほどの資料の件で、追加で1点確認させてください。

3ページ目の数値は、最新版の管理表に合わせて修正してよろしいでしょうか。
問題なければ、本日中に反映して提出します。

よろしくお願いいたします。

上司へのメールでは、「申し訳ありません」を何度も入れるより、判断事項を明確にするほうが評価されやすいです。追加で連絡する理由があるなら、遠慮しすぎず簡潔に確認しましょう。

訂正や補足をしたいときの例文

訂正や補足をしたいときの例文

前のメールに誤りがあった場合の例文

前のメールに誤りがあった場合、「立て続けにすみません」では軽く見えることがあります。誤情報の訂正では、正しい内容を明確に示すことが最優先です。

例文はこちらです。

件名:【訂正】先ほどのご案内内容について

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

続けてのご連絡となり申し訳ございません。
先ほどお送りしたメール内に、一部誤りがございました。

正しくは以下の通りです。

誤:〇月〇日(火)
正:〇月〇日(水)

混乱を招くご案内となり、誠に申し訳ございません。
恐れ入りますが、正しい日程にてご確認いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

訂正メールでは、誤りと正しい内容を並べて書くと相手が理解しやすくなります。謝罪だけで終わらせず、どこを直せばよいかを示しましょう。

補足情報を追加したい場合の例文

前のメールの内容自体は間違っていないものの、説明不足だった場合は「補足がございます」と書くのが自然です。謝罪を重くしすぎる必要はありません。

例文はこちらです。

件名:〇〇の件について補足

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

度々のご連絡失礼いたします。
先ほどお送りした〇〇の件について、補足がございます。

今回の対象範囲は、既存記事の修正のみとなります。
新規記事作成をご希望の場合は、別途お見積もりを作成いたします。

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

補足メールでは、何を補足しているのかを最初に示します。相手が前のメールを見返さなくても分かるように、必要な情報は本文内に入れておきましょう。

「立て続けにすみません」の言い換えフレーズ集

「立て続けにすみません」の言い換えフレーズ集

丁寧度別の言い換え表現

「立て続けにすみません」を言い換えるときは、丁寧度で選ぶと迷いません。社内、取引先、目上、謝罪が必要な場面で表現を変えます。

軽い順に見ると、「続けて失礼します」「度々失礼いたします」「重ねてのご連絡となり恐れ入ります」「続けてのご連絡となり申し訳ございません」となります。相手との距離が遠いほど、後ろの表現を使うと安全です。

表にすると次の通りです。

表現丁寧度向いている場面
立て続けにすみませんややカジュアル社内、近い相手
続けて失礼します標準社内、チャット
度々失礼いたします標準社外メール
度々のご連絡失礼いたします丁寧取引先
重ねてのご連絡となり恐れ入りますかなり丁寧目上、重要な確認
続けてのご連絡となり申し訳ございません謝罪寄り添付忘れ、訂正、ミス対応

この表現を丸暗記する必要はありません。相手に手間をかけている程度が軽ければ「失礼いたします」、こちらに不備があれば「申し訳ございません」と考えると選びやすいです。

シーン別にそのまま使える一文

実際のメールでは、冒頭の一文だけでかなり印象が変わります。続けて連絡する場面ごとに、使いやすい一文を持っておくと迷いません。

たとえば、追加確認なら「度々のご連絡失礼いたします。追加で1点確認させてください」が使えます。添付忘れなら「続けてのご連絡となり申し訳ございません。先ほどのメールに添付漏れがございました」が自然です。

使いやすい一文は次の通りです。

・度々のご連絡失礼いたします。追加で1点確認させてください。
・重ねて恐れ入ります。先ほどの件について補足がございます。
・続けてのご連絡となり申し訳ございません。先ほどのメールに記載漏れがございました。
・度々恐縮ですが、添付資料について1点ご確認をお願いいたします。
・先ほどに続き失礼いたします。関連して追加のご連絡です。

この一文の後に、すぐ本題を書けば問題ありません。謝罪の言葉を重ねるより、要件を分かりやすく伝えることを優先しましょう。

続けて連絡するときに印象を悪くしないコツ

続けて連絡するときに印象を悪くしないコツ

謝罪よりも相手の手間を減らすことを優先する

続けて連絡するとき、申し訳なさから謝罪を長く書きたくなることがあります。ですが、相手が本当に困るのは、謝罪が短いことではなく、追加メールの内容が分かりにくいことです。

たとえば、「立て続けにすみません。本当に申し訳ありません。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と書かれても、結局何をすればよいのか分かりません。相手は前のメールを探し、文脈を読み直し、確認事項を推測することになります。

相手の手間を減らすには、追加内容を明確にします。「先ほどの見積書について、添付ファイルが漏れていたため再送します」「先ほどの打ち合わせ日程について、曜日に誤りがあったため訂正します」のように、理由と対応を一文で書くと親切です。

続けて連絡するときは、次の3点を入れると実務的です。

・何の件で再連絡しているのか
・何を追加、訂正、再送するのか
・相手に何をしてほしいのか

この3つが入っていれば、相手は迷いません。ビジネスマナーは、丁寧な言葉よりも相手の負担を減らす行動に表れます。

件名で追加連絡だと分かるようにする

続けてメールを送る場合、件名が分かりにくいと相手が見落とします。特に取引先の受信箱には多くのメールが届いているため、追加連絡だとすぐ分かる件名にする必要があります。

前のメールの返信として送る場合でも、件名に「追加」「訂正」「再送」「補足」を入れると親切です。相手は内容の重要度を判断しやすくなります。

使いやすい件名は次の通りです。

・【追加確認】〇〇の件
・【補足】先ほどの〇〇資料について
・【再送】添付資料の送付について
・【訂正】打ち合わせ日程について
・【お詫び】添付漏れについて

件名は、本文より先に相手が見る情報です。続けて連絡するときほど、件名で目的を伝えましょう。

「立て続けにすみません」を使いすぎないための予防策

「立て続けにすみません」を使いすぎないための予防策

送信前に確認事項をまとめる

続けて連絡が多くなる原因は、送信前の確認漏れです。メールを送ったあとに次々と思い出すと、相手にも自分にも負担がかかります。特に確認依頼メールでは、質問をまとめて送る意識が大切です。

送信前には、「相手に聞くべきことはすべて入っているか」を確認します。資料、日程、期限、添付、質問、依頼内容を見直すだけで、追加連絡は減ります。急いでいるときほど、送信ボタンを押す前に30秒止まる価値があります。

確認する項目は次の通りです。

・添付ファイルはあるか
・質問事項は漏れていないか
・期限は書いているか
・相手にしてほしい行動は明確か
・前のメールと矛盾していないか
・宛先とCCは正しいか

このチェックを習慣にすると、「立て続けにすみません」を使う回数が減ります。メールは送った後に直すより、送る前に整えるほうが圧倒的に楽です。

急ぎでなければ次の返信にまとめる判断も必要

追加で伝えたいことが出たとき、すぐ送るべきか迷うことがあります。すべてを即送信すると、相手の受信箱を何度も鳴らしてしまいます。急ぎでなければ、次の返信にまとめる判断も必要です。

たとえば、今日中に確認が必要な内容ならすぐ送ります。一方、次回打ち合わせまでに分かればよい補足なら、次のメールにまとめても問題ありません。追加連絡の必要性は、緊急度で判断します。

実務では、「相手の行動が止まる情報か」を基準にすると分かりやすいです。添付忘れ、日程訂正、金額訂正、回答に必要な前提情報はすぐ送るべきです。参考情報や軽い補足なら、まとめて送ってもよいでしょう。

何でもすぐ送るのではなく、相手の負担を考えて送るタイミングを選ぶ。これもビジネスマナーの一部です。

チャットで「立て続けにすみません」を使うときの注意点

チャットで「立て続けにすみません」を使うときの注意点

チャットでは短くてもよいが連投しすぎない

TeamsやSlackなどのチャットでは、メールよりカジュアルな表現が使われます。「立て続けにすみません」「続けてすみません」は自然です。ただし、何度も細切れに送ると相手の通知が増え、集中を妨げます。

チャットでありがちなのは、思いついた順に1行ずつ送ってしまうことです。「すみません」「追加で」「これもお願いします」「あと資料も」などと連投すると、相手は何をすればいいのか整理しにくくなります。

チャットでも、要件はできるだけまとめます。短くてよいので、「続けてすみません。追加で2点確認です」と書いてから、内容をまとめると見やすくなります。

例文はこちらです。

続けてすみません。
追加で2点だけ確認させてください。

1つ目は、資料の提出期限です。
2つ目は、先方確認の有無です。

このように書けば、チャットでも相手が対応しやすくなります。短さと分かりやすさの両方を意識しましょう。

重要な訂正はチャットだけで済ませない

チャットで誤情報を訂正する場合、相手が見逃す可能性があります。特に金額、日程、契約条件、納期などの重要情報は、チャットだけで済ませないほうが安全です。

チャットで先に「先ほどの内容に誤りがありました。詳細をメールで訂正します」と伝え、その後メールで正式に訂正すると安心です。チャットは速報、メールは記録として使い分けるとよいでしょう。

たとえば、社内で日程を間違えて共有した場合は、チャットで即訂正しても問題ありません。しかし、取引先に関わる納期や金額なら、メールや資料も修正して正式に残す必要があります。

チャットは便利ですが、流れやすいツールです。重要な訂正は、後から見返せる形で残しましょう。

「立て続けにすみません」への返信方法

「立て続けにすみません」への返信方法

相手から言われたときは過度に気を使わせない返し方をする

相手から「立て続けにすみません」と連絡が来たとき、どう返せばよいか迷うことがあります。特に相手が取引先や後輩の場合、こちらが冷たく返すと相手が萎縮してしまいます。

軽い追加確認であれば、「問題ございません」「ご連絡ありがとうございます」と返せば十分です。相手が謝っているからといって、こちらも長く返す必要はありません。大切なのは、要件にきちんと答えることです。

例文はこちらです。

ご連絡ありがとうございます。
問題ございません。
ご確認いただいた件について、以下の通り回答いたします。

この返し方なら、相手を安心させつつ本題へ進めます。相手の謝罪に反応しすぎず、仕事を前に進めるのが自然です。

添付忘れや訂正への返信は確認したことを伝える

相手が添付忘れや訂正で再連絡してきた場合は、受け取ったことを伝えると親切です。相手は「訂正版を見てもらえたか」と不安に思っている可能性があります。

例文はこちらです。

訂正版を確認いたしました。
ご共有ありがとうございます。
こちらの内容で進めます。

または、資料を受領しただけなら次のように返せます。

資料を確認いたしました。
添付いただきありがとうございます。
内容を確認のうえ、必要があれば改めてご連絡いたします。

相手のミスを責める必要がない場面では、淡々と受領したことを伝えれば十分です。ビジネスでは、相手の不安を減らす返信も大切です。

まとめ|「立て続けにすみません」は相手と場面で言い換えるのが安全

まとめ|「立て続けにすみません」は相手と場面で言い換えるのが安全

「立て続けにすみません」は、社内や近い関係の相手には使える自然な表現です。ただし、取引先や目上の相手に送るビジネスメールでは少しカジュアルに見えるため、「度々のご連絡失礼いたします」「重ねてのご連絡となり恐れ入ります」「続けてのご連絡となり申し訳ございません」などに言い換えると安心です。

追加確認や補足なら「度々のご連絡失礼いたします」、目上なら「重ねてのご連絡となり恐れ入ります」、添付忘れや訂正なら「続けてのご連絡となり申し訳ございません」が使いやすいです。大切なのは、謝罪の言葉だけでなく、何の件で再連絡しているのかをすぐ伝えることです。

続けて連絡するときは、前のメールとの関係、追加内容、相手にしてほしい行動を明確にしてください。件名にも「追加」「補足」「再送」「訂正」などを入れると、相手が見落としにくくなります。

メールを送る前に、添付、質問事項、期限、宛先を30秒だけ確認するだけでも、追加連絡は減らせます。もし続けて連絡する必要が出た場合は、申し訳なさを長く書くより、相手が迷わず対応できる文面にすることを優先しましょう。

今週のベストバイ

おすすめ一覧

資料ダウンロード

弊社のサービスについて詳しく知りたい方はこちらより
サービスご紹介資料をダウンロードしてください